目次
(りある?夢?日誌…)
(上旬)
(上旬)
(11月1日) たんなる好転反応のリンパ溜まりだったもよう…☆彡
(11月1日) 大嫌いな壁向き席でアルパカ狼さんが見えませんが(T_T)
(11月1日) アルパカ狼さんと今までで一番たくさん喋っちゃった〜♪
(11月2日) 「あんたげはそれで北海道に行ったのかい?」
(11月2日) 神話も歴史もごたまぜ脳になると、こんなうわごとが出てくる。
(11月2日) 3.ところで一方こちらでは。
(11月3日)
(11月3日) 「なかのひとディマントイド&アルマンディンなガーネット兄弟」転生伝説。
(11月4日) ⇒ アルパカ狼さんをスカウトして雇う♪
(11月4日)
(11月4日) (『エイリスの物語』(仮題)のメインテーマは、これで…)
(11月4日) …「なかなか芽の出ない作者の卵」40年やってますけど…
(11月4日) (…たぶん清クンが「平気で学校サボる子」になったのも、これのせいなんじゃ…www)
(11月5日)
(11月5日) アルパカ狼さんが居なかったので、営業成績は地を這いましたw
(11月5日) (後追い)
(11月6日)
(11月6日) アル中はか狼さんが今日は珍しく二日酔いじゃなさそう(^_^;)という点だけで、あとはすべて赦すw
(11月7日) 雪39(ミク)って呼ぶぞwwwww
(11月7日)
(11月8日)
(11月8日) カラスの「恩返し」ワザ有効。(^。^;)
(11月8日) …今の世の中で、これ以上に幸せな生活。って、ないと思います…☆
(11月9日) (嗚呼、可哀想だった「ナカノヒト狼」さん…★)
(11月9日) 第3章・俺たちは無鉄砲のかたまり。
(11月9日) 「おやおや。ハデな音たてて誰かと思えば、運び屋のヤニじゃないか。」
(11月10日)
(11月10日) このコ「昔むかしの(可愛かった頃の)エルさん」に似てるね…w
(11月10日) (※第3次世界大戦と《第2の月》事変後に存在する諸国)
(11月10日) 「こーうっ! じょおっだんっっ!」
(11月10日) 「今じゃ日本て『皇国軍』なんだろ? 敵さんの本拠だろォ…?」
(11月10日) (8)+(9)。
(中旬)
(中旬)
(11月11日) あ~これかw 「脳内送信」…♪
(11月11日) >環太平洋地方を中心に経済ブロックを敷き、遂には旧皇国軍事独裁政権をもその走狗と化さしめた「七福神財団」。
(11月11日) 「人々を【船】に乗せる」(大規模集団転生誘導)係。
(11月11日) ”敵の敵は味方” アンサイクロペディア
(11月11日) ファイル一冊分、完了。(有料)
(11月12日) …毎度のことながら「原稿が面白くなってくると」家事と雑事は完全に放棄します…★
(11月12日) 「意識レベルが低下した」。
(11月12日) (アルパカ狼さんが居なくても)まぁ赦す…┐(’〜`;)┌
(11月13日)
(11月13日) アルパカ狼さん居ないし。(T_T)
(11月13日) ネタを3年くらい埋めておくと、物語の芽が出る…w
(11月⒕日) NZ発震だわスーパームーンだわ、波乱の一日になりそうですね…★
(11月⒕日) 俺のバースデーと磁気嵐が来る日が被さってるとか最高じゃないか(暗黒微笑)
(11月15日) ⇒…《オレゴン州セイラム》…!w
(11月15日) 多少なりとも「アルパカ成分」を補充できることを期待して
(11月15日) アルパカ成分補給不足。(T_T)
(11月16日)
(11月16日) 今回も見事に、次項(創作…??世界)に、つながりましたよ。と…★
(11月16日) 第4章・間奏曲 … 空中分解 Part.1.
(11月16日) 知らねェのかい。ゆんべスターエアの皇国軍司令部が襲われてな。
(11月16日) 「…悪いことにここは皇国で、国民総背番号制なンですさ。」
(11月17日) 末梢されている…★(==#)★
(11月17日) (( 黙示録の世界だな。 ))
(11月17日) 「知るもンですかっ3次大戦以降、地表の気象にセオリーなンざありゃしませんよっ!」
(11月17日) サキは、間違いなく、「なかのひと杉谷好一」だわ…☆
(11月17日) (来週の作業分ための、音楽メモ。)
(11月18日) 「時間がナイッ★」の無限ループに…★
(11月18日) わが人生の座右の銘。的な一作。
(11月18日) (「ご本人様」脳内リクエストにより(^^;)これにしました☆)
(11月18日) 『 定める者(運命者)時代を動かす 』
(11月19日) 今日はアルパカ狼さん居ない確率90%くらいなので、もちべ皆無。
(11月19日) そこへ来合わせちゃったエルさんの反応というか(^_^;)
(11月20日)
(11月20日) …いいかげん機嫌を直さんかね、エルさん…★(^^;)★
(下旬)
(下旬)
(11月21日) 「我こそは諸葛亮孔明の生まれ変わりな〜り!」
(11月21日)
(11月21日) 時給915円。とりあえず「今月いっぱい」で積年の努力目標「一つの職場で3年」をようやくクリアできるので、あとのことはそれから考える…
(11月21日) 厄日。まがうことなき厄日。
(11月21日) 今日はアルパカ狼さんの着ていたグレーのカーディガンがとても良く似合っていて可愛かったし、
(11月22日) バイト中はストレスまみれですがなにしろ週2~3回はアルパカ狼さんが望見できるし、
(11月22日) 「異常」という日本語の意味をわかる人であれば、警戒した方が良いですね。
(11月22日) 福島県沖地震。深さ約10km、【 M 7.3 】。/津波【福島県 すでに到達 3m】。
(11月22日) アルパカ成分補給〜♪♪
(11月23日) きのう「アルパカ成分」たくさん補給できたも~ん…♪
(11月23日) 完全消滅…w(--;)w…★
(11月23日) 「現実と区別がつかなくなってきた」未来予知?世界。
(11月23日) 「官憲には渡さないよ。これでも "裏側" には、けっこう通じているんだ。」
(11月23日) 「ここは紅茶の専門店だよ。コーヒーは出してない。」
(11月24日) (…誰だ「試される大地」なんて、エンギの悪い標語を考えちゃった奴…★)
(11月24日) 全て放擲して寝ちゃいますぅ…☆
(11月25日) 「緊急着陸を宣言します。」
(11月25日) …首都壊滅…★www
(11月25日) ☆「レイン・リリーさん」は、雰囲気と言動から推測すると、どうも間違いなく、「ソウルチームメイトのひとり」っぽいな…?
(11月25日) 「ヨリムさんも異常に勘は良かった。それは確かだな。」
(11月25日) (ちょっとヤニさんみたいな美人だ ♪ )
(11月25日) 「 "失われた人々" って、何なんですか?」
(11月25日) 語り伝えられた予言が正しいものだとすれば、
(11月25日) …1冊完成したので、洗濯してご飯食べて寝ますぅ…☆彡
(11月26日) アルパカ狼さん遭遇確率10%くらい…(;;)…★
(11月26日) 白熊さん似の美脚で美ケツのビクーニャさんがお仕事大変そうでした…
(11月27日) アルパカ狼さん遭遇確率50%くらいかな…?
(11月27日)りすは「卵から出なければならない」のだから。 
(11月28日)
(11月28日) 背中がアルパカ暖房?(^_^;)?的な遠赤外線効果?照射で終日ぽかぽかでして…(^。^;)…☆
(11月29日)
(11月29日) 白熊さん似のビクーニャさんの今日の言動から推測すると、
(11月30日) 転生。って、なかなかうまくいかないもんです…www
(11月30日) (借景BGM集) 『朝日ヶ森』~他。
(11月30日) いつかは来る事だと思っていた。
(11月30日) … 前章までのあらすじ。
(11月30日) …何だろう。この不穏な空気は。
(11月30日) (( ……… 俺に、 紅海を渡った モーゼの力があれば… ))
(11月30日) まさにこれ! 「夢に出てきた」の…っ!!
(11月30日) 共通項。
(借景資料集)
(借景資料集)
(上旬) 福島県の南相馬を拠点に大量生産されているドローン。/清水建設は赤道上に浮島の人口島を造っている!
(上旬) (この先生、9万歳なのか…)
(中旬) フジテレビさんからの電波を受信しました。
(中旬) 「2016年は記録上、もっとも気温の高い年」 。
(下旬) 腐海に飲み込まれつつあります。
(下旬) 現実から逃げているだけ。
奥付
(…続きます…)
奥付

