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021・022

 

思い出の美しさは

どうしても「今」に敵わないと

どうやら決まっているようだ

 

* * *

 

痛みから立ち上がった

手をついて這い上がった

だからここにいる

 

 

 


023・024

 

自分だけがシラフで

周り全員酔っぱらい

それでも正義を主張するのが勇気

 

* * *

 

そのどろどろとした気持ちも

この割り切れない思いも

ひとつも無駄じゃない

 


025・026

 

悪を行うことだけが悪じゃない

善を行わないことも悪だ

不善は悪なんだ

 

* * *

 

笑ってほしいから

僕から笑いかけるよ

鏡の如くほら君も笑った

 


027・028

自分より弱いものには強くでて

自分より強いものにはペコペコする

それは畜生の心だ

 

* * *

 

君が笑えば

世界が歌う

本当だよ


029・030

いかさま師への拍手はいつか

刃(やいば)へと変わり

その身を蝕(むしば)んでいく

 

* * *

 

花々のささやきが聞こえてきた

そんな場面に出会えるといつも思う

ねえ ぼくも仲間に入れておくれよ



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