目次
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第1回 パソコンの仕組み
第1回 パソコンの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第7回 IPアドレスとネットワーク
第7回 IPアドレスとネットワーク
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第9回 電子メールの仕組み
第9回 電子メールの仕組み
第10回 メールソフトとWebメール
第10回 メールソフトとWebメール
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
《番外編》
年賀状作成に役立つホームページと「年賀状メール」のマナー紹介
インターネットでは、簡単なパスワードは危険!! パスワードの作り方と使い方
奥付
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第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方

第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方

データを破壊、パソコン動作を不調、個人情報を盗む「ウイルスやスパイウェア」、更に危険なサイトに誘導する「フィッシング詐欺」、パソコンは日々、インターネットの危険にさらされています。

インターネットが始まった十数年前と比べ、インターネットに常時接続する今は、パソコンに及ぶ危険は、種類も数も大幅に増えました。

インターネット・パソコンを安心して使うために、ぜひとも、ウイルス・スパイウェア対策・フィッシング対策などの機能を持つ、ウイルス対策ソフトの高機能版「セキュリティソフト」を活用しましょう。今回は、この”セキュリティソフト”の活用方法を紹介します。

なお、”セキュリティソフト”の機能を簡単にまとめ図にしました、参考にして下さい。  Picasa ウェブ アルバムでも公開しています。

  http://goo.gl/nra7D

パソコンへの攻撃も、ホームページ、USBメモリ、DVD、携帯機器など多岐に渡り、インターネットのSNSなどの各種サービスを利用したウイルス攻撃も増えてきました。

   ”自分は大丈夫! 気をつけていれば平気”
   ”これまでウイルスやスパイウェアを経験したことが無い”
   ”対策ソフトを入れるとパソコンが遅くなるから使わないよ!
   
と言って、無防備にしていると、いつか危険な目に会う可能性が高まっています。確かに、対策ソフトを使うとパソコンが遅くなりますが、”ウイルス対策は保険と同じ”です。


もしも、ウイルスなどの不正ソフトで、パソコンが動かなくなったり、データが削除されたら、復旧には多くの時間とお金がかかり、また、削除されたデータは戻りません。また、スパイウェアで個人情報を盗まれたら、ID・パスワードやカードを不正利用されます。

最近('11年8月)、預金が勝手に引き出されたり別の口座に送金されたりする被害が全国で十数件確認され、被害は少なくとも10の銀行で確認され、被害額は1000万円を超えるということです。

  10の銀行でネットバンキング 被害相次ぐ NHKニュース http://is.gd/0Wjkv4

警察庁はメールでウイルスを送りつけたり、偽のサイトを使ってパスワードなどをだまし取る「フィッシング」という手口で、顧客のIDやパスワードが盗み取られた疑いがあるとみています。


パソコン速度を多少は犠牲にしても、インターネットからの危険を避け安全を買うために、ウイルス対策に投資をしましょう!  ぜひとも、ウイルスなどのインターネットの危険性には関心を持ち、対策ソフトを活用下さい。



■ ウイルス対策ソフトから(総合型)セキュリティソフトへの進化


ウイルス対策・スパイウェア対策に加え、今は、様々な攻撃に対抗するため、迷惑メール対策、フィッシング詐欺対策などが必要になりました。更に、外部からの不正侵入対策(パーソナルファイアウォール)も必要です。

そのため、対策ソフトは

   「ウイルス・スパイウェア対策ソフト」→ 「(統合型)セキュリティソフト」
   
    *以降、「セキュリティソフト」という言葉で説明します。

へと進化してきています。では、セキュリティソフトが持つべき機能とは何でしょうか? 各社共に、機能の豊富さを宣伝していますが、基本的には、以下になるでしょう。


■セキュリティソフトが持つべき基本機能

 機能1: ウイルス/スパイウェア対策
 機能2: フィッシング詐欺対策(詐欺サイト対策)
 機能3: 迷惑メール対策
 機能4: パーソナル・ファイアウォール機能(不正侵入対策)
 機能5: Webアクセス保護(サイトの安全性チェック)


機能1: ウイルス/スパイウェア対策

もうこれは基本中の基本、ウイルス(パソコンに異常を起こす)、スパイウェア(情報を盗み出す)、ルートキット(システムの奥深くにウイルスを隠す)、などの様々な不正ソフトを検出・駆除する機能です。

機能2: フィッシング詐欺対策(詐欺サイト対策)

偽の金融機関やショッピングサイトなどの「詐欺サイト」に誘い出し、クレジットカード番号などの重要な個人情報を盗み出す詐欺の対策


機能3: 迷惑(スパム)メール対策

迷惑メールは、スパムメール(SPAM mail)とも呼ばれ、”勝手に送られてくる不正メール”。この迷惑メールには、ウイルス、スパイウェア、フィッシング詐欺、振り込み詐欺などの危険が含まれており、この対策は重要です。


機能4: 不正侵入対策(パーソナル・ファイアウォール機能)

インターネットなどの外部のコンピュータとのデータのやり取りを常に監視し、外部のコンピュータからの不正なアクセスを未然に防ぐ機能。


機能5: Webサイトの安全性チェック

Webサイトの安全性をチェックし、危険なWebサイトをブロックする機能。Webアクセス時に表示される内容やダウンロードされるファイルを検査します。


≪補足≫ ヒューリスティック機能

対策ソフトの中に、ヒューリスティック機能を備えているものがあります。“ ヒューリスティック ”とは、経験から予測することで、「これまでの経験から、おそらくウイルスだろう」と予測し、未知のウイルスを検出する機能のことを指します。

ウイルス検出ソフトは、「定義ファイル」に基づいてウイルスなどを検出しますが、新種の未知のウイルスなど全てのウイルスに対応していくことができません。そこで作られたのが、この”ヒューリスティック機能”です。

