目次
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第1回 パソコンの仕組み
第1回 パソコンの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第7回 IPアドレスとネットワーク
第7回 IPアドレスとネットワーク
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第9回 電子メールの仕組み
第9回 電子メールの仕組み
第10回 メールソフトとWebメール
第10回 メールソフトとWebメール
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
《番外編》
年賀状作成に役立つホームページと「年賀状メール」のマナー紹介
インターネットでは、簡単なパスワードは危険!! パスワードの作り方と使い方
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第1回 パソコンの仕組み

パソコンやインターネットの用語を文章で覚えるのは、なかなか大変です。また、用語を単独で覚えるより、関連する用語をまとめて覚えると効果的です。

そこで、用語を効果的に覚えるため、「複数用語を関連づけしてを図解」し、何回かに分けて、紹介したいと思います。第一回目は、”パソコンの仕組み”です。

パソコンを活用する上で、パソコンの仕組みを知っておくと便利です。パソコン活用時には、CPU、メモリ、ハードディスク、基本ソフト(OS)など、様々な専門用語が飛びかいますが、これらを一つずつ理解するよりも、関連する用語をまとめて、パソコンの仕組みの中で理解しておくと、良く分かるようになります。

物を使う場合、その仕組みを簡単に知っておくと、活用するときに様々な応用がききますが、それと同じですね。

但し、パソコンの仕組みを正確に説明するためには、数百ページの説明が必要になりますし、とても一人の力では説明できません。

その為、ここでは、パソコン全体の仕組みの概要を理解することを目的に、多少の正確さを犠牲にして説明しますのでご了解下さい。 また、私自身の理解不足の点も多々あると思います。

パソコンは、大きく次の要素で構成されています。

 (1) CPU(CPU:Central Processing Unit、中央処理装置) : パソコンの頭脳

 (2) メモリ(主メモリ) : ソフト・データが動く場所

 (3) ハードディスク   : ソフト・データの保管庫

 (4) 基本ソフト: ブラウザ、メールソフトなどの応用ソフトを動かすソフト(Windowsなど)

 (5) 応用ソフト: ブラウザ、メールソフト、ワープロソフトなど
 
 (6) データ  : 画像データ、音楽データ、メールデータ、文書データなど

 (7) USB    : パソコンにプリンター、デジカメなどを接続する万能接続口
 

なお、Officeフリーソフト「OpenOffice.org」のドロー(作図機能)で、これらの関係を 図:「パソコンの簡単な仕組み」 にしました。


図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100606032740


以下、簡単に説明します。



■ (1) CPU(CPU:Central Processing Unit、中央処理装置)


パソコン全体の処理・計算を行う、まさに”パソコンの頭脳”と言える部分です。メモリ上にあるソフトウェアを実行する装置です。なお、CPU が良いものであるほど、そのコンピュータは多くの処理を速く実行できます。

パソコンのCPUが「Pentium 4 CPU 1.80GHz」 と書いてあれば、CPUは「Pentium4」という種類で、クロック数が「1.8GHz」ということを表します。クロック数が大きいほど、CPUの処理が速い=性能が良い、ということになります。

但し、パソコン全体の性能にはメモリ容量の大きさなどが影響し、クロック数だけでは決まりません、あくまでも一つの目安です。

 参考情報: CPUの性能の説明
       http://homepage2.nifty.com/kamurai/CPU.htm



■ (2) メモリ(主メモリ)


正確には”主記憶装置(メインメモリ)”と呼ばれ、ソフト・データが動く場所です。この大きさが大きいと、ブラウザなどのソフトの動きが機敏になります。

机で作業することを考えると、メモリは作業机で、大きいほど仕事がし易くなることに似ています。

必要なソフトやデータは、記録されているハードディスクから、このメモリに読み込まれて実行・処理されます。

動作が高速で、CPUから直接読み書きすることができますが、単位容量あたりの価格が高いため大量には使用できず、また、電源を切ると内容が失われてしまいます。このため、ソフトやデータはハードディスクなどの外部記憶装置に記録し、必要なものだけメモリに呼び出して使います。



■ (3) ハードディスク(HDD)


ハードディスク(HDD)は良くHDDと略されます。ソフトやデータを保管しておく記憶装置で、昔は、ハードディスクドライブと呼ばれていました。

ハードディスク(Hard Disk) は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)のことで、略してHDD、HDドライブ、HDと呼ばれます。

ハードディスクは、通常パソコンの中にあり、その中には、DVDのような円盤が入っています。この円盤に、データやソフトが書き込まれ(記録され)、必要なときに読み出されます。メカ的な構造なので、衝撃を与えないようにすることが必要です。

なお、このハードディスクに記録されたソフトやデータは、電源を切っても消えません。データやソフトはハードディスクからメモリ(主メモリ)に読み込まれ、実行されます。HDDの構造は、以下を参照下さい。

 参考情報: ハードディスクの仕組み
       http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070419/268944/



■ (4) 基本ソフト(OS:Operating System、オペレーティングシステム)


