目次
(りある?夢?日誌…)
(上旬)
(上旬)
(2月1日)
(2月1日) 古原稿のサルベージに、宇宙ダイブ往ってきます…♪
(2月2日)
(2月2日) 「宇宙史逆走」/【 魂魄 再利用 システム 】暴走による、パラレル・メビウス・パラドックス集中発生。/「犯人」(?)、「エルさん」ですから~ッwww
(2月2日) マダム「ポわン」フリー ⇒ アルパカ狼さん。
(2月2日) あぁ妄想って娯しい…♪
(2月3日)
(2月3日) 「懐かしい未来」へ、還ろう…♪
(2月3日) 界境監視者たる《レリナルディアイム》(月女神)およびその上位識者バレンの許可を得ること。
(2月3日) 《ワーガ・ママ》(自在母神)は四柱の秀でたる若神を選び、幼き界卵を与えたまう。
(2月3日) 《ミアマ・センサリアス》(初めより前の国)。
(2月3日) 人間達から "神" という概念で捉えられる存在達である。
(2月3日) (借景BGM集) 『女神たちの転生課題』
(2月3日) (借景BGM集) ~『最終戦争』系~。
(2月4日)
(2月4日) アルパカ狼さん居るけど冷たいし。(;_;)
(2月4日) アルパカ狼さんまで? 無視イジメに参加…
(2月5日) 世界の全てを敵に回したくらいじゃ死にませんしね私はwww
(2月5日) エピソードを重視するあまり真実が遠ざけられ、純粋な創作になる。
(2月6日)
(2月6日) アルパカ狼さん居なくてベルクカッツェ居るとか悪夢。
(2月6日) 約束された未来はない。
(2月6日) 特にトドメのエルさんの【完全無視】が酷かった…(--#)…★
(2月7日)
(2月7日) 絶賛エルさんの陰険イジメもますます激化中。(-_-#)
(2月8日)
(2月8日) 断筆の、命題…(--;)…★
(2月8日) 『緑慶』年代の日本(科研センター⇒朝日ヶ森)。
(2月8日) 全部の話が、ここで、かたづくね。
(2月8日) (1983.4.23.⇒コバルト・ノベル)。
(2月8日) これは 転生の恋人たち の物語…である。…あった筈なんだっ!!
(2月9日)
(2月9日) 「 雪 月見 風呂 」 ♪へ(^o^ヘ)(ノ^o^)ノ♪
(2月10日)
(2月10日) 今回の夢は「持って帰れない内容」(霊界「部外秘」)。
(2月10日) 《 四世界創世 ~ 終末 》
(2月10日) 【 地 球 】
(2月10日) (拡大図)
(2月10日) (時間軸は必ずしも一致しない。)
(2月10日) …さくっと6万年分くらい?の略史図でしたね…www
(中旬)
(中旬)
(2月11日) たまにブーイングを浴びないと何者でもなくなる。
(2月11日) アルパカ狼さんが居ないので、
(2月11日) (生きてるエゾシカも大好きだが、喰うのも大好きだw)
(2月12日)
(2月12日) …ポールシフトって、既に起こってないか…?
(2月13日)
(2月13日) 何が起きても不思議ではない無気味な満月。
(2月⒕日)
(2月⒕日) アルパカ狼さんの 余命が 視えちゃう(T_T)…
(2月15日) 「人類最後の一人になるまで」。
(2月15日) 一瞬にして、脳内を走馬燈のように、白昼夢?が…w
(2月15日) (霧樹りすはアルパカ狼さんの夢を視るか?)(仮題)
(2月15日) 《ESPシリーズ》+《リステラス星圏史》
(2月15日) ⇒《リステラス星間連盟機構》に統合。
(2月15日) 【無時間航路】の設定。
(2月15日) 地球系開拓惑星連邦。
(2月16日) 精神状態は…脳内まっしろ。(--;)
(2月16日) 【業務?連絡】(^^;)
(2月16日) (The END & RE-START !! )
(2月16日) (銀河分裂時代)
(2月16日) 【地上の星】大爆発中?
