目次
(りある?夢?日誌…)
(上旬)
(上旬)
(3月1日) 再び天国な3連休の1日目♪
(3月1日) 【世界で一番大きな本屋】。
(3月1日) 「 いい感じにローストされてたよ 」。
(3月1日) 「身内の不始末」で皆様にご迷惑をおかけしてしまい、
(3月2日) (夢見が悪かった…★)
(3月2日) 「 リアルぼっち 」な我が身の絶望的状況。
(3月3日) 完全に失念してましたけど、ひな祭りでしたね…☆
(3月3日) …もうちょっと現実逃避してきます…。
(03月03日) ナシルというのは古語で、ナール(有性)とイシール(無性)に分かれる前の、人間、という意味である。
(3月3日) ナカノヒトは、おそらく「私」…。(融通きかずの馬鹿だからw)
(3月3日) 「服なんか着てりゃあいい。…いや、寒くさえなけりゃ、裸でだっていいな。」
(3月3日) 動きやすい素民の衣を着て、
(3月3日)  【 Lis carrol 】 …!☆
(3月3日) 大陸ウァ・エムバの大半を占めるングサ・インスカ(神聖帝国)が、いまだ平穏であった時代に、この史略は端を発した。
(3月3日) 2875年9月 ・ 訳者 拝。
(3月3日) ( ⇒ 『 星界女王の記 』 )
(3月3日) 始まりと過程の史略。
(3月3日) 世界はとっくにユートピア。
(3月3日) テエンタール(銀琴)、テレンティア(金琴)。
(3月3日) 『 LONG WAY HOME 』。
(3月4日)
(3月4日)
(3月5日)
(3月5日) とりあえず、アルパカ狼さんの被曝量以外は、私に関係ありませんw
(3月6日) たいへん、安楽に、暮らさせて頂いて、おります…♪
(3月6日) 霊感だか地震体感だかエンパスだか判別不能。
(3月7日) 今日はアルパカ狼さん居ない確率が高いので、
(3月7日) まぁ、アルパカ狼さんの機嫌は良さげなので…(^_^;)…。
(3月8日)
(3月8日) おれたちが現実だと思っているのは、本当の現実じゃない。
(3月8日) 惑星改造のプランが実際にでてくるというのは熱い。
(3月8日) 完璧とまではいきませんでしたが、穏やかな良い休日でした。
(3月9日) (アイヌモシリをお守りくださる神々)
(3月9日) (前世)エリザヴェッタ・アリス・ドンナ=レニエータ。
(3月9日) すでに "人間を終えて" 神界で楽隠居を決めこんでいた サキ・ラン 。
(3月9日) 圧力?(空耳?)が、聞こえるんですけど…(^^;)…☆
(3月9日) E.E.E.…
(3月9日) R.K.S.
(6月9日) (3分割)
(3月9日) L.K.K.
(3月9日) 3.
(3月9日) 「 嘘つき 」。
(3月9日) 鋭3.
(3月10日)
(3月10日) 「微力を尽くし」まして、霧樹りすの匍匐前進~…☆
(3月10日) (借景BGM集) 『 銀河の星の海 』。
(3月10日) 文責・土岐(書かせたのは栗本だってば)真扉(まさと)。
(3月10日) ゴツクて背の高い、その男の略称はといえば、リエン・ドレングスン。
(中旬)
(中旬)
(3月11日) 「 原稿を書きたい!」…
(3月11日) アルパカ狼さんと2回も挨拶できたので、
(3月12日)
(3月12日) 何が起きても不思議じゃない。
(3月12日) ガン無視フロンティア。
(3月13日)
(3月13日) あのフロアに火ぃ付けたら、何も悪くないアルパカ狼さんの迷惑になるから…
(3月⒕日) 今日はアルパカ狼さん「居る確率」ほぼ100%?だしな…☆彡
(3月⒕日) 妄想爆進モード、あとのことは全て産業廃棄物。
(3月14日) さっきちょろっとだけ、アルパカ狼さんとニアミスした。
(3月15日) 札幌ライフは、ほんとにすてき…♪(^^)♪
(3月15日) 【 大惨事 地表大戦】から、2万年ほど後?…の宇宙へ。
(3月15日) セラフィムさんが*ソフィア*をリツイートしました。
(3月15日) (実はサキ・ランの子孫つまりアルヤさんの直系とかだったりするらしい)
(3月15日) 敵組織の名前は《 ガワンナラ 》。
(3月16日)
(3月16日) (…冷静に考えるとギャグだな…)
(3月16日) Q.あなたは、この話の「続き」が読みたいですか?
(3月16日) ホーミング・ロード(仮題)シリーズ。
(3月16日) アルパカ狼さんを見つけたし…♪
(3月16日) 「~~~きみが、いたら、死ねないっ!」
(3月17日)
(3月16日) ( 狩 保 存 )