CPU、メモリ、ハードディスク(HDD)などは、ハードウェアといわれますが、これらを動かすのはソフトウェア(略してソフト、以後ソフト)と呼ばれます。

ソフトは、大きく、「基本ソフト」と「応用ソフト」に分かれます。

基本ソフトは、オペレーティングシステム(Operating System)略してOSと言われ、ブラウザ・メールソフトなどの「応用ソフト」を動かしたり、ハードウェアに動作を指示するソフトです。Windowsは代表的な基本ソフトです。

(注)「ソフト」と同じような言葉に「プログラム」があります。厳密に言うと、違うのですが、普通は、「ソフト」=「プログラム」と考えても大丈夫です。



■ (5) 応用ソフト


ブラウザ、メールソフト、ワープロソフト、表計算ソフトウェア、ウイルス対策ソフトなどがあります。応用ソフトは、基本ソフトのもとで動きます。

なお、応用ソフトは、動く基本ソフトが決まっているので、購入時は、必ず自分のパソコンの基本ソフトで動くか確認してから購入しましょう。



■ (6) データ


画像データ、音楽データ、メールデータ、文書データなどの様々な種類のデータがあります。なお、これらのデータは、応用ソフトで処理されます。

データはファイルとも呼ばれ、「flower.doc」のような表現になります。

   「.」(ピリオド)の前の「flower」 → ”データ名”
   「.」(ピリオド)の後の「doc」   → ”拡張子”
   
なお、拡張子によって、処理をするソフトが決まります。「doc」であればWord、「xls」であればExcelが実行されます。(注)Windowsでいう”関連づけ”とは、この拡張子とソフトを対応させることを言います。



■ (7) USB


パソコンに、プリンター、デジカメ、マウスを接続するとき、よく耳にするのが、この「USB」ですね。「USB」は、「Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)」という言葉の略称で、簡単に言えば、「なんでも接続できる端子」と言う意味です。

昔は、マウス・キーボードはPS2、プリンターはパラレルポートというように、それぞれ、パソコンの専用端子に接続していました。その為、以前は、「あれっ、これ、パソコンのどの端子につなぐのかな?」と、よく考えたものでした。

しかし、「USB」の登場で、なんでもかんでも、この「USB」という場所(端子)にケーブルをつなげば、いろんな機器がパソコンで使えるようになりました。

なお、「USBメモリ」というものがありますが、「USBに接続して使用する、持ち歩き可能なメモリ」のことです。

最近は、大容量の「USBメモリ」があり、大変便利です。但し、小さいので、紛失に注意することや、紛失した場合のことを考え、「USBメモリ」に入れるデータには、暗号化の処理をすることが必要ですね。


≪補足≫HDD(ハードディスク)の劣化対策

専門家ではありませんが、私が気をつけていることを以下に紹介します。

なお、以前に比べるとHDDの信頼性も高くなっているので、あまり神経質になることは無いと思いますが、万が一、壊れた場合のことを考え、HDDの中のデータを、別なもの(USBメモリ、DVDなど)にバックアップすることが大事です。

(1) HDDの中には、写真などの大切なデータがたくさん入っているので、万が一を考え、USBメモリ、DVDなどにHDDのデータをバックアップ(コピー)して下さい。

(2) 衝撃に弱いので、HDDが入っているパソコンの取り扱い時は、衝撃を与えないように注意下さい。

(3) 熱に弱いので、長時間使っていてパソコン自体が熱くなってきたら、電源を切って、しばらくパソコンを休憩させる。また、日当たりが良い場所にパソコンを置かない。

(4) データをHDDに書き込んでいるときにパソコンの電源を切らない。全てのソフトを終了させ、しばらく時間をおいてから(できれば、HDDのランプが消えたのを確認し)、パソコンを終了させる。

(5) パソコンの電源を切ってから、すぐに電源を入れない。電源を切ってから、数分以上、しばらく時間をおいて、パソコンの電源を入れる。


第2回 インターネットの仕組み

もう日常生活に欠かせなくなったインターネット、全体像を理解するのはなかなか困難です。しかし、その仕組みを大まかに理解しておくと、難解なインターネット用語も理解しやすくなり、インターネットの便利さや危険さを感じることができます。

そこで、”インターネットの仕組み”を大まかに理解するため、大胆に簡略化した図を作成してみました。

専門的には、曖昧な部分や不正確な部分もあると思いますが、下記の(1)~(10)の用語を一つの図にまとめ、インターネットの全体の仕組みがイメージ出来るようにしました。少しゴタゴタ図になっていると思いますが、参考になれば幸いです。

 (1) インターネット: 世界中のコンピュータをつないだもの
 (2) IPアドレス: コンピュータに付けられた番号
 (3) ホームページ: 文字や画像、動画を一つの文書にまとめたもの
 (4) サイト: ホームページがおかれているインターネット上での場所
 (5) URL: ホームページのアドレス
 (6) インターネット接続業者(プロバイダ、ISP): インターネットに接続する会社
 (7) インターネット接続: 代表的なもの、光ファイバー、ADSL、CATV
 (8) ブラウザ: ホームページを表示するソフト(IE、Firefoxなど)
 (9) ダウンロード: インターネット(のコンピュータ)からデータを取り出す
 (10)アップロード: インターネット(のコンピュータ)にデータを登録する


