年賀状作成に役立つホームページと「年賀状メール」のマナー紹介
今年も年賀状の季節になりましたので、少し遅くなりましたが、年賀状作成に役立つ、郵便番号検索、年賀状の書き方、年賀状の素材・テンプレート(画像)提供サービス、年賀状作成ソフトを紹介します。 また、最近、良く使われる「年賀状メール」のマナーについても紹介します。
パソコンが普及して大きく変わった一つが、年賀状作成ですね。様々な図柄や写真を取り入れ、綺麗なカラー印刷の年賀状を家庭で簡単に作れるようになりました。
一方、パソコンで作る年賀状は、何か心のこもっていない味気ない印象を与えるという人もいますが、一言コメントをつけるなど、工夫すれば、心のこもった楽しい年賀状ができると思います。
私は単身赴任ですが、パソコンのお陰で、年賀状を年内に出せています。それに、パソコンを見ながら、子ども達と楽しく年賀状作りができます。
これまで、年賀状をパソコンで作ったことが無い人も、ぜひ、チャレンジしてみてください。最初は、苦労するかもしれませんが、慣れてくると、毎年の年賀状作りが楽しくなります。
今年の嬉しい出来事の一つに、9月22日発売の新聞「夕刊フジ」に、(中高年SNS)趣味人倶楽部で管理人をしている、コミュニティ「コンピュータ用語学び塾」が紹介されるということがありましたが、これを題材に、年賀状ソフト「筆まめ」で年賀状を作成してみましたので、添付します。
コミュニティ「コンピュータ用語学び塾」-SNS「趣味人倶楽部」
http://smcb.jp/group/423
【ネットで第2の人生】自分で試行錯誤して覚えるのが一番 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20100922/ecn1009221532006-n1.htm
■
■ 年賀状作成時に役立つサービス(郵便番号検索サービス 他)
■
インターネットには年賀状に関する様々なサービス・情報がありますが、その中で役立つものを紹介します。これまでは、本屋さんや図書館で調べていたことが、今ではインターネットで簡単に調べられるので、便利ですね。
郵便番号検索、他には下記が便利です。
郵便番号検索 - 日本郵便
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/index.html
年賀状の基本、年賀状を作成するソフトウェア、パソコン年賀状の作り方が紹介されています。
「年賀状・暑中見舞いドットコム」2011年・平成23年卯年(うさぎ年)版
http://www.nengasyotyuu.com/nenga/index.html
下記には、年賀状のマナーについてコンパクトにまとめられています。
ASCII.jp:年賀状のマナーとは?
http://ascii.jp/elem/000/000/575/575208/?mail
その他、年賀状に対するマナーについて詳しいホームページを紹介します。
基本3原則 年賀状、書き方の基本ルール
http://allabout.co.jp/gm/gc/71865/
マナー「年賀状」
http://www.jp-guide.net/businessmanner/letter/nengajo.html
会社の年賀状の正しい書き方
http://allabout.co.jp/gm/gc/297600/
■
■ 年賀状の素材・テンプレート(画像)提供サービス
■
これらのサービスを使えば、楽しくバラエティに富んだ、年賀状ができます。多くのサービスがありますが、便利なサービスを紹介します。
■年賀状素材クイックサーチ|郵便年賀.jp
http://yubin-nenga.jp/search/index2.html
日本郵便が提供する年賀状のテンプレート、種類が豊富です。いろんなデザインがあるので、好みのものが見つかります。ポップでカラフルなデザインが充実。
■年賀状作成おたすけサイト - キヤノン クリエイティブパーク
http://cp.c-ij.com/ja/contents/1008/
センスの良いデザインがたくさんあります。但し、画像は圧縮されているので、別途、”圧縮・解凍ソフト”が必要。
■年賀状特集2011:無料で使えるソフト&素材満載!:エプソン
http://my.epson.jp/myepson/alluser/printown/nenga/
フォーマルなものから、かわいいものまで素材が豊富です。なお、利用するには会員登録が必要。
■無料多数 卯(うさぎ)の年賀状・イラスト 年賀状プリント決定版2011
http://www.templatebank.com/nenga/