(3月17日) (見た目で言うとむしろ「リエンの幼少期」っぽい~♪)
(3月17日) ワァルモア・フランソワ・ルジャール=ド・ジャルジェ ★
(3月17日) (そしてウェイファンのキャラは、むしろ「クロさん」似…www)
(3月17日) そして二人は一緒に生まれ変わり、幸せに暮らしましたとさ。
(3月18日)
(3月18日) 向こう2日というか下手すりゃ4連勤中一度もアルパカ狼さんが見れない確率高し。(;O;),
(3月19日) 本来、無敵の楽天家で、「不撓不屈」を自称する私。
(3月19日) (幻想の花束)
(3月19日) アルパカ狼さんとニアミスしちゃった♪
(3月20日) …たぶん、アルパカ狼さんは居ない…(;へ;)…。
(3月20日) 冗談抜きで【 黒化 鮟鱇 】。
(3月20日) …やっぱりアルパカ狼さんは 居ない…。(;_;)
(3月20日) プロメテウスの刑罰。
(3月20日)
(下旬)
(下旬)
(3月21日) 地獄の入口なう。(∋_∈)
(3月21日) 「撃て撃て!周りじゅう敵だらけだ!」
(3月21日)
(3月22日) 精神状態……凍結。
(3月23日) 精神状態…平坦凍結乾燥。
(3月23日) 本日は、のんびり生きま~す♪
(3月23日) 恋患いの末期症状を抱えている人間にとっては、わずか三年でさえ、ものすご~く!長く感じるのだ。
(3月23日) さすがに返答に窮するリエンであった…。
(3月23日) 、「企業秘密について」(秘)
(3月24日) 「書くことによってほんの一握りの賛同者と膨大な批判者・無関心者が生まれる」。
(3月24日) 「週刊」とか言って、ここで終わってます…★
(3月21日)
(3月24日) (リエンをいたぶる小姑っっ)
(3月24日) 「これは法律で保障された権利であり、義務なんですよ!?」
(3月24日) 「 レテ 」 @ 「 白兎 」。
(3月24日) 「犯罪都市」《カミヤ》の郊外(廃都市)に店を構える、
(3月24日) 「ちょっと変装(化粧)したウェイファン」。
(3月24日) 「逆境に動じないので信ずるに足る」、
(3月24日) 「 人生 好きにやんなきゃ ♪ 」
(3月24日) ウェイファンの襟色は《特A》を表わす《銀首》。
(3月24日) ウェイの手とリエンの手。
(3月24日) 筋金入りの復古主義。
(3月24日) 「アルパカ狼さんの新しい髪型」。
(3月24日) 如是さんですね…☆ www
(3月24日) (なまえからしてアルヤさんの子孫であろう♪)
(3月24日) 〈ランキング〉(格付け制度)法制化の代表的先鋒。
(3月24日) 後悔の無いように、お暮し下さい…。
(3月25日)
(3月26日) とりあえず徒歩通勤は楽しめます♪
(3月26日) も、もしかして、白エルさんと黒エルさんて、別なの…??
(3月27日) (史上最低記録を更新★)
(3月27日) 芸術的なまでに見事な?
(3月27日) 越冬キャベツメンチうま♪
(3月28日) 
(3月28日) 「等価交換」。( ̄ー+ ̄)ニヤリ
(3月29日)
(3月29日) 問題は、己の恥と心得る。
(3月29日) 「 るりひめ 」 と 「 りっしんべん 」。
(3月30日) アルパカ狼さんに似てるけど別の人(部下の人?)。
(3月30日)
(3月30日) 「とらいあすりーと」な「りす」完遂です…w
(3月30日) なんかもう「エイリス記念日」の詩。みたいな…☆彡
(3月30日)
(3月31日) 「辞めちゃうとアルパカ狼さんに逢えなくなる」ので…(^^;)…☆
(3月31日)
(3月31日) 高そうな知性と、たかびーなプライド…w
(3月31日) 、「エルさんに仲を裂かれて」しまった…ッ!★
(借景資料集)
(借景資料集)
(上旬) 明日来神(あすくるのかみ)について記された古文書を見つけるという/お花畑まで咲いてます。
(上旬) 【 える 】!/なお皆様の足元が揺らいでいる点では大差ございませんので、続報にご注意下さい。
(上旬) 他事はすべてレテの河に不法投棄してバイバイw
(中旬) ヤオヨロズはすでに、「人類壊滅」(皆罰)計画に、OK出してる。
(中旬) 
(下旬) 人類は永遠の力を確保する。
(下旬) ここにきて太陽さん黒点無しとか イジメとしか思えない。
奥付
(…続きます…(^^;)…。)
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(3月16日) (…冷静に考えるとギャグだな…)

