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小さい頃から本ばかり読んでいた

 記憶にないほど小さな頃の写真が、私のアルバムには貼ってあるのだけれど、まだ2歳くらい?と思われる白黒写真がある。
 その私は、赤ちゃんをまだ脱していないようなまんまる顔のちびっこのくせに、母の洋裁雑誌を真剣な顔をしてめくっているのだ。こんな小さな頃から本を見ていたのか、と、おかしくなった。

 そういえば、クリスマスプレゼントも、お誕生日も、本を買ってもらえればおおむね満足していたような気がする。
「秘密の花園」「若草物語」「ドリトル先生アフリカ行き」「ふたりのロッテ」。
ハードカバーの本が何冊も、本箱に並んでいたことを覚えている。

 小、中学生の頃は学校の図書館にはあまり通わず、家にある本を読んでいた。
小学校だったと思うが、江戸川乱歩の「怪人二十面相」シリーズの背表紙がとても怖くて、夢にまで出てきたことがある。後になって、夫と怪人二十面相の本の話をしたら、時刻表か鉄道雑誌くらいしか最近は読まない夫がなんと、二十面相のシリーズは読んだことがあるといっていて驚きながら、なぜか(さすが男子だ)と妙に感心したことがある。

 図書館で借りて読破したのが、ローラ・インガルス・ワイルダーの「大草原の小さな家」が含まれたシリーズだった。これはテレビシリーズも好きで、普段あまりテレビを見たいと思わない私がずっと見ていた作品の1つだった。
そして、「赤毛のアン」。アンがだんだん大人になるにつれてつまんない人になっていくのがとても悲しくなったので、一番好きなのは「アンの愛情」だった。もっともこれは、図書館で借りた本ではなくて、家にあった岩波の文庫だったのだ。
 恋愛トレンディドラマよりず~~~っと面白かったのは、アンたちの恋愛模様だけじゃなくて勉学もしっかりやってるというところだったのかもしれない・・・と、大人になってから思った。多分ピークは、アンがギルバートと結婚するまでかなと、個人的には思っている。そして、大人になってから知った、モンゴメリーのいろいろな葛藤の話。中学生の頃から、カナダのアンの島に行きたいと思っていたのに、今は行く気持ちがなくなってしまったのはきっと、「思うに任せないことがいろいろあったルーシー・モードのこと」を知ってしまったからなんじゃないかな。

 ところが、ここ数年、活字を追いかけるのが辛くなってきた。
原因は思い当たることが十分ある。老眼だ。
年齢よりも若いと言われることが最近は多いが、こういうところはやはりそれなりに加齢を感じる。
いちばんしんどいのが、新聞。次にしんどいのが、文庫本。
それでも一気読みしてしまう本というのもある。

 最近一気に読んだのは、母が貸してくれた「ビブリア古書店」シリーズ。恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」は、最初手にとった時に

「げっ、重いじゃん!!しかも二段組み?大丈夫か自分」

と一瞬思ったが、読み始めてみたら引き込まれた。

 現在は、米澤穂信さんにハマっている。(米澤沼と私は呼んでいるが)
きっかけは、京都アニメーション制作の名作「氷菓」をレンタルして見たことで、原作の「氷菓」も読んだ。
ハマるときはとことんハマるのも、子どもの頃から変わっていない。


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最終更新日 : 2020-01-13 17:52:05

パンダキャラを名乗るようになったのは

  私はパンダが好きだ、ということを実はあんまり公言してこなかった。

 10代の頃は「パンダが好き」というとなんだか子どもっぽく見られてしまうような気がして、大人っぽくふるまいたかった私は、可愛いものが好きという気持ちを封印したまま、過ごした。
 それは、20代になっても変わらず、というか、好きになれるキャラクターがなくてずっと探している状態だったと言ってもいいかもしれない。

 子どもが生まれて、「ファミリアのファミちゃんのグッズ」をもらったり買ったりするようになった。
ちなみにファミちゃんというのはくまのぬいぐるみだ。そこから、すごく流行った「バースデーベア」を集めたり、テディベアのハンカチを買い求めたりするようになった。だが、この時も「クマのぬいぐるみが好き」というだけのことだった。

 2016年の秋に、それまでの人生で25年間ずっとココロにあたたため続けてきた「演奏活動をしたい」という気持ち、そして、「やるなら、ユニットで」という夢を形にする時が来た。
 ユニットの名前は「らび♪ぱん」。
 相方はうさグッズコレクターで、本当にうさぎを飼っている。私は?当時はまだ猫を飼っていなかった。(猫は好きだ)クマのぬいぐるみは好きだが、「くまうさ」?「うさくま?」なんか違うぞ。うーん。

  そこで、白黒のあいつのことを思い出したのだった。

 そうだ。パンダ。

 そういや、私ってずっとメガネかけてるし顔が丸くてなんかパンダっぽくないか?あの黒い隈取の奥にあるあいつの目は、笑っているのか、怒っているのか、たまにわからない。でもそう言ったら私だってそうじゃん。牛乳瓶の底みたいなメガネの奥の目が、笑っていない時だってある。

  だから、パンダ。幸い、私はリアルパンダを見たことがある。上野動物園のカンカンとランラン。米粒に等しいパンダだったが、妙にココロに残った。


  それから、パンダキャラを名乗るようになって2年が経った。

 こんな私の、こんな調子のぼちぼちとしたつぶやきに、お暇な方はお付き合いください。


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最終更新日 : 2020-02-19 18:16:59

この本の内容は以上です。


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