完成版年賀状、イラストはじめ、様々な素材が豊富です。利用するには。”テンプレートBANK 無料会員”の登録が必要です。
■卯年用年賀状テンプレート
http://nengajyou.hanj.net/template01.html
「賀正」などの手書き筆文字と、2011年、卯年の干支のうさぎのイラスト(3種類の水彩画)を使った、無料の年賀状テンプレートです。
■
■ 年賀状作成ソフト
■
年賀状ソフトは雑誌に付属しているものやフリーのものなどたくさんありますが、市販で発売されている有料の「年賀状ソフト」も、安価ながら機能豊富で、操作も簡単で便利です。
昨年は、フリーソフトで年賀状を作成しましたが、今年は、市販の年賀状ソフトの一つ「筆まめ」の安価版、「筆まめSelect2011 年賀編」(ダウンロード版で\1500)で年賀状を作成。
デジカメ写真の編集機能、画像の透明化、エコ印刷など機能が豊富で、数年前と比べてずいぶん高機能で使いやすくなっていました。
なお、年賀状ソフトを使うことで、様々な年賀状が簡単にできます。会社・友人・親戚向けに分けて作成すると楽しいですね。
次のホームページに年賀状ソフトについて詳しく紹介されています。
年賀状を作成するソフトウェアなど
http://www.nengasyotyuu.com/nenga/index.html#03
■ 年賀状ソフトを使う場合のコンピュータ用語
(1) インポート(import):
他のソフトで作成したデータを読み込み利用すること。例えば、他のソフトで作成した住所録データを新しいソフトに読み込み利用することをいう。
(2) エキスポート(export):
他のソフトが利用できる形式でデータを保存すること。例えば、住所録データを他のソフトができるような形式で保存することをいう。
(3) CSV形式(Comma Separated Value format):
データをカンマ「,」や改行で区切って並べたテキスト形式のデータ。異なるソフト間でデータを交換する場合によく利用される。
■
■ 年賀状メールを送るときのマナー
■
最近では、年賀状をメールを送る方も、多くなったかもしれません。メールは簡単に送れる反面、受けとる相手に失礼にならず、喜ぶものにしたいものですね。
メールのメリットの一つは、直接、個人に届くことなので、これを生かし、家族宛の年賀状は年賀状で、個人宛にはメッセージを添えた年賀メールを送るといった具合に使い分けることもよいですね。
年賀状メールを、明らかに同じ内容を同時に(BCCで)複数の人に送っている場合がありますが、これでは相手に気持ちが伝わりにくいと思います。
なお、ウイルス付のメールを送らないよう、ウイルス対策も必要です。以下、年賀状メールで注意する点をまとめてみます。
■年賀状を送るときのマナー
(1) ”年賀メール”と”年賀状”を使い分ける
お世話になった方や年配の方には、はがきの年賀状が安心、また、年賀状をいただいた方には年賀状を送るのが基本。
(2) 送るタイミングが大事
1月1日午前0時前後は、メールが混雑し、送ることができない場合があり、1日の午後など、相手が落ち着いて読める時間に送るのが良い。また、年賀状配達が休みの1月2日に送ってもいい。
(3) 件名を工夫する
メール件名のタイトルは、送り主が特定できるように、名前や社名など、具体的な情報を入れる。「年賀メール(×××)」のように自分の名前を入れるのも一つの手。
また、例年、年末から年明けの時期はウィルスメールなどの迷惑メールが多い時期なので、これと間違われないようなメールにすることが必要です。
(4) 写真や画像の添付はサイズに注意する
あまり大きいサイズだと、相手のメール受信時に迷惑をかける(特に携帯に送る場合はパケット代が高くなる)。
(5) ウイルス対策を実施する
ウイルス付のメールを送らないようにウイルスソフトを使うことが必要です。
更に、メールの添付ファイルが怪しいものでないことを証明するため、本文で 「これは・・・の写真です」 のように説明をする。
(注)なお、ウイルス対策ソフトが入っていれば、通常、添付ファイルのウイルスチェックが自動的に実施される。
パソコンが普及して大きく変わった一つが、年賀状作成ですね。様々な図柄や写真を取り入れ、綺麗なカラー印刷の年賀状を家庭で簡単に作れるようになりました。
一方、パソコンで作る年賀状は、何か心のこもっていない味気ない印象を与えるという人もいますが、一言コメントをつけるなど、工夫すれば、心のこもった楽しい年賀状ができると思います。