https://85358.diarynote.jp/201703161400339231/

 
https://www.youtube.com/watch?v=E3wWC6Cfikg&list=RDYQFs6I8MVRM&index=3
【高音質】CLANNAD AFTER STORY OP 『時を刻む唄』FULL 歌詞付き




 そんな事が何度か繰り返し起こり、「きっと何か事情があるのだろう…」と気遣う余りに何も訊けず、喜んでそうしているとは思えない行為に、「自分には救うことが出来ないのか?」と胸を痛めて悶々とするリエンと、一方で、「きっと軽蔑されてるっ!」と思いこんで、ギクシャクとグレまくって、ヤケになっていくウェイと。

 ある日の密会の相手が、過度にサディスティックな傾向のある困った奴だった。耐えきれず悲鳴をあげて失神するウェイ。ホテルの防音壁(と数十階分の距離)を隔てて、悲鳴が物理的に聴こえた筈はないのにドアぶち破って飛びこんできたリエン。

 泣きくれているウェイをなだめているうちに、ようやく聞き出したのは、《リステラス》(天地)行政機構における機密中の機密…支配階級である《銀種》の遺伝子には、しばしば、一般には「禁断の能力」として忌み嫌われ根絶させられた筈の、強度のESP因子が付与されているという事。

 ウェイの場合は、それは接触テレパスという形で現われており、不幸な事には性的な深い接触を伴わない限り発動しないという事。しかし、国の安全を左右するような情報を、どうしても入手しなければならない場合、執政官として教育された自分には、嫌いな相手とのそうした接触を、拒否しようという発想の自由がないという事…等々。

 なんのことはない、この時点でウェイの方は、かなり明確に「リエンにどう思われるか」が気になって仕方がなく、意識しすぎているせいで、それまでは当たり前に(軽度の人間不信の原因になっているとは言え)こなしてきた「特殊任務」が、辛く感じられているだけだったんだが…。

 ここで更に、ESPの中でも最も忌み嫌われるテレパシスト(読心能力者)であると知られる事で、リエンに嫌悪されるのではと、それが一番の恐怖で。…ヤケとパニックで自暴自棄になり、体調を崩して寝込んでしまうウェイ…。

 その心理をきちんと理解できた訳ではない(「惚れられてる」なんて自惚れられるほど身分の違いは小さくない。なにしろ平均寿命にしてからが、異なる遺伝子等級間では倍近い差が、歴然とあったりする)…なりに、深く傷ついているらしいウェイを何とかして救いたい…と思いついたリエンは、「そう考えている自分の心が、嘘じゃないということを解ってもらいたいから」という理由で、「俺の心を読んで下さい」と、つまりは…




(あッ☆ 以下、「秘密」に入れときますぅ…ッwww)

(…と、思ったけど、そんなほどでもなかった…w)




 
 …つまりは、「抱かせて下さい。」と、「お願い」しちゃうのだった…。


(…冷静に考えるとギャグだな…)