図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100606032739


以下、簡単に説明します。



■ インターネット


インターネットは、「世界中のコンピュータが結ばれているシステム」です。世界中の企業・各機関・官公庁などがインターネットに情報を流し、また様々なサービスを提供しています。また、パソコンさえあれば誰でも情報発信し参加することができます。

携帯電話でも、インターネットのホームページを見るのはもちろんのこと、インターネットのサービスも受けることができるようになりました。

通常、インターネットというと、ホームページの事が浮かびますが、これはインターネットを利用したサービスの一つで、日本中・世界中の人達との電子メールも、インターネットを利用したサービスです。



■ IPアドレス


「IPアドレス」は、インターネット上のコンピュータに付けられた番号です。これがないとインターネットに接続できません。「IPアドレス」は、よく「住所」や「電話番号」に例えられます。

相手に荷物を送るときには「住所」、相手と電話するときには「電話番号」が必要なように、コンピュータ通しでデータをやり取りするときには、「IPアドレス」が必要です。

IPアドレスは「123.124.125.191」(IPv4の表現方法)のように,3桁の数字を4個、「.」で区切り、表現されています。

なお、ホームページやメールのやり取りの時に、このIPアドレスを使っても良いのですが、数値のため分かりづらく面倒なので、考え出されたのが「ドメインネーム」という記号です。

  URL   http://www.home.co.jp *”www.home.co.jp”がドメインネーム



■ ホームページ、サイト(site)、ウェブ(Web)


ホームページは、文字や画像、動画を一つの文書にまとめたものです。なお、ホームページは相互に”リンク”で関連付けられています。ホームページは世界中のコンピュータの中に置かれています。


サイト(site)は、英語で「敷地、位置」のことで、インターネットの場合には、「ホームページがおかれているインターネット上での場所」のことです。


ウェブ(Web)は、ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービスのことです。Webには”クモの巣”と言う意味がありますが、インターネット上の世界中のホーム ページどうしが”リンク”で、クモの巣のように結び付けられていることから、ウェブ(Web)と呼ばれています。



■ URL


URLとはホームページのアドレスで、"Uniform Resource Locator"の略です。URLの基本形は以下です。
     http://www.abcdef.co.jp/xyz.html

ブラウザの表示に鍵マークが付いたり、URLの表示色が変わったりしたときに、 ”http://”が ”https://” と ”httpにsが付く”場合があります。

これは、ホームページを表示したり、個人情報を入力したとき、「データのやり取りが暗号化され、安全ですよ」という意味です。



■ インターネット接続業者(プロバイダ、ISP)


プロバイダ、ISPとも呼ばれますが、ADSL回線、光ファイバー回線、データ通信専用回線などを通じて、顧客である企業や家庭のパソコンをインターネットに接続する会社のことです。家庭のパソコンは、このインターネット接続業者のコンピュータを通じてインターネットに接続されます。



■ インターネット接続


インターネットに接続する方法として、代表的なものに、自宅のパソコンをインターネットに接続する、光ファイバー(FTTH)、ADSL(非対称デジタル加入者伝送方式)、CATV(ケーブルテレビ)があります。

これは、電話回線やケーブルテレビなどの固定回線を使う方法ですが、それ以外に、携帯電話や
モバイル無線通信(携帯電話網、公衆無線LANサービス、モバイルWiMAX)があり、インターネットの接続方法も多様化の時代になってきました。



■ ブラウザ


インターネットのホームページを見るときに使うソフトが「ブラウザ(browser)」です。代表的なものに「IE(Internet Explorer)」があります。

なお、ブラウザには、「IE」以外にも、「Firefox」、「Chrome」、「Safari」、「Opera」などたくさんあり、いずれも無料で手に入ります。



■ ダウンロード、アップロード

「ダウンロード」とは、インターネットのコンピュータから、個人のパソコンに、データを転送することを言います。

「ダウンロード」の逆が「アップロード」で、個人のパソコンから、インターネットのコンピュータにデータを転送する事を言います。




第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続

私がインターネットを始めたのは、1996年の5月の14年前。その当時、インターネット接続の通信速度は、確か”28.8kbps”だったと思います。しかし、今は”数十Mbps”が当たり前で、通信速度が”k(キロ)からM(メガ)”の、1000倍になっています。技術の進歩はすさまじい勢いで進んでいます。

昔は、インターネットと言えば、家庭のパソコンで利用していましたが、今は、携帯でも携帯専用のホームページが見れ、メールも携帯で自由にできるようになりました。

そして、これから、盛んになるのが、パソコンを持ち歩き、どこでもインターネットが出来る”高速モバイル通信”です。

受信速度が7.2Mbpsという高速データ通信が、ドコモ、au、ソフトバンク、イーモバイルなどの携帯通信網で可能になり、ノートパソコンに専用の通信カードや携帯電話を差し込めば、サービスエリア内であれば、どこでもインターネットが可能になりました。