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56 / 119ページ

(11月16日) 「…悪いことにここは皇国で、国民総背番号制なンですさ。」

https://85358.diarynote.jp/201611162220502112/

(5)。

2016年11月16日 リステラス星圏史略 (創作) コメント (1)

 

https://www.youtube.com/watch?v=GKRHNCfWwCY&index=4&list=RDJKBiO2MZSvg
結~yui~ 『春の海~結バージョン2~』

https://www.youtube.com/watch?v=x_CzD0GBD-4&list=RDJKBiO2MZSvg&index=11
Yoshida Brothers - Rising from Best Of Yoshida Brothers 吉田兄弟




「ヤニさんさ、なんで最初の名目、通さないわけ? 俺たちって確か親の遺品を祖国にかえしに来たケナゲな青少年御一行さまじゃなかったっけ。身分証明だって偽造のやつ、ちゃんと持ってるし。」

 銀色をした巨大な海上都市、実は皇国軍の一大方面危地(げっ!)でもあるそうで、そこの入国管理署で例によって船荷証を見せろ、いやですョ、の遣り取りをした挙句、 "さる御方" がどうのこうのをまたも押し通したヤニさん。

 いきなり態度の変わった小役人どもに書類が整うまでVIPルームでお待ちを、とか言われてすたすたと歩き出してしまうのへ、慌てて俺とユミちゃんとで追いついて。

「………あァ。」

 ニヤニヤと、しよーもなく無法者的な笑いが彼女の頬に浮かんで消えた。

 さすがに皇国軍基地内のこととて声のトーン、落として。

「坊やさんにお嬢さンといい、説明しとかなくても適当に話を合わしてくれちまう頭の良さには、この火喰い竜のヤニ、感謝してるンですョほんとに。

 いえね。Point.Pから地表へ降りて来る分にゃそいつが一等うるさく言われずに済むンですがね、

 …悪いことにここは皇国で、国民総背番号制なンですさ。」

「 え?」

 早い話が、なに、親の遺骨の埋葬に来た? じゃ、その親の皇国臣民番号を言ってみろ、っつわれて…

 コンピュータに照合して、該当番号が見つからなけりゃ、それでチョン。即座にスパイ扱い。

 …ことほど左様に一般人の動向管理にはやかましく。

「もちのろん、回線に割りこんでニセの情報を与えるとか、裏の手口が色々と、無いわけじゃァ、ござンせんけれどね? 今回は急に入った仕事で、そこまでは手ェまわす時間がありゃしませんでしたのさ。」

 そうなると、ちょいと強引ではあっても、"特権階級" の一員になりすまして見せちまったほうが、かけひき次第でいくらでも無理が効く。んだそうで…

{ VIP3名様ゴ案内。VIP3名様ゴ案内。}

 コトコトと耳障りでない程度にあたりにむかって呟きながら、案内用ロボットが一台、俺たちの前をころがって行く。

  ”賞金首" という事にされてしまった好やゆかり姫たちは、MISS-SHOT の中でお留守番ね。

 ………これが悪かった。

 これが良くなかったんだ、絶対に…。

 どーせ後で「内部の様子はどうだった」とかなんとか好に尋問されるに決まってンだからと、俺はあたりをキョロキョロせっせと、まぁ結局は自分自身の好奇心半分だったけれど、観察してた…。

 と、廊下の向うから角を曲がって別の一行がドタドタとやって来る気配。

「…うっうっうっ。兄貴っ。鋼(はがね)の兄貴よォ…」

「しっかりしろ鉄文字! 傷は浅いぞ!」

「うっうっうっ。おれのことなんざどーでもいいんだよ叔父貴ぃ… うっうっうっ。カタキを… 早く鋼の兄貴のカタキを取ってやってくれ… ぅっく。

 おれが病院送りになってる間にみんな死んじまうなんてよォ… うっうぅ。」

 …なんか、担架で運ばれながらの男泣きって…、

 悲壮だなぁ…

「 泣くな。今、全力をあげて下手人を探させているからな!」

 カタキに下手人…

 あいつら、 "組" の人間だろーか?

 なんつう大時代的な…

 ピコンピコンと俺たちの案内ロボットがウィンカーを出して、廊下の脇に寄るよう合図する。

 どうやら相手方の案内ロボットに指示された優先順位のほうが格が上らしい。

「へーへー。」

 大人しく立ち停まる俺たちに、担架でかつがれた甥っこ、なにやらエライ人間そうなその叔父貴、担架かつぎにその他数人の随行…という一団はまるで無関心に近づいてくる。

「あいつだ… あれだけの機動力のある兵を使いこなせる男といえば、太平洋方面の反皇勢力では、ヤツしかいない…」

 『叔父貴』殿、こぶしを握り締めてヴ~グルルルル…とか唸って。

「見ていろよ…スターエア独立解放戦線副将・尾崎済っ!」

「誇りある皇国軍司令官たる兄貴・権藤鋼(ごんどう・はがね)をその手にかけるとは…っ!!」



 ……………………え?

 ひきつりきって俺たち3人は、顔を見合わせた。

 好が居れば…

 好が居さえすれば、おそらくこういう事態には陥らずに済んでいただろう。

 記憶力抜群の奴なら、まず廊下の向うの男泣きの声を聞いただけで、三十六計の必要性を感じとっていたはず。

「うっうっうっ。それにしても兄貴よォ…」

 せめて。

 この時点で俺だけでも、とっさに壁のほうへ向くなり何なり、していれば…


「うっうっ。う…! ………あ”~~~~~っ!!」

(( Oh,... MY GOD !! ))

 俺は十字を切った…



「 どうした鉄文字! 傷が痛むのかッ?! 」

「こっ! ここっこっこっこっこ、ここのこのこのこの…ッ!」

「なんだっどうしたんだっ」

「…このガキッ! おれを撃ちやがったヤローの片割れのひとりだっっっっ!!」

 アーメンッ!

 両肩の貫通銃創に巻かれた真っ白い包帯も痛々しく、むりやり上体を起こしてしまった酔っぱらいの皇国軍人、ゴンドウ・テツモジとやらの指は…

 真っ直ぐに、俺をさしていた…。



「~~~ッ! これだから俺は自分の顔が嫌いなんだッ!」

「馬鹿なこと喚いてないでっ?! 逃げるのよ!」

 ユミちゃんが俺の腕をひっぱる。

 ヤニさん腰のレイガンを最強レベルで、横ざまに薙ぎはらい。

 さすが軍人、ばらばらっと慌てて倒れ伏す奴ら。

「 おッ追え~追え~追え~ッッ!!」

 『叔父貴』殿が、なかば悲鳴といった感じで叫ぶ。

「ごめんねっ!」

 どっちに謝ったものやら。

 ユミちゃんに蹴たおされて円筒状のガイドロボットが意外に軽々とすっ飛んで行く。

「 ぅ、わ~~~~っっっ」

 …ぅ~んっ。

 この凶暴性は血筋なのかな? くっちゃんの教育のタマモノなのかな…??

