目次
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第1回 パソコンの仕組み
第1回 パソコンの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第2回 インターネットの仕組み
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第4回 インターネット・サービスの仕組み: ホームページ・メールはどうやって見れるの?
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第5回 ホームページの仕組み:ホームページはHTML文書
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第6回 HTMLって何?HTMLはホームページ・ブログを作る書き方
第7回 IPアドレスとネットワーク
第7回 IPアドレスとネットワーク
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第8回 コンピュータの単位: B(バイト)・K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
第9回 電子メールの仕組み
第9回 電子メールの仕組み
第10回 メールソフトとWebメール
第10回 メールソフトとWebメール
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第11回 ブラウザを活用するための基礎用語
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第12回 クラウドとは何か? 今後のインターネットのキーワード
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第13回 インターネット時代に必須な「セキュリティ対策(ウイルス対策)」とは
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
第14回 インターネットの危険を防ぐ「セキュリティソフト」の活用方法・選び方
《番外編》
年賀状作成に役立つホームページと「年賀状メール」のマナー紹介
インターネットでは、簡単なパスワードは危険!! パスワードの作り方と使い方
奥付
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第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続

第3回 インターネットへの接続~多様化するインターネット接続

私がインターネットを始めたのは、1996年の5月の14年前。その当時、インターネット接続の通信速度は、確か”28.8kbps”だったと思います。しかし、今は”数十Mbps”が当たり前で、通信速度が”k(キロ)からM(メガ)”の、1000倍になっています。技術の進歩はすさまじい勢いで進んでいます。

昔は、インターネットと言えば、家庭のパソコンで利用していましたが、今は、携帯でも携帯専用のホームページが見れ、メールも携帯で自由にできるようになりました。

そして、これから、盛んになるのが、パソコンを持ち歩き、どこでもインターネットが出来る”高速モバイル通信”です。

受信速度が7.2Mbpsという高速データ通信が、ドコモ、au、ソフトバンク、イーモバイルなどの携帯通信網で可能になり、ノートパソコンに専用の通信カードや携帯電話を差し込めば、サービスエリア内であれば、どこでもインターネットが可能になりました。

また、モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ)、モバイルWiMAX(モバイル ワイマックス)という新しいインターネット通信方式も登場し、インターネット接続は多様化の時代に入ってきました。

しかしながら、これらの多様化したインターネット接続方式を理解することは、なかなか至難の業で、これらの内容を正確に伝える自信はありませんが、理解できた範囲で、”インターネットへの接続方法”を図にまとめてみましたので参考にしてください。

専門的には、曖昧な部分や不正確な部分もあると思いますが、下記の(1)~(9)の用語を含め、一つの図で、多様化するインターネットへの接続方法がイメージできるようにしました。


 (1) FTTH: 光ファイバーを使った高速インターネット通信
 (2) ADSL: 電話回線を使った高速インターネット通信
 (3) プロバイダ(ISP): インターネット接続業者
 (4) LAN(ラン): 家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの
 (5) 有線LAN接続: 複数のパソコンなどを線でつないだもの
 (6) 無線LAN接続: 電波でデータをやり取りし無線で複数のパソコンなどをつないだもの
 (7) モバイル高速データ通信(3G): 携帯電話網を使った高速データ通信
 (8) モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ):
    標準の無線LAN規格「Wi-Fi方式」を使った、携帯電話網によるインターネット接続方式
 (9)公衆無線LAN:
    カフェやホテル、街角などからインターネットに接続する方式


図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。

  はてなフォトライフ - パソコン用語
  http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100606032741


以下、簡単に説明します。



■ ネットワークとインターネット


○ネットワーク
パソコン・ゲーム機などの電子機器が結ばれたもの

○インターネット
世界中のコンピュータがつながっている”世界最大のネットワーク”