(2月17日)
(2月17日)
(2月17日) 監訳:土岐真扉
(2月17日) ☆次元断層震~末法と再生。
(2月17日) 長寿人リレキセス・ジュンナール(地球人名・清峰 鋭)
(2月17日) 二つの未来がここを起点に、この瞬間を最後に始まるのだという。
(2月17日) 「どこが始まりで終わりか判らない」 無限回 万華鏡 「ぐるぐる話し」。
(2月17日) (※ もし明日も「日常」があるならね…!)
(2月18日)
(2月18日) こんなことばっかり考えていたから、リアル受験に失敗したんだと思いますわ…www
(2月19日)
(2月19日)
(2月19日)
(2月20日)
(2月20日) 態度大魔王エルさんの現在の肩書きは「リーダー」。/「 患部 候補生 」ですね…?
(下旬)
(下旬)
(2月21日)
(2月21日)ちょろっとだけどアルパカ狼さんにかまってもらえたので、
(2月22日) 本日「猫の日」。222(にゃーにゃーにゃー)の日です…w
(2月22日) …りある『ナルニア国』物語…♪
(2月22日) 『暗黒童話』~
(2月22日) 「小学生時代の清クンの声」♪
(2月22日) ⇒【 ベルクカッツェ ・ 魔苦ゴナガル 】 様。
(2月22日) わはは☆ 「ソレル女史」いた~www
(2月22日) …我ながら、ナニが何だか判らない妄想暴走人生。
(2月23日)
(2月23日) ~『火涙沢の物語』~。
(2月23日) ☆『惑星《紅蓮》の物語』
(2月23日) …どっちの何が、リアルで非リアなの~っ??
(2月23日) Tu.OUMI.Deru.Ma
(2月23日) すべては ユメミ(夢視)しばしき 猿族の少女の 視し夢。
(2月23日) ニワンサ(共鳴)なき世界。
(2月23日) 自分の足の裏を見るために、後ろにいる他人の目が借りられる生活、また共鳴関係。
(2月23日) 後世、フェア・リスト・ティ・イ=ラーヤ…母霊(女神)の贈り物…として伝承に語られた星船。
(2月23日) 先史文明人ユヴァンとの混血児。
(2月23日) 『ウァ・エムバ(大陸)大全』。
(2月24日)
(2月24日) (借景BGM集) 「運命に、似た恋」
(2月24日) (借景BGM集)
(2月24日) ジーランディア:海に沈んだ謎の大陸。
(2月24日) この物語は、ウァ・エムバを舞台として語られる。
(2月24日) ハッシュ・ヴェーラス(貴・ヴェーラ家の)アランノ・アール(長子アランノ)は変人君との噂がたかい。
(2月24日)
(2月24日) (イノウエ剣策士なんかもここに入るのか?)
(2月25日)
(2月25日)
(2月26日)
(2月26日) 現在わたくしはたいへん寛大な気分です…w
(2月27日) 今日は(たぶん)アルパカ狼さんが観賞できるはずだぞ…ッ
(2月27日) あたまイカレまくってる中2病の52歳ですいません。(^_^;)
(2月28日)
(2月28日) …神サマが、今わたしに出来ることは何もないと言っているので、
(下旬) (でもアルパカ狼さんは実在!)
(2月28日) 脳が壊れたら人間も「ただのガラクタ」だからね!
(借景資料集)
(借景資料集)
(上旬) 超自然現象風体験 呪われた廃屋:銀河鉄道999は、磁気嵐の影響で運転を見合わせています。
(上旬) 炎とかダンスとか司る女神。
(上旬) 「さあ、文学で戦争を止めよう」/原稿を期日通り提出したまえ。
(中旬) 毎年暗殺のためにチョコレートをプレゼントする輩が後を絶たない。
(中旬) どちらがリアルかバーチャルか?…永遠ループに突入~…★
(下旬) 「神と和解せよ」って。告訴してたのか。/皆さん、良い磁気嵐を。
奥付
(…続きます…(^^;)…。)
奥付

