目次
目次
目次
第1回 パソコンの仕組み
第1回 パソコンの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第7回 IPアドレスとネットワーク
第7回 IPアドレスとネットワーク
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第9回 電子メールの仕組み
第9回 電子メールの仕組み
第10回 メールソフトとWebメール
第10回 メールソフトとWebメール
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
《番外編》
年賀状作成に役立つホームページと「年賀状メール」のマナー紹介
インターネットでは、簡単なパスワードは危険!! パスワードの作り方と使い方
奥付
奥付

閉じる


<<最初から読む

4 / 18ページ

第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続

私がインターネットを始めたのは、1996年の5月の14年前。その当時、インターネット接続の通信速度は、確か”28.8kbps”だったと思います。しかし、今は”数十Mbps”が当たり前で、通信速度が”k(キロ)からM(メガ)”の、1000倍になっています。技術の進歩はすさまじい勢いで進んでいます。

昔は、インターネットと言えば、家庭のパソコンで利用していましたが、今は、携帯でも携帯専用のホームページが見れ、メールも携帯で自由にできるようになりました。

そして、これから、盛んになるのが、パソコンを持ち歩き、どこでもインターネットが出来る”高速モバイル通信”です。

受信速度が7.2Mbpsという高速データ通信が、ドコモ、au、ソフトバンク、イーモバイルなどの携帯通信網で可能になり、ノートパソコンに専用の通信カードや携帯電話を差し込めば、サービスエリア内であれば、どこでもインターネットが可能になりました。

また、モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ)、モバイルWiMAX(モバイル ワイマックス)という新しいインターネット通信方式も登場し、インターネット接続は多様化の時代に入ってきました。

しかしながら、これらの多様化したインターネット接続方式を理解することは、なかなか至難の業で、これらの内容を正確に伝える自信はありませんが、理解できた範囲で、”インターネットへの接続方法”を図にまとめてみましたので参考にしてください。

専門的には、曖昧な部分や不正確な部分もあると思いますが、下記の(1)~(9)の用語を含め、一つの図で、多様化するインターネットへの接続方法がイメージできるようにしました。


 (1) FTTH: 光ファイバーを使った高速インターネット通信
 (2) ADSL: 電話回線を使った高速インターネット通信
 (3) プロバイダ(ISP): インターネット接続業者
 (4) LAN(ラン): 家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの
 (5) 有線LAN接続: 複数のパソコンなどを線でつないだもの
 (6) 無線LAN接続: 電波でデータをやり取りし無線で複数のパソコンなどをつないだもの
 (7) モバイル高速データ通信(3G): 携帯電話網を使った高速データ通信
 (8) モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ):
    標準の無線LAN規格「Wi-Fi方式」を使った、携帯電話網によるインターネット接続方式
 (9)公衆無線LAN:
    カフェやホテル、街角などからインターネットに接続する方式


図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100606032741


以下、簡単に説明します。



■ ネットワークとインターネット


○ネットワーク
パソコン・ゲーム機などの電子機器が結ばれたもの

○インターネット
世界中のコンピュータがつながっている”世界最大のネットワーク”

○プロバイダ(ISP、インターネットサービスプロバイダ)
インターネット接続業者。ADSL、FTTHなどを通じて、家庭のコンピュータをインターネットに接続する。



■ 家庭でのインターネット接続: FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV



○ブロードバンド
ブロードバンドは、FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV(ケーブルテレビ)のような数Mbps以上の高速通信方式がブロードバンドと呼ばれます。

ブロードバンドは直訳すると「広帯域」を意味しますが、一般的には「インターネットの高速通信」という意味で用いられています。もともとはデータ転送に使う周波数帯域の幅が広いことを意味します。


○FTTH(光ファイバー)

透明な繊維(ファイバー)を使って光で信号を送る方式。従来の電話線に比べて、大量の信号を高速で送ることができます。下り上りともに100Mbpsの高速通信が可能です。


○ADSL(非対称デジタル加入者伝送方式)

従来のアナログ電話回線を利用してインターネットに高速に接続する方式。速度は下り1~50Mbps、上り1~5Mbpsの速度です。既存の電話回線を使えるので、コストが安いというメリットがある反面、電話局からの距離が離れると通信速度が落ちるというデメリットがあります。


○CATV(ケーブルテレビ)

ケーブル会社の回線を通じてインターネットに接続する方式。通信速度、接続料金などのサービス内容は、各地のケーブルテレビ会社により様々です。


≪参考用語≫

ブロードバンドルータ
 家庭で使う複数の機器をインターネットに接続するもの

HUB
 複数のネットワーク接続口を提供するもの。通常、ブロードバンド・ルータと一緒に用いられる。

モデム
 アナログ信号とディジタル信号(コンピュータ信号)を相互変換するもの。



■ LAN(ラン): 家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの



○LAN(ラン:Local Area Network)

家庭内や建物内の狭い範囲で、パソコン・ゲーム機などの電子機器を結びつけたもの(狭いネットワーク)。


○無線LAN

電波でデータをやり取りし、無線で複数のパソコンなどをつなぐLAN。

無線LANは電波を利用するという性質上、機器に適切な情報セキュリティ設定を行わないままで使用すると、盗聴、情報の改ざん、踏み台にされるなどの被害を受ける可能性があるので注意が必要です。

  一般利用者のための情報セキュリティ対策 無線LANにおける危険性
  http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/ippan12.htm



■ 携帯電話網を活用した高速インターネット通信


この方式は、多少通信速度は低いですが、携帯電話機やデータ通信カードをパソコンに接続するだけで、いつでも・どこでもインターネットが利用できます。


○モバイル高速データ通信(3G)

携帯電話網を使った高速データ通信。ドコモ、au、ソフトバンク、イーモバイル、ウィルコムなどが提供しています。3G(第3世代携帯電話)、3.5Gとも呼ばれる。この料金は通常の携帯電話の料金体系とは異なり、”パケット定額サービスの適用対象外”なので要注意です。


○モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ)

標準の無線LAN規格「Wi-Fi方式」を使った、携帯電話網によるインターネット接続方式。小型無線LANルーターを使いインターネットに接続する。イーモバイルのPocket WiFi、携帯各社のモバイルWi-Fiがある。


○アクセスポイント

パソコンなどをインターネットに接続する接続ポイントのこと。または、インターネット接続サービスを利用出来る場所。


≪参考用語≫

○Wi-Fi(ワイファイ)

無線LANの一つで、一定の無線規格を満足したパソコン・携帯電話・ゲーム機などをつなげる無線LAN方式。つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明です。