「 ! そっちじゃない、こっちっ!」

 来た道をすなおにとって返そうとするユミちゃんを、今度は俺が引きずって。

 MISS-SHOT の停めてある甲板への最短距離(だろうと思う)を走りだす。

 へっへっ、ダテに構造、観察していたわけじゃ~ないもんねっ♪

「………誰かっ! そいつらを捕まえろっ!」

 角ひとつ曲がるあたりで『鉄文字』どんの息もたえだえな怒鳴り声がした。

 俺たちが行こうとしてる廊下の向う側にも、騒ぎを聞きつけてやって来る巡回兵たちの姿っ!

 俺はとっさに壁の非常ベルへと駆け寄り…叩き割った!

 鳴り響く、けたたましい音。

「 早くっ! 奥の方へと侵入したぞ、反皇勢力の奇襲だっ!」

「はッ!」とか応えて兵たちはバラバラと…

「……ッ違う違~うッ!」

 背後でわめく負傷者のドラ声よりも強烈なベル音の下では俺の喉のほうが絶対、よく通るもんねっ♪

 ところが職務に忠実なる巡回班長か何かが足を止めかける。

「将軍閣下は?!」

「御無事だ! こっちはいい、賊を早く!」

「はっ。それでは一名残しておきますのでっ!」

 ………いかにも武骨そうな皇国兵士一名、残されて行かれたっても、困る。

「………しょーがない。ユミちゃん、気絶して。」

「 え? あ、うん。」

 いきなりくたくたっと倒れこむ。

 のを、ヤニさんそれこそ必死!って感じで慌てて抱き止めて。

きゃあああああ! お嬢さンっ! しっかりなすって下さいましッッッ!」

 う。普段より1オクターブは、声が高いな…。

「そこの兵隊さン! 早く! 医務室までお嬢さンを抱いて行って下さいましなッ!」

「え? ぃやしかし自分は将軍閣下を…」

「あちらは随行員のかたが沢山いらっしゃるンですから大丈夫ですョ! それともなンですかぇ? あンたさんはこなたのお嬢さンが心臓発作でおかくれになっても構わないと、そうおっしゃるおつもりなンですかッ!」

 これだけの美女に物凄い剣幕でつっかかられて動転せずに済む男ってのは、まずいないだろうと思う。

「…あ、いや。…」

 オロオロと近づいて行く。ヤニさんの眼はチカッと光って他の兵達は廊下のかなたに姿を消してしまった後なのを確認し。

 ずん。

 たった今までかぼそい少女のユミちゃんひとりの重みにさえ耐えかねる風情に見えていた楚々とした美人女官、白い拳が相手のみぞおちに吸い込まれ…

 あっさり、骨太の大男、殴り倒してしまった…。

「もういーい?」

 ぱっちりと無邪気に瞳をあけるユミちゃん。

 俺は銃で配線、焼き切って、ようやくにのとのとと追いかけて来はじめた『叔父貴』こと将軍閣下たちとの間にアカンベをしながら防災シャッターを降ろしてやった。







なんかこのアニメ凄ェいい♪
 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=QVlv4JrmVnQ&list=RDJKBiO2MZSvg&index=12
脱兎-Datto-

> …悪いことにここは皇国で、国民総背番号制なンですさ。」
 ↑
ちなみにコレ書いてた1980年代、まだ噂ばかりで、
「そう簡単に実現はするまい」と、思われておりました…★

★…(~~;)…★

https://www.youtube.com/watch?v=sKXAZVhjkDc&index=13&list=RDJKBiO2MZSvg
YUI & THE PYONKO BAND / Tsukishiro No Sora (月白の空)

>「…うっうっうっ。兄貴っ。鋼(はがね)の兄貴よォ…」

違います。(^^;)「錬金術師な」兄貴じゃありません…☆

https://www.youtube.com/watch?v=0p_yo_VGOSw&list=RDJKBiO2MZSvg&index=18
Yoshida Brothers - Ibuki

>円筒状のガイドロボット

はい。これです。(^^;)↓
http://www.starwars.jp/wiki/R2-D2

https://www.youtube.com/watch?v=5DbDyMshloE&list=RDJKBiO2MZSvg&index=8
hanamas / LIFE


 

 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2016年11月17日16:09

588
044☆

(11月17日) 末梢されている…★(==#)★

https://85358.diarynote.jp/201611170939199641/

【重要】室内の結露水を完全に拭き取ること。ありとあらゆる汚染物を包摂した結露水から、結露が解消した時に水と一緒に汚染物が空気中に出てくる。
【重要】室内の結露水を完全に拭き取ること。ありとあらゆる汚染物を包摂した結露水から、結露が解消した時に水と一緒に汚染物が空気中に出てくる。
【重要】室内の結露水を完全に拭き取ること。ありとあらゆる汚染物を包摂した結露水から、結露が解消した時に水と一緒に汚染物が空気中に出てくる。
cmk2wlさんがリツイート
cmk2wl ‏@cmk2wl · 2015年12月12日

【重要】室内の結露水を完全に拭き取ること。放置してはいけない。

cmk2wl ‏@cmk2wl · 12時間12時間前
窓の結露水を放置するとどうなるか。
ありとあらゆる汚染物を包摂した結露水から、結露が解消した時に水と一緒に汚染物が空気中に出てくる。
あるいは微粒子が窓に残って再飛散する。



遅め?ようございます。09:17です。
「休日ダイヤ」で順調に運行中です…☆

札幌は現在すでに+4℃まで気温上昇しましたが、未明は+2℃。
夜半はついに!

「窓枠が凍結」し始めていました…★

(…早いよ…(--;)★…まだ11月中旬だよ…??)

https://www.youtube.com/watch?v=1uQqN2g-KV8
THE BLUE HEARTSメドレー(Non-Stop)

てことで暖房費がコワイ今冬です…★

…線量は、低いんですが…★(--#)★
 ↓
2016年11月16日(水)【当日】
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/eiken_radiation/11DailyReport.html
 ↑
今日は17日だっっっ★

(そして、こっちのデータ↓からは、昨日の、
http://new.atmc.jp/prefs.cgi?pref=01&mode=
【 倶知安 0.1 μ 】…
注:【避難準備】 レベル!…。
    ↑
が、末梢されている…★(==#)★

◆地震マップ ‏@eq_map · 3時間3時間前
【M2.7】国後島近海 深さ111.3km 2016/11/17 06:48:58

★地震マップ ‏@eq_map · 3時間3時間前
【M3.5】津軽海峡 深さ126.9km 2016/11/17 06:35:36

★地震マップ ‏@eq_map · 4時間4時間前
【M2.7】青森県西方沖 深さ18.2km 2016/11/17 06:02:40

★地震マップ ‏@eq_map · 9時間9時間前
【M3.0】津軽海峡 深さ129.9km 2016/11/17 00:37:11

◆地震マップ ‏@eq_map · 13時間13時間前
【M2.7】根室半島沖 深さ69.3km 2016/11/16 21:10:26

ホワイトフード ‏@whitefood1 · 13時間13時間前
11月16日20時12分、空間線量の月平均を25%以上上回る拠点が15箇所以上存在します。詳細はアプリで確認 https://goo.gl/rSPE7x 地図で確認 http://goo.gl/UWEfLG
https://pbs.twimg.com/media/CxYSaMeVQAAL-1T.jpg

特務機関NERV ‏@UN_NERV · 18時間18時間前
【上川・留萌地方 気象警報(解除) 2016年11月16日 15:56】
上川・留萌地方に発表されていた気象警報はすべて解除されました。
留萌地方では、強風や高波、電線等への着雪に注意してください。上川、留萌地方では、大雪やなだれに注意してください。

ホワイトフード ‏@whitefood1 · 20時間20時間前
11月16日14時02分、空間線量の月平均を25%以上上回る拠点が25箇所以上存在します。詳細はアプリで確認 https://goo.gl/rSPE7x 地図で確認 http://goo.gl/UWEfLG
https://pbs.twimg.com/media/CxW9nJcUkAANY59.jpg