私は単身赴任ですが、パソコンのお陰で、年賀状を年内に出せています。それに、パソコンを見ながら、子ども達と楽しく年賀状作りができます。
これまで、年賀状をパソコンで作ったことが無い人も、ぜひ、チャレンジしてみてください。最初は、苦労するかもしれませんが、慣れてくると、毎年の年賀状作りが楽しくなります。
今年の嬉しい出来事の一つに、9月22日発売の新聞「夕刊フジ」に、(中高年SNS)趣味人倶楽部で管理人をしている、コミュニティ「コンピュータ用語学び塾」が紹介されるということがありましたが、これを題材に、年賀状ソフト「筆まめ」で年賀状を作成してみましたので、添付します。
コミュニティ「コンピュータ用語学び塾」-SNS「趣味人倶楽部」
http://smcb.jp/group/423
【ネットで第2の人生】自分で試行錯誤して覚えるのが一番 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20100922/ecn1009221532006-n1.htm
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■ 年賀状作成時に役立つサービス(郵便番号検索サービス 他)
■
インターネットには年賀状に関する様々なサービス・情報がありますが、その中で役立つものを紹介します。これまでは、本屋さんや図書館で調べていたことが、今ではインターネットで簡単に調べられるので、便利ですね。
郵便番号検索、他には下記が便利です。
郵便番号検索 - 日本郵便
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/index.html
年賀状の基本、年賀状を作成するソフトウェア、パソコン年賀状の作り方が紹介されています。
「年賀状・暑中見舞いドットコム」2011年・平成23年卯年(うさぎ年)版
http://www.nengasyotyuu.com/nenga/index.html
下記には、年賀状のマナーについてコンパクトにまとめられています。
ASCII.jp:年賀状のマナーとは?
http://ascii.jp/elem/000/000/575/575208/?mail
その他、年賀状に対するマナーについて詳しいホームページを紹介します。
基本3原則 年賀状、書き方の基本ルール
http://allabout.co.jp/gm/gc/71865/
マナー「年賀状」
http://www.jp-guide.net/businessmanner/letter/nengajo.html
会社の年賀状の正しい書き方
http://allabout.co.jp/gm/gc/297600/
■
■ 年賀状の素材・テンプレート(画像)提供サービス
■
これらのサービスを使えば、楽しくバラエティに富んだ、年賀状ができます。多くのサービスがありますが、便利なサービスを紹介します。
■年賀状素材クイックサーチ|郵便年賀.jp
http://yubin-nenga.jp/search/index2.html
日本郵便が提供する年賀状のテンプレート、種類が豊富です。いろんなデザインがあるので、好みのものが見つかります。ポップでカラフルなデザインが充実。
■年賀状作成おたすけサイト - キヤノン クリエイティブパーク
http://cp.c-ij.com/ja/contents/1008/
センスの良いデザインがたくさんあります。但し、画像は圧縮されているので、別途、”圧縮・解凍ソフト”が必要。
■年賀状特集2011:無料で使えるソフト&素材満載!:エプソン
http://my.epson.jp/myepson/alluser/printown/nenga/
フォーマルなものから、かわいいものまで素材が豊富です。なお、利用するには会員登録が必要。
■無料多数 卯(うさぎ)の年賀状・イラスト 年賀状プリント決定版2011
http://www.templatebank.com/nenga/
完成版年賀状、イラストはじめ、様々な素材が豊富です。利用するには。”テンプレートBANK 無料会員”の登録が必要です。
■卯年用年賀状テンプレート
http://nengajyou.hanj.net/template01.html
「賀正」などの手書き筆文字と、2011年、卯年の干支のうさぎのイラスト(3種類の水彩画)を使った、無料の年賀状テンプレートです。
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■ 年賀状作成ソフト