また、モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ)、モバイルWiMAX(モバイル ワイマックス)という新しいインターネット通信方式も登場し、インターネット接続は多様化の時代に入ってきました。

しかしながら、これらの多様化したインターネット接続方式を理解することは、なかなか至難の業で、これらの内容を正確に伝える自信はありませんが、理解できた範囲で、”インターネットへの接続方法”を図にまとめてみましたので参考にしてください。

専門的には、曖昧な部分や不正確な部分もあると思いますが、下記の(1)~(9)の用語を含め、一つの図で、多様化するインターネットへの接続方法がイメージできるようにしました。


 (1) FTTH: 光ファイバーを使った高速インターネット通信
 (2) ADSL: 電話回線を使った高速インターネット通信
 (3) プロバイダ(ISP): インターネット接続業者
 (4) LAN(ラン): 家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの
 (5) 有線LAN接続: 複数のパソコンなどを線でつないだもの
 (6) 無線LAN接続: 電波でデータをやり取りし無線で複数のパソコンなどをつないだもの
 (7) モバイル高速データ通信(3G): 携帯電話網を使った高速データ通信
 (8) モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ):
    標準の無線LAN規格「Wi-Fi方式」を使った、携帯電話網によるインターネット接続方式
 (9)公衆無線LAN:
    カフェやホテル、街角などからインターネットに接続する方式


図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100606032741


以下、簡単に説明します。



■ ネットワークとインターネット


○ネットワーク
パソコン・ゲーム機などの電子機器が結ばれたもの

○インターネット
世界中のコンピュータがつながっている”世界最大のネットワーク”

○プロバイダ(ISP、インターネットサービスプロバイダ)
インターネット接続業者。ADSL、FTTHなどを通じて、家庭のコンピュータをインターネットに接続する。



■ 家庭でのインターネット接続: FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV



○ブロードバンド
ブロードバンドは、FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV(ケーブルテレビ)のような数Mbps以上の高速通信方式がブロードバンドと呼ばれます。

ブロードバンドは直訳すると「広帯域」を意味しますが、一般的には「インターネットの高速通信」という意味で用いられています。もともとはデータ転送に使う周波数帯域の幅が広いことを意味します。


○FTTH(光ファイバー)

透明な繊維(ファイバー)を使って光で信号を送る方式。従来の電話線に比べて、大量の信号を高速で送ることができます。下り上りともに100Mbpsの高速通信が可能です。


○ADSL(非対称デジタル加入者伝送方式)

従来のアナログ電話回線を利用してインターネットに高速に接続する方式。速度は下り1~50Mbps、上り1~5Mbpsの速度です。既存の電話回線を使えるので、コストが安いというメリットがある反面、電話局からの距離が離れると通信速度が落ちるというデメリットがあります。


○CATV(ケーブルテレビ)

ケーブル会社の回線を通じてインターネットに接続する方式。通信速度、接続料金などのサービス内容は、各地のケーブルテレビ会社により様々です。


≪参考用語≫

ブロードバンドルータ
 家庭で使う複数の機器をインターネットに接続するもの

HUB
 複数のネットワーク接続口を提供するもの。通常、ブロードバンド・ルータと一緒に用いられる。

モデム
 アナログ信号とディジタル信号(コンピュータ信号)を相互変換するもの。



■ LAN(ラン): 家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの



○LAN(ラン:Local Area Network)

家庭内や建物内の狭い範囲で、パソコン・ゲーム機などの電子機器を結びつけたもの(狭いネットワーク)。


○無線LAN

電波でデータをやり取りし、無線で複数のパソコンなどをつなぐLAN。

無線LANは電波を利用するという性質上、機器に適切な情報セキュリティ設定を行わないままで使用すると、盗聴、情報の改ざん、踏み台にされるなどの被害を受ける可能性があるので注意が必要です。

  一般利用者のための情報セキュリティ対策 無線LANにおける危険性
  http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/ippan12.htm



■ 携帯電話網を活用した高速インターネット通信


この方式は、多少通信速度は低いですが、携帯電話機やデータ通信カードをパソコンに接続するだけで、いつでも・どこでもインターネットが利用できます。


○モバイル高速データ通信(3G)

携帯電話網を使った高速データ通信。ドコモ、au、ソフトバンク、イーモバイル、ウィルコムなどが提供しています。3G(第3世代携帯電話)、3.5Gとも呼ばれる。この料金は通常の携帯電話の料金体系とは異なり、”パケット定額サービスの適用対象外”なので要注意です。


○モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ)

標準の無線LAN規格「Wi-Fi方式」を使った、携帯電話網によるインターネット接続方式。小型無線LANルーターを使いインターネットに接続する。イーモバイルのPocket WiFi、携帯各社のモバイルWi-Fiがある。


○アクセスポイント

パソコンなどをインターネットに接続する接続ポイントのこと。または、インターネット接続サービスを利用出来る場所。


≪参考用語≫

○Wi-Fi(ワイファイ)

無線LANの一つで、一定の無線規格を満足したパソコン・携帯電話・ゲーム機などをつなげる無線LAN方式。つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明です。