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(2月23日) すべては ユメミ(夢視)しばしき 猿族の少女の 視し夢。

https://85358.diarynote.jp/201702231856494962/

 
https://www.youtube.com/watch?v=P8AZT3wKQVs
Luar na Lubre - O Son Do Ar

               1988.02.29.

 過去有(かこう)の大陸 

…過去視、転生、オカルト、空想…

全てを兼ねた設定ノート ♪





カコウ(過去有)。 カ・クォウ。

オゥ、の音は すなわち 聖なるものの 意味である。

それは、

アゥ もしくは アィ の音… 愛しいもの、よりも

さらなる尊貴のひびき。



かつて。幾重にもかさなった転生のもつれの糸の、

はりめぐらされた時間と空間との はざま(世界)。

いま(現世)へと流れこみ、そしてまた

ここ(現在)より出ずる 無限の大海の、

ロクシャ(録者)、ミコショク(巫女職)、

あるいは ケンサクゥシュ(剣策士)。

オゥ(王)という言葉も クニ(国)もまた、

すべては ユメミ(夢視)しばしき 猿族の少女の 視し夢。




カコウ(過去有)。

ひとは その、かつて視しうつつ(現)に惑い、誘われ、

はるかなる 生の数珠へと 導かれては いかん。



 球形の、

 魂 ゆえに。








由芽実
由芽(ユメ)




https://www.youtube.com/watch?v=2F9GJEhOEKA
Luar Na Lubre - Tu gitana (Ao Vivo)

 

(2月23日) ニワンサ(共鳴)なき世界。

https://85358.diarynote.jp/201702231919029908/

 
https://www.youtube.com/watch?v=blQA4W8B0OI
Luar Na Lubre - Memoria da noite




◎ 始まり。


かつて在りし 猿(エン)族 の

ニワンサ(共鳴)する魂の複数の

かさねる扇のようにつらなりあう

すべての個が ひとつである充足。



その地を訪なうサィキェ( "祭祀" )は

足早に また 義にしたがい

猿(エン)の少女は

その緋の衣に魅かれる。



"外" のニワンサ(共鳴)なき世界 その事象をも

そ(部)の瞳で共振したいと。





すべては そこから 始まる。








https://www.youtube.com/watch?v=xgao6FxtMLI
Luar Na Lubre - Romeiro Ao Lonxe (Con Diana Navarro)

 

 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2017年2月23日19:19
 

600
177☆
 

(2月23日) 自分の足の裏を見るために、後ろにいる他人の目が借りられる生活、また共鳴関係。

https://85358.diarynote.jp/201702232007156315/

 
とりあえず分冊。(したけど、あんまり中身がなかった…)
 ↓
http://p.booklog.jp/book/113315/read
リステラス星圏史略 古資料ファイル
6-0-1 《 ユヴァの猿族 》




※ある日のトリップは猿人族の共鳴圏についてのものだった。
富士スーパーの店員の制服の色を視ていて思いだしたんである。

自分の足の裏を見るために、後ろにいる他人の目が借りられる生活、また共鳴関係。

カベがない。

PKまたは予知といった物理作用の力を持つ者こそ少ないが、自然に即する、また他者と一体となる、という、心的状況は、より混沌としたプリミティヴィティであり、かつまた自我の不明確な薄明の海でもある。

長老たちは多く寿命を知らず、また彼らの耳目に届かぬなにものもない。

村の生活形態は原始的素朴な狩猟採集である。

自我のみょうにくっきりした子供もしくは少女がある。(=わたしである。)

経路として横断してゆく祭祀たちの姿に魅かれる。

彼らのもつ "外" に魅かれて、ついてゆく。

旅に出る。



個人的な接触はない。祭祀はあべとおるである。

また村には隣人として とぅ・めある = とぅ-まる がいた。




知りたかった世界を渡りつくして、なんて遠くに来たのだろうと。

汚れ疲れて、なお満足して、ふりかえると、

そこにはいつでも、わたくしを

視ることのできる

長老たちがいる。






https://www.youtube.com/watch?v=u9oXDeKnBDA
SABANA AFRICANA, MUSICA RELAX AFRICANA, RELAJANTE, RELAXING MUSIC PR
 

(2月23日) 後世、フェア・リスト・ティ・イ=ラーヤ…母霊(女神)の贈り物…として伝承に語られた星船。

https://85358.diarynote.jp/201702232039488271/



惑星リスタルラーナ史略概論

               1990.11.20.


