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おこたまで

 

ここはどこかの、赤いきれの こたつ

そこに 白黒2匹 いつからか へんてこ お話 しています

 

”ここ” は あの こたつルームかな?と

 

夢の奥は おかしなところ

なんでも ゆっくり なみうち こきゅう

なんでも でたらめ かわってしまう

いつからか いつまでも

どこからか どこまでも

 

いっぱい かわって しまったなら

あの ”ここ”じゃ ないかも しれない?

 

でも こたつ ほわんと ぬくもり

思わず2匹 脚とにくきゅう 温まり

私と 僕と まほうのこたつ あったら

きっと”ここ”が ”ここ”だね と ほわり 白い息

 

『もしも あるもの そせい ぜんとっかえ

まだ そのものと いえるかな?』

 

・ ・ ・

 ラクシャさん:こんにちは。今年も こたつの季節ですね。

 

 犬先生:やぁどうも。そして 静電気の季節なのである。あいたっ

 

 


ねるとべき

 

白黒2ひきと じんわり おこた

深遠ごし していたことを はなしつつ 

白さん 手に食器のまま すやすやと

 

起きて あわてて 困り顔

「もう こんなことすべきでは ないというのに」

 

選択で日々 できていく

様々な べき を思って

それで 浮かび また 沈み

べきのよしあしに ふたたび頭を抱えたり

 

本を読みながら 雲を踏み抜いた

眠りながら記述した文字 おかしな現象に

面白いじゃないかと 犬先生は言いました

 

私なんぞ 眠りながら おかしな宮殿を造るぞ

造るそばから 微小な影の 群れとなり散らばる と

 

控えておくれよ 皆があぶないからと

黒に言う白さん なぜか ふわふわ 雲の尾 ふってる

 

『べき は ほんとうに べき なのかな?

 違うと思うの どこだろう?

 確かと思うの どこだろう?』

 

・ ・ ・

 犬先生:私の尾は巻くべきと思い 絶えず渦を巻いているらしい。

 

 ラクシャさん:へぇ~…ほわふ…(まだ ぼんやり)


そのていぎ

 

白黒2ずと あったか おこた

今日はいろいろな2ずと おこた そこ ここに

なので、みな 思った

 

ぼくらの定義って なんだろう?

 

黒ければ、犬先生?

おや、黒いラクシャさんや 黒いおこたも 首かしげてる

白ければ、ラクシャさん?

おや、白い犬先生や 白いおこたも うなってる

 

赤い まほう犬たち 尾のある おこた

アルマンダインの色の目 アクアマリンの色の目

髪の長さ 体型 爪や牙の長さ

みればみるほど わからない

 

似て非 非で似の 集まりの中で

ひとまず みんな こたつに あたった

あるものは びりびり かみなり

あるものは ぐるぐる ぶらっくほーる

いつしか 2匹が なんだか残った

 

彼らも旅か はてのない… と、ある黒犬

でも わらって 飛んでったね と、ある白犬

 

半永久的に続くらしい 命のふしぎ かんがえています

 

『からす は黒い と、証明するには むずかしい?』

 

・ ・ ・ 

 犬先生:深遠でたらめ広大な夢世界、私のような君も いるかも知れんな。

 

 ラクシャさん:僕の様な君よりコワそうだね、君みたいな僕…


こたきげん

 

白黒2ずと いきてる?こたつ

なでたり かいだり もぐりつつ

2ひきにまた 仮想のひとつぶ

 

おこたは無限か?有限か?

 

有限だと思うと、白はいいました

あらゆるものは いつかほころび みえなくなったり

だから それぞれ 思い入れ ひとしお と

 

いや 無限ではないか と、黒はいいました

たとい おこたが こわれても

おこたをしるもの あるかぎり

おこたという概念は ほろびないから と

 

2匹は意見を たがえたけれど

にた空想 こころのそらに

それは 輝くみかんの太陽 の周り 茶の月を まとわせ

組みたっては崩れ おこたが巡りつづけるところ

 

『もしも それが 有限だったら?

 もしも それが 無限だったら?』

 

・ ・ ・

 犬先生:昔から思っていたんだが、君の前足の肉球 無限に押せないか?

 

 ラクシャさん:いやそんな事ないでしょう…ってホントウだーっ!



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