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年賀状ソフトは雑誌に付属しているものやフリーのものなどたくさんありますが、市販で発売されている有料の「年賀状ソフト」も、安価ながら機能豊富で、操作も簡単で便利です。
昨年は、フリーソフトで年賀状を作成しましたが、今年は、市販の年賀状ソフトの一つ「筆まめ」の安価版、「筆まめSelect2011 年賀編」(ダウンロード版で\1500)で年賀状を作成。
デジカメ写真の編集機能、画像の透明化、エコ印刷など機能が豊富で、数年前と比べてずいぶん高機能で使いやすくなっていました。
なお、年賀状ソフトを使うことで、様々な年賀状が簡単にできます。会社・友人・親戚向けに分けて作成すると楽しいですね。
次のホームページに年賀状ソフトについて詳しく紹介されています。
年賀状を作成するソフトウェアなど
http://www.nengasyotyuu.com/nenga/index.html#03
■ 年賀状ソフトを使う場合のコンピュータ用語
(1) インポート(import):
他のソフトで作成したデータを読み込み利用すること。例えば、他のソフトで作成した住所録データを新しいソフトに読み込み利用することをいう。
(2) エキスポート(export):
他のソフトが利用できる形式でデータを保存すること。例えば、住所録データを他のソフトができるような形式で保存することをいう。
(3) CSV形式(Comma Separated Value format):
データをカンマ「,」や改行で区切って並べたテキスト形式のデータ。異なるソフト間でデータを交換する場合によく利用される。
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■ 年賀状メールを送るときのマナー
■
最近では、年賀状をメールを送る方も、多くなったかもしれません。メールは簡単に送れる反面、受けとる相手に失礼にならず、喜ぶものにしたいものですね。
メールのメリットの一つは、直接、個人に届くことなので、これを生かし、家族宛の年賀状は年賀状で、個人宛にはメッセージを添えた年賀メールを送るといった具合に使い分けることもよいですね。
年賀状メールを、明らかに同じ内容を同時に(BCCで)複数の人に送っている場合がありますが、これでは相手に気持ちが伝わりにくいと思います。
なお、ウイルス付のメールを送らないよう、ウイルス対策も必要です。以下、年賀状メールで注意する点をまとめてみます。
■年賀状を送るときのマナー
(1) ”年賀メール”と”年賀状”を使い分ける
お世話になった方や年配の方には、はがきの年賀状が安心、また、年賀状をいただいた方には年賀状を送るのが基本。
(2) 送るタイミングが大事
1月1日午前0時前後は、メールが混雑し、送ることができない場合があり、1日の午後など、相手が落ち着いて読める時間に送るのが良い。また、年賀状配達が休みの1月2日に送ってもいい。
(3) 件名を工夫する
メール件名のタイトルは、送り主が特定できるように、名前や社名など、具体的な情報を入れる。「年賀メール(×××)」のように自分の名前を入れるのも一つの手。
また、例年、年末から年明けの時期はウィルスメールなどの迷惑メールが多い時期なので、これと間違われないようなメールにすることが必要です。
(4) 写真や画像の添付はサイズに注意する
あまり大きいサイズだと、相手のメール受信時に迷惑をかける(特に携帯に送る場合はパケット代が高くなる)。
(5) ウイルス対策を実施する
ウイルス付のメールを送らないようにウイルスソフトを使うことが必要です。
更に、メールの添付ファイルが怪しいものでないことを証明するため、本文で 「これは・・・の写真です」 のように説明をする。
(注)なお、ウイルス対策ソフトが入っていれば、通常、添付ファイルのウイルスチェックが自動的に実施される。
インターネットでは、簡単なパスワードは危険!! パスワードの作り方と使い方
インターネットで使うパスワード、安易に決めていませんか? 同じパスワードを、いろんなサービスで使っていませんか? パスワードを変更せず長い間使い続けていませんか? これらはいずれも危険です。
インターネットではパスワードを盗む攻撃も盛んです、パスワードを安易に考えると、危険な目に会いますので、注意下さい。
インターネット・サービス(Webサービス)を利用する場合、まず最初に、”会員ID+パスワード”を入力します。
通常、会員ID(ログイン名)はメールアドレスであることが多く、このメールアドレスは、いろんな所で使うので、すでにインターネットに公開されている状態だと思ってもよいですね。