 惑星リスタルラーナは、銀河系第三腕、外縁部よりに位置する、  型恒星ラーヤ(リ・ラーヤ)の第七惑星。リステラス系人類の居住惑星として典型的な大気と気象条件を持ち、やや大型だが自転が早く、低緯度地帯における引力はリステラス版図全体の平均値よりやや低め。大気層が厚く、恒星からの紫外線が地表の生物相に影響することはない。

 リステラス文明の一方の源であるリスタルラーナ文明発祥の地であり、永く星間連盟リスタルラーナの首都としての機能を果たし、地球圏文明との統合により政府が移された後は、記念公園として人類居住以前の自然状態に戻され、学園惑星として統合芸術大学アール・ニィの管理下におかれた。



1.先史文明

 現存するリステラス系人類の居住以前に、複数のユヴァニサ(人類)及び生物相による、精神重視型文明の興亡史の存在した事が確認されているが、史跡の殆ど残らない文明型である為、詳細は明らかでない。

 最終段階まで生き残った極少数の精神能力型人類のうち、数例が、後着移民である現存リステラス人類との混血を果たしたとの史録が残っているが、これもまた真偽を確認する手段は失われている。

 古伝によれば彼らは世捨て人として両極付近の高緯度・高重力地帯に原始的な手段で居住し、ために民族の滅亡から免れえた生き残りであったという。

 リステラス系移民史最初期のうちに、彼らのコロニーはすべて自然消滅をとげた。



2.移民船…みおや(母霊)の贈り物…

 リステラス星圏として機構的に統合されるはるか以前から、テラズ及びリスタルラーナ両人類は同根もしくは一方が一方の祖先であろうと推定されていたが、今日では、テラズの首都・地球と同恒星系内のいずれかの星に高度な先史文明が存在していたらしいとの説が一般的に承認されている。

 後世、フェア・リスト・ティ・イ=ラーヤ…母霊(女神)の贈り物…として伝承に語られた星船の存在は、リステラス内外の先史移民種に共通のものである。

 星船フェアリスティラーヤ内部には二種の人類が同船していた。単性種イシールと、双性のナール(男・クナール、女=イナール)である。航宙管理は華奢で色素の薄いイシールによって行なわれ、移民後の開拓要員である丈夫なナールとは居住区が分けられていた。

 彼らが後にラーヤ(母)と名付ける恒星系に流浪のすえ到着した際、なんらかの故障により母船の軟着陸が不可能事となり、大部分が非常用カプセルでの無計画な降下を余儀なくされた。この時の退避は船内の居住区別に行なわれたと思われ、後に地表上、ラクシャ・インストラ…多島大海…での文化圏形成に大きな影響を与えている。

 最後に星船自体はウァ・エムバ…大陸…中央部に落下。大破して地中に埋まった。


(2月23日) 先史文明人ユヴァンとの混血児。

https://85358.diarynote.jp/201702232057449497/

 
https://www.youtube.com/watch?v=4cwChalNCDc
Sacral Nirvana - Oliver Shanti (2 hours)


3.ウァ・エムバ(大陸)
  …ナール(人間)とイシール(単性種)…

 星船墜落の際、脱出しえず船内に残った者の殆どは死亡し、
生存者は艦橋で操船を担当していた極わずかなイシール種のみであった。

 高度な科学知識と独特な倫理観(※)を持つ彼らは船内の遺体を回収し使える機材を寄せ集め組み立てて、一定の基礎型区分にもとづく大量のナール種クローン体作成にとりかかった。

 遺伝子の選択と教育プログラムによって、まず体格が良く感性は鈍い者が数万の遺体の葬送作業のために送り出され、次いで基礎的な科学的知識を与えられた軽敏な種が船内機材の回収と修理にとりかかった。
 
 その間、イシール種は船外の惑星環境を探査し、ラクシャ・インストラへの脱出組とも幾度かの交信に成功したが、その時点で広い太洋をへだてての合流は不可能事と判断し、ウァ・エムバ墜落組のみでひとつの生存圏を確立すると決定。

 これに従い、さらに数種類のナールが生産され、新たな教育プログラムに従って、探査、開拓、農耕、建築、等の職種にふりわけられた。

 墜落した星船を中心に放射状の農地が広がり、環状の居住区が建設され、自然な生殖行為による子供の誕生も含めて人口が約一万を数えるようになった頃、この新生のコロニーには重篤な危機が訪れた。唯一の指導層であったイシール種の死滅である。

 本来、ナール種の十倍に近い長命族であったイシール自身、この事態は想定しておらず、、原因となったのはおそらく、わずか十数人でひとつの世界を築かせねばならないという使命感から来る精神的消耗、および慣れない惑星環境での外気に身をさらしての作業指揮であったとされている。

 絶滅する寸前に彼らは彼ら自身のクローン体をも急造したが、高度すぎる知識と感性の故に十分な基礎教育を与える事はついに出来ず、彼らの養育は短命なナール種に、千対一の人口比で託されることになった。


