閉じる


序章

 この電子書籍は、公開から2~3週間で有料の電子書籍になります。ダウンロードは早い目にお願いします。

 

 新しい技術を紹介して練習生のレベルに合わせて、次々に習得(練習生のレベルアップ)を目指していますが、個人の特性を考慮するのが最重要と考えています。それ故に、各練習生毎に微妙な違いに対応して教え方が違います。そして重要なのは、習得途中の人には、未修得の練習生に習得途中の人が、教える様子を見て習得途中の人を指導して微妙に修正していく必要があるとの思いです。「人に教える事が一番の練習」と思いますので、その教える姿を見ながら皆で太極拳を上手になりたいです。


身体の勁路(勁の道)は繋がっている。

推手をしている間は原則、身体の勁路(勁の道)は繋がっている。これが繋がっていないと「勁」が上手に使えない。これは、相手が「勁」を使っているのに、自分は「勁」が上手く使えない。だからつい「拙力」を使ってしまう。普段と違う「動き」をしてしまう。四正推手の練習レベル7以下の間は「勝敗」にこだわってはいけない。今の目の前の目的意識を確実にできるように練習しなければいけない。

特に「超入門」・「基礎の四正推手レベル1」の練習の人は、「動作の練習」が主題であるので、動作を正確にできることに固執する。取り敢えず「動作を覚える」しかしこの動作の間中、「経路は繋がっている」、繋がっていなければならない、これが困難なのは事実である。そして「掤勁」は何時でも使えるようになる練習をする。

「勁」の扱いを練習する、このレベルでは特に「掤勁」を何時でも使えること、そして「掤勁」への対処の仕方、すなわち、相手の掤勁又は力に、逆らわず従い相手を引いて自分の方に連れてきて、その最中にも相手の力の方向を変える(化勁)を行い、相手を「背」(別の言い方では「空」)にしてしまう。これが所謂「引進落空」である。引進落空には、技術的には様々なレベル(段階)があるが、一番最初の「引進落空」の練習である。無理をせずに確実に一歩一歩の練習が必要である。

 


正確に動くことの重要性。

●正確に動くことの重要性。(四正推手・超入門)

先生、師父、老師から教わった、站椿功、基本功及び套路は正確に動かないといけない、しかしながら、着熟のレベル(動きの覚えるレベル)ではその通りであるが、推手、対人練習等では「勁」が大事である。站椿功等で「気の感覚」を感じたら、人それぞれ体つき等には個人差があるので、「動きそのものの外部から見える正確さよりも身体の中を流れる勁を重要視しなければならない」という様に、会員なら誰でも見れる「中国文化伝承会会員フェイスブック」の記載内容を半分否定して新しい内容に変化している。もちろんレベルの差があって「誤解のないよう」の配慮により、「勁」を実感できないレベルでは、そう記載する。しかしながら、当四正推手講座・超入門のグループに参加していないものは、「不完全な内容」しか知ることができない。故に「誰でも見れる情報」には注意が必要である。

下記が中国文化伝承会会員のフェイスブックの投稿

●正確に動くことの重要性。(中国文化伝承会会員)

先生、師父、老師から教わった、站椿功、基本功及び套路は正確に動かないといけない、何故なら、「似て非なるもの」になって教わったものと違うものになったままで練習を続けてしまうからである。その結果、違うものが身についてしまうからである。完全に身につくまでは動きのチェックが必要である。

 


四正推手講座の超入門と初級のレベルの違い

 四正推手講座の超入門と初級のレベルの違いは、基礎の四正推手レベル1の動作を覚えることが大事で、いろんなことは、後からすぐについて来る、いくら、「勁を足下に落として、跳ね上がりを指先まで通す。」ことが出来ても動作レベル1が出来ないと、その勁の使い方、「意」の使い方も学べない。「勁の感覚」を大事することを覚える。早く「基礎の四正推手レベル1の動作」を覚える。

 

以下、四正推手レベル1 参照付録

四正推手レベル1

(最初の基礎四正推手)

 

 

 

2人を甲、乙と分けて説明。

 

 

1. 甲乙共右手が上(手首辺りで接触)、左手が下(相手の肘辺りと掌で接触)の塔手から開始。

 

2. 乙が「掤」で前に(右手を主に使う左手は副にする、左右同じ又は左が主の掤をしない)

 

3. 甲が乙の右腕を横に「捋」する、この時に「基礎レベル」ですので右手首を「虚」にして乙の右手首を誘導するようにする、左手を使って力ずくで乙の肘を推してはいけない(前も横も)。甲は「捋」から「採」で乙を後ろ横に以っていくようにする、「基礎レベル」では「捋」の後、前に反撃しない。「採」になれば、四正推手は終了です。

