閉じる


<<最初から読む

4 / 50ページ

007・008

 

 

痛みと苦しみだけを生む存在に

もはや存在の価値はない

生命力を失わせるようなやり方に鉄槌を下す

 

* * *

 

その笑顔が凍る日が見える

ひざを折る光景と

泣き崩れる様が重なる

 

 

 


009・010

 

言葉の力を信じる

制裁の行方は

この紡ぐ言葉だけが知ってる

 

* * *

 

その薄汚れた心は

燃え盛るしかないのか

それとも うずもれるしかないのか

 

 

 


011・012

 

君がいない風景の中走る僕の

見えないはずの胸のうちは

オレンジ色の綺麗な夕日だけが知っている

 

* * *

 

時によって癒えるはずの傷は

僕の中ではまだ癒えずに

だからこそ全て抱えてここに立てている

 

 

 


013・014

 

 

顔を背けたところで

逃げられはしない ならいっそ

すべて飲み干してしまいたい

 

* * *

 

消えてしまいたいと思うほど

追いつめられた君だから

本物になれる

 

 

 


015・016

 

差し違える覚悟はあるか

何かを守る戦いとは

理論だけじゃ語れない

 

* * *

 

目を伏せて立ち止まる

背中に描く風景には

間違いなく君がいた

 



読者登録

瑠冠さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について