○プロバイダ(ISP、インターネットサービスプロバイダ)
インターネット接続業者。ADSL、FTTHなどを通じて、家庭のコンピュータをインターネットに接続する。



■ 家庭でのインターネット接続: FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV



○ブロードバンド
ブロードバンドは、FTTH(光ファイバー)、ADSL、CATV(ケーブルテレビ)のような数Mbps以上の高速通信方式がブロードバンドと呼ばれます。

ブロードバンドは直訳すると「広帯域」を意味しますが、一般的には「インターネットの高速通信」という意味で用いられています。もともとはデータ転送に使う周波数帯域の幅が広いことを意味します。


○FTTH(光ファイバー)

透明な繊維(ファイバー)を使って光で信号を送る方式。従来の電話線に比べて、大量の信号を高速で送ることができます。下り上りともに100Mbpsの高速通信が可能です。


○ADSL(非対称デジタル加入者伝送方式)

従来のアナログ電話回線を利用してインターネットに高速に接続する方式。速度は下り1~50Mbps、上り1~5Mbpsの速度です。既存の電話回線を使えるので、コストが安いというメリットがある反面、電話局からの距離が離れると通信速度が落ちるというデメリットがあります。


○CATV(ケーブルテレビ)

ケーブル会社の回線を通じてインターネットに接続する方式。通信速度、接続料金などのサービス内容は、各地のケーブルテレビ会社により様々です。


≪参考用語≫

ブロードバンドルータ
 家庭で使う複数の機器をインターネットに接続するもの

HUB
 複数のネットワーク接続口を提供するもの。通常、ブロードバンド・ルータと一緒に用いられる。

モデム
 アナログ信号とディジタル信号(コンピュータ信号)を相互変換するもの。



■ LAN(ラン): 家庭内だけの狭い範囲でパソコンなどを結びつけたもの



○LAN(ラン:Local Area Network)

家庭内や建物内の狭い範囲で、パソコン・ゲーム機などの電子機器を結びつけたもの(狭いネットワーク)。


○無線LAN

電波でデータをやり取りし、無線で複数のパソコンなどをつなぐLAN。

無線LANは電波を利用するという性質上、機器に適切な情報セキュリティ設定を行わないままで使用すると、盗聴、情報の改ざん、踏み台にされるなどの被害を受ける可能性があるので注意が必要です。

  一般利用者のための情報セキュリティ対策 無線LANにおける危険性
  http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/ippan12.htm



■ 携帯電話網を活用した高速インターネット通信


この方式は、多少通信速度は低いですが、携帯電話機やデータ通信カードをパソコンに接続するだけで、いつでも・どこでもインターネットが利用できます。


○モバイル高速データ通信(3G)

携帯電話網を使った高速データ通信。ドコモ、au、ソフトバンク、イーモバイル、ウィルコムなどが提供しています。3G(第3世代携帯電話)、3.5Gとも呼ばれる。この料金は通常の携帯電話の料金体系とは異なり、”パケット定額サービスの適用対象外”なので要注意です。


○モバイルWi-Fi(モバイル ワイファイ)

標準の無線LAN規格「Wi-Fi方式」を使った、携帯電話網によるインターネット接続方式。小型無線LANルーターを使いインターネットに接続する。イーモバイルのPocket WiFi、携帯各社のモバイルWi-Fiがある。


○アクセスポイント

パソコンなどをインターネットに接続する接続ポイントのこと。または、インターネット接続サービスを利用出来る場所。


≪参考用語≫

○Wi-Fi(ワイファイ)

無線LANの一つで、一定の無線規格を満足したパソコン・携帯電話・ゲーム機などをつなげる無線LAN方式。つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明です。



■ 移動しながらどこでも高速インターネット通信



○公衆無線LAN

無線LAN機能を持つパソコンや携帯情報端末を使って、カフェやホテル、街角などからインターネットに接続する方式。ホットスポット、フリースポットとも呼ばれます。

公衆無線LANサービスには無料のものと有料のものがありますが、無料サービスの場合、ESS-IDやWEPキーをエリア内に貼っていたり、暗号化していないところも多いので、個人情報の扱いには注意が必要。