 

4. 乙は甲の「捋」で前に引かれるのを、甲の「捋」を受け入れて(甲に従いこれを利用して)「擠」で前に推すが、最前なので後ろに後退する用意もする。

 

5. 甲は乙の「擠」を「虚」を使った「按」で、乙の「擠」を受け入れる(乙に従う)。

 

6. 乙は両腕(身体も含めて)が、甲の「按」で前に引かれると体勢が前屈みになるのを避ける為に、左腕(肩も含めて)は甲の「按」を受け入れ(従い)両手を離して体勢が前屈みに倒れるのを避ける為に上半身を回転・左肩が前右肩を後ろに(乙は自分ではしない、甲に従う)する。

 

7. 甲は「按」の動作の続きで両手を下方向へ「按」の方向を変える(なだらかな曲線で行う・角ばらない)

 

8. 乙は甲の「按」により左腕(肘と手首付近の2カ所)を下に下げられるので、甲の「按」を受け入れ(従い)肘を「墜肘」動作を行う、この時左腕の外旋運動を伴い、又左腕の前腕から指先が前に動く(肘の「墜肘」動作で自然になります、ならないなら「肘の「墜肘」動作」では無く、肘を下げる他の動作です)。

 

9. 甲は乙の「墜肘」動作により(甲の「按」は終了です)、左手首(接触点)を後上の方向へ推されるので、乙の「墜肘」動作を受け入れ(従い)その後、方向を変える(なだらかな曲線で行う・角ばらない)前に推す(「按」ではなく「掤」)。

 

 以上の動作で甲乙が入れ替わり、今度は甲が「掤」で推すになります。以後繰り返しですが、「相手に従い、その後に自分の動きをする」という聴勁と化勁の練習が主題です。化勁からの反撃は相手の練習の為です。相手が化勁できるように反撃は相手が化勁できるよう手加減する意識をもつ。

 

  相互協力で、可能な練習です。相手からの動作によう影響を受けた時に「抗う」(逆らう)ことなく、相手からの影響を受け入れ(従い)その後自分を防御し反撃(化勁⇒反撃)の相互練習です。

 

  相手を推す等の相手に影響を及ぼすのは化勁の後、直線で相手を推す等するように、化勁の最初の練習は相手からの力は直線それも一定の力でないと、聴勁・化勁の両方とも困難な為にできるだけ相手が聴勁・化勁できるように考慮する。

 

  相手の事を考慮する練習で、自分の力加減(勁力の加減も含めて)を覚えることが最重要です。解説しますと、「掤」勁を使って相手を推す時に自分から相手を推す、「掤」勁の使い方を制御できると、自分の「掤」勁の「外部に出す強さ」の調整ができます、「掤」勁の強さ(大きさ)を保ったまま、「外部に出す強さ」の調整により相手の「力」の大きさが同じでも

 

1. 相手の「力」より自分の「掤」勁の外部に出す強さが大きい場合は、自分の意図した方向に移動します。

 

① 相手は「走」の状態に変化できるので、特に注意が必要です。

 

2. 相手の「力」より自分の「掤」勁の外部に出す強さが小さい場合は、相手の意図した方向に移動します。

 

① 自分の意志で相手を受け入れる(従う)ことは、「柔」になり相手より「柔」になれば、「相手が剛で自分は柔」になる(相手の「実」を自分は「虚」で対応する)ので、自分が「走」の状態になります。

 

② 自分が「走」の状態になれば、「良い化勁」が可能です。

 

③ 「良い化勁」は「引進落空」の必須条件です。

 

3. 相手の「力」と自分の「掤」勁の外部に出す強さが同じ場合は「頂」になります。

 

① 力比べになり、移動しません。

 

② これは避けます、通常上記②を使用します。自分の「掤」勁の外部に出す強さを小さくする。

 

以上できますが、決して自分の「掤」勁を小さく(無くして)はいけません、これは「萎える」です。

 

 

 

 

 


四正推手レベル1は動作の着熟

 基本の四正推手レベル1は動作の練習である。これは着熟の練習である。着熟の最初のレベル、動作すなわち外部から見ることのできる動きが正しくできていることである。これが出来ないと先に進めないのは事実であり、より容易に出来て、維持できる為に、「意」の使い方、勁・気の使い方(最初は使うと感じであるが、聴勁或いは感じることが大事)を説明、基本の四正推手レベル1は動作が出来ると着熟の動作が出来るのであり。すると推手の講座は初級へ、レベルアップになる。を参照。

 四正推手レベル1は、「四正推手の練習レベル1(図入り)を参照。



読者登録

國見昌司さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について