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菓子楊枝のデザイン


春です。桜が満開で、日本を実感できる良い季節です。唐突ですが、スーパーマーケットでいつも菓子楊枝のデザインがステキだなと思って見ています。そこでベルクというスーパーで、安いモノがあったので買ってみました。安物ですが、それでも美しい。切らずに樹皮が残っている部分が、味わいがあり、1つ1つ違うのも良い。用と美が手を取り合っ て緊張感のある境界線を描いています。ビューティフル。ちゃんと1本につき、1枚懐紙らしき紙が入っているのも、お値段ギリギリで作法を守っていて面白いです。また菓子楊枝は樹皮に芳香がある落葉低木を使うこ とが多いそうで、いろいろな感覚を繊細にデザインに、取り入れる日本人らしさを感じさせます。知れば知るほどに完成されたデ ザインです。この文章を書くに当たって、そういう知識をネットで得たわけですが僕の使い方は写真の通り、菓子楊枝の 使い方も懐紙の使い方も間違っています。とても恥ずかしい。。。うわべの良さだけで買って、本質を知らないとはこういう事を言うのです。本来は茶席で菓子楊枝を、懐紙に包んで持って帰り、楊枝の裏に日付・場所・菓子の名前などを記録して、記念にするらしいです。

ケチのデザイン


私は「ブルーレットおくだけ」がとても 気に入っています。この水が流れるときに液体が少し出て便器を綺麗にしてくれるというのがとても効率的で便利じゃないですか。ただ、使い捨てタイプなのが不満です。液体だけ入れ替えたいのに、容器ごと取り替えなきゃならないのは、どうも気が引けるのです。そんな理由から「花王 トイレマジックリン 流すだけで勝手にキレイ」の容器を少し改造して使っています。

容器の裏の液体が出る部分を少しつまんで、つぶして、液体を 出にくくしているのです。こうすると、水が流れるときだけ液体が出て、通常時は出ません。入れ替える液体は、安くパックで売っている「詰め替え用のトイレマジックリン」で大丈夫。これでエコで家計にやさしい。でも、ずいぶんとケチですね。ケチとデザインは相性が悪そうですが
私は逆だと思っています。家計を守っている節約家がデザインを生み出しているののだと。

ちょっ とした節約のアイデアそんなものが、今の時代のデザインに必要な気がします。

出口のデザイン


ここまで読んでくれた方ありがとうございます。もうすぐこの本も終わりです。本には終わりのページが必ずあって、現実に手で本を閉じたとき「読んだぞ」という充実した気分が味わえます。それが僕は好きです。電子書籍だと、それがちょっとだけ無いかもしれません。なので再びこの本を開いて読み直したときに何か発見があるようにと、詩を書くときのような気分で書きました。また僕は日常をキーワードに書こうと決めていました。日常の暮らしからこそ、発見や革命が隠れていると信じているからです。あなたの日常の暮らしから、ごく自然にデザインがわき出てきますように。 2010.6.20 加藤雅士

Copyright©2010, Kato Masashi.All rights reserved.

著者・写真 加藤雅士
http://www.flopdesign.com/
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http://www.iipad.jp/
http://www.aboutfont.com/

Thank you


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この本の内容は以上です。


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