 恐る恐る、抱きしめられてみた臆病もののウェイと、本心から愛しみ慈しんだ優しいリエンと。結果、うまくいっちゃった訳で、それからほどなくして問題の別件任務も片づき、短いけれど思いきし大甘だった蜜月期間を経て…さぁいよいよ、《ガワンナラ》の、本拠地攻略戦である。





https://www.youtube.com/watch?v=rLzkzbyrsTI&list=RDYQFs6I8MVRM&index=4
雨のち晴れ

(3月16日) Q.あなたは、この話の「続き」が読みたいですか?

https://85358.diarynote.jp/201703161414264484/

 
https://www.youtube.com/watch?v=Tth0FdQaDt8&list=RDYQFs6I8MVRM&index=5
遥か彼方






 この間、戦略はウェイが組み立てて政府と軍部の全体を仕切って動かし、戦術はリエンが担当して具体的な作戦を練り上げ、指揮官と部隊員を指名し。数個大体を投入しての、国内で展開するものとしては異例の大規模な行動となった。

 《ガワンナラ》所有の私兵軍基地の数カ所を同時に叩く一方で、本拠地にはウェイファン博士みずからが護衛の一隊(もちろんリエンも)を率いて乗り込む覚悟である。

 で、…乗り込むのは比較的簡単だが、問題は基地の自爆コマンドを発動させた後の、撤退方法で。

「考えがあるから任せてほしい」とか偉そうに断言して当日まで具体策を白状しなかったウェイファン博士は、実は急襲部隊の全機に対して、一定時間が過ぎたら惑星重力圏を離脱するように、あらかじめ強制プログラムを組んでいた。

「全員が離脱した後で、一人が残って自爆プログラムを入力すれば、それで済む話なんだよ」と。

 焦るリエンにニッコリ極上の笑顔で笑いかけるなり、その手首を手錠でガチャンと機内につなぎ、自分はヘロリと惑星上へ飛び出てしまう。

 いわく、公人としての立場も責任も、周囲への負担も迷惑も、何もかも承知した上でなお、「復讐」という醜い感情を抑制できなかった、そんな自分が許せないから、この計画を考えた当初から、最後は自分ひとりの手でケリをつけようと、心に決めていたからと。

 走り去る博士の後ろ姿に、なすすべもなく呼びかけるリエン。

 ドアを閉じて離陸しようとするヘリ。

 残る片手で銃を抜いたリエンは、ためらいもなく繋がれた片手を灼き切り、博士を追いかけて基地の内部へと走った。



 で…。



 最愛のリエンを巻き添えで殺したり出来なかったウェイファンとしては、頭脳の限りを尽くして、自壊しようとする惑星上から脱出路を切り開くしかなかった、わけだ。

 その後、失った手首のかわりに機械の腕をつけたリエンは、単なる「宇宙最強」と周囲から呼ばれるようになり。

 余計なことに手を出したせいで研究活動が大幅に遅滞していたウェイファン博士は、リエンの退院を待つ暇もなく、首に縄つけられて《学究都市》へ連行されてしまった。

(A級以下は立入禁止という区域なんだな★これが)



Q.あなたは、この話の「続き」が読みたいですか?
  それとも、もっと「詳細な描写」が、読みたいですか??


 






https://www.youtube.com/watch?v=JikmsNiJZ2Q&index=8&list=RDYQFs6I8MVRM
Tomoyo After ~It’s a Wonderful Life~ OP full song (STEREO and lyrics)

 

 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2017年3月16日14:20
  ↑

ちなみにここまでのストーリーは全て、

「幽体離脱?した私(?)の視点」が、

「リエンの肩に乗っかってる」形で、

一晩でぜんぶ(それこそ「走馬灯のように」)観ちゃったのでございました…

w(^^;)w…☆
 
霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2017年3月17日10:01
 
amaちゃんだ‏ @tokaiama · 13時間13時間前

何度も書いて恐縮だが「優れた職人は『段取り八部、仕事は二分』なのだ

仕事でも戦争でも、事前の想像力、シュミレーションで8割が定まる

想像力が欠落し、準備を慎重、丁寧にできない者に勝利はない

だから阿呆政権は、戦争も止められないくせに戦争の百倍困難な原発を推進するのだ
 
 

(3月16日) ホーミング・ロード(仮題)シリーズ。

https://85358.diarynote.jp/201703161524497587/

  
 
(前項コメント欄参照。)(^^;)

(てなわけで、前項までは「夢ネタの粗筋メモ」。
 こっからは、「それを下敷きにした創作」です。)

(※貼ってある漫画は…何だかよく似た二人組に…何だか、よく似た展開で…w
 爆笑なしには読めない一作です…www)

https://www.youtube.com/watch?v=_NZWYL3EFLk&list=RDYQFs6I8MVRM&index=13
Lia - My Soul, Your Beats!