■ 移動しながらどこでも高速インターネット通信



○公衆無線LAN

無線LAN機能を持つパソコンや携帯情報端末を使って、カフェやホテル、街角などからインターネットに接続する方式。ホットスポット、フリースポットとも呼ばれます。

公衆無線LANサービスには無料のものと有料のものがありますが、無料サービスの場合、ESS-IDやWEPキーをエリア内に貼っていたり、暗号化していないところも多いので、個人情報の扱いには注意が必要。

 公衆無線LANのしくみと使い方---目次 - 1週間で学ぶネットワークの要点:ITpro
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060301/231330/


○モバイルWiMAX(モバイル ワイマックス)

移動中でもブロードバンド並みの速度と料金でデータ通信できる方式。ある実験では、時速200kmの移動時でも最大10数Mbpsの通信が可能になっています。

無線LANが室内で約100mまでの利用範囲に対し、WiMAXの利用範囲は約10km。モバイル・パソコンなどのモバイル端末が、ADSL並みの速度と料金でデータ通信できる技術として注目されています。



■Wi-Fi(ワイファイ)とは

LANは“ラン”と読みます。これはLocal Area Networkの頭文字をとったもので、一般的には企業オフィスや家庭内などで利用される規模のコンピュータ接続ネットワークを指します。そして、それを無線で実現するのが無線LANです。無線LANをいう言葉自体は特定の技術を指し示すものではありませんが、一般的にはIEEE 802.11シリーズという規格が利用されます。

このIEEE 802.11シリーズは、始めのうちは規格が曖昧で異なる製品間での相互接続がうまくいかなかったりしたりしました。「これで無線LANができます!」と言われて買ったのにモノによっては接続できないなんてことでは消費者にソッポ向かれてしまって非常に困ると考えたメーカー各社が「じゃ、キチンとテストするようにしようよ」ということで設立されたのが“WECA(ウェカ)”という業界団体です。

このWECAがいろいろがんばって認証プログラムを作り、そのプログラムを通過できた製品に対して使われるブランド名として“Wi-Fi(ワイファイ)”を定義したのです。この定義にあわせてWECAは団体名を“Wi-Fiアライアンス”に変更しました。

つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明なのです。もちろん、いろいろ設定とかしなければならなかったりしますので多少の大変さは残ってしまっていますが、少なくとも「がんばったけどぜんぜん繋がらないよ」というような事態はずいぶん減ったという次第なのです。

まぁ、つまるところ大勢の人が使うモノには標準となる指針があったほうが良い、というお話でした。


■モバイルWiMAXとは

 モバイルWiMAXとは,「WiMAX」という無線通信規格を移動通信に活用する技術である。モバイル・パソコンなどのモバイル端末が,ADSL並みの速度と料金でデータ通信できる技術として注目されている。全国で展開される無線ブロードバンド通信向けに総務省が新たに割り当てる2.5GHz帯の周波数帯域で採用されることが確実なことから,最近のニュースなどでも「モバイルWiMAX」という言葉をよく見かけるようになってきた。

 「WiMAX」(world interoperability for microwave access)とはIEEEで制定している無線通信規格の一つで,IEEE802.11方式の無線LANよりも広い範囲をカバーする無線通信規格である。無線LANが室内で約100mまでの利用を想定しているのに対し,WiMAXではカバー範囲を約10kmとすることで,ケーブルの敷設が難しい地域でのアクセス回線として活用することを想定している。このWiMAXの「IEEE802.16-2004」にモバイル用途の機能を追加した「IEEE802.16e」規格がモバイルWiMAXで,半径約1k~3kmの範囲での通信を想定している。

 モバイルWiMAXでは,モバイル用途向けにいろいろな工夫をしている。まず,携帯電話のように,ハンドオーバーで接続する基地局を切り替えながら連続して通信することが可能である。しかも,時速60kmを超えるような高速移動中でも通信できる(図1)。

 また,利用する周波数帯域を細かい帯域に分け(サブキャリア),それぞれにデータを乗せて送る伝送方式を採用している。このとき,サブキャリアをグループに分けて,グループごとに異なる変調方式が使える。こうすることで,電波状況に応じて,端末に最適な変調方式のサブキャリアを割り当てることが可能になる。例えば電波状況のよい端末にはデータを一度に多く送れる変調方式を使い,電波状況の悪い端末には速度が遅くても確実に送れる変調方式を割り当てるといった使い方をする。



第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?

インターネットが普及した大きな原因は、文字や画像などが含まれた文書を簡単に画面に表示させる仕組み、いわゆるホームページが出現したことです。

インターネットにはホームページ以外にも様々なサービスがあります。今回は、このインターネット・サービスの仕組みの基本用語を復習してみたいと思います。

今回は、下記の(1)~(9)の用語を含め、インターネット・サービスの仕組み、ホームページやメールが見れる仕組みを図にしてみました。


図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100606032738


(1) WWW(World Wide Web、ワールドワイドウェブ): ホームページを利用したサービス
                          単にWeb(ウェブ)とも呼ばれる
(2) 電子メール: コンピュータを通じて、メッセージを交換するサービス
(3) FTP(エフティーピー): ソフトやデータを転送のためのサービス
(4) サーバ: 様々なサービスを提供するコンピュータ
(5) クライアント: サービスを受けるコンピュータ(パソコンなど)
(6) IPアドレス:(インターネット上の)コンピュータに付けられた番号(コンピュータの郵便番号)
(7) ドメインネーム:(インターネット上の)コンピュータに付けられた名称(コンピュータの住所)
(8) URL: ホームページアドレス、 ホームページがあるコンピュータ名称とデータ名
(9) メールアドレス: メールが置かれているコンピュータ名称とそこの個人名

(インターネット上の)コンピュータに付けられた番号と名称、つまり、IPアドレスとドメインネームは一対一に対応します。

   ドメインネーム: コンピュータ名
     URL      =http://www.abc.co.jpの「www.abc.co.jp」の部分がドメインネーム
     メールアドレス=taro@abc.comの「abc.com」の部分がドメインネーム
   
   IPアドレス: コンピュータ番号
     ”192.168.0.1”のような番号

私たちがホームページやメールをするときは、コンピュータの指定にはドメインネームを使いますが、コンピュータ間のデータのやり取りには、IPアドレスが使われます。



■ 代表的なインターネット・サービス、ホームページ


ホームページは、文字・画像・音声・動画が入った”文書(ページ)”のことです。IEやFirefoxなどの”ブラウザ”で表示させます。

(注)元々のホームページの意味はブラウザを起動した時に最初に表示されるページのことを指していました。

ホームページは、他の文書データとは違う、優れた点があります。それは、文書データの中に実際の画像・動画などを含んでおらず、”画像や動画などが保管された場所の情報(リンク)” を持っているということです。