 公衆無線LANのしくみと使い方---目次 - 1週間で学ぶネットワークの要点:ITpro
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060301/231330/


○モバイルWiMAX(モバイル ワイマックス)

移動中でもブロードバンド並みの速度と料金でデータ通信できる方式。ある実験では、時速200kmの移動時でも最大10数Mbpsの通信が可能になっています。

無線LANが室内で約100mまでの利用範囲に対し、WiMAXの利用範囲は約10km。モバイル・パソコンなどのモバイル端末が、ADSL並みの速度と料金でデータ通信できる技術として注目されています。



■Wi-Fi(ワイファイ)とは

LANは“ラン”と読みます。これはLocal Area Networkの頭文字をとったもので、一般的には企業オフィスや家庭内などで利用される規模のコンピュータ接続ネットワークを指します。そして、それを無線で実現するのが無線LANです。無線LANをいう言葉自体は特定の技術を指し示すものではありませんが、一般的にはIEEE 802.11シリーズという規格が利用されます。

このIEEE 802.11シリーズは、始めのうちは規格が曖昧で異なる製品間での相互接続がうまくいかなかったりしたりしました。「これで無線LANができます!」と言われて買ったのにモノによっては接続できないなんてことでは消費者にソッポ向かれてしまって非常に困ると考えたメーカー各社が「じゃ、キチンとテストするようにしようよ」ということで設立されたのが“WECA(ウェカ)”という業界団体です。

このWECAがいろいろがんばって認証プログラムを作り、そのプログラムを通過できた製品に対して使われるブランド名として“Wi-Fi(ワイファイ)”を定義したのです。この定義にあわせてWECAは団体名を“Wi-Fiアライアンス”に変更しました。

つまり、Wi-Fiとは“Wi-Fiのブランド名がついた製品同士なら接続できますよ”という証明なのです。もちろん、いろいろ設定とかしなければならなかったりしますので多少の大変さは残ってしまっていますが、少なくとも「がんばったけどぜんぜん繋がらないよ」というような事態はずいぶん減ったという次第なのです。

まぁ、つまるところ大勢の人が使うモノには標準となる指針があったほうが良い、というお話でした。


■モバイルWiMAXとは

 モバイルWiMAXとは,「WiMAX」という無線通信規格を移動通信に活用する技術である。モバイル・パソコンなどのモバイル端末が,ADSL並みの速度と料金でデータ通信できる技術として注目されている。全国で展開される無線ブロードバンド通信向けに総務省が新たに割り当てる2.5GHz帯の周波数帯域で採用されることが確実なことから,最近のニュースなどでも「モバイルWiMAX」という言葉をよく見かけるようになってきた。

 「WiMAX」(world interoperability for microwave access)とはIEEEで制定している無線通信規格の一つで,IEEE802.11方式の無線LANよりも広い範囲をカバーする無線通信規格である。無線LANが室内で約100mまでの利用を想定しているのに対し,WiMAXではカバー範囲を約10kmとすることで,ケーブルの敷設が難しい地域でのアクセス回線として活用することを想定している。このWiMAXの「IEEE802.16-2004」にモバイル用途の機能を追加した「IEEE802.16e」規格がモバイルWiMAXで,半径約1k~3kmの範囲での通信を想定している。

 モバイルWiMAXでは,モバイル用途向けにいろいろな工夫をしている。まず,携帯電話のように,ハンドオーバーで接続する基地局を切り替えながら連続して通信することが可能である。しかも,時速60kmを超えるような高速移動中でも通信できる(図1)。

 また,利用する周波数帯域を細かい帯域に分け(サブキャリア),それぞれにデータを乗せて送る伝送方式を採用している。このとき,サブキャリアをグループに分けて,グループごとに異なる変調方式が使える。こうすることで,電波状況に応じて,端末に最適な変調方式のサブキャリアを割り当てることが可能になる。例えば電波状況のよい端末にはデータを一度に多く送れる変調方式を使い,電波状況の悪い端末には速度が遅くても確実に送れる変調方式を割り当てるといった使い方をする。