 さて、ウァ・エムバのナール種の、これもぎりぎりになって作られ教育された新たな指導者グループに遺されていたものは、まだ童子の不安げなイシール達と、ごく大まかな開拓・開発計画、そして生産された時から適確な指示を受けて動くことをしか知らない、単純で善良な労働力としての一万にのぼる民衆だった。

 十数人のイシール種の寿命をすり減らすほどの重責を、クローン培養槽の中で人工的な知育を施されただけで、成人としてこの世に送り出されたばかりの未熟なナール種100人足らずに引き受けきれる筈はなく、彼らは忙殺され、疲労困憊し、イシール児の再養育はおろか、機械的に生産され増え続ける労民たちの対応にすら手がまわりきらない有様だった。

 従って十分な訓育を受けぬまま開拓作業に従事させられた者達のあいだではもめ事やサボタージュが急増し、計画はたちゆかなくなり、厄介事は全て持ち込んで来て、自分らでは何ひとつ解決する習慣を持たない労民層を、深刻に憎む指導者までが現われる事態となった。

 指導層のうち一部の者が、他の承認は得ないままに、クローニングの生産ラインを停止した。人口の増加は3万足らず(*)で止まった。が、彼らには、一旦停止させたラインを再び軌道するだけの知識は施されていなかったのである…。

 ことの是非と今後への善後策をめぐって指導層は幾重にも分裂し、深刻に対立した。イシール児たちは深い感性を秘めた瞳でただ黙ってそれを見つめていたが、ある日、何人かがふいと姿を消し、長いあいだ戻って来なかった。

 居残った数人の子供らは指導層から離れ、労民の居住区へ移って、それまで彼らが娯楽として、機械によって再生して与えられるものしか知らなかった物事を、目前で実演してみせた。肉声で、歌ったのである。

 またある者はひとりひとりの似顔絵を描いてまわり、ある者は他愛もない自作の、身近な物語…彼らの預かり知らない "船" や、それ以前の世界での出来事でなく…を、自然出産により生まれた、この星はじめての幼児たちに、語って聞かせた。

 全てを放棄して、ただ指導層の決着を待っていた労民たちは、ようやく自分達に出来る事を見つけて働き始めた。赤ん坊たちとイシール達に、食べさせ、着させ、暖かく眠らせるために、それぞれに教えられた仕事に、進んで戻ったのである。

 ただ、計画し始動する者はいなかったので、都市整備は変則的になり、農地はだらだらと外へ流れ出て行った。

 やがて、イシールの子供の主だった者のとりなしにより、指導層中の多数派…亡きイシール達の遺志に従い、あくまでも秩序だった開拓・移民を行なうべきだと主張する者…が主導権を得、クローニングを停止させた少数派、イシール人種の理想論でなくナールの本性に任せた自然な発展を、と説く者たちは、星船を中心とした "聖域" から離れ、独自の生活圏を築くという結論に到達した。

 この時、長く行方不明だった年長のイシール児達が戻って来て告げた。彼らは惑星探査の為に製造された一隊と行を共にしていたのだが、ここから十分に遠く離れて気候も異なる地帯に、困難を克服する気概のある者になら、適応可能な広い土地があると。

(この時、また、イシールのひとりは先史文明人ユヴァンとの混血児を抱いていたという。)

 指導層のうち20人足らずと10人近いイシール、そして労民のなかで自ら志願したもの700余名を連れて彼らは北方の山岳地方へと出立し、以後、 "放" と呼ばれる辺境自由民の基となった。

 一方、残った指導者達は自ら「ン・グス・アインスカ」…秩序を守る者…と名乗り、労民達の善導という職責に戻った。

 労民達は彼らを歓迎した。道は真っ直ぐになり、畑や工場は合理的な生産計画に沿って運転された。

 ただ、「身内のもめ事」の調停をと頼む労民層は、いつの間にかいなくなっていた。


(※ イシール種の基本性格には、聖職者・殉教者・敬虔な学者にして神をたたえる芸術家、といった色彩が濃い。地球およびダレムアスでは、後に "天使" と呼ばれることになる種族である。)

(* この時点でイシール児は30人前後。)


「自己犠牲」と「思索による行動」という概念。


https://www.youtube.com/watch?v=RQ5ljyGg-ig
Desert Symphony (Southern Utah’s Landscape) - The Piano Guys
 


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