ワープロ文書や表計算データは、データの中に画像など全ての情報を含んでいますが、ホームページには、単にそれらの情報がある保管先を示しているにすぎません。

なお、ホームページは、HTMLという書き方(文法)で作成されています。最近ではメールでも、文字の大きさを変化させたり色をつけたり、画像を加えたりできるHTML形式のメールが多くなっています。



■ インターネットの基本サービス


インターネット=ホームページと考えられがちですが、実は、ホームページはインターネットのサービスの一つに過ぎません。なお、インターネットには、大きく次の3つの基本サービスがあります。

(1) WWW(World Wide Web、ワールドワイドウェブ)

ホームページサービスのことで、一つのページから他の様々な情報を次々にみることができ、世界中の情報を”蜘蛛の巣”のようにつなでいるサービスです。Web(ウェブ)とも呼ばれます。

(2) 電子メール

電子メールは、略してe-mail、Eメール、メールとも呼ばれますが、コンピュータを通じて、メッセージを交換するサービスです。なお、インターネットを利用することで、世界中の人達とインターネットでやりとりができます。

(3) FTP(エフティーピー)

これはソフトやデータを転送のためのサービスです。ソフトを自分のパソコンに持ってきたり、パソコンからホームページデータを、インターネット上のコンピュータに転送したりするサービスです。



■ コンピュータを役目で分けると: サーバとクライアント


サーバ   : 様々なサービスを提供するコンピュータ
クライアント: サービスを受けるコンピュータ(パソコンなど)


インターネットには、サービスを提供する様々なコンピュータ(サーバ)があります。主なサーバには以下があります。


 WWWサーバ(Webサーバ): ホームページサービスを提供するコンピュータ

 メールサーバ     :電子メールのサービスを提供するコンピュータ

 FTPサーバ      :ソフトやデータのファイル送受信のサービスを提供するコンピュータ


(注)正確にはサーバは、サービス機能を提供するソフトですが、ややこしいので、このサービス機能を持つコンピューターという意味で、サービスを提供するコンピューターをサーバと呼ぶことにします。



■ (インターネット上の)コンピュータに付けられる”IPアドレス”と”ドメイン名”


インターネットにつながっているコンピュータには、それぞれ固有の番号が付けられています、それが、 ”IPアドレス”です。

しかし、この”IPアドレス”は数値が並んでいるだけで、分かりにくいため、これに対応する名前 ”ドメイン名” があります。


IPアドレス:(インターネット上の)コンピュータに付けられた番号
      例) ”192.168.0.1”のような番号

ドメインネーム:(インターネット上の)コンピュータに付けられた名称
      例) www.abc.co.jpのような名称


DNSサーバ(ドメインネームシステム) :ドメインネームをIPアドレスに変換するコンピュータ


なお、世界中のコンピュータに付けられるIPアドレスですが、多くのコンピュータに付けられた為、今の番号体系「IPv4(IPバージョン4)」では、IP番号が無くなると言われています。

その為、多くの番号を付けられる番号体系「IPv6(IPバージョン6)」の導入が考えられています。


■IPv4、IPv6とは

  IPv4(IPバージョン4):(現在)IPアドレスの付け方のバージョン4
              IPv4では最大で約43億個のIPアドレス

  IPv6(IPバージョン6):(将来)IPアドレスの付け方のバージョン6
              IPv6では340兆の1兆倍の1兆倍のIPアドレス、ほぼ無限

現状のIPアドレス、IPv4(IPバージョン4)

現在、使われているIPアドレスの仕組みは「IPv4(Internet Protocol Version 4)」です。

この「IPv4」は、アドレスを32ビット(2進数の32桁)で管理しているため、付けることができる番号、つまり管理できるコンピュータの最大数は42億9496万7296台です。

「IPv4」より多くのコンピュータのアドレスを管理するために、開発されている仕組みが「IPv6」です。
最大の特徴は、IPアドレスを32ビットから128ビット(2進数の128桁)に拡張したことです。

現状の、IPv6では2の128乗(340澗、340兆の1兆倍の1兆倍)という、ほぼ無限に近いアドレスが利用でき、パソコンだけでなく情報家電をはじめとしたあらゆる機器にIPアドレスを割り当ててもまだ余裕があると言われています。

また、IPv6ではセキュリティ機能の向上やパケットのヘッダ情報の簡素化など、IPv4における難点の多くを解消することができるとされています。



■ ホームページやメールが見れる仕組み


ホームページやメールを見るためには、そのデータがどこのコンピュータにあり、どのデータかを示すことが必要です。それが、URLやメールアドレスです。

(1) URL:ホームページアドレス、ホームページがあるコンピュータ名称とデータ名
   
   http://www.abc.co.jp/index.html
    http      :ホームページを送受信するデータ通信方式という意味
    www.abc.co.jp  :ドメインネーム、ホームページが置かれているコンピュータ名
    index.html   :ホームページのデータ名  *”index.html”は通常、省略されます

ドメイン名の「www.abc.co.jp」の”co”は会社、”jp”は日本を表します。つまり、「www.abc.co.jp」は、簡単にいうと、「日本にある会社のコンピュータ」と言う意味です。


(2) メールアドレス:メールが置かれているコンピュータ名称とそこの個人名

   taro@abc.com   
    taro      :個人名
    @        :アットマーク【atmark】、区切り
    abc.com     :ドメインネーム、メールが置かれているコンピュータ名


(注)メールアドレスの”@”とは

”@”はアットマーク【atmark】と呼ばれ、メールアドレスの個人名とコンピュータ名の間に入る文字。呼び名どおり英語の「at」の意味を持ち、メールアドレスの意味は、 「指定されたコンピュータのメールの中にある個人名」 という意味になります。

(注)FTPサーバからファイルを送受信する場合

この場合もURLを使いますが、この場合は、先頭がhttp://ではなく、ftp://になります。
   ftp://abc.co.jp/file.zip


≪補足≫”URL”は、”http://” ではなく”https://”もある

  ”http://”が”https://”に変わるとき、通信のデータは暗号化され安全

ブラウザの表示に鍵マークが付いたり、URLの表示色が変わったりしたときに、”http://”が”https://”と 「httpにsが付く」場合があります。

これは、SSLという暗号化の仕組みを使っており、ホームページを表示したり、個人情報を入力したとき、「データのやり取りが暗号化されており、安全ですよ」という意味です。