          (1995/11/18)

ホーミング・ロード(仮題)シリーズ

第一部・最終章 「日暮れて道遠し」


 「敵を欺くにはまず味方から」と、ウェイファン博士はニッコリ笑って言ったのだった。

 惑星基地を攻略後、惑星破壊装置を作動させて後の、脱出経路についてである。

 起動したが最後、その指示を入力した者には生還の可能性が皆無であると、信じられているからこその自爆用〈最終兵器〉である。

 生きて帰るつもりの敵に気軽に侵入されて、簡単にスイッチを押されてしまうと判っていたら、そんな危ないシロモノをわざわざ設置しようという物好きなど、いないに違いない。

 従って、そこへ至るルートには、通常なら警戒システムの配置も甘い。

 だからこそ少人数で短時間に攻撃を仕掛けて、生還する可能性も出てくる訳で。目的はそれだと守備する側に知られてしまっては、潜入するのが困難になる。

「だからこそ、方法は解明しましたが、この場ではお教えできません。当日は、すべて私の指示に従って、全軍に速やかに動いてほしいのです」

 ウェイ博士が成功を保証するからには如何なる困難事であろうと不可能な筈などないと、その会議に居合わせた誰もが信じていたし、それはまた実績に裏打ちされた事実であるし。

 疑義をさしはさもうと思う者が万一あったとしても、あの笑顔でニッコリと、自信ありげに断言されては……、逆らえるわけがない。

 「さすが隊長、天才っ!」と、内心で拍手までしてしまったベタ惚れの恋人は、そんな自分の判断の甘さを、後になって深く悔いることになった。



     ☆ ★



 かくて全軍は一斉に行動を開始した。

「本当に、ご自分で陣頭に立って、指揮をとられるおつもりですか?」

「いくら僕が天才と言ってもね。前線まで出ない事には、細かい的確な指示っていうのは、出せないだろうと思うよ?」

 心配して引き留める部下と、そらとぼける上官の会話は、はたで聞かされている者たちにとっては、すでに単なる痴話ゲンカの領域だった。

 なにしろ《ガワンナラ》(私掠兵団)本拠地である惑星要塞へと降下途中の強襲揚陸艇のなかでの、いまさらな会話である。

「もうここまで来ては内通者の危惧もないでしょう。我々を信じて、作戦を教えて頂くわけには、」

「無能な指揮官だっ!とか言われて、後で殴られたりしたら、この美貌が壊れてしまうしねぇ?」

 しつこく言い募るリエンの言葉などハナから無視する構えで、つい楽しげに茶々など入れてしまうウェイである。

 その上に、

准将閣下に、またも自主降格する口実を与えたりしたら、僕が軍上層部から恨みを買っちゃうしぃ」

 と、わざわざつけ加える意地の悪さでは、所詮リエンに勝ち目がある筈もない。

「~~~~っ!」

 絶句して拳を握りしめたりしている長身の副長を見上げて、

「平気。心配ないよ」

 いつもの口癖を持ち出して真っすぐに瞳をのぞきこんだウェイファンは、極上の笑顔でもって優しくささやいた。

「…だって、きみも一緒だろ…?」

 そんな言葉で、つい気を許して、顔面が崩れかけてしまうあたり。

(…この副長は、もう本当に…)と、隊員一同の無言の嘆息の嵐が背後で吹き荒れていた事など、本人の知ったことではない。

 そして。

 やはりウェイファンは、性格が悪いのだ。



     ☆ ★


「………隊長?」

 かすかな胸騒ぎを覚えた副長が遠慮がちに声をかけようとしたのは作戦行動も佳境に入ろうかという頃だった。

 すでに惑星全土の制空権は手中にしており、各所に揺動作戦をも含む幾十もの部隊が散った。予断は許さないと言うものの、今のところ全ては順調であり、戦略も戦術指揮も的確そのものだった。

