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序章

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この本の趣旨

 

 太極拳はとうたん椿とうこう推手すいしゅ(対人練習)の3つをバランス良く練習するのが、上達する最速の練習方法である。

 

 

 套路で太極拳の動きを覚えるが、站椿功でより良く放鬆ふぁんそんができるようになる。そして推手により自分がどれだけ「りきんでいるのか」が良くわかる。そのことが理解できれば普段の套路で力まないように練習する。放鬆がよくできると、力みも減るので站椿功をより多くする。その練習の成果を推手で確認する。と言うふうに套路、站椿功、推手が密接に関係してバランス良く練習するのが上達への早道である。

 

 太極拳の練習を続けていく中で「けい」についても段々と理解できてくる。

 

 掤勁ぽんけい太極拳一番重要の1であるで、練習める最初は「意識足下める結果最初掤勁ぽんけい理解きる

 

この本には上達の為の「コツ」をわかりやすく記した。


 

 

 


四正推手レベル4

四正推手レベル4-1

 

 

 

意念・勁の循環(足裏からの跳ね上がり)

 

 

 

 このレベルでは意念・勁の両者の循環を行うが、低いレベルでないので相手が防御⇒化勁を失敗する(「頂」が出たり等)と、相手を飛ばす(その時の力に比例、無理やり飛ばさない、小さい「頂」・「抗」はよろめく位・四正推手が止まる位)。

 

具体例をあげると

1、2人の右手が上(手首辺りで接触)、左手が下(相手の肘辺りと掌で接触)の塔手から開始。

①初めに「掤」で前に推した方を乙として説明すると、

②乙が前に意念は相手の背中を推すようにする(言葉でこう記しますが、詳細の意念を記すと「力が甲の背中を背中ごと後ろに突き抜ける、又は力が甲の背中を突き抜けて後ろに届く」)
 
2、甲が乙の右腕を横に「捋」する。

①意念で乙の力を自分の足裏まで落として「捋」をする。

 

3、乙は甲の「捋」で前に引かれるのを、甲の「捋」を受け入れて(甲に従いこれを利用して)「擠」で前に推す。

①「擠」で前に推す寸前・同時に勁を沈め(拡げ)て地面に根を付ける。

 

4、甲は乙の「擠」に対して「虚」を使った「按」で、乙の「擠」を受け入れる(乙に従う)。

 ①甲は意念で乙の力を自分の足裏まで落として「按」をする。

 

5、乙は両腕(身体も含めて)が、甲の「按」で前に引かれると体勢が前屈みになるのを避ける為に、左腕(肩も含めて)は甲の「按」を受け入れ(従い)両手を離して体勢が前屈みに倒れるのを避ける為に上半身を回転・左肩が前右肩を後ろに(乙は自分ではしない、甲に従う)する。

①乙は甲により抜根されているが、沈勁しないで甲に従う。

②甲は「按」の動作の続きで両手を下方向へ「按」の方向を変える(なだらかな曲線で行う・角ばらない)

 

6、乙は甲の「按」により左腕(肘と手首付近の2カ所)を下に下げられるので、甲の「按」を受け入れ(従い)肘を「墜肘」する動作を行う、この時左腕の外旋運動を伴い、又左腕の前腕から指先が前上に動く。

①乙は甲の「按」を前足裏に墜とし、それで発生する「掤」勁も含め2人分の大きさの「掤」勁を左手指先から出ていく「意念」を持つ。(足裏⇒身体の中⇒左手指先⇒空中へ)

 

7、甲は乙の「墜肘」動作により(甲の「按」は終了・甲の「按」は乙により無効化される)、左手首(接触点)を後上の方向へ推されるので、乙の「墜肘」動作を受け入れ(従い)その後、方向を変える(なだらかな曲線で行う・角ばらない)前に推す(「按」ではなく「掤」)。

①乙の「墜肘」動作による「掤」勁を受入れ(従う)ことにより、その後化勁から反撃に移る。

②化勁の段階で「引進落空」できるように、化勁の精度を高める、「引進落空」が確実にできていれば、甲の反撃「掤」勁に乙は「捋」等するしかない。

  1. 若し、乙の太極拳(内功)のレベルが甲より数段上であるならば、例え甲の「引進落空」が確実にできて、それから反撃「掤」勁で推しても、簡単に飛ばされてしまう。これは聴勁のレベルを上げて反撃を適切に止めて(反撃するやいなや止める必要がある場合が多い)乙の反撃に備える。

  2. 相手との大きなレベル差があっても、基本に忠実に練習する事が結局、早道になる。ここで、何をしてもはね返される・飛ばされると怖がり、上・横方向に推す又は推さない等で反撃を止めてはいけない。諦めてしまえば成長の速度は格段に落ち、最悪の場合は太極拳から離れてしまう。

  3. 簡単に言えば、太極拳(内功)のレベルが数段違えば、甲が最速で化勁⇒反撃を0.1秒で可能とすれば、乙は最速で化勁⇒反撃を0.01秒で可能だからである。甲の(背の状態から)化勁⇒反撃の反撃が始まるや否や、乙は甲の反撃を(背の状態から)化勁⇒反撃するのに0.01秒この時、甲の意念は未だ反撃の途中です、しかし既に乙により「引進落空」され(甲は「順」から「背」に変えられて)甲の反撃の力も借用されて飛ばされてしまうからである。