◆地震マップ ‏@eq_map · 21時間21時間前
【M3.0】根室半島沖 深さ61.9km 2016/11/16 12:40:29

特務機関NERV ‏@UN_NERV · 22時間22時間前
【上川・留萌地方 気象警報 2016年11月16日 11:37】
上川地方では、16日昼過ぎから16日夕方まで大雪に警戒してください。
[上川中部]大雪

ホワイトフード ‏@whitefood1 · 11月15日
11月16日8時01分、空間線量の月平均を25%以上上回る拠点が15箇所以上存在します。詳細はアプリで確認 https://goo.gl/rSPE7x 地図で確認 http://goo.gl/UWEfLG
https://pbs.twimg.com/media/CxVrFpZUAAAartL.jpg
 

 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2016年11月19日7:27
2016年11月17日(木)【前日】
01:00 0.034 0.034 0.034 6
02:00 0.034 0.034 0.034 6
03:00 0.034 0.034 0.034 6
04:00 0.035 0.033 0.034 6
05:00 0.034 0.033 0.034 6
06:00 0.034 0.033 0.034 6
07:00 0.034 0.034 0.034 6
08:00 0.034 0.033 0.033 6
09:00 0.034 0.033 0.033 6
10:00 0.034 0.033 0.033 6
11:00 0.034 0.033 0.033 6
12:00 0.034 0.033 0.033 6
13:00 0.033 0.033 0.033 6
14:00 0.034 0.033 0.033 6
15:00 0.034 0.033 0.033 6
16:00 0.034 0.033 0.034 6
17:00 0.034 0.033 0.034 6
18:00 0.035 0.034 0.034 6
19:00 0.035 0.034 0.034 6
20:00 0.035 0.034 0.034 6
21:00 0.034 0.034 0.034 6
22:00 0.034 0.034 0.034 6
23:00 0.034 0.033 0.034 6
24:00 0.035 0.034 0.034 6
 

(11月17日) (( 黙示録の世界だな。 ))

https://85358.diarynote.jp/201611171930032331/

変更。 (6)+(7)。

2016年11月17日 リステラス星圏史略 (創作)

変更。 (6)+(7)。
https://www.youtube.com/watch?v=jqtxwpwX2jU&index=32&list=RDJKBiO2MZSvg
JapA - Japanese Traditional Music

https://www.youtube.com/watch?v=Z1fTbDJiyrM&index=27&list=RDJKBiO2MZSvg
Yoshida Brothers - Storm

https://www.youtube.com/watch?v=EQDV5hj0mHM&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
Hiromitsu Agatsuma-Yuu

https://www.youtube.com/watch?v=wQqQb40-dTE&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
Yoshida Brothers - Nikata from Yoshida Brothers II 吉田兄弟

 


「…あ”~~~~もうッ! これで当分、 ”火喰い竜のヤニ” さンは、皇国軍関係の仕事はできゃしませンよ! いい儲け先だったてェのに、まッたくッ!!」

 問答無用。派手にヒステリー起こしながらヤニさん MISS-SHOT を緊急発進させ。

 その間に俺は事情説明をする。

 好、ひと言。

「 この馬鹿。」

「好きで目立つ顔に生まれたわけじゃねェよっ!★」

 などと、やっている暇に次々と飛びたってくる皇国軍の追手ども。

 折しもあたりは暗雲たちこめ…

「お~、後方200km、台風が来てんぞ栗原 ♪ 」

「おぁ? マジかよ、ひぇぇっ」

 ひろと先輩もまぁ、嬉しそーに。

「こりゃ、落雷の危険性があるなァ」

「ひとまず雲の上に出ますよ旦那がたっ!」

 ヤニさん一人がマジをやっていた。

 ……入り乱れる雲と空間との混沌を射しつらぬいて、紫に黄色に、狂った陽光が神々の太い柱めいて垂直に海原へと落ちこんでいる。

 蒼々として深いはずの海もいまは奇妙に光をはらむ銅鏡のにび色。

 すべての不安と昏いよろこびとを呑みこみはねかえし、妖かしの美しさのなかで銀青色の透かし編みの波頭だけがうねうねと、うねうねと、蠢き、無限界のパターンをひろげる…

 そのさなかを、ほぼ45度、という凄まじい角度を保って真紅の燃える船はまっしぐらに駆け昇ってゆく。

 惑星海をおしわたる宇宙の船だ。

 それは、当然、近距離用のパトロール機群など追いつける速度ではなく。

 みるみる海面は足下に遠のいていった。

「 ぅっわぁ! 凄いわ、もう引き離しちゃった!」

 嵐雲の腹ン中に飛びこむなりユミちゃんがはしゃいで叫ぶ。

「まだまだっ! レーダーレンジから出てもいないんですヨ!」

 ぐぅっと回頭させてスクリーンに現われたエアポケットの表示を避けながら、ヤニさん。

 雲海の上に脱け出るとそこは一転して静謐な、輝白色と冷たい陽光との二元的世界だった。

「…ふっわぁ…。天国だぜここ。」

「ほんと。歩けそうよあの上っ♪」

 地平線ならぬ 雲平線 が見える。

 ゆかり姫がなかば呆れた目をして呑気な俺たち2人を見ていた。

「後方3000m自動追尾ミサイルっ!」

 ひろと先輩が喚く。

「それッくらい躱しますョ。500まで来たら教えとくんなさィ。」

「たいへん! これからどうせ揺れるんでしょう? おじいさんと赤ちゃん…!」

「えぇ。忘れていましたわね。」

 女性2名が慌てて退場。俺はかたわらに立つ好の横顔を見上げた。

 ひろと先輩の椅子の背に軽く片手をかけて微動だにせず、小憎らしいほど落ちつき払った三白眼で素早くスクリーン上に現われる全情報を読み取り続けている。

「なんだ?清?」

 振りむきもせずに、訊いた。

「 うん…」

 俺はすこしためらい、背中から頭頂にかけて 体のなかに 一本の光の束を放りこまれたような、現実離れした感覚を持てあます。

 久しぶりだ、これ、が来るの…

 まるで肉体の奥のどこかから、皮膚の内側に向けて走馬燈を投影してでもいるような…

 肉眼を閉ざして見つめようとすれば溶けて流れてすぐ消える。

 それでも、印象のわずかな断片として記憶にのこるのは。…

「…前と、下が危険だ、好。それ以上のことは言えないけど。」

「前と下…?」

 ひそめた眉の奥から、きら、と閃いて、茶色の眼が一瞬俺の表情を窺う。

 例によって襲ってきている悪感と、鈍い頭痛。

 立ちくらみに似た幻惑感。

 う~~。

 肩に手がまわった。

「ヤニ、回頭しろ。高度をとって逃げる…」

 と、言わせるひまもなく、

「 ぅわっ!…ぅわわわわわっ!! 」

 栗原が前を指して叫ぶのと MISS-SHOT が信じられない勢いで船首を振るのとが、ほぼ同時だった。

 爆発。

 衝撃。

「きゃーーーーっ!」

 うしろのほうで悲鳴が聞こえる。

 ……真っ黒い、地獄の闇もかくや、という、光もはじかない無気味なかたまりが幾つか、一瞬の勢いで視界のすみをかすめ過ぎた。

「フェライトだッ!」(※)

