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005・006

 

 

最後にどれだけの人が

残っているでしょうか

最後まで見届けてあげよう

 

* * *

 

人の心をまるで知ったかのようなフリして

微塵も知らないでいる その儚さ その盲目で

どれだけ罪を重ねれば気が済むの

 

 

 

 


007・008

 

 

痛みと苦しみだけを生む存在に

もはや存在の価値はない

生命力を失わせるようなやり方に鉄槌を下す

 

* * *

 

その笑顔が凍る日が見える

ひざを折る光景と

泣き崩れる様が重なる

 

 

 


009・010

 

言葉の力を信じる

制裁の行方は

この紡ぐ言葉だけが知ってる

 

* * *

 

その薄汚れた心は

燃え盛るしかないのか

それとも うずもれるしかないのか

 

 

 


011・012

 

君がいない風景の中走る僕の

見えないはずの胸のうちは

オレンジ色の綺麗な夕日だけが知っている

 

* * *

 

時によって癒えるはずの傷は

僕の中ではまだ癒えずに

だからこそ全て抱えてここに立てている

 

 

 


013・014

 

 

顔を背けたところで

逃げられはしない ならいっそ

すべて飲み干してしまいたい

 

* * *

 

消えてしまいたいと思うほど

追いつめられた君だから

本物になれる

 

 

 



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