 

 以上の動作で甲乙が入れ替わり、今度は甲が「掤」で推すになる。

 

 ほとんど同じレベル同士の方が、上手にできるかもしれない。

 

 レベルに差がある場合は、上のレベルの人が教える感じで練習すると上手くいく。

 

 

 

四正推手レベル4-2

 

 

 

意念・勁の循環(背中まで・背中から下は無意識)

 

 

 

 前のレベルと同じで意念・勁の両者の循環を行うが、低いレベルでないので相手が防御⇒化勁を失敗する(「頂」が出たり等)と、相手を弾く(その時の力に比例、無理やり弾かない、小さい「頂」・「抗」はよろめく位・四正推手が止まる位)。

 

 意念を足下まで落とさない、意念は背中で止める(背中から足裏までの意念は使わない)。背中(虚領頂勁がしっかりできているのが前提)と接触点・相手の背中で循環のイメージでする。(背中から足裏は無意識)

 

 勁源が背中のイメージでする。(実際は瞬時に足裏・背中間移動)

 

 意念では下半身を使かわない、無意識にまかせる。しかし下半身が動かないということではない。

 

 

 

具体例をあげると

 

1、2人の右手が上(手首辺りで接触)、左手が下(相手の肘辺りと掌で接触)の塔手から開始。

 

2、初めに「掤」で前に推した方を乙として説明すると、
①乙が前に、意念は相手の背中を推すようにする(言葉でこう記すが、詳細の意念を記すと「力が甲の背中を背中ごと後ろに突き抜ける、又は力が甲の背中を突き抜けて後ろに届く」)

 

3、甲が乙の右腕を横に「捋」する。

意念で乙の力を軽く横に流すイメージで行う。

 

4、乙は甲の「捋」で前に引かれるのを、甲の「捋」を受け入れて(甲に従いこれを利用して)「擠」で前に推す。

①背中から「擠」で前に推す、下半身の動きは意識せずに無意識に任す。

 

5、甲は乙の「擠」に対して「虚」を使った「按」で、乙の「擠」を受け入れる(乙に従う)。

①甲は意念で乙の力を少し落として「按」をする。

 

6、乙は両腕(身体も含めて)が、甲の「按」で前に引かれると体勢が前屈みになるのを避ける為に、左腕(肩も含めて)は甲の「按」を受け入れ(従い)両手を離して体勢が前屈みに倒れるのを避ける為に上半身を回転・左肩が前右肩を後ろに(乙は自分ではしない、甲に従う)する。
①乙は甲により抜根されているが、沈勁しないで甲に従う。
 

7、甲は「按」の動作の続きで両手を下方向へ「按」の方向を変える(なだらかな曲線で行う・角ばらない)

 

8、乙は甲の「按」により左腕(肘と手首付近の2カ所)を下に下げられるので、甲の「按」を受け入れ(従い)肘を「墜肘」する動作を行う、この時左腕の外旋運動を伴い、又左腕の前腕から指先が前上に動く。

①乙は甲の「按」を下に墜とし、それで発生する「掤」勁の方により意念を集中して「掤」勁を左手指先から出ていく「意念」を持つ。

 

9、甲は乙の「墜肘」動作により(甲の「按」は終了です・甲の「按」は乙により無効化される)、左手首(接触点)を後上の方向へ推されるので、乙の「墜肘」動作を受け入れ(従い)その後、方向を変える(なだらかな曲線で行う・角ばらない)前に推す(「按」ではなく「掤」)。

①乙の「墜肘」動作による「掤」勁を受入れ(従う)ことにより、その後化勁から反撃に移ります。

 

 以上の動作で甲乙が入れ替わり、今度は甲が「掤」で推すになる。

 

 下半身は前記と同じように動いているが、意念は使わず無意識に任す、当然下半身の勁も動かさない自然に流れ動くのに任せる。

 


参照文献

参照文献

 

 

 

 書籍

 

 太極拳譜         (清) 王宗岳 等著

 

               人民体育出版社

 

 詳解・太極拳推手訓練秘訣       郭福厚著

 

 太極拳理論の要諦           銭育才著

 

 太極拳譜の理論~基礎編~       龍門書院

 

 実用・太極拳譜の理論~超入門編~   龍門書院

 

 実用・太極拳譜の理論~初級編~    龍門書院

 

 

 

 DVD

 

 推手鍛錬秘訣 第1巻   郭福厚老師出演 BABジャパン販売

 

 推手鍛錬秘訣 第2巻   郭福厚老師出演 BABジャパン販売

 

 推手鍛錬秘訣 第3巻   郭福厚老師出演 BABジャパン販売

 

 


奥付



四正推手の練習


http://p.booklog.jp/book/128822


著者 : 國見昌司
著者プロフィール:http://p.booklog.jp/users/kunimi08/profile


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