 わめく栗原に、

「 おー、雲海を煙幕がわりにしやがったか、」

 異様に動じない先輩。

 ほとんど文字には書けない悪態を滝のごとく並べたてて、ヤニさんは必死の回頭を続けている。

 凄まじく揺れる。 

「………しようがねェな。反撃にうつるか。」

 好のうすい唇のはしがまくれあがって、はっきり、愉しい…ととれる、狼のような微笑を、酷薄に浮かべた。

 好は。

 殺すだろう。

 また。

 …確定した事実。そしてそれのせいで、好に人が殺せる、人を殺すのを愉しむことさえできる、という、薄々は悟っていた恐怖を、俺はまのあたりにしてしまった…

 その、ひとつことのせいで。

 俺には口を開いて言うことが出来なかった。

 予感している不安はフェライトンミサイルなんかじゃない。

 もっともっと危険で、不可避な事態なのだ。と…

 また揺動。

 支えられている俺はぐらつくこともない。

 その腕を、外して。

「…うしろ、手伝ってくるよ。」

「……あぁ。」

 俺の表情など、好は振り向いても見なかった。






===============
(以下、「ひみつ」文中へのBGMとコメントw)

(ちなみに欄外に、「あ、文章が栗本薫してるっっ」て書いてある…☆)

https://www.youtube.com/watch?v=jQXhO9MMqFs&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27&spfreload=1
Rin’ - Sanzen Sekai (三千世界)

https://www.youtube.com/watch?v=JePmI6n_DNk&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
和楽・百年夜行 Feat.鈴華ゆう子 [Waraku・Hyakunen Yakou feat. Suzuhana Yuuko]

https://www.youtube.com/watch?v=Q2meWkWqc-I&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
【和楽器バンド】天樂 Tengaku 【VOCALOID】


(※フェライト: 知ってると思いますけど、すべての電波を吸収しちゃって、まったくレーダーに映らない…という、米軍の開発した特殊塗料。黒い。)

( ↑ 1980年代情報。(^^;)
 2016年に検索してみると…★

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2011-02/14/content_21918227.htm
米ステルス機開発 日本の助けを借りていた?

http://plaza.rakuten.co.jp/mcneill/diary/200408190000/
2004/08/19
ステルス技術は日本が起源? (4)
(テーマ:戦争反対(1002) )

おやおや…w(--#)w…★


>「直下の気圧、902mb。おー! 完全な台風だこれは

…「みりばーる」…ッ!www

 
ひみつ日記

 

「いいですかぃ、あたしが合図したらその黒のレバーを思いっきり引いて下さいョ、ひろとの旦那。こっちにだって切り札くらいちゃんと有りますのサ!

 雲ン中へ戻りますョ!」

「直下の気圧、902mb。おー! 完全な台風だこれは、栗原。カミナリが鳴ってんぞ♪」

「ぎゃ~~~~!! やめてくれ~~~っっ」

「ユミちゃん、ゆかり姫。」

 薄暗いガレージをのぞきこむ。

「まだ相当続くみたいだよ。なんか手伝うこと、」

「こちらはいいですから、磯原さん…」

「清クン! 助かったァっ!」

 あ~んっ、と泣かんばかりの表情でユミちゃんは叫んだ。

「おじいさん何とかしてよぉ! 前でソファーにでも体を固定しなきゃあ、傷口が開いちゃうのにぃっ!」

「どれどれ、」

 そういう仕事なら、わりと俺の管轄だ。

 のこのこガレージに入っていく背後では、ほとんど喧騒、という勢いで、ヤニさんひろと先輩が数値と指示の応酬をやっている。

 ぐん!と大きな転進。

 再びの爆発音。

 振り向けば船はいまにも雲海のさなかへ沈みゆこうとし、さあっと暗くなる、コクピットも居間も。

 ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ~ッ!

 栗原が決死!とばかりに喚く。

 ときおりの好の落ちつきはらった命令。

 あざやかに世界を照らしだす光芒。

 遠く近くの巨大な稲光…

 …音は、聞こえない。


(( 黙示録の世界だな。 ))


 俺はガレージの片すみに体を固定してしゃがみこみ、ユミちゃんの声を聞き、おじいさんに理由を尋ね、…しながら…、

 どうしようもなく、心眼はその幻影を追いつづけていた。

 青、とも蒼ともつかない、満天を貫く輝光の網柱。

 それを逆光に、浮かびあがる好の、昏い、影。

 …

 (別離。)

 その単語が、ようやくに頭のなかを翔びかう不安の、制御できない本流に当てはまった。

 それとも、離散、というのにもあるいは近いのかも知れない。

 つい目前の ”孤独” と ”彷徨” 。

 そしてはるか彼方の、本当に決定的な…

 たとえば今この船に乗りあわせている全員、会田先輩、月に残してきたくtっちゃん達、出会った、これから出会うだろう、多勢の人々…

 そのすべてが、奇妙に交錯し、やがては互いに離ればなれになってしまうだろうという、認識。

 さだめ、られた未来。

 俺が、死んでしまってもう好には話しかけられない。と、……哀しい想い。

 すべてが透観できた。

 ほんとうに、その一瞬だけは、俺にはなにもかもがあらかじめ判っていたんだ。

 みんな去ってしまうこと。

 そして、

 いちばん可哀想な、…………俺の好……。



「…清クン? 瞳が光ってる。」

 …はっ、と、我にかえった。

「 えっ?」

 けげんそうに、俺を、ただ見まもるように覗きこんで、ユミちゃんがいる。

 超感覚は溶けさるように消え、たった今までいったい 何を 視ていたのか、そもそも何事かを ”視て” いたのだ、ということをさえ、俺の胃識はもはや覚えてはいないのだった。

「なんだって?」

「 瞳がね、一瞬なんだけど、光を放つみたいにして、こう…」

「稲妻のせいでしょう。それより本当に、いつまでもこちらに居るのは危険なように思えますわ。」

「あ、うん。」

 俺はおじいさんの移動に注意を戻した。

 どうもこのおじいさん、妙に自分を苛めているというか、他者から優しくされたり気を遣われたりすると、拒絶反応を起こしちゃう風なんだよね。

 放っておけばユミちゃんに傷の手当てさえさせないんじゃなかろーか。

 それも、単にへんくつとか、人嫌いで、といった理由からじゃないらしいんだ。

(( う~んっ ))

 先刻から何度目かの「わしはここでいい。」

 依怙地なな科白のくりかえしを聞きながら俺はツメを噛んだ。

 ガレージの片すみにうずくまり、ほとんど根暗く自分の内に閉じこもりたがっている白髪の老人。

 放っておいてもいいけれど、彼を動かさない限り女の子たちも戻りそうにないし、ここはひっきりなしに揺れるし。

 衝撃のたびに俺たちの掴まっている鎖はギシガシャと不吉な響きをたてて軋む。

 クォクを床に繋索してあるやつだ。

 十二分な強度をとってあるだろうとは、思うんだけれど…

 クォクの重量って、100kg単位だぜ?

 もし、1本でも鎖が切れたら…

 そう考えると、さっさと前部へ移るにこしたことはなかった。

「わしには、片隅が似合っとる。放っておいてくれ。」

「ですけれど…」

 なかば理由もなく依怙地になっている老人に、しつこく喰いさがっているゆかり姫。

 それをさえぎって俺は行動を起こした。

「そいじゃお言葉に甘えて。」

「磯原さん!?」

 さっさと立ち上がり、揺動のなかユミちゃんの腕から赤ン坊かっさらう。

 ……う~ん、このコ、大物になるぜ。

 この騒ぎのさなか、目を覚ましもせずに…。

「 本人がそうしろってんだから、置いてこーぜ。それにべつに前に居れば安全、てのが保障されてるわけでもないんだし。

 ミサイル被弾して俺たち全滅しても、案外バヌマさんだけ救かったりしてね。」

 そう言って、さっさと居間へと引きあげてしまう。

 とっさのことに途惑っている姫ひっぱって、もちろん、バヌマ老お大事の ”和子様” 抱いて。



 ユミちゃんに言わせるとその時おじいさんは、 ”怒っているんだか、笑っているんだか、さっぱり判らない” 奇妙~な表情を浮かべて、ようやっと重い腰をあげてくれたんだそうな…。