■ 移動しながらどこでも高速インターネット通信



○公衆無線LAN

無線LAN機能を持つパソコンや携帯情報端末を使って、カフェやホテル、街角などからインターネットに接続する方式。ホットスポット、フリースポットとも呼ばれます。

公衆無線LANサービスには無料のものと有料のものがありますが、無料サービスの場合、ESS-IDやWEPキーをエリア内に貼っていたり、暗号化していないところも多いので、個人情報の扱いには注意が必要。

 公衆無線LANのしくみと使い方---目次 - 1週間で学ぶネットワークの要点:ITpro
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060301/231330/


○モバイルWiMAX(モバイル ワイマックス)

移動中でもブロードバンド並みの速度と料金でデータ通信できる方式。ある実験では、時速200kmの移動時でも最大10数Mbpsの通信が可能になっています。

無線LANが室内で約100mまでの利用範囲に対し、WiMAXの利用範囲は約10km。モバイル・パソコンなどのモバイル端末が、ADSL並みの速度と料金でデータ通信できる技術として注目されています。



■Wi-Fi(ワイファイ)とは

LANは“ラン”と読みます。これはLocal Area Networkの頭文字をとったもので、一般的には企業オフィスや家庭内などで利用される規模のコンピュータ接続ネットワークを指します。そして、それを無線で実現するのが無線LANです。無線LANをいう言葉自体は特定の技術を指し示すものではありませんが、一般的にはIEEE 802.11シリーズという規格が利用されます。

このIEEE 802.11シリーズは、始めのうちは規格が曖昧で異なる製品間での相互接続がうまくいかなかったりしたりしました。「これで無線LANができます!」と言われて買ったのにモノによっては接続できないなんてことでは消費者にソッポ向かれてしまって非常に困ると考えたメーカー各社が「じゃ、キチンとテストするようにしようよ」ということで設立されたのが“WECA(ウェカ)”という業界団体です。

このWECAがいろいろがんばって認証プログラムを作り、そのプログラムを通過できた製品に対して使われるブランド名として“Wi-Fi(ワイファイ)”を定義したのです。この定義にあわせてWECAは団体名を“Wi-Fiアライアンス”に変更しました。

つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明なのです。もちろん、いろいろ設定とかしなければならなかったりしますので多少の大変さは残ってしまっていますが、少なくとも「がんばったけどぜんぜん繋がらないよ」というような事態はずいぶん減ったという次第なのです。

まぁ、つまるところ大勢の人が使うモノには標準となる指針があったほうが良い、というお話でした。


■モバイルWiMAXとは

 モバイルWiMAXとは,「WiMAX」という無線通信規格を移動通信に活用する技術である。モバイル・パソコンなどのモバイル端末が,ADSL並みの速度と料金でデータ通信できる技術として注目されている。全国で展開される無線ブロードバンド通信向けに総務省が新たに割り当てる2.5GHz帯の周波数帯域で採用されることが確実なことから,最近のニュースなどでも「モバイルWiMAX」という言葉をよく見かけるようになってきた。

 「WiMAX」(world interoperability for microwave access)とはIEEEで制定している無線通信規格の一つで,IEEE802.11方式の無線LANよりも広い範囲をカバーする無線通信規格である。無線LANが室内で約100mまでの利用を想定しているのに対し,WiMAXではカバー範囲を約10kmとすることで,ケーブルの敷設が難しい地域でのアクセス回線として活用することを想定している。このWiMAXの「IEEE802.16-2004」にモバイル用途の機能を追加した「IEEE802.16e」規格がモバイルWiMAXで,半径約1k~3kmの範囲での通信を想定している。

 モバイルWiMAXでは,モバイル用途向けにいろいろな工夫をしている。まず,携帯電話のように,ハンドオーバーで接続する基地局を切り替えながら連続して通信することが可能である。しかも,時速60kmを超えるような高速移動中でも通信できる(図1)。

 また,利用する周波数帯域を細かい帯域に分け(サブキャリア),それぞれにデータを乗せて送る伝送方式を採用している。このとき,サブキャリアをグループに分けて,グループごとに異なる変調方式が使える。こうすることで,電波状況に応じて,端末に最適な変調方式のサブキャリアを割り当てることが可能になる。例えば電波状況のよい端末にはデータを一度に多く送れる変調方式を使い,電波状況の悪い端末には速度が遅くても確実に送れる変調方式を割り当てるといった使い方をする。



第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?