 にも関わらずリエンは唐突に、自分が感じ始めている極度の不安と緊張は通常の作戦時のそれではないと、自覚したのである。

 …「むしのしらせ」(予感能力)。遺伝子工学の賜物の。

 それは、リエンの大切なウェイファンに関わるもの。

 彼だけに関わる…… 深刻な不安。

「隊長」

 声がかすれる。喉がふるえ、唇が動かない。

 振り向くことのない恋人から、なぜだか冷酷に別れを告げられているような気が……する。

 謝罪の感情が聴こえる。 ………なぜだ?

 ルー・ウェイファン隊長は、それどころでなく多忙を極めているのに。

「よーし、いいぞ!」

 人質となっていた民間人やその他の救出、降伏してくる構成員の逮捕と輸送、なお続いている掃討戦への増援の指令、エトセトラの、情報収集と指示を一手に引き受けていた前線総指揮官が。

 ある一瞬、ふぃとヘッドセットを外し、瞑目したのである。

「降下」

 と、短く彼は言った。

「この隊は3分以内にアウェナ大陸DF331ポイントに着陸。これより惑星自爆作戦を始動する」

 正念場である。自分でもうまく説明できないような妄想について説明していられるような場合では、ない。

 リエンはぐいと拳を握り、己を奮い立たせた。

 何があっても、どんなものからでも、隊長は俺が守ると。

 しかし……。



     ☆ ★




https://www.youtube.com/watch?v=mAEPs2PvyrQ&list=RDYQFs6I8MVRM&index=17
Lia - Doll


(3月16日) アルパカ狼さんを見つけたし…♪

https://85358.diarynote.jp/201703161638344480/

 
https://www.youtube.com/watch?v=L2tDWgs2wyA&index=14&list=RDYQFs6I8MVRM
【AIR】 鳥の詩 【高音質】




     ☆ ★


 俺は負けない。隊長を守る。たとえ、どんなものからでも。

 けれど…。



 為すすべもなく走りさる後ろ姿を見送った。

 ひび割れた声が、悲鳴のように幾度もいくたびもウェイファンを呼んでいる。

 その叫びのぬしが自分自身であるという事すら、すでにリエンは意識していなかった。

 ウェイファン自身が彼本人を殺したいと、それが絶対の望みだと。生きているのは…辛いと。

 どうすれば。

 いったい、俺は、どうすれば。



「~~~~っ!」

 戦士の喉からもれた怒号はことばをなしてはいなかった。

 何を憎み、何と戦い、誰を守ればいいと言うのか。

 ………誰を、誰から?

 甘い言葉に酔いしれ、最愛の相手をお手軽に救ってあげられた気分になって。

 ……………なにひとつ。

 自分が許せない。けれどもっと、こんな仕打ちのできる、恋しい相手が許せない。

「…なめんな…っ!」

 彼は右手で銃を抜き、〈切断〉にセットするなり、ためらいもなく己の左腕に向けた。

 スパリと、透過した光線が艇の内壁に突き当たって焦げた音をたてる。

 ごとりと何かが床に落ちて響いたが、そんなものを顧みている暇は、彼にあるはずもなかった。



     ☆ ★



 艇のドアを灼き切り蹴りやぶり。すでにかなりの高度となっているのを構いもせず跳び降りた。

 着地し転がり受け身をとるが、衝撃を受けとめた肩の骨が外れたらしい。

 どのみち左腕はすでに戦闘力を持たず、動くのに不都合はないさと気にもとめず走り始めた。

 自爆装置の内壁が降りきってしまう前に、彼に追いつかなければならない。

 何も出来ないのなら、彼を救えないのなら。

 彼が、自分は勝手にやるからと宣言したあとなのだから。

 俺も勝手に、やらせてもらおうじゃぁないか。



 基地の通廊のあちこちに敵兵の死骸が転がっている。

 では、まだ、彼は無事だ。

 だてに俺が鍛えてあげたわけじゃない。

 Aランクのくせに、頭脳労働タイプのくせに、一級の戦士とはりあう反射神経がある…。

 先に駆け抜けた侵入者を追う、増援の一軍に追いついた。

 彼の邪魔をしようという者になど情けをかける気は毛頭ない。

 手榴弾を最大爆圧にセットする。自分にも被害が出ることが、何だと言うのだ?

