閉じる


001・002

 

たとえそこが

熱狂の渦だとしても

真実は存在しない 決して

 

* * *

 

人の多さが

正しさの証だなんて

笑わせないでよ

 


003・004

 

嘘ですべての人を

騙(だま)し通せたとしても

私だけは騙せない

 

* * *

 

ハリボテだと知っている僕は

君にとってこの世界で唯一

脅威となる存在だろう

 

 

 

 


005・006

 

 

最後にどれだけの人が

残っているでしょうか

最後まで見届けてあげよう

 

* * *

 

人の心をまるで知ったかのようなフリして

微塵も知らないでいる その儚さ その盲目で

どれだけ罪を重ねれば気が済むの

 

 

 

 


007・008

 

 

痛みと苦しみだけを生む存在に

もはや存在の価値はない

生命力を失わせるようなやり方に鉄槌を下す

 

* * *

 

その笑顔が凍る日が見える

ひざを折る光景と

泣き崩れる様が重なる

 

 

 


009・010

 

言葉の力を信じる

制裁の行方は

この紡ぐ言葉だけが知ってる

 

* * *

 

その薄汚れた心は

燃え盛るしかないのか

それとも うずもれるしかないのか

 

 

 



読者登録

瑠冠さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について