この機能により、未知のウイルスも、事前に防げるようになります(もちろん、100%完全ではありませんが)。



■ セキュリティソフトの選び方


(1) 機能 (2) 動作の軽さ (3) 使い勝手 で、総合的に自分のパソコン環境にあったものを選ぶと良いと思います。


■セキュリティソフトの選び方のポイント

 (1) 基本機能を持っているか?
    ウイルス/スパイウェア対策、フィッシング詐欺対策、迷惑メール対策、
    パーソナル・ファイアウォール機能、Webアクセス保護
 
 (2) 不正ソフトの検知・駆除能力はあるか?
    下記の”セキュリティソフトを比較しているサイト”で確認下さい。
    
 (3) 自分のパソコン環境(ブラウザ、メール等)と相性が良いか?
    無料の体験版を使い、事前に確認下さい。
 
 (4) 使い勝手は良いか?
    これも無料の体験版を使い、事前に確認下さい。
 

無料のフリーソフトには、機能がウイルス・スパイウェア対策中心で、市販ソフトと違い、機能が不足しているので、利用する場合は、注意が必要です。

無料のフリーソフトも長年使っていましたが、有料の市販ソフトが機能面で優れ、安心感があります。


■セキュリティソフトを比較しているサイト

(1) セキュリティソフトのウイルス検出率の比較 2011年版 http://is.gd/QFNpZI

世界的に有名な評価団体のウイルス評価結果が紹介されています。どのウイルス対策ソフトが良いのか判断するときに役立ちますね。紹介されているウイルス評価内容は、以下です。

 ・AV-comparatives によるウイルス検出率の評価
 ・CHECKMARK認証  ・・・West Coast Labs社によるCHECKMARK認証の取得
 ・ICSA labs 認証  ・・・米Cybertrustの研究機関ICSA Labsの認証の取得
 ・VIRUS BULLETIN 100% 受賞歴 ・・・Virus Bulletin社の受賞歴


(2) セキュリティソフトランキング-セキュリティソフト比較サイト http://is.gd/428H7e

セキュリティソフトに関連した各種ランキングや性能評価試験の結果が紹介されています。セキュリティ性能に関するランキング、使いやすさに関するランキングど参考になります。


(3) 最強はどれだッ!?:2011年版セキュリティソフト徹底比較(第1回) http://is.gd/C6JUt1

主要7社の2011年版のセキュリティソフトの最新版を取り上げ、全3回にわたって機能や性能、使い勝手を比較しています。



■ 独断と偏見の「お奨めセキュリティソフト」


私が使ってみて、独断と偏見で、「お奨めソフト」2つを紹介します。なお、インターネットでの評価と私のパソコン環境での使用結果の総合結果です。


■ESET Smart Security(イーセット スマート セキュリティ)

私は、「ウイルスバスター2011」から「ESET Smart Security V4.2」に変更して使っていますが、機能も十分で動作も軽く快適です。ESETは、未知のウイルスを検出する「ヒューリスティック機能」があり、ウイルス検知能力に定評があり、動作も軽く、ウイルススキャンも早く、なかなか優れたソフトです。但し、操作は少々面倒な所があります。

 ESET Smart Security V4.2 機能一覧 http://is.gd/ue9hQb

 無料体験版ダウンロード | ESET Smart Security  http://is.gd/K4b1Uy


■G Data インターネットセキュリティ

高いウイルス検知能力を持ち、多機能なソフトです。動作はESET Smart Securityに比べ、多少重たいですが、使ってみて、それほど不自由さは感じませんでした。ただし、ウイルススキャンは時間がかかり、CPUの負荷も高くなるようです。

 G Data インターネットセキュリティ 2012機能  http://is.gd/QCtnou

 無料体験版ダウンロード | G Data インターネットセキュリティ  http://is.gd/ckF5wv



■ セキュリティソフトとの付き合い方



(1) 使うセキュリティソフトは、機能を事前に確認。

自分が使っている対策ソフト、または、これから購入しようとする対策ソフトが、十分な機能を持っているか確認しましょう。なお、フリーソフトは機能が少ないので注意下さい。


(2) 新しいセキュリティソフトを使う場合は、無料体験版で確認。

セキュリティソフトはブラウザ、メールと相性が合わない場合があります。新しいセキュリティソフトは、無料体験版で、まずは自分のパソコンの環境に合っているか確認してから、正規版を購入しましょう。


(3) セキュリティソフト変更は時間がかかるので余裕を持って。

セキュリティソフトを変更することは意外に時間がかかりますので、余裕のあるときに実施しましょう。。インストール時間、ブラウザ・メールソフトなどの動作の確認、そして、どうしても自分のパソコンの環境に合わない場合のアンインストールなど。


(4) 一つのパソコンに2つ以上のセキュリティソフトは不可。

もし2つ以上のセキュリティソフトを使用すると、パソコンが不具合を起こす可能性があります。新しいセキュリティソフトをインストールする時は、使っているセキュリティソフトをアンインストールして下さい。


(5) 「ウイルス定義ファイル(ウイルスパターンファイル)」を定期的に更新。

この定義ファイルには危険ソフトのパターンを持っていますので、更新しないと新種の危険ソフトに対応できません。


(6) セキュリティソフトを使うとパソコンの動作が遅くなっても多少は我慢。

極端に遅くなる場合は問題ですが、多少は”安全のためには必要なもの”と考え、我慢しましょう。但し、我慢の限度を超えた場合は、他のソフトを検討しましょう。


(7) プリインストールのセキュリティソフトは体験版で期間限定。

試用期限が切れると新種の不正ソフトを検出できません。期間が過ぎる前にライセンスを購入するか、新しいセキュリティソフトに変更しましょう。