 とにかく…、

 シャッターが降りてしまう前に。

 共に。

 …なにも出来ないのなら、せめて…



     ☆ ★



 巨大な空間に据えられた虚仮威しのように複雑げな機械の前の、あきれるほど簡単な入力装置の前に、白煙に紛れるようにして青年は立っていた。

 今の彼に出来る限りで気配を殺して部屋へ這い込んだリエンを、敵兵の残党だと思ったのか振り返ることもせず、パネルの上で忙しく指を走らせながら、

「もう遅いよ」

 と、静かに言った。

「この惑星は自壊する。向こう百年、生物の棲めない星になる。…きみも可能性のあるうちに逃げたまえ。あと十秒で、そこのシャッターは完全に閉まるから」

 そうか。では、あと少し。

 よろよろと、やっとの思いで立ち上がり、

 かすむ目でおぼろな目標をとらえて歩み寄ろうとする戦士を……

 ふと、彼は振り向いた。

「~~~~ッ、リエンっ!」

 悲鳴。立ちすくむ、黒髪。

 してやったりと、すでに瀕死のていたらくの男は、精いっぱいの力でニヤリと、嘲ってみせた……つもりだった。

 実際には傷だらけになった顔が、ただギクシャクと歪んだきりだったけれども。

「…なんで…逃げない…」

 シャッターが降りきりロックがかかる、がしゃんと重たい機械の音がする。

 焦げた死体と白煙と血の臭い。

 散乱した肉片。

 そんなものは気にならない。

 これで最後まで、二人きりだから。

 最期まで俺のものだから。




「………護衛なしで………」


「…一人で外出しちゃ…い…けません…と…、何度も…。

 俺はっ、…言いました…よ、ね…?」

「…っの! 大ばかやろう……っ!」

「そりゃあ、あなたに比べれば、誰だって劣等遺伝子ですよ……」

 リエンは笑った。笑ったままずるりと崩れ落ちた。

 愛しい恋人の、さしのべられた腕の中に。



     ☆ ★



「…あなたの言った通りです…」

「喋るな。いま、止血する。」

「無駄ですよ? それより、こうやって抱いてて貰えませんか」

「うるさい。逆らうな。邪魔だから、しがみつくんじゃない!」

「だって気持ちがいい…」

 うっとりと目をとじる。黒髪の告死天使が優しく誘っている。

「ああ、それで」と、寝言のようにリエンは呟いた。

「ランクづけ(遺伝子等級)の話。あれ、あなたの言った通りですよねぇ…。人間、事故だのテロだので、いつ死ぬか判らないんだし…。

 平均寿命なんてものは、自殺したがるような人間を相手に気にしてたってしようがないですよね。ほんと。

 だから、俺は…。

 ねぇ、ウェイ。 …聞いてます?

 最後ですから、どうしても、一言だけ、言わせてほしいんですけど…」

「聞いてないっ!」

 叩きつけるように、ウェイファンは叫んだ。

 おまけと言わんばかりに瀕死の重傷者の血まみれの横つらを、音たてて張りとばす。

「なんでこんな真似をしたんだっ!…手を離せってばっ!」

「…だって俺、ひとりで生きるのって、嫌でしたから。

 あなたを一人で逝かせるのも。

 それで…」

 言いたいのに。言わなくちゃいけない言葉が、あるのに。

 かすれていく意識のなかで腕の力が抜けた。

 結局、先にここで死んでしまうとなると、誰がウェイファンの最期をみとるのだろう?

 こんなに寂しがり屋の、臆病な甘ったれの、意地の悪い根性まがりの……

 こんな、崩れていく惑星の、死体の転がる地下の密室なんかで、たった一人で死なせたりしたくない。

 この人を、一人で泣かせたりしないで済むなら…。

 神さま。

 他にはなにも要りません。あと、もう、ほんのすこし。

 この人の最期までを、見届けるだけの時間を。

 …ひきかえになるのなら、たった一言を、伝えられなくても。

 永遠に届かなくても、いいから。

 自分のことは……… もう、いいから。



 どくどくと、命が流れる。

 床に川になるほど。




     ☆ ★






https://www.youtube.com/watch?v=k4moOdG6Arc&list=RDYQFs6I8MVRM&index=22
Air-Farewell Song


 

 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2017年3月17日8:42

cmk2wlさんがリツイート
cmk2wl‏ @cmk2wl · 2月22日

もともと無理矢理連れ出された世界なんだ。
生きて悩みの他、何を得るところがあったか?