インターネットが普及した大きな原因は、文字や画像などが含まれた文書を簡単に画面に表示させる仕組み、いわゆるホームページが出現したことです。

インターネットにはホームページ以外にも様々なサービスがあります。今回は、このインターネット・サービスの仕組みの基本用語を復習してみたいと思います。

今回は、下記の(1)~(9)の用語を含め、インターネット・サービスの仕組み、ホームページやメールが見れる仕組みを図にしてみました。


図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100606032738


(1) WWW(World Wide Web、ワールドワイドウェブ): ホームページを利用したサービス
                          単にWeb(ウェブ)とも呼ばれる
(2) 電子メール: コンピュータを通じて、メッセージを交換するサービス
(3) FTP(エフティーピー): ソフトやデータを転送のためのサービス
(4) サーバ: 様々なサービスを提供するコンピュータ
(5) クライアント: サービスを受けるコンピュータ(パソコンなど)
(6) IPアドレス:(インターネット上の)コンピュータに付けられた番号(コンピュータの郵便番号)
(7) ドメインネーム:(インターネット上の)コンピュータに付けられた名称(コンピュータの住所)
(8) URL: ホームページアドレス、 ホームページがあるコンピュータ名称とデータ名
(9) メールアドレス: メールが置かれているコンピュータ名称とそこの個人名

(インターネット上の)コンピュータに付けられた番号と名称、つまり、IPアドレスとドメインネームは一対一に対応します。

   ドメインネーム: コンピュータ名
     URL      =http://www.abc.co.jpの「www.abc.co.jp」の部分がドメインネーム
     メールアドレス=taro@abc.comの「abc.com」の部分がドメインネーム
   
   IPアドレス: コンピュータ番号
     ”192.168.0.1”のような番号

私たちがホームページやメールをするときは、コンピュータの指定にはドメインネームを使いますが、コンピュータ間のデータのやり取りには、IPアドレスが使われます。



■ 代表的なインターネット・サービス、ホームページ


ホームページは、文字・画像・音声・動画が入った”文書(ページ)”のことです。IEやFirefoxなどの”ブラウザ”で表示させます。

(注)元々のホームページの意味はブラウザを起動した時に最初に表示されるページのことを指していました。

ホームページは、他の文書データとは違う、優れた点があります。それは、文書データの中に実際の画像・動画などを含んでおらず、”画像や動画などが保管された場所の情報(リンク)” を持っているということです。

ワープロ文書や表計算データは、データの中に画像など全ての情報を含んでいますが、ホームページには、単にそれらの情報がある保管先を示しているにすぎません。

なお、ホームページは、HTMLという書き方(文法)で作成されています。最近ではメールでも、文字の大きさを変化させたり色をつけたり、画像を加えたりできるHTML形式のメールが多くなっています。



■ インターネットの基本サービス


インターネット=ホームページと考えられがちですが、実は、ホームページはインターネットのサービスの一つに過ぎません。なお、インターネットには、大きく次の3つの基本サービスがあります。

(1) WWW(World Wide Web、ワールドワイドウェブ)

ホームページサービスのことで、一つのページから他の様々な情報を次々にみることができ、世界中の情報を”蜘蛛の巣”のようにつなでいるサービスです。Web(ウェブ)とも呼ばれます。

(2) 電子メール

電子メールは、略してe-mail、Eメール、メールとも呼ばれますが、コンピュータを通じて、メッセージを交換するサービスです。なお、インターネットを利用することで、世界中の人達とインターネットでやりとりができます。

(3) FTP(エフティーピー)

これはソフトやデータを転送のためのサービスです。ソフトを自分のパソコンに持ってきたり、パソコンからホームページデータを、インターネット上のコンピュータに転送したりするサービスです。



■ コンピュータを役目で分けると: サーバとクライアント


サーバ   : 様々なサービスを提供するコンピュータ
クライアント: サービスを受けるコンピュータ(パソコンなど)


インターネットには、サービスを提供する様々なコンピュータ(サーバ)があります。主なサーバには以下があります。


 WWWサーバ(Webサーバ): ホームページサービスを提供するコンピュータ

 メールサーバ     :電子メールのサービスを提供するコンピュータ

 FTPサーバ      :ソフトやデータのファイル送受信のサービスを提供するコンピュータ


(注)正確にはサーバは、サービス機能を提供するソフトですが、ややこしいので、このサービス機能を持つコンピューターという意味で、サービスを提供するコンピューターをサーバと呼ぶことにします。



■ (インターネット上の)コンピュータに付けられる”IPアドレス”と”ドメイン名”


インターネットにつながっているコンピュータには、それぞれ固有の番号が付けられています、それが、 ”IPアドレス”です。

しかし、この”IPアドレス”は数値が並んでいるだけで、分かりにくいため、これに対応する名前 ”ドメイン名” があります。


IPアドレス:(インターネット上の)コンピュータに付けられた番号
      例) ”192.168.0.1”のような番号

ドメインネーム:(インターネット上の)コンピュータに付けられた名称
      例) www.abc.co.jpのような名称


DNSサーバ(ドメインネームシステム) :ドメインネームをIPアドレスに変換するコンピュータ


なお、世界中のコンピュータに付けられるIPアドレスですが、多くのコンピュータに付けられた為、今の番号体系「IPv4(IPバージョン4)」では、IP番号が無くなると言われています。

その為、多くの番号を付けられる番号体系「IPv6(IPバージョン6)」の導入が考えられています。


■IPv4、IPv6とは

  IPv4(IPバージョン4):(現在)IPアドレスの付け方のバージョン4
              IPv4では最大で約43億個のIPアドレス

  IPv6(IPバージョン6):(将来)IPアドレスの付け方のバージョン6
              IPv6では340兆の1兆倍の1兆倍のIPアドレス、ほぼ無限