そうなると、パスワードを安易に設定している場合、”会員ID+パスワード”がすぐに見破られ、自分が使っているサービスを他の誰かに悪用される危険性が増大するということになります。ちなみに、英字だけの4桁のパスワードは約3秒で見破られるそうです。
実は、過去のパスワード漏えい事件を見ると、およそ1%の人がパスワードに「123456」を使ったり、60%の人が「数字あるいは小文字のみでパスワード作成」していたという、危険な実態も報告されています。
今一度、自分が設定しているパスワードを見直してみることが必要です。情報処理推進機構(IPA)では、下記のようにパスワードを大切に扱うよう注意をうながしています。
「 ID とパスワードを適切に管理しましょう 」~ サイフと同じく大切に! ~
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2010/03outline.html
IPAでは、このホームページで、パスワードの作り方と使い方について、以下のように説明しています。
■情報処理推進機構(IPA)推奨の”パスワードの作り方”
(1) 名前や辞書に載っているような単語を避ける
(2) 8文字以上にする
(3) 英字(大文字、小文字)・数字・記号などを組み合わせる
辞書に載っている単語では、辞書攻撃(辞書にある単語を片端から入力して試すという手法)という方法で簡単に破られてしまう可能性があります。
■情報処理推進機構(IPA)推奨の”パスワードの使いかた”
(1) 同じパスワードを複数のサービスで使わない
(2) パスワードは定期的に変更する。
(3) インターネットカフェなど、不特定多数の人が利用する所ではパスワードを入力しない。
複数のサービスで、同じパスワードを使い回していると、盗まれたときに被害が拡大、パスワードを変更せずにいると、盗まれる危険性が高まります。インターネットカフェなどの不特定多数の人が利用する所では個人情報を盗むウイルスが潜んでいることもあり、危険です。
なお、以下のホームページにはパスワードに関する有益な情報がたくさんあります。
まとめ:パスワードで「あ、あれ?」とならないための17選 : ライフハッカー[日本版]
http://www.lifehacker.jp/2009/11/091107_matome.html
■
■ 良いパスワードの作り方と使い方
■
良いパスワードの作り方・使い方をまとめてみます。
インターネットの各種サービスは、会員ID(ログイン名)とパスワードを使い利用しますが、パスワードは、家の鍵のようなものです。
もしパスワードが簡単なものであれば見破られ、自分が利用しているブログ、SNS、オークション、オンラインバンキング、オンラインゲームなどを悪用される可能性が高まります。
鍵を持った他人がやすやすと家に侵入できるように、パスワードを手にいれてしまえば、簡単にインターネットのサービスを利用できます、パスワードには気をつけたいものです。
■ 良いパスワードの作り方
(1) 英字の小文字・大文字、数字、記号を混合させ、8桁以上のパスワードを使う
(2) パスワードには辞書に載っている単語を使わない
(3) パスワードには自分の誕生日・名前などの個人情報を使わない
(4) 会員ID(ログイン名)と同じ文字列をパスワードにすることは避ける。
■ パスワードの使い方(運用)
良いパスワードを使うことと同時に、パスワードの管理が必要です。
(1) パスワードを定期的に変更する。
(2) 不特定多数の人が利用する所(インターネットカフェなど)ではパスワードを入力しない。
(3) パスワードを人目に付くような場所(ディスプレイ等)に貼り付けない。
(4) パスワードを初期値のまま使う事は避ける。
(5) パスワードを電子メールなどでやり取りしない。
■ パスワードの管理
(1) 覚えきれる範囲で5~10個のパスワードを用意し、上手に使いまわす。
(2) 流出対策としてパスワードは暗号化して記録する。
(3) ウイルス対策を実施し、ウイルスでのパスワード流出を防ぐ
(1)は意外かも知れませんが、全ての場合に違うパスワードを使うことは現実的に困難です。破られないようなパスワードを何個か準備し、それを上手に使うことが現実的ですね。
(2)の方法として、暗号化してパスワードを記録する、パスワード管理ソフトを利用したらよいと思います。私は、パスワード管理ソフト"ID Manager"を使っていますが、このソフトは昔から定評のあるフリーソフトです。
