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サンタさんは、空の上で

クリスマスの準備をしていました。

 

『ねえ、サンタさん、あそこにいる、

 ご主人様にクリスマスのプレゼントを

 渡しに行きたいのだけれど、、。』

 

 

サンタさんは黒白のぶち猫を見て言いました。

 

『手伝ってくれるのかい?ありがとう』


ところで、私のご主人様だった人は、

何をお願いしたのだろう?

 

 

 

なになに、、

『もう一度、べにちゃんに会いたい、、』

『それはできないなぁ』

 

べにちゃんは複雑な気持ちになりました。

 

もうひとつのお願いはなんだろう?

 

『新しく、猫が来たらいいな、、』

べにちゃんはもっと複雑な気持ちになりました。

 

もう、新しいねこをさがしているのかっ!

 でもしょうがない、

もうあの世界には戻れないのだから、、

 

べにちゃんは、

ご主人様にぴったりの猫を探すことにしました。


サンタさんは言いました。

 

『クリスマスまでに、、

ご主人様が新しい飼い猫と出会えるように、

べにちゃんはご主人様にぴったりの猫を探すんだよ!』

 

サンタさんはべにちゃんに魔法をかけました。

 

 

気がつくと、

べにちゃんはもといた世界にいました。

手を見ると透けています。

 

みんなには見えない透明猫だにゃ。


川沿いに小さな子猫がいました。

どうやら、捨て猫のようです。

 

近くにいくと、べにちゃんをみて首をかしげました。

 

『あんた、だれ?』

 

暗闇だと見えない黒猫でした。

でも、黒猫にはべにちゃんがみえるようでした。

 

『君こそ、野良猫かい?』

 

小さな猫はうなづきました。

 

 

 

 

『一週間前に捨てられて、なにも食べていないんだ、、』

 

ちょっとまってて、、

 


べにちゃんはぴょんと飛ぶと、

川から魚をとろうとおもいました。

 

 

 

 

死ぬ前は生魚は大嫌いでした。

でも死んでからは何でも興味が湧いていました。

 

これを焼くと、美味しい焼きサンマの出来上がりにゃ!

(正確には川魚)

 

あれ?おかしいな?

魚は手をすり抜けて取れません。

 

そうだっ、透明人間、、いや透明猫になっていたの忘れてた。

 

しょうがない、このままご主人様のところに行こう、、。

 

ご主人は、疲れはてた顔で

会社から家に帰るところでした。



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