(11月17日) 「知るもンですかっ3次大戦以降、地表の気象にセオリーなンざありゃしませんよっ!」

https://85358.diarynote.jp/201611171934004218/

(8)。


「…ぐぅえぇ~っっ酔ったッ!」

 エアロックをぬけて居間へ戻る。

 と、丁度コクピットでは栗原が、海老さんになって自己主張をしていた。

「 清。」

 器用にミスター・スポックばりに片眉をつり上げて、好は俺を見る。

 へーへー。

「だーいじょうぶかよ、栗原?」

「栗原さん。」

 クラスメイトでもある姫が、やっぱり修学旅行ン時の盛大な酔いぐあいを思い出したんだろう、心配げな顔をするのへ、ひょいと赤ン坊を預けてしまって。

「や~い、情緒不安定。ガキッ」

「 るせ~~…ぎゃーーーーーっ!!」

 悲鳴は、もちろん、雷が光ったせいだ。

「…大気中に硫酸!」

 ひろと先輩が赤い警告灯より速く叫ぶ。

「濃度は…」

「…なァんですってェ!」

 暗視画像と動物的カンだけで船を動かしているヤニさん。また一連の悪態を語彙の尽きる気配もなく並べた。

「畜生!グリーンフォグ(緑霧)ですョ。この大嵐のせいで、こンな所まで!!」

「どうなるんだ?」と、好。

「船殻が熔けちまいまさァね。せっかくの民間御禁制のフェライトン加工が。」

 げ。

 つまりまた一方的に敵さんに追いまわされる役なわけ?

「お、なんでもいい。早く台風から出してくれえっっ」

「悪いが、前方250km、竜巻発生だ。ポイント139.67°~135.5°。」

「…緑霧湾…真上じゃ~ありやせンか……」

 ヤニさんが頭を抱えた…い。という表情を、操縦桿握りしめたまま、した。

「ふん、気に喰わねェな」

 好のオハコが出て。

「何故、日本上空でこの季節に。…この嵐はちょいと異常じゃないのかヤニ?」

「知るもンですかっ3次大戦以降、地表の気象にセオリーなンざありゃしませんよっ!

 これじゃあたしゃァ皇国軍から逃げているやら自然と闘っているのやら………ッ!!」

 またブン! と唸って機体は左右に振れる。

 突風。

 乱気流。

 エアポケットに竜巻と。

 なんでもござれだ…

 おまけに数撃ちゃ当たるの確率論式弾幕ミサイルを相手の、ひっきりなしの緊急回頭。

 栗原じゃないけどこれは…

 う。

 まずい。シンクロしちまいそうだ。胃が。

「…んぎゃーーーーーっっ」

 泣きだしたのは、栗原じゃない、ゆかり姫の腕のなかの赤ン坊だった。

「きゃ。ど、どうしたら、」

「無理だわ。この状態じゃ、」

「泣かすな。」

 またしても好のひと睨みが俺に跳ぶ。

 ンなこと言ったってなーーー!★

 俺自身、おぞまったらしい暗緑色に濁ってゆく窓の外をちらりと視ただけで、言いようのない背すじの粟だち、理屈ヌキの嫌悪感、に、やられっちまってゾクっときてるのに、(…それにしちゃ他の連中は平気なみたいだが…)、立っているのも難しい揺れのさなか、どうやって、

 …だいいち、さっきの超常感覚のショック症状から、俺まだ立ち直ってない!

 ………それにしても本当に、なんていう……

「 ぐえ~~~」

 潰れている栗原をなんとか抱え起こそうとしながら俺の眼は、抗いようもなく緑霧、いっそ麗しいとさえ錯覚できるほどに歪んだ色彩の、奇妙に光を含んだ昏さ、に、ひきつけられていた。

 しきりに赤ン坊は泣く。

「 … まだ、目覚める時間ではないはずだ。 … "アトル" が、穢れているのか。…」

 他の人間には意味不明のことを呟きながら、白い包帯のバヌマ老人は支えようとするユミちゃんの手からぬけて。

 ぐったりと重いラグビー部主将の図体を、腕一本、掴んだだけで楽々と持ち上げてしまっていた。

「 わ!」

「おじいさん! 駄目よ、そんなことしたら傷が開く…っ」

「コクピット内で吐かせてもいいのか」

 うっそりと言ってバスルームへ向け歩きはじめて、赤ン坊を抱いたゆかり姫に、

「来なさい。操縦の邪魔になる。」

「…あ、はい。…」

 それで、なんとなく俺たちは、エアロックは開け放したままバスルームと、その前の通路に移動することになったのだった。

「…針式のじゃなくて良かったわ。」

 ユミちゃんはひどい揺れのなか、どうにかしてクォクから医療用キットを取り外してきて、たぶん酔い止めの薬だろう。浸透圧式注射器を栗原に押し当てる。

 耐えきれずにゲエゲエ吐く背中を老人の武骨な掌が、静かにやさあしく、なぐさめるようにゆっくりとさすっていた。

 ゆかり姫はまだオロオロしている。

 と、

 …ズキン!

 ほとんど物質的な痛みをともなって、恐怖が俺の脳裏をつらぬき奔り抜けていった。

(( ……… 好っ ))

 振り向いても声が出ない。

 さきほどの超常感覚の、これは続きなのだった。

 危険だったのは前方と下。

 皇国軍に追われ、嵐にもまれ、もはや避けようもなく、その…

 まっただなかに、あって。

「前方70、ミサイル視認!」

「あらョっと! 甘い!」

 ヤニさんの熟練した腕が急速に、しかし安定した軌跡を描いて MISS-SHOT を回頭させる。


 ………… ガクン !!


 船を呑みこんだのはエアポケットだった。

 一瞬、気の遠くなるような衝撃と閃光。

 破壊される音。

 かすかに俺は視た。

 宇宙空間用の自由貿易船とは言い条、ミサイル数基の直撃に、ぶ厚い船殻がぺらぺらと砕け散るのを。

 覚えては、いられない。

 白金色の光を放ったのは俺であるかも知れず、もしかしたらゆかり姫の腕の赤ン坊だったのかもしれない。

 船は爆滅せず、けれどあまりの外力の強さに、ジョイントが…外れた。

「船首左方被弾!」

 ヤニさんのかすれた声がひきつったように叫ぶ。

「被害は!」

 壁に叩きつけられた好がすばやく起き上がりながら。

「船殻破損。ライフサポート停止。うわっ!…接続がーーッ」

「 好!! 」

 絞りだすように俺の声はやつを呼んでいた。

 エアロックをつなぐ太い金属棒は叩き折られ、俺たちはこぼれ墜ちようとしていた。

 バスルームのユニットごと。

 安全な、MISS-SHOT の灯から…

「 ………… 好っっ!! 」

 悲鳴、だった。

 恐ろしさにすくんでいた。

 一瞬のうちに、それとも永遠の時間をかけて、好はほとんど一息で数メートルはある居間を跳び越え通り抜け、行く先のなくなった戸口の床から身を乗り出して、怒鳴った。


「 …………… ユミ…… っ!? 」



 ………………

 そうだね。



 良く似た薄茶色の瞳をめいっぱいに見開いて凍りついているユミちゃんを、我にかえった俺は引き寄せておもいきりの反動をつけて空へ投げ上げて。

 好の妹ユミちゃんの、お守(護衛役)。

 …それがそもそもの好にとっての、俺の、存在価値。なのだから…




 最後の最後に、彼女の細い手首を、がっしりと捉えて抱え上げる、好を。

 俺は、視ていた…








(………………続く。…)




https://www.youtube.com/watch?v=Z_guyo_oAnw&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
ENDO CHIAKI -- Gaku

https://www.youtube.com/watch?v=DinkFO0ECpQ&index=27&list=RDJKBiO2MZSvg
Electric Shamisen 三味線

https://www.youtube.com/watch?v=-dZgf_LUvbM&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
【和楽器バンド】六兆年と一夜物語 Roku Chounen to Ichiya Monogatari 【VOCALOID】

https://www.youtube.com/watch?v=udFEUozNjlQ&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
和楽・百年夜行




…そこで何故か…?