(3)も大事です、他人に推測されにくいパスワードでも、ウイルスに感染することでパスワードが漏えいします、ウイルス対策、スパイウェア対策をしっかり行うことが必要です。
■
■ パスワードの危険な実態 :最も多いパスワードは「123456」
■
マカフィーは2010年12月27日、Webサービスのパスワードには、できるだけ複雑な文字列を設定するよう改めて呼びかけたそうです。
過去のパスワード漏洩事件で、”最も多いパスワードは「123456」”というパスワードの危険な実態が明らかになったと、ウイルス対策ソフトのマカフィーが警告しています。
最も多いのは「123456」――パスワードの危険な実態:ニュース-PC Online's
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20101227/1029366/
マカフィーの報告では、過去の事例で、安易なパスワードを設定しているユーザーは多いということです。
例えば2009年12月、米国のSNSサイト「RockYou」から、およそ3200万件のパスワードが漏洩し、インターネットで公開されたパスワードを調査したところ、
最も多かったのは「123456」・・・およそ1%、29万ユーザーがパスワードに利用
次に多かったのは「12345」 ・・・およそ8万ユーザーが使用
「123456789」「password」「iloveyou」「princess」といったパスワードも多い
という危険な実態だったそうです。それにしても、”100人に1人が「123456」をパスワードに利用”という実態は驚くばかりです。
また、2009年10月、マイクロソフトのWebメールサービス「Hotmail」でパスワードが漏洩した事件では、パスワード1万件以上のうち60%が、数字あるいは小文字のみで構成されていたそうです。例えば、「111111」「123456」「1234567」「12345678」「123456789」といったパスワードがよく使われ、子供や配偶者などの名前をパスワードにしているユーザーも多かったそうです。
■
■ 簡単なパスワードは危険
■
”桁数の短いパスワードは簡単に見破られる、英字4桁のパスワードは約3秒”
情報処理推進機構(略称 IPA)によれば、パスワード解析ツールを使用して解読時間を調べたところ、以下のようになったそうです。
参考情報: IPA:情報セキュリティ:ウイルス・不正アクセス届出状況について
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2008/10outline.html#5
(1) ”英字(大文字・小文字の区別無)”のパスワード解読時間(見破られる時間)
4桁のパスワード・・・約3秒、 6桁のパスワード・・・約37分
8桁のパスワード・・・約17日、 10桁のパスワード・・・約32年
(2) ”英字(大文字・小文字の区別有)に数字を加えた”のパスワード解読時間
4桁のパスワード・・・約2分、 6桁のパスワード・・・約5日
8桁のパスワード・・・約50年 10桁のパスワード・・・約20万年
このことから、例えば、簡単にいうと以下のようになります。
”saku” というパスワード → 約3秒で見破られる
”hanasaku”というパスワード → 約17日で見破られる
”Saku0904”というパスワード → 約50年で見破られる
4桁のような短い桁数のパスワードは簡単に見破られ、できるだけ長いパスワードのほうが良いことが分かります。また、大文字・小文字を混合させ、更に数字を付け加えるとよいことになります。
”辞書に載っている言葉をパスワードに使うのは危険”
なお、パスワードクラック (辞書引き攻撃)という手法があり、辞書に載っている言葉をパスワードに使うと、英語の辞書や日本語のローマ字辞書、人名辞書の中からパスワードを探し出すまで、大抵1分以内に見破るそうです。
そのため、辞書に載っている言葉など、一般的に知られている言葉をパスワードに使うのは、非常に危険です。
インターネットではパスワードを盗む攻撃も盛んです、パスワードを安易に考えると、危険な目に会いますので、注意下さい。
インターネット・サービス(Webサービス)を利用する場合、まず最初に、”会員ID+パスワード”を入力します。
通常、会員ID(ログイン名)はメールアドレスであることが多く、このメールアドレスは、いろんな所で使うので、すでにインターネットに公開されている状態だと思ってもよいですね。
そうなると、パスワードを安易に設定している場合、”会員ID+パスワード”がすぐに見破られ、自分が使っているサービスを他の誰かに悪用される危険性が増大するということになります。ちなみに、英字だけの4桁のパスワードは約3秒で見破られるそうです。