現状のIPアドレス、IPv4(IPバージョン4)

現在、使われているIPアドレスの仕組みは「IPv4(Internet Protocol Version 4)」です。

この「IPv4」は、アドレスを32ビット(2進数の32桁)で管理しているため、付けることができる番号、つまり管理できるコンピュータの最大数は42億9496万7296台です。

「IPv4」より多くのコンピュータのアドレスを管理するために、開発されている仕組みが「IPv6」です。
最大の特徴は、IPアドレスを32ビットから128ビット(2進数の128桁)に拡張したことです。

現状の、IPv6では2の128乗(340澗、340兆の1兆倍の1兆倍)という、ほぼ無限に近いアドレスが利用でき、パソコンだけでなく情報家電をはじめとしたあらゆる機器にIPアドレスを割り当ててもまだ余裕があると言われています。

また、IPv6ではセキュリティ機能の向上やパケットのヘッダ情報の簡素化など、IPv4における難点の多くを解消することができるとされています。



■ ホームページやメールが見れる仕組み


ホームページやメールを見るためには、そのデータがどこのコンピュータにあり、どのデータかを示すことが必要です。それが、URLやメールアドレスです。

(1) URL:ホームページアドレス、ホームページがあるコンピュータ名称とデータ名
   
   http://www.abc.co.jp/index.html
    http      :ホームページを送受信するデータ通信方式という意味
    www.abc.co.jp  :ドメインネーム、ホームページが置かれているコンピュータ名
    index.html   :ホームページのデータ名  *”index.html”は通常、省略されます

ドメイン名の「www.abc.co.jp」の”co”は会社、”jp”は日本を表します。つまり、「www.abc.co.jp」は、簡単にいうと、「日本にある会社のコンピュータ」と言う意味です。


(2) メールアドレス:メールが置かれているコンピュータ名称とそこの個人名

   taro@abc.com   
    taro      :個人名
    @        :アットマーク【atmark】、区切り
    abc.com     :ドメインネーム、メールが置かれているコンピュータ名


(注)メールアドレスの”@”とは

”@”はアットマーク【atmark】と呼ばれ、メールアドレスの個人名とコンピュータ名の間に入る文字。呼び名どおり英語の「at」の意味を持ち、メールアドレスの意味は、 「指定されたコンピュータのメールの中にある個人名」 という意味になります。

(注)FTPサーバからファイルを送受信する場合

この場合もURLを使いますが、この場合は、先頭がhttp://ではなく、ftp://になります。
   ftp://abc.co.jp/file.zip


≪補足≫”URL”は、”http://” ではなく”https://”もある

  ”http://”が”https://”に変わるとき、通信のデータは暗号化され安全

ブラウザの表示に鍵マークが付いたり、URLの表示色が変わったりしたときに、”http://”が”https://”と 「httpにsが付く」場合があります。

これは、SSLという暗号化の仕組みを使っており、ホームページを表示したり、個人情報を入力したとき、「データのやり取りが暗号化されており、安全ですよ」という意味です。

ホームページを表示したり、ホームページ上で個人情報を入力したときのデータは暗号化されておらず、データ通信時に、盗聴されたり、変更されてしまう危険性があります。そこで、安心して大切な個人情報をやり取りできるように考えられたのがSSLという暗号化の仕組みです。

このSSLを使ったホームページはのURLは、「http://~」ではなく、「https://~」と表示されます。”http://のpの後ろにsが付加”され、「https://~」となります。

パスワードやクレジットカードのような重要な情報をやり取りする場合には、ホームページのURLが「https://~」になっているか確認することが必要ですね。


第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書

インターネットといえばホームページですね。ホームページは ”HTML” という書き方で記述されている、”HTML文書”です。

HTMLとは、簡単に言えば、「文字の大きさや色を変化させたり、画像・音声・動画を見たり、他のコンピュータの文書を参照できる、文書の書き方」です。

HTMLで書かれた文書は、「リンクと」いう考えで、複数のコンピュータの文書を結びつけることが可能で、まさに、インターネットで使うのにピッタリの”オープンな文書”です。

一方、ホームページには危険な面も多々あります。最近、ホームページが悪意を持った人に改ざん(不正に修正)され、ホームページを見ただけでウイルスに感染する危険性が話題になりました。

また、携帯電話でもJavaScriptを有効にした状態で悪意のあるホームページを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが問題になっています。

今回は、ホームページの仕組み、危険性に関して紹介します、添付の図を参考にしてください。

図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100703183959


ホームページの仕組みを理解することで、ホームページの便利な面に加え、危険性も面も理解することができます。なお、HTML文書の詳しい説明、ホームページ作成ソフト・サービスについては、次回紹介したいと思います。


(1) ホームページ: HTMLで書かれた文書
(2) HTML: 文字に加え画像・音声・動画を表示させ、別文書も参照可能な文書の書き方
(3) リンク: 他のコンピュータの文書や画像などへの移動情報
(4) JavaScript: ホームページの表示に動きを加えるソフト(簡易プログラミング言語)
(5) URL:インターネット上に存在するホームページや画像などの場所
(6) WWW、Web(ウェブ): ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービス
(7) サイト(site): ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
(8) ブラウザ: ホームページなどのHTML文書を表示するソフト
(9) プラグインソフト(plug-in soft):ブラウザに組み込みブラウザの機能を拡張させるソフト



■ 何故、世界中のホームページが見れるのか?