「ちょっと育ったユミちゃん」が、そのまんま、居たりする…www
 ↓
http://orangina.jp/?utm_source=youtube&utm_medium=trueview4&utm_campaign=161107
>オランジーナ先生。

…w(^◇^;)w…☆

髪型まで、一緒だわ~っwww

 

(11月17日) サキは、間違いなく、「なかのひと杉谷好一」だわ…☆

https://85358.diarynote.jp/201611172116568570/

(第4章の、あとがき。)+「あと書きでっせ」+…あるふぁ…?
(第4章の、あとがき。)+「あと書きでっせ」+…あるふぁ…?
(第4章の、あとがき。)+「あと書きでっせ」+…あるふぁ…?
…★(--#)★…。

パブーの経営会社が変わった途端、いろいろ不具合が生じていて、

まさかの「これだけ大量に入力してからお引っ越しッ?」パニック中ですが。
(--;)

とりあえず、
「表紙画像が(作成してあるのに)反映されない」という不具合放置のまま、
見切り発車で公開w

http://p.booklog.jp/book/111212/read
リステラス星圏史略
古資料ファイル
5-X-1-4
『未完史』
第1部 第4章
…間奏曲…
空中分解 Part.1.

http://p.booklog.jp/book/111216
リステラス星圏史略
古資料ファイル
5-X-1-4-X
『未完史』
第1部 第4章
…間奏曲…
(あとがきでっせ。)



https://www.youtube.com/watch?v=1TBe5o3Phpw&list=RDJKBiO2MZSvg&index=25
Yoshida Brothers - Lullaby of Takeda (Takeda no komoriuta).flv

https://www.youtube.com/watch?v=Rs7fI4sdvj4&list=RDJKBiO2MZSvg&index=27
MAD 花吹雪

https://www.youtube.com/watch?v=ekIZRyTyVLI&index=27&list=RDJKBiO2MZSvg
Daishi Dance feat. Yoshida Brothers Renovation 吉田兄弟 (Full Version)




 わ~い。

 やっと、暗くなったね。

 5ヶ月もの長きにわたってとびとびに

 書いていたものだから

 構成、メチャクチャになってしまった。

 もともとだけど。



 ファンの人ごめんなさい。

 好くんしばらく出てこないよ。

 主役は清クンさっ。ルンっ♪



 ちなみに佐伯かよの(だっけ? 字、忘れた)氏の

 短編『紅のラプンツェル』読んだって下さい。

 清クンが出稼ぎやっております。

 …いや~あ、

 驚いた。






 あ~そんなのもあったっけ…w
(忘れてた~☆)
 ↓
http://bookstore.yahoo.co.jp/shoshi-568676/
紅いラプンツェル 1巻. 著作:佐伯かよの


…ちなみに清クンの基本性格は、むしろこっち…?
 (^^;)↓
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%A9dc-%E6%9C%AC/s?ie=UTF8&field-adult-product=0&page=1&rh=n%3A465392%2Ck%3A%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%A9dc
『クレオパトラD.C.』

https://www.youtube.com/watch?v=chwADnoFDng&index=27&list=RDJKBiO2MZSvg
Sakura - Japanese Folk Music



 あと書きでっせ。

          by 遠野真谷人


 星間連盟リスタルラーナの主惑星リスタルラーナの首都リスタルラーナの郊外(エア・バスで二時間ほどの所)にある、アール・ニィ…まぁ、総合芸術大学とでも思し召せ。

 その構内をぽけぽけと、ひたすら己れの思考に埋没しながら歩いて行く青少年がありました、まる。

 こらこら掲示板にぶちあたるとゆーに。

 中肉中背と言ってやるには若干サイズが小さい。

 同い年の同種族の女の子に比べれば大きいほう、という位かな。

 割とスリムな褐色の体に、集中力さえ健在ならけっこう運動神経も良さそう。

 女顔。

 やや吊り上がり気味の優しい切れ長の黒瞳。

 短く切った縮れっ毛。

 そして、滅多にいない程の、一種神秘的とさえ言える雰囲気のある、 "美少年" である…。

 …この、地球連邦(通称テラズ)からの留学生で、あまりにも原作の設定にいったりだからと自主製作映画『俺と好』の "磯原 清" 役を割り当てられた彼、脚本と原作のコピーをしっかりと抱えて、深ァく悩みこみながら今、図書館からの帰り。

 役作りのために詳しい時代背景を調べて来よう…と、思いたって勇んで出かけたまでは感心だったんだけれどねェ。

 そもそも彼、『芸術大学』程度の図書館に置いてあるほど一般的なアルマゲドン(最終戦争)伝説のテープ(本)がいかに少ないか、そこんところの認識が甘かったのである。

 … (ほとんど無いのよ。)

「 う~くそっ。考えが甘かったぜ何にせよ、俺だって婆っちゃまから聴かされた話がほとんどで、専門書どころか、学校の教科書でだって読んだ覚えがねェもんなァ。

 …とにかく、そうだ、けっきょく性格はいいんだよな、性格は。

 俺より若干お人よしでヌケてる。って以外は、殆ど同じなんだから。

 行動パターンも人に言わせりゃしっかり似てるそうだし…

 う~っ。こーゆー莫迦モンとは、俺、あんまし似たくねェ…

 古代地球語の発音は、難しいけど慣れれば何とかなりそうだし…

 …リスタルラーナの連盟共通語を覚えた時に比べれば、そもそも文法が近いdけはるかに楽なんだ。

 なんたってテラザニア連邦公用語の、もともとの形。

 …うー。…」

 そうなのだ。

 凝り性の原作者まやとが名目だけとはいえなぜか総監督兼任で、乗り性のプロデュース責任者・オリキャラ劇団長を動かしてしまったとなれば。

 セリフ、原語で喋らせて現代語の字幕流すくらいの芸当は朝飯前って顔で実行を決めちまう。

 金はかかるわ手間はかかるわ、演技側の苦労にしたって考えてもみろってんだ…

 なんて風には、決して文句を言えない所に芸術大学アール・ニィ名物『オリキャラ劇団』なるものの恐さというか、凄さがあるのだけれども、今はおくとして。

「…お~い。 "清" !」

 ぶたくたやってる彼に気軽く声をかけて歩き寄って来る女性(一応)が一人。

 キヨシ君なんかよりよっぽど背が高い。

 すらりと引きしまって見事な均整を見せている体躯に、ポニー(子馬)というよりはユニコーン(一角獣)テールといった感じで豊かになびいている珍しい灰色の長い髪。

 それとは別に横分けにしてある中途半端な前髪が顔の左半分を軽く覆っている。

 だけどわざわざ振り返ってそういった特徴を確認するまでもなかった。

 その、深みがあるくせにふわりと軽く明るい声の持ち主といったら、サキ…つい半年ほど前にプロ活動の休止を宣言して世間を騒がせた人気 No.1 の、歌手兼女優シェリル・プラネットでもある…本名サキ・ラン=アークタス。