ホームページを表示したり、ホームページ上で個人情報を入力したときのデータは暗号化されておらず、データ通信時に、盗聴されたり、変更されてしまう危険性があります。そこで、安心して大切な個人情報をやり取りできるように考えられたのがSSLという暗号化の仕組みです。

このSSLを使ったホームページはのURLは、「http://~」ではなく、「https://~」と表示されます。”http://のpの後ろにsが付加”され、「https://~」となります。

パスワードやクレジットカードのような重要な情報をやり取りする場合には、ホームページのURLが「https://~」になっているか確認することが必要ですね。


第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書

インターネットといえばホームページですね。ホームページは ”HTML” という書き方で記述されている、”HTML文書”です。

HTMLとは、簡単に言えば、「文字の大きさや色を変化させたり、画像・音声・動画を見たり、他のコンピュータの文書を参照できる、文書の書き方」です。

HTMLで書かれた文書は、「リンクと」いう考えで、複数のコンピュータの文書を結びつけることが可能で、まさに、インターネットで使うのにピッタリの”オープンな文書”です。

一方、ホームページには危険な面も多々あります。最近、ホームページが悪意を持った人に改ざん(不正に修正)され、ホームページを見ただけでウイルスに感染する危険性が話題になりました。

また、携帯電話でもJavaScriptを有効にした状態で悪意のあるホームページを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが問題になっています。

今回は、ホームページの仕組み、危険性に関して紹介します、添付の図を参考にしてください。

図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100703183959


ホームページの仕組みを理解することで、ホームページの便利な面に加え、危険性も面も理解することができます。なお、HTML文書の詳しい説明、ホームページ作成ソフト・サービスについては、次回紹介したいと思います。


(1) ホームページ: HTMLで書かれた文書
(2) HTML: 文字に加え画像・音声・動画を表示させ、別文書も参照可能な文書の書き方
(3) リンク: 他のコンピュータの文書や画像などへの移動情報
(4) JavaScript: ホームページの表示に動きを加えるソフト(簡易プログラミング言語)
(5) URL:インターネット上に存在するホームページや画像などの場所
(6) WWW、Web(ウェブ): ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービス
(7) サイト(site): ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
(8) ブラウザ: ホームページなどのHTML文書を表示するソフト
(9) プラグインソフト(plug-in soft):ブラウザに組み込みブラウザの機能を拡張させるソフト



■ 何故、世界中のホームページが見れるのか?


ホームページはHTMLで書かれた文書ですが、その中に、他のホームページへのリンク(URL)が埋め込まれており、ホームページを次々にみることができます。

ホームページは、ブラウザで、「http://www.abc.co.jp/index.html」というようなURLを指定し、見ることができます。


URLとは”Uniform Resource Locator”の略で、インターネット上に存在する情報(文書や画像など)の場所を示します。

URLの中の「http://」は全てのホームページに付けられる接頭語で、「www.abc.co.jp」はホームページが保存されているコンピュータを指し、「index.html」はホームページのデータ名です(index.htmlのデータ名は省略される場合が多い)。



■ ホームページとはHTML文書


ホームページは、HTMLという特殊な文法で書かれたHTML文書です。

HTMLとは「Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)」の略で、文字の大きさや色を変化させ、画像・音声・動画を表示させることができる文章の書き方です。

また、このHTMLは ”リンク(情報の保管先を示す)” という機能で、他のコンピュータの文書を参照し、文書を相互に関連付けることもできます。

なお、HTML文書に、JavaScriptのプログラムを追加することで、ホームページの表示に動きを加えることもできます。



■ WWW、Web、ホームページ、サイトとは


よく言われる、World Wide Web(略名:WWW)は、ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービスのことです。単にWeb(ウェブ)と呼ばれることも多いです。

Webには”クモの巣”と言う意味があり、「様々な情報が蜘蛛の巣のようにつながっている」ことから、”World Wide Web(世界に広がる蜘蛛の巣)”と名付けられました。

インターネットは、「世界中のコンピュータを結んだネットワーク」自体を指す言葉で、Webはその応用技術ですが、日常用語では”Web(ホームページ)=インターネット”と呼ばれることが多くなりました。

なお、ブラウザに表示されるホームページの元々の意味はブラウザを起動した時に最初に表示される”Webページ”のことを指していました。

インターネットでよく使われる「Web(ウェブ)」、「サイト(site)」、「ホームページ(home page)」は、簡単に考えると、以下のように考えて良いと思います。

「ウェブ(Web)」・・・・・インターネットのホームページサービスの総称
「サイト(site)」・・・・・ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
「ホームページ(home page)」・・インターネットで見る個々のホームページ

なお、サイト、ホームページは、その前にWebをつけて、「Webサイト」、「Webページ」ともいも言われます。



■ ブラウザとは


InternetExplorer、Firefoxなどのブラウザは、ホームページを見るソフトですが、もう少し厳密に言うと”ホームページなどのHTML文書を表示するソフト”です。

ブラウザの歴史は、インターネットの歴史そのもので、以前は、NetscapeとInternetExplorerの2つのソフトしかありませんでした。

今は、InternetExplorer、Netscapeの流れをくむFirefox、Google Chrome、Opera、Safariなど多くの優秀なブラウザがあります。

なお、ブラウザに機能追加する為、別のソフトを組み込む事があります。これを”プラグインソフト(plug-in soft)”と言います。

”プラグインソフト”は、ブラウザなどのソフトに組み込み、機能を拡張させるソフトのことで、”アドインソフト”とも言います。

 【代表的プラグインソフト】Flash Player、Adobe Reader

 Flash Player   ・・・動画サイトで使われている動画形式FLV動画を見る為の動画閲覧ソフト
 Adobe Reader   ・・・PDF文書の閲覧ソフト、PDF:インターネットの文書配信形式
 Windows Media Player・・マイクロソフト提供の動画閲覧ソフト



■ ホームページの危険性


悪さをするプログラムをJavaScriptで作り、これをホームページに埋め込むことで、ホームページを見ただけで、悪質なホームページに誘導したり、ウイルスに感染させたりすることができます。

また、ブラウザの代表的プラグインソフト、Adobe Flash Player、Adobe Readerの不具合(脆弱性:ぜいじゃくせい)を狙った攻撃が多く見つかっており、ホームページにアクセスするだけで、ウイルスに感染する恐れもあります。

ホームページの危険性から身を守る方法としては、主に次を実施することです。

 (1) 危険なホームページ(サイト)には近づかない
 (2) プラグインソフトを常に最新版にバージョンアップする
 (3) ブラウザを常に最新版にバージョンアップする
 (4) ウイルス対策ソフトを利用し、ウイルスパターンを常に最新版にする