実は、過去のパスワード漏えい事件を見ると、およそ1%の人がパスワードに「123456」を使ったり、60%の人が「数字あるいは小文字のみでパスワード作成」していたという、危険な実態も報告されています。
今一度、自分が設定しているパスワードを見直してみることが必要です。情報処理推進機構(IPA)では、下記のようにパスワードを大切に扱うよう注意をうながしています。
「 ID とパスワードを適切に管理しましょう 」~ サイフと同じく大切に! ~
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2010/03outline.html
IPAでは、このホームページで、パスワードの作り方と使い方について、以下のように説明しています。
■情報処理推進機構(IPA)推奨の”パスワードの作り方”
(1) 名前や辞書に載っているような単語を避ける
(2) 8文字以上にする
(3) 英字(大文字、小文字)・数字・記号などを組み合わせる
辞書に載っている単語では、辞書攻撃(辞書にある単語を片端から入力して試すという手法)という方法で簡単に破られてしまう可能性があります。
■情報処理推進機構(IPA)推奨の”パスワードの使いかた”
(1) 同じパスワードを複数のサービスで使わない
(2) パスワードは定期的に変更する。
(3) インターネットカフェなど、不特定多数の人が利用する所ではパスワードを入力しない。
複数のサービスで、同じパスワードを使い回していると、盗まれたときに被害が拡大、パスワードを変更せずにいると、盗まれる危険性が高まります。インターネットカフェなどの不特定多数の人が利用する所では個人情報を盗むウイルスが潜んでいることもあり、危険です。
なお、以下のホームページにはパスワードに関する有益な情報がたくさんあります。
まとめ:パスワードで「あ、あれ?」とならないための17選 : ライフハッカー[日本版]
http://www.lifehacker.jp/2009/11/091107_matome.html
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■ 良いパスワードの作り方と使い方
■
良いパスワードの作り方・使い方をまとめてみます。
インターネットの各種サービスは、会員ID(ログイン名)とパスワードを使い利用しますが、パスワードは、家の鍵のようなものです。
もしパスワードが簡単なものであれば見破られ、自分が利用しているブログ、SNS、オークション、オンラインバンキング、オンラインゲームなどを悪用される可能性が高まります。
鍵を持った他人がやすやすと家に侵入できるように、パスワードを手にいれてしまえば、簡単にインターネットのサービスを利用できます、パスワードには気をつけたいものです。
■ 良いパスワードの作り方
(1) 英字の小文字・大文字、数字、記号を混合させ、8桁以上のパスワードを使う
(2) パスワードには辞書に載っている単語を使わない
(3) パスワードには自分の誕生日・名前などの個人情報を使わない
(4) 会員ID(ログイン名)と同じ文字列をパスワードにすることは避ける。
■ パスワードの使い方(運用)
良いパスワードを使うことと同時に、パスワードの管理が必要です。
(1) パスワードを定期的に変更する。
(2) 不特定多数の人が利用する所(インターネットカフェなど)ではパスワードを入力しない。
(3) パスワードを人目に付くような場所(ディスプレイ等)に貼り付けない。
(4) パスワードを初期値のまま使う事は避ける。
(5) パスワードを電子メールなどでやり取りしない。
■ パスワードの管理
(1) 覚えきれる範囲で5~10個のパスワードを用意し、上手に使いまわす。
(2) 流出対策としてパスワードは暗号化して記録する。
(3) ウイルス対策を実施し、ウイルスでのパスワード流出を防ぐ
(1)は意外かも知れませんが、全ての場合に違うパスワードを使うことは現実的に困難です。破られないようなパスワードを何個か準備し、それを上手に使うことが現実的ですね。
(2)の方法として、暗号化してパスワードを記録する、パスワード管理ソフトを利用したらよいと思います。私は、パスワード管理ソフト"ID Manager"を使っていますが、このソフトは昔から定評のあるフリーソフトです。
(3)も大事です、他人に推測されにくいパスワードでも、ウイルスに感染することでパスワードが漏えいします、ウイルス対策、スパイウェア対策をしっかり行うことが必要です。