 彼女しかいるわけがない。

「ハイ、清。熱心だねェ。」

 その長い脚で楽々と追いついて来て、もう一度声をかける。

 しっかし10cm近くもある高いヒールつきのブーツ履いて、よくもそう速く歩けるもんだ。

「や。久し振りじゃん。ここしばらく見かけなかった。」

  "清" のほうも軽く笑い返して、二人は並んで歩きはじめた。

「ん。ちょいとね。衣装と小道具に関する資料が足りないっていうんで、テラ(地球)まで取りに戻ってた。」

「…実家って…極東平野出身だっけサキは? 資料って、え…。」

「 あっはっは。そーゆー "清" クンは、何? 図書館の帰り?」

「そーォなんだよ、それがサッ。もォ聞いてくれよォ~~~っっ」

「………なんにも、本、無かったてんだろ?」

 ぱち。(^w-)☆彡

 ウィンクひとつ、飛んだりなんかして。

「あれ、どうして…」

「マボロシなんだよね。前アーマゲドン期の伝説なんてやつは、殆どね。」

 昼下がりのアール・ニィ芸術大学構内…平和な光景。

 サキがひとつ大きく片脚を蹴り上げると、カーン!とか冴えた音が響いて、青紫の空を空缶が護美箱まで飛んで行く。

「…ナイッシューっ♪」

「サキ・ラン。真面目に教えてくんない?」

「熱心だねェ。演劇ひとすじ少年は。」

「そりゃそのために留学して来たんだもの。」

「あはん。うらやましい。」

 意味もなく微笑ってサキは話し始めた。

「母の遺した書庫にね、あの時代の古書がごっそりある。」

「 え、ウソだろ。だって、前アーマゲドン期の伝説に関しちゃ、そもそも出版点数が極端に少ない、皆無に近いって司書コン(※)が…

 どうやって作者まやとが脚本書いたのか今、不思議に思ってたとこなんだぜっ」

「誰が、 "関する本" だって言った?」

「え?」

「わたしゃ あの時代の古書が って言ったんだよ。古資料と言うべきかな?」

「…へ。え、えぇ~~~! 千年よりも昔の…?!」

  "清" の驚愕ぶりをサキは横目にながめて楽しんでいる。

「アイン族って知ってる?」

「あ、確か地球連邦統一の時に最後まで連邦政府にはむかってたひとつだろ? 首長と政府派遣員の婚姻によってカタがついたとかいう。

 それが何か…」

「わたしの一族なんだ。」

「…げ。ちょっと待てよーーーっ」

 この "清" も歴史的なものは割りかた得意である。

「おたくの正式名、サキ・ラン=アークタス、だったよね。間違いない?」

「あっはっ。お察しの通り、《蘭》家は代々首長職を、ってよりは族長兼祭祀なんだけど…を出してきたよ。

 もっとも部族はもう解散したけどね。」

「…政府派遣員がアークタス氏って言わんかったっけ?」

「うん。わたしの父。」

「…う~~~。」

 いきなりお知り合いが歴史的有名人物になってしまって、 "清" の頭はパニックした。

 なんたってちゃんと教科書で読んだことのある名前なのだ。


「…ま、いいけど… それで?」

「アインの一族の存在理由… アーマゲドン直後のそもそもの初めにコミュニティを築いた目的っていうのが、 "神殿を守ること" だったんだ。

 その "神殿" が、さっき言った書庫さ。

 昔の人間が貴重な歴史的資料を残そうとして打った手だったんだろうねえ。

 もっともそんなこと、母が…蘭 冴夢(らん・さえむ)という優れた祭司が出て扉の古書体文字を解読するまでは、忘れ去られていた事なんだけれど。」

「ふうんっ。」

 すっかり吊りこまれて "清" は聞いている。

「それで?」

「もちろん他にも何箇所か、地球には古書籍や美術品の類が保存されてあった時間基地がある。」

「奥アジアのシャンバラ図書館とかだろ。そりゃ知ってるよ。」

「あはは。アイン=ヌウマの神殿の特色はね、事前から準備され整理されてあった全地球的レベルの文化遺産じゃない、かなり個人的な資料が 紙に書かれた形のまま 大量に保存されてあったってところなんだ。」

「…カミに。へー、そりゃ貴重…」

「だろ。で、そこの所有権とか版権とかは全部わたしにあるんだよね。管理と研究は一応考古学会に全面委嘱してあって、今、リスタルラーナ科技庁の協力で、研究者用の分子レベルまでの完全コピー、限定制作しているんだけれど…

 これが、顔で手に入る。」

 こほむ。

 効果をねらってサキはひと息ついた。

「速い話が資料、翻訳して真谷人のところに持ち込んだの、わたしなんだ。

 磯原清の日記帳とか、アルバトーレの予言の書の写しとか、…まぁいろいろあってね。」

「 ぐわ。」

  "清" は叫んだ。

「 冗談だろ!? まさか、じゃ、あれ全部………」

「実話だよ?」

 からからっと笑ってのけてサキときたら完全に、 "清" の現実世界に穴をぶち開けてしまった。

「う~~~~っ!」

  "清" は思わず校舎の壁さんとお近づきになってしまったりする。

「伝説ってェのはあくまでもフィクションなんじゃないのかっ!? じゃあ実は探せばその辺にくっちゃんの子孫がうろついてたりして、タイムマシンで行くと本物の磯原清に会えたりして、……きゃあ。お話が、俺の隣りを歩ってるッ!」

 …

「ゲシュタルト崩壊した?」

「したした。崩れすぎてもうシャーベットになっちまった。」

「あは」

 サキがその有名な澄んだ微笑を浮かべるのを、 "清" はちょっと見とれて。

 ふと、彼方を見遥かす表情を彼女は浮かべた。

「あの時代は… よかったね。

 暗くて、誰もが、明日はどうなるのかなんて、まるで視えてなくて、それでも…

 だからこそ、みんな精一杯で生きてた。

 恋して、笑って、殺しあったりもして。

 裏切りや暗殺もあったけど、それは結局はひとりひとりが自分なりの信条で、地球を愛して救おうとしていたからに他ならなくって、…

 結果は、必ずしも幸福なものには終わらなかったけれど、

 …それでもわたし達がのこった。

 地球は、亡びてしまったわけじゃない。

 彼らが泣いたり笑ったりしながら消えて行ったのが、無駄になってしまったわけじゃあ、絶対にないんだよね。

 …そう。

 あの時代は本当に… 良かったよ。

 わたしは知ってる。

 小さい頃から書庫に入り浸って、読んでばかりいたせいかな。

 まるで自分が昔その場に居合わせたことがありでもしたみたいに、

 …わたしにはそう思えるんだ。」

 陽射しのなか…光を弾くというよりは、自身それを放つかのように、かすかな青白色のオーロラを秘めて、彼女は立っていた。

  ”清" は、ふと思った。

 姿かたちだけの自分なんかよりよっぽど、かつて実在したという伝説の超能力者に、もしかして彼女の魂は近しいんじゃないだろうか。

 時代を超えて、共鳴を起こすほどに…。



「 、 あ”~っと。ミーティングに遅れる~っっ」

 それが趣味の古風な針式のアナログ時計をのぞき込んで、サキは叫んだ。

「ぅわ、しまった。」

  "清" も自分のを視て慌てて。

「 走ろっか。」

「 OK。 」



 ………………



「ぉお~い、遅いぞぉ!」

 遠くで、 "好" が、じれったそうに腕を振りまわして、二人を呼んでいた。





(…本気の冗談なんだよ。
 『粗菜獲茶』よろしく♪)



(※司書コン;司書コンピューター。図書館のヌシ。)


https://www.youtube.com/watch?v=gPOmo9f0-Pc&index=27&list=RDJKBiO2MZSvg
Yoshida Brothers - Mirage (Shinkiro)


 

 

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2016年11月17日21:35
 
………w(^◆^;)w…☆

で…☆彡

1984年に?コレ書いて…??
2014年に?「エルさん」に再会?して…??

んで。

「サキ・ラン⇔杉谷好一」なんてぇ、転生仮説?まで、発生してるんですけど~っ???

…w(^◆^;)w…★



…あ”~★ <(~~;)>ッ☆

読み返してつくづく判ったわ…。


サキは、間違いなく、

「なかのひと杉谷好一」だわ…☆


wwwww
霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2016年11月17日22:58
…パブーの不具合
(表紙画像が連携できない★(--#)★)で、

サ行停止中…(TへT;)…★
 
 
 
 
 
 


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