つい最近では、携帯電話内蔵のブラウザーで、JavaScriptを有効にした状態で悪意のあるサイトを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが発表され話題になっています。対策は、JavaScriptをオフ(無効)にすることで回避できるということです。

 ソフトバンク携帯 個人情報盗難の危険性 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20100528-OYT8T00838.htm



第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方

HTMLは、簡単に言うと、ホームページを作る”書き方(文法)”ですが、ホームページ以外に、ブログの記事やメール本文でも利用されています。

また、パソコン以外でも携帯電話専用のホームページでも使われています。HTMLは、”インターネットに情報発信する場合の書き方”といっても過言でありません。

このHTMLの内容を知っておくと、ホームページを表示するブラウザの役目も知ることができ、また、最近、話題になっているホームページの危険性も知ることができます。

ホームページの”書き方”である、HTMLの特徴は次の点です。

 (1) リンクという考えで複数のコンピュータの文書を結びつけることが可能
 (2) 画像・音声・動画などの様々なデータを表示することが可能
 (3) 簡単なプログラム(JavaScript)を組み込んで動きのある文章を作ることが可能

なお、HTML関連の用語を添付の図で説明しています、参考にしてください。図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100719103615


(1) HTML: 複数のコンピュータにある文書を結びつける(リンク)ために開発された”文書の書き方”
(2) リンク: 他のコンピュータの文書や画像などの位置情報(移動情報)
(3) JavaScript(ジャバスクリプト): ホームページの表示に動きを加える簡易プログラミング言語
(4) jpeg、jpg(ジェイペグ): ホームページで使われる代表的な画像形式(16777216色)
(5) gif(ジフ): ホームページのイラストやアイコンによく使われる画像形式(256色)
(6) フラッシュファイル(SWF形式): ホームページで使われる代表的な動画形式
(7) PDFファイル: インターネットでよく使われる代表的な文書形式、ファイルサイズが小さい


また、今回、参考に、コンピュータ用語学び塾(夢一灯)のホームページを、ホームページ作成ソフトで定番の ”ホームページビルダー” で作成し、公開しました。

  コンピュータ用語学び塾
  http://www.h5.dion.ne.jp/~heisan/yougoschool/

なお、専用のホームページ作成ソフトを購入しなくても、ホームページ作成が無料で出来るサービスがあります。(1) ホームページ作成サービス「Jimdo」、(2)Googleのホームページ作成サービス「Google Sites」 についても簡単に紹介します。



■ HTMLとは何か?


HTMLとは、「Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)」の略で、複数のコンピュータにある文書を結びつける(リンクする)ために開発された「文書の書き方」です。

HTMLを使えば、他の文書を参照したり、文字の大きさや色を変化させたり、画像・音声・動画を表示させる文章を作ることができます。

HTMLは、インターネットでのホームページ、ブログ、メールなどの情報発信文書に使われています。


■ HTMLの書き方


文書の文字や画像などを「タグ」と呼ばれる特別な文字列で囲い、文章中に記述していきます。

タグは<タグ名>~</タグ名>で一つのまとまりで、このタグ名で何を表現するか決まります。例えば、HTMLの文書の最初には<html>と書き、一番最後に</html>と書きます。


■----HTMLの書き方の基本---------■

 <html>
 <head>
 <title>私のホームページ
 </title>
 </head>
 <body>

*この間に、文字や画像などをタグを使い記述します*

 </body>
 </html>

■----------------------■


HTMLの中に記述できる主なもの

 (1) 文章の記述
 (2) 他のHTML文書へのリンクの記述
 (3) 画像・音楽・動画などの表示情報(データの実体では無く、データの有り場所を示す)
 (4) 動きを与えるJavaScript(プログラム)の記述

HTMLは他の文書を参照するリンク(情報の保管先を示す)という表現で、文書を相互に関連付けることができます。このリンクとは、文書内に埋め込まれた、他の文書や画像などの保管場所を示す位置情報で、ハイパーリンクとも呼ばれます。

また、HTML文書に、JavaScriptのプログラムを追加することで、ホームページの表示に動きを加えることもできます。

このように、HTML文書は、文字・画像などの様々な表現形式を使い文書を作成することができ、ブラウザという無料で提供されているソフトで見ることができ、大変便利な文書です。

その為、HTML文書は、ホームページ、ブログ、メール、SNSなど、インターネットの様々なところで活用され、パソコンだけでなく携帯電話など様々な機器でも活用されています。


《補足用語》

アイコン(icon)

パソコン画面において、処理の内容や対象を小さな絵や記号で表現したもの。本来は「偶像」「像」といった意味で、ホームページ制作、Webサイト制作にて活用されている。

バナー (banner)

ホームページ上で他のホームページを紹介する役割をもつ画像(アイコンの一種)のこと。主に広告・宣伝用に作られ、ホームページへのリンク用にも利用される。

ロゴ(logo)

会社名や商品名など各種タイトル、文字を組み合わせて図案化・デザイン化したもの。ホームページのタイトルに、画像を使って使われる(タイトルロゴ)。



■ HTMLの作り方は誰が決めているの?


WWW(Web:ウェブ)は、ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービスですが、このWWWで用いられる技術については、W3C(World Wide Web Consortium)が標準化にあたっており、HTMLの書き方(文法)についても、このW3Cで決められ標準化されています。

なお、現在のHTMLの書き方、つまりHTMLの規格は、現在「HTML4.0」というバージョンであり、1997年にW3C勧告として仕様が発表されたものです。これが実に10年以上の月日を経て、現在「HTML5.0」が検討されています。

「HTML5.0」は、HTMLの5回目の改訂になる最新版で、2D・3Dグラフィックを描画する機能が追加されたほか、これまではFlashやAjaxで行っていたユーザーインターフェースが簡単に実現できるようになり、データ保存にも対応、今後さらに普及すると見られているWebアプリケーションの開発を支援する機能が強化されているのが大きな特徴です。



■ HTMLの特徴 その1: リンク(又はハイパーリンク)


インターネットの最初の頃、よく言われた”ハイパーリンク (hyperlink)”、現在は単に”リンク”と呼ばれます。

この”リンク”は「文書内に埋め込まれた、他の文書や画像などの位置情報(移動情報)」を意味します。

この”リンク”は、HTMLの最も重要な考えで、最もよく使われる”リンク”はホームページを参照するURLです。

なお、リンクを用いて複数の文書、および関連する画像などを関連付けたシステムをハイパーテキストと言われます。

ホームページ(Web)はハイパーテキストの代表例で、ブラウザで文書を表示し、リンクのある場所を、マウスでクリックすると、関連づけられたリンク先にジャンプするようになっています。