ホームページはHTMLで書かれた文書ですが、その中に、他のホームページへのリンク(URL)が埋め込まれており、ホームページを次々にみることができます。

ホームページは、ブラウザで、「http://www.abc.co.jp/index.html」というようなURLを指定し、見ることができます。


URLとは”Uniform Resource Locator”の略で、インターネット上に存在する情報(文書や画像など)の場所を示します。

URLの中の「http://」は全てのホームページに付けられる接頭語で、「www.abc.co.jp」はホームページが保存されているコンピュータを指し、「index.html」はホームページのデータ名です(index.htmlのデータ名は省略される場合が多い)。



■ ホームページとはHTML文書


ホームページは、HTMLという特殊な文法で書かれたHTML文書です。

HTMLとは「Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)」の略で、文字の大きさや色を変化させ、画像・音声・動画を表示させることができる文章の書き方です。

また、このHTMLは ”リンク(情報の保管先を示す)” という機能で、他のコンピュータの文書を参照し、文書を相互に関連付けることもできます。

なお、HTML文書に、JavaScriptのプログラムを追加することで、ホームページの表示に動きを加えることもできます。



■ WWW、Web、ホームページ、サイトとは


よく言われる、World Wide Web(略名:WWW)は、ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービスのことです。単にWeb(ウェブ)と呼ばれることも多いです。

Webには”クモの巣”と言う意味があり、「様々な情報が蜘蛛の巣のようにつながっている」ことから、”World Wide Web(世界に広がる蜘蛛の巣)”と名付けられました。

インターネットは、「世界中のコンピュータを結んだネットワーク」自体を指す言葉で、Webはその応用技術ですが、日常用語では”Web(ホームページ)=インターネット”と呼ばれることが多くなりました。

なお、ブラウザに表示されるホームページの元々の意味はブラウザを起動した時に最初に表示される”Webページ”のことを指していました。

インターネットでよく使われる「Web(ウェブ)」、「サイト(site)」、「ホームページ(home page)」は、簡単に考えると、以下のように考えて良いと思います。

「ウェブ(Web)」・・・・・インターネットのホームページサービスの総称
「サイト(site)」・・・・・ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
「ホームページ(home page)」・・インターネットで見る個々のホームページ

なお、サイト、ホームページは、その前にWebをつけて、「Webサイト」、「Webページ」ともいも言われます。



■ ブラウザとは


InternetExplorer、Firefoxなどのブラウザは、ホームページを見るソフトですが、もう少し厳密に言うと”ホームページなどのHTML文書を表示するソフト”です。

ブラウザの歴史は、インターネットの歴史そのもので、以前は、NetscapeとInternetExplorerの2つのソフトしかありませんでした。

今は、InternetExplorer、Netscapeの流れをくむFirefox、Google Chrome、Opera、Safariなど多くの優秀なブラウザがあります。

なお、ブラウザに機能追加する為、別のソフトを組み込む事があります。これを”プラグインソフト(plug-in soft)”と言います。

”プラグインソフト”は、ブラウザなどのソフトに組み込み、機能を拡張させるソフトのことで、”アドインソフト”とも言います。

 【代表的プラグインソフト】Flash Player、Adobe Reader

 Flash Player   ・・・動画サイトで使われている動画形式FLV動画を見る為の動画閲覧ソフト
 Adobe Reader   ・・・PDF文書の閲覧ソフト、PDF:インターネットの文書配信形式
 Windows Media Player・・マイクロソフト提供の動画閲覧ソフト



■ ホームページの危険性


悪さをするプログラムをJavaScriptで作り、これをホームページに埋め込むことで、ホームページを見ただけで、悪質なホームページに誘導したり、ウイルスに感染させたりすることができます。

また、ブラウザの代表的プラグインソフト、Adobe Flash Player、Adobe Readerの不具合(脆弱性:ぜいじゃくせい)を狙った攻撃が多く見つかっており、ホームページにアクセスするだけで、ウイルスに感染する恐れもあります。

ホームページの危険性から身を守る方法としては、主に次を実施することです。

 (1) 危険なホームページ(サイト)には近づかない
 (2) プラグインソフトを常に最新版にバージョンアップする
 (3) ブラウザを常に最新版にバージョンアップする
 (4) ウイルス対策ソフトを利用し、ウイルスパターンを常に最新版にする


つい最近では、携帯電話内蔵のブラウザーで、JavaScriptを有効にした状態で悪意のあるサイトを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが発表され話題になっています。対策は、JavaScriptをオフ(無効)にすることで回避できるということです。

 ソフトバンク携帯 個人情報盗難の危険性 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20100528-OYT8T00838.htm




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