オマル・ハイヤーム
 
 
霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2017年3月17日8:43
 
…ん~(^へ^;)

とりあえず漫画がたくさん読めてるし…

美味しいものたくさん食べてるし…

アルパカ狼さんを見つけたし…♪
 
 

(3月16日) 「~~~きみが、いたら、死ねないっ!」

https://85358.diarynote.jp/201703161659271222/

 
 
これに入れてます☆
  ↓
http://p.booklog.jp/book/112669/read
リステラス星圏史略 古資料ファイル
 8-1 『 LONG WAY HOME 』

まだまだ有るんですけど、ちょっくら休憩してきます…☆

https://www.youtube.com/watch?v=SQk24EgU0zs&list=RDYQFs6I8MVRM&index=21
Little Busters! ~Refrain~ OP FULL


===============


https://www.youtube.com/watch?v=OnJyp6EUOc8&list=RDYQFs6I8MVRM&index=23
Lia  『new moon』 歌詞付




     ☆ ★



「~~~きみが、いたら、死ねないっ!」

 張り飛ばした相手の頬にそのまま額をあてて、ただ黙って相手の心を聴いていたウェイは、うめくようにそう言った。

 涙をこぼすまいと歯をくいしばり、できる範囲で手早く止血を済ます。

「二時間、待ってろ」

 黒い瞳を静かに燃え立たせて、ほっそりと美しい博士は簡潔に言い切った。

「おまえを絶対に死なせたりしないから。必ず救けるから。だから…、

 脱出して、医療設備のある艦にたどり着くまで。二時間でいい。

 絶対に、それまで息をしててくれ。」

「………ウェイ? まさか、そんな方法が…?」

「できるよ。僕を、なんだと思ってる?」

「………さすがだ。なら………信じますよ………」

 虫の息のしたで宇宙最強の男は微笑した。

「ただし……あなたも一緒、ですよね? …また俺を……一人で追い返そうって言うんなら……」

「心配ない。一緒に、行こう。一緒に」

 あふれてきた涙をぐいと拭いて、ウェイはさらりと立ち上がった。

「だから、絶対に、生きててくれ……っ!」




 大丈夫です約束しますよと、リエンは最後に応えた記憶がある。

 自分のために泣いてくれている美しい人の言葉が嬉しくて、それきり途絶えてしまった意識の中で、次には目覚めた時には何といって「告白」を敢行しようかなどと、いとも暢気なことを考えながら。



     ☆ ★



 そうして。

 つまるところウェイファン博士は真実かけねなしに天賦の才の持ち主で。

 その気になりさえすれば絶体絶命に崩壊する惑星からの脱出方法ぐらい、何とかなってしまうのだった。




 後日。


 ズタボロの重傷を負い、あまつさえ右手首をみずからスッパリ切断していたリエンは、当然のことながら肉体のかなりの部分を強化細胞で再構築しなおさざるを得なかった。それによって、以後、〈宇宙最強のなまみ(生身)男〉の通称は返上し、単純に〈宇宙最強〉と、その噂を広く銀河に流布されるようになる。

 そして、手術の後にリエンの意識が戻るのを待つ猶予も与えられずに、超多忙な博士は、中断したままの研究課題が山積している《学究都市》へと、厳しく追い立てられて去って行った。

 考えぬいた挙句の一言を伝えるために彼を追いかけて行こうにも、自分の遺伝子等級では、その惑星には立ち入ることも出来ないと、リエンが知るのは半年ほど後のことだった。



          -end-


   (実は一番最初に ↑ の行を書いているという…★)





https://www.youtube.com/watch?v=cE69xAWdTq8&index=27&list=RDYQFs6I8MVRM
麻枝 准×やなぎなぎ「Last Smile」


 

 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2017年3月17日6:29
 
060…

1771☆
 
 


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