(注)ハイパーテキスト (hypertext) とは、複数の文書(テキスト)を相互に関連付け、結び付ける仕組みです。「テキストを超える」という意味から”hyper(~を超えた) text(文書)”と名付けられています。



■ HTMLの特徴 その2: 画像・音声・動画などの様々なデータを表示


HTMLの規格では、使えるデータ形式が決まっています。

良く、ホームページ・ブログ・SNSなどで、”画像はjpeg”とよく言われますが、これは、HTMLの規格からきたものです。

(1) jpeg、jpg(ジェイペグ)

インターネットで幅広く使われている画像形式です。データサイズを小さくすることができる画像保存形式で、デジカメなどでもよく使われます。多くの色(16777216色)を保存でき、写真などのデータの保存に適しています。

(2) gif(ジフ)

256色までの画像しか保存できませんが、サイズが小さく、透過色の指定ができ、ホームページのアイコンなどでよく使われています。

(3) png(ピング)

gif形式にかわる形式で開発された画像形式です。


また、HTMLでは、それ以外に動画やPDFなどの様々なデータを表示可能です。代表的なデータを次に示しますが、このデータを見るためには、”プラグインソフト(plug-in soft)”という特別なソフトを、ブラウザに組み込むことが必要です。

(4) フラッシュファイル(SWF形式)

ホームページでよく使われる動画形式です。この動画を見るためには、”Flash Player”というソフトをブラウザに組み込みことが必要です。

(5) PDFファイル

インターネットでよく使われる文書形式。ファイルサイズが小さく、Windows・MACに関係なく全てのパソコンで利用出来る。データ閲覧には、無料配布の”Adobe Reader”などが必要です。

なお、”Flash Player”、”Adobe Reader”は、最新版に常にバージョンアップ下さい。最近、これらの不具合を利用し、ウイルスを感染させる仕掛けが入ったフラッシュファイル(SWF形式)やPDFファイルが発見されています。



■ HTMLの特徴 その4: プログラムの組み込み(JavaScript:ジャバスクリプト)


JavaScriptは簡易プログラミング言語で、HTML文書に、このJavaScriptで書かれたプログラムを追加することで、ホームページの表示に動きを加えることができます。

JavaScriptを使うと、流れる文字を表示させたり、アクセスするたびに違う文章や画像を表示したり、曜日によって背景の画像を変えたりなど、より動きのあるホームページ作成ができます。

JavaScriptは、それまでは静的な表現しかできなかったWebページに、動きや対話性を付加することを目的に開発され、主要なWebブラウザのほとんどに搭載されています。

但し、ホームページに高度な機能を付け加えるJavaScriptですが、反面、ホームページに危険な処理を追加することもできます。

ホームページを見たときに、危険なホームページに移動させたり、悪さをするソフトをダウンロードさせたり、個人情報を盗んだり、様々な危険な処理をホームページに組み込むことができます。

このJavaScript、パソコンだけでなく携帯でホームページをみる場合にも使われますが、最近、携帯電話内蔵のブラウザーで、JavaScriptを有効にした状態で悪意のあるサイトを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが問題になっています。


JavaScriptについて、以下で分かりやすく解説されています。

 JavaScriptでホームページ作成 - 5・6年生にもわかるやさしいJavaScript
 http://www.sky.sannet.ne.jp/masapine/java_top.html

 いまさら聞けないJavaScript入門(1/3) - @IT
 http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/rensai/imasara02/imasara02_1.html



■ ホームページ作成ソフト、ホームページ作成サービスの紹介


ホームページはHTMLの書き方さえ知っていれば、メモ帳などでも作成できますが、これは大変です。また、ワープロソフトでも作成可能ですが、見栄えの良いホームページは、やはり、ホームページ作成専用のソフトが良いですね。

いろいろなホームページ作成ソフトを試しましたが、7年前からずっと使っていて気に入っているのが”ホームページビルダー”というソフトです。このソフトで作成したのが次のホームページです。

 コンピュータ用語学び塾(夢一灯)
 http://www.h5.dion.ne.jp/~heisan/yougoschool/


しかし、ホームページ作成ソフトでホームページを作成しても、ホームページ登録エリアをインターネットに確保したり、ホームページをインターネットに登録するソフト(ftpソフト)が必要だったりと意外に手間がかかります。

簡単にホームページを作成する方法として、以下に、「無料のホームページ作成サービス」を紹介します。


(1) ホームページ作成サービス「Jimdo」

ドイツのベンチャーが運営するJimdo、2009年3月時点で、すでに全世界で約50万人が利用しているそうです。日本ではKDDI ウェブコミュニケーションズが日本語化して、サービスを提供しています。

画面を見ながらパーツを組み合わせてホームページを簡単に作成することができます。

  簡単ホームページ作成サービス - Jimdo
  http://jp.jimdo.com/

このサービスを利用して作成したのが、私の次のホームページです。様々なインターネット・サービスを紹介しています。

  [Change PC-Life] クラウド・サービス活用
  http://yumeonelight.jimdo.com/


(2) Googleのホームページ作成サービス「Google Sites」

ブラウザからホームページを作成できる、Googleの無料サービスです。

  Google サイト - ウェブサイト/Wiki 無料作成ツール
  http://sites.google.com/?hl=ja

日本語対応で、少し慣れが必要なサービスですが、Googleのドキュメントや画像管理サービスとも連動したサービスで簡単にホームページが作成できます。このサービスを利用して作成したのが、私の次のホームページです。

  コンピュータ用語学び塾
  https://sites.google.com/site/yumeschool/

(注)なお、ブログもHTMLを利用していますが、ブログは”簡易型の日記形式ホームページ”で、HTMLの知識が無くても文章が簡単に作成できるようになっています。



■ WWWとホームページの歴史


1989年にティム・バーナーズ=リーという人が、HTMLを使ってコンピュータ間の文書を参照可能にする、”WWW (World Wide Web)”を発明しました。ティムは当時、素粒子物理関係の研究所に勤めていましたが、そこの何千人もの科学者の研究がどのようになっているのか、前任者の資料がどうなっているか分からなくなってしまうということが大きな問題となっていました。

そこで、彼は各研究者のコンピュータに保存されている文書を、分類整理するのではなく、相互に「リンク」させる”ハイパーテキストの仕組み=WWW”を考案したのです。

WWWでは文章の記述には、HTMLなどのハイパーテキスト記述言語が使用されます。ハイパーテキストとは文書に別の文書の参照を埋め込むこと(ホームページのリンクのこと)で、インターネット上のコンピュータに散在する文書同士を相互に参照可能にするシステムです。