■
■ パスワードの危険な実態 :最も多いパスワードは「123456」
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マカフィーは2010年12月27日、Webサービスのパスワードには、できるだけ複雑な文字列を設定するよう改めて呼びかけたそうです。
過去のパスワード漏洩事件で、”最も多いパスワードは「123456」”というパスワードの危険な実態が明らかになったと、ウイルス対策ソフトのマカフィーが警告しています。
最も多いのは「123456」――パスワードの危険な実態:ニュース-PC Online's
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20101227/1029366/
マカフィーの報告では、過去の事例で、安易なパスワードを設定しているユーザーは多いということです。
例えば2009年12月、米国のSNSサイト「RockYou」から、およそ3200万件のパスワードが漏洩し、インターネットで公開されたパスワードを調査したところ、
最も多かったのは「123456」・・・およそ1%、29万ユーザーがパスワードに利用
次に多かったのは「12345」 ・・・およそ8万ユーザーが使用
「123456789」「password」「iloveyou」「princess」といったパスワードも多い
という危険な実態だったそうです。それにしても、”100人に1人が「123456」をパスワードに利用”という実態は驚くばかりです。
また、2009年10月、マイクロソフトのWebメールサービス「Hotmail」でパスワードが漏洩した事件では、パスワード1万件以上のうち60%が、数字あるいは小文字のみで構成されていたそうです。例えば、「111111」「123456」「1234567」「12345678」「123456789」といったパスワードがよく使われ、子供や配偶者などの名前をパスワードにしているユーザーも多かったそうです。
■
■ 簡単なパスワードは危険
■
”桁数の短いパスワードは簡単に見破られる、英字4桁のパスワードは約3秒”
情報処理推進機構(略称 IPA)によれば、パスワード解析ツールを使用して解読時間を調べたところ、以下のようになったそうです。
参考情報: IPA:情報セキュリティ:ウイルス・不正アクセス届出状況について
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2008/10outline.html#5
(1) ”英字(大文字・小文字の区別無)”のパスワード解読時間(見破られる時間)
4桁のパスワード・・・約3秒、 6桁のパスワード・・・約37分
8桁のパスワード・・・約17日、 10桁のパスワード・・・約32年
(2) ”英字(大文字・小文字の区別有)に数字を加えた”のパスワード解読時間
4桁のパスワード・・・約2分、 6桁のパスワード・・・約5日
8桁のパスワード・・・約50年 10桁のパスワード・・・約20万年
このことから、例えば、簡単にいうと以下のようになります。
”saku” というパスワード → 約3秒で見破られる
”hanasaku”というパスワード → 約17日で見破られる
”Saku0904”というパスワード → 約50年で見破られる
4桁のような短い桁数のパスワードは簡単に見破られ、できるだけ長いパスワードのほうが良いことが分かります。また、大文字・小文字を混合させ、更に数字を付け加えるとよいことになります。
”辞書に載っている言葉をパスワードに使うのは危険”
なお、パスワードクラック (辞書引き攻撃)という手法があり、辞書に載っている言葉をパスワードに使うと、英語の辞書や日本語のローマ字辞書、人名辞書の中からパスワードを探し出すまで、大抵1分以内に見破るそうです。
そのため、辞書に載っている言葉など、一般的に知られている言葉をパスワードに使うのは、非常に危険です。
奥付
(図で分かる)シニア向け・コンピュータ用語学び塾
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著者 : yumeonelight
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発行所 : ブクログのパブー(http://p.booklog.jp/)
運営会社:株式会社paperboy&co.
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