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055・056

目を伏せた君の言いたいことは分かってる

「私の人生の何が分かるっていうの?」

その本心を僕はいつも待ってる

 

* * *

 

人を信じないと決めたのなら

その閉じた心のまま言葉をぶつけてよ

まだ涙を流せるうちに


057・058

苦しい時に苦しいと言えない事は

絶対に弱さなんかじゃない

その人の強さ以外の何ものでもないっていうのに

 

* * *

 

笑うことをもう忘れてしまったんだね

どこかに置いてきてしまったんだね

ならば僕と一緒に探しに行こう もう一度


059・060

その心の慟哭は毎日聞こえているよ 僕には

心で泣き続けていることも知っている

本当は笑顔なんて見せてないこともね

 

* * *

 

どうか涙で頬を濡らさないでいてよ

君の微笑みが僕を救うから

君の心には太陽の大輪が眠っているんだよ


061・062

自分はたった一人だと言い切るのもいい

だけど一人きりにならないでいてよ

明日は少し笑顔見せてよ

 

* * *

 

どうせ分からないさ、と

ため息混じりに今日もつぶやく

君の声が聞こえた


063・064

暴いてみせよう

それがたとえ 茨(いばら)の道への

扉を開く事を意味していても

 

* * *

 

言葉にどこか虚空に響くだけの

意味一つなさないものなど

ひとつだって存在はしない



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