このことで、マウスをクリックするだけで、複数のコンピュータの文書間を移動したり、別のファイルである画像を文書内に表示させることなどが可能になります。

そのつながり方が蜘蛛の巣を連想させることからWorld Wide Web(世界に広がる蜘蛛の巣)と名付けられました。

その後、HTMLの記述方式は比較的単純なため、急速に広く普及し、またHTMLを使ったホームページがインターネットで活用されることで、インターネット利用も急速に拡大したと思います。



第7回 IPアドレスとネットワーク

「IPアドレス」という言葉は、時々聞くと思いますが、インターネットを理解する上で、大事な用語の一つです。この「IPアドレス」のお陰で、世界中のコンピュータがつながることができます。

この「IPアドレス」は、電話番号とよく似ています。電話番号は「個々の電話に付けられた番号」、「IPアドレス」は「個々のコンピュータに付けられた番号」です。

IPアドレスは、パソコンも含め、インターネットにつながっている一つ一つのコンピュータに付けられる番号(アドレス)です。相手と電話するときには「電話番号」が必要なように、コンピュータ通しでデータをやり取りするときには、「IPアドレス」が必要です。


(1) ネットワーク・・・コンピュータ機器がつながったもの
(2) LAN(ラン)・・・建物内や家庭などの狭い範囲のネットワーク
(3) IPアドレス・・・・個々のコンピュータ機器に付けられる番号
(4) IPアドレスの構成・・・ネットワーク番号+(ネットワーク内の)コンピュータ機器番号
    IPアドレス=aaa.bbb.ccc.ddd  :aaa、bbb、ccc、dddは0~255の数値です。
(5) サブネットマスク・・・IPアドレスのどこまでがネットワーク・アドレスを示すもの
(6) グローバルIPアドレス・・・世界中で一意の(重複のない)IPアドレス
(7) プライベートIPアドレス・・家庭内や企業内で自由に使えるIPアドレス
(8) ブロードバンドルータ・・・家庭の複数のパソコンをインターネットに接続するための機器


なお、現在、使われているIPアドレスの仕組み(番号体系)は「IPv4(IPバージョン4)」と言われ、アドレスを32ビット(2進数の32桁)で管理しているため、”付けることができる番号は約43億”と限られています。

IPv4で、IPアドレスの残りの番号が少なくなっているので、新しく考えられているのが「IPv6(IPバージョン6)」です。これだと、ほぼ無限のコンピュータ機器に番号が付けられます。


なお、用語説明を添付の図で説明しています、参考にしてください。図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100801142950



■ ネットワークとは


ネットワーク(Network)の本来の意味は、「網の目のように張り巡らされた組織や系列、繋がりのこと」です。

簡単に言うと、「ネットワーク」は”コンピュータ機器がつながったもの”です。企業内のコンピュータがつながったネットワーク、家庭内のパソコンがつながったネットワークなど様々なネットワークがあります。

なお、ネットワークには、建物内や家庭などの狭い範囲で、パソコンやプリンターなどのコンピュータ機器をつないだ狭いネットワークのLAN(ラン)、広い範囲のネットワークの”WAN” (ワン)があります。

「インターネット」は、世界中の「ネットワーク」をつなげた、「ネットワークの中のネットワーク」です。



■ IPアドレスの構成


IPアドレスは「個々のコンピュータ機器に付けられる番号」ですが、次のような構成です。

  IPアドレス=ネットワーク・アドレス +ホスト・アドレス

   ネットワーク・アドレス = ”ネットワークの番号”
   ホスト・アドレス    = ネットワーク内の”コンピュータ機器番号”

電話番号に例えると、次のようになります。

  IPアドレス=ネットワーク・アドレス +ホスト・アドレス
       =(市外局番)      +(市内局番+加入者番号)

同じネットワーク内のコンピュータのIPアドレスの”ネットワーク・アドレス”は同じになっています。そのことにより、ネットワーク・アドレスをみるだけで、通信する相手のコンピュータが、同じネットワーク内なのか、ネットワーク外なのかがすぐに分かります。



■ IPアドレスの表現、サブネットマスク、クラス


電話番号=”03-1234-5678”であれば、”-”があってもなくても、市外局番(03)市内局番(1234)加入者番号(5678)と分かります。

  電話番号=市外局番+市内局番+加入者番号

IPアドレスは”192.168.142.102”のように、0から255までの数字が.(ピリオド)で区切って4つ並べて表記します。

  IPアドレス=aaa.bbb.ccc.ddd  :aaa、bbb、ccc、dddは0~255の数値です。

なお、IPアドレス=”192.168.142.102”の内容では、どこまでが「ネットワーク・アドレス」であるかが分かりません。

その為、どこまでが「ネットワーク・アドレス」であるかを示すためにサブネット・マスクという設定があります。

  IPアドレス=aaa.bbb.ccc.dddの場合

  サブネット・マスクが「255.0.0.0」  の場合 → ネットワーク・アドレスは「aaa」
  サブネット・マスクが「255.255.0.0」 の場合 → ネットワーク・アドレスは「aaa.bbb」
  サブネット・マスクが「255.255.255.0」の場合 → ネットワーク・アドレスは「aaa.bbb.ccc」


■IPアドレスからネットワーク・アドレスを求める方法

IPアドレス=”192.168.142.102”は実は、2進数の32ビットを8ビット毎に区切って、10進数で表現したものです。

IPアドレスとサブネット・マスクを2進数にし、IPアドレスとサブネット・マスクの2進数のAND演算(対応するビットが両方共に1場合)の結果がネットワーク・アドレスになります。


下記は、サブネット・マスク=”255.255.255.0”の場合です。

  (1) IPアドレス    =192.168.142.102
             =11000000 10101000 10001110 01100110
 
  (2) サブネット・マスク=255.255.255.0
             =11111111 11111111 11111111 00000000

  (3) ネットワーク・アドレス
             =11000000 10101000 10001110
             =192.168.142

上記の場合、(1)、(2)のAND演算の結果の(3)がネットワーク・アドレスになります。



■ IP アドレスのクラス


IPアドレスは、ネットワークの大きさ、つまり、コンピュータの集まりの大きさで、クラスA、クラスB、クラスCに分けられます。

  クラスA:大規模ネットワーク・・・サブネット・マスクが「255.0.0.0」
  クラスB:中規模ネットワーク・・・サブネット・マスクが「255.255.0.0」
  クラスC:小規模ネットワーク・・・サブネット・マスクが「255.255.255.0」

クラス A は IP アドレスが 0 で始まります。クラス B は IP アドレスが 10 で始まり、クラス C は IP アドレスが 110 で始まります。

また、アドレスの範囲はクラス A が 0.0.0.0 から 127.255.255.255。クラス B は 128.0.0.0 から 191.255.255.255。クラス C は 192.0.0.0 から 223.255.255.255 です。

クラス A, B, C の (既定の) サブネットマスクはそれぞれ、255.0.0.0、255.255.0.0、255.255.255.0 になりますが、これは既定のサブネットマスクであって、クラス A でもサブネットマスクを 10 ビットにしたり、クラス B の範囲でも、サブネットマスクを 24 ビットにすることは構いません。


(注)現在はクラスに縛られずにサブネット・マスクを利用するようになりました。つまり、ネットワーク部とホスト部の切れ目は今ではクラスではなく、サブネット・マスクが決めているといえます。



■ グローバル IP アドレスと プライベート IP アドレス


IPアドレスには次の2種類があります。

 グローバルIPアドレス・・・世界中で管理され一意の(重複のない)IPアドレス
              電話で言うと外線番号に該当する
     
 プライベートIPアドレス・・家庭内や企業内で自由に使うことができるIPアドレス
              電話で言うと内線番号に該当する

もし、世界中の人が IP アドレスを勝手に割り振ったら、同じIP アドレス必ず出てきてしまい、特定のコンピュータを探し出すことが不可能になります。

そこで、一意のIPアドレスを割り振れるよう、 IPアドレスは特定の機関によって管理されています。日本では日本ネットワークインフォメーションセンター (JPNIC) によって管理されています。

インターネットを利用する場合、インターネットサービスプロバイダと契約しますが、サービスプロバイダは、こうした機関から IPアドレスを割り当ててもらい、それをさらに私たち利用者に割り当てています。

このように、世界中で管理されている IPアドレスを特に ”グローバルIPアドレス”と言います。インターネットにコンピュータを接続する場合は、グローバルIPアドレスを使わなければなりません。


なお、家庭内や企業内のような閉じられたネットワーク内では、”プライベートIPアドレス”を利用します。ただし、”プライベートIPアドレス”では、インターネットとは通信できません。



■ ブロードバンド・ルータとは


ブロードバンド・ルータの役目は、接続されている複数のパソコンをインターネットに接続することです。

ルータとは、異なるネットワーク同士を相互接続する機器のことですが、ブロードバンド・ルータは、FTTH・ADSLなどのブロードバンドでLANをインターネットに接続する機器です。

 家庭の複数のパソコンなど →ブロードバンド・ルータ →FTTH回線終端装置 →インターネット

 家庭の複数のパソコンなど →ブロードバンド・ルータ →ADSLモデム    →インターネット


家庭内の複数のパソコンは、「ブロードバンド・ルータ」につながれて、LANというネットワークを構築し、このブロードバンド・ルータを通じてインターネットに接続します。

なお、ブロードバンド・ルータには、インターネットと通信するための「グローバルIPアドレス」と、家庭のパソコンと通信するための「プライベートIPアドレス」の2つのIPアドレスを持っています。

家庭の各パソコンは家庭内LANだけで利用可能な「プライベートIPアドレス」だけを持ち、ブロードバンド・ルータと通信します。

ブロードバンド・ルータは、接続されている各パソコンの「プライベートIPアドレス」を、「グローバルIPアドレス」に変換してインターネットと接続します。


家庭内の複数のパソコンは、「ブロードバンド・ルータ」につながれて、LANというネットワークを構築し、このブロードバンド・ルータを通じてインターネットに接続します。


≪補足≫ブロードバンドルータを使用時のIPアドレスの仕組み

家庭や企業では一般的に、クラスCを使用します。例えば家庭で3台のパソコンと1台のブロードバンドルータにプライベートIPアドレスを割り振る場合、以下のようにします。

(1) ブロードバンドルータはISPから割り当てられたグローバルIPアドレスを持っています。例えば、グローバールIPアドレス「199.112.113.114」

(2) プライベートIPアドレスとして、ブロードバンドルータに「192.168.0.1」、パソコン1~3に「192.168.0.2~192.168.0.4」を割り当てます。


参考情報: ブロードバンドルータとIPアドレス
http://lan-pc.pc-beginner.net/bb_router/bb_router_ip.html



■ IPv4(IPバージョン4)、IPv6(IPバージョン6)


現在、使われているIPアドレスの仕組み(番号体系)は 「IPv4(Internet Protocol Version 4)」 です。

この「IPv4」は、アドレスを32ビット(2進数の32桁)で管理しているため、付けることができる番号、つまり管理できるコンピュータの最大数は0.0.0.0から255.255.255.255まで約43億種類になります。

これ以上のコンピュータは、現在の「IPv4」では管理できません。

しかし、近年のインターネットの急速な普及により、インターネットにつながるコンピュータが増え、IPv4の仕組みのIPアドレスでは管理できなくなることが予想され、128ビット(2進数の128桁)でアドレスを管理するIPv6が開発されました。


■将来のIPアドレス、IPv6(IPバージョン6)

「IPv6(Internet Protocol Version 6)」は、「IPv4」より多くのコンピュータのアドレスを管理するために開発されている仕組み(番号体系)です。

最大の特徴は、IPアドレスを32ビットから128ビット(2進数の128桁)に拡張したことです。

現状の、IPv4では最大で約43億個のIPアドレスしか用意できませんが、IPv6では2の128乗(340澗、340兆の1兆倍の1兆倍)という、ほぼ無限に近いアドレスが利用できます。

パソコンだけでなく情報家電をはじめとしたあらゆる機器にIPアドレスを割り当ててもまだ余裕があると言われています。

また、IPv6ではセキュリティ機能の向上やパケットのヘッダ情報の簡素化など、IPv4における難点の多くを解消することができるとされています。


■IPアドレスの「IPv4からIPv6への移行」と互換性

中国やロシア、インドなどでもインターネットが普及したこともあり、IPv4のIPアドレスの消費ペースは、当初の想定よりも早く、2011(平成23)年初頭には、IPv4のアドレスが枯渇すると見込まれています。

なお、IPv4とIPv6の変化は、「電話番号の桁数が32桁から128桁」に変わることをイメージしたらよいと思います。電話番号の桁数が変わったら本当に大変です。

IPv6は多くの番号を付けることができますが、IPv4との互換性がありません。その為、IPv4のみに対応したパソコンやネットワークシステムではIPv6を利用することができなくなります。

これから、IPアドレスの「IPv4からIPv6への移行」が進むと思います。それに合わせ、使っているパソコンのハードやソフト、ネットワーク機器、プロバイダなど、「IPv6」に対応可能なのか、これから関心を持つ必要がありそうです。




読者登録

yumeonelightさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について