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10月

 

20171001()

 

 

 

秋麗のこの道を行くまっすぐに 公彦

 

★道にはいろんな道がある。私は一本のまっすぐの道を行く。

 

 

 

20171002()

 

 

 

選挙が始まった。

 

こんな面白い選挙はない。

 

アベ首相が交代するかもしれない。

 

立憲野党が躍進するかもしれない。

 

アベ首相が落選するかもしれない。

 

公明党の党首が落選するかもしれない。

 

共産党の入る新政権ができるかもしれない。

 

僅か10日間の選挙戦

 

悔いない闘いをしよう

 

全国の仲間たち

 

そして自分

 

 

 

実柘榴やシルクロードの味なるか 公彦

 

★柘榴はイランの地名ザクロスから来ているという。イラクで食べた柘榴は赤くて大きくて美味しかった。

 

 

 

20171003()

 

 

 

(りち)の風駅頭さやかにありぬべし 公彦

 

★呂律(ろれつ)が回らないの律ですが呉音の「りち」だそうです。

 

 

 

20171004()

 

 

 

猫眠る庭の隅より望の月 公彦

 

★猫と十五夜を見上げていた事もあった。

 

 

 

20171005()

 

 

 

サンダルに履き替えて行く良夜かな 公彦

 

★一日中履いた靴を脱ぎサンダルに履き替えて団地の防災会の会議に行く途中に見たお月さんはまんまるだった。

 

 

 

20171006()

 

 

 

ずっしりと重き錆鮎取られたり 公彦

 

★産卵のために下流に下った卵持ちの鮎だったのだろう。

 

 

 

20171007()

 

 

 

長き夜やいろいろの変化ツイートす 公彦

 

★子規の明治31年のこの俳句に触発されました。

 

 

 

いろいろの変化出て来る夜長哉 子規

 

 

 

20171008()

 

 

 

暖かき猫と在りたる寒露かな 公彦

 

★その猫は去年亡くなった。

 

 

 

20171009()

 

 

 

麦とろや亡き父母美味しと言いし膳 公彦

 

★義父母と「浅草麦とろ」で麦とろ懐石を食った事があるが。

 

揃って美味いと言われた事が今や貴重な思い出である。

 

 

 

いつも政治記事は@kimihikoootsuruの方でつぶやいているが今朝は@ootsuruの方でも3個retweetした。それを紹介します。

 

 

 

umekichi@umekichkun

 

 

 

俺は呼びかけるの苦手。集団行動も好きじゃない。

 

でも、今週はやる。

 

今回、安倍晋三の退陣をあきらめかけた。

 

でも後6日ある。

 

「立憲民主党」「共産党」「無所属」で、市民連合組まないか。俺達庶民が、手を組めないか。

 

投票日まででいいよ。

 

拡散しないか。安倍政権の酷いこの五年を。

 

 

 

未来のための公共@public4f

 

“渡部は共産、立憲支持層をまとめ、無党派層の半数の支持を受ける”

 

本日の朝日に掲載された #大阪3区 の共産党候補わたなべ結(@yuiwatanabe_osk)さんに関する記述です。共産党の候補者ながら立憲民主党の支持層もまとめたそうです。これはすごい。野党共闘の醍醐味です。 https://twitter.com/public4f/status/919576386162929664

 

 

 

市民連合@shiminrengo

 

#衆院選 MORE PUSH! 近畿ブロック京都1区共産党 穀田恵二(@kokutakeiji)候補

 

自民党候補としのぎを削っています。お近くの方、ぜひ応援してください! https://pic.twitter.com/o6Dw7FdKx3

 

共産党の池内さおりは少しエキセントリックな独特のビジュアルなんだが、彼女は筋金入りのザ・スミス好きで、あれはモリッシーのイメージなのである。とってもロックな人なので、東京12区の人は応援しよう。 https://pic.twitter.com/1HKEC1LMiG

 

 

 

20171010()

 

 

 

秋闌()ける早稲田の街に通り声 公彦

 

★昨日三郷市早稲田地区にてハンドマイクで15回の演説をしました。「今風は何処に吹いているか」と話していると金木犀のいい香りがそよ風に乗ってやって来ました。

 

  

 

20171011()

 

 

 

牧帰り阿蘇のやまなみ後にして 公彦

 

★牧帰りとは夏に牧に放されて過ごしたウマやウシを秋になり預け主が引き取ってゆくこと

 

 

 

20171012()

 

 

 

二十三夜講兵士の安全祈りしや 公彦

 

★二十三夜は、さいたま市南区太田窪の川口市境近くにある地名。

 

“二十三夜”とは、月待ち、つまり月の出を待ち祭る行事の一つで、これに参加する人々の集団を二十三夜講と呼ぶ。

 

 

 

20171013()

 

 

 

雀化(すずめけ)して蛤となり海に啼く 公彦

 

★「雀化(すずめけ)して蛤となる」の五七全体が季語で発想も突飛もない。中国の人の創造性の何と豊かであることよ。

 

 

 

20171014()

 

 

 

芋畑段々畑のその上に 公彦

 

  • 小さい頃大分の段々畑の山の上に住んでいた。

    国鉄勤めの父は比較的早く帰りいろんな物を作っていた。

    里芋も作っていた。

     

    20171015()

     

    雁渡るくの字の形揺るぎなく 公彦

    ★いつぞや、雁が編隊の形を全く変えずに飛ぶのをみて感心した事がある。その飛行の原理を知りたいものである。

     

    20171016()

     

    今回の選挙結果をまとめるとこうなる。

     

    ①自民・公明・維新・希望・こころなど改憲勢力はあわせてマイナス15議席。共産・立憲・社民の合計は+31議席

     

    ②自民党は3割の得票で6割の議席を取った。

     

    <blockquote>自民党がえた比例得票は33%(有権者比17.3%)なのに、全議席の61%の議席を得たのは、もっぱら大政党有利に民意を歪める小選挙区制がもたらしたものであり、「虚構の多数」にすぎません。</blockquote>>総選挙の結果について <a href="https://t.co/MgpKVvTia8 ">https://t.co/MgpKVvTia8 </a>#日本共産党

     

    ③台風の影響もあり戦後二番目の低投票率だった。

      しかし野党共闘で11の構図を作った新潟では、投票率が10%上った。

     

    ④希望の党が前原氏を巻き込んだ民進党の解党がなく野党が共闘していれば63議席で勝敗が逆転していたという。(希望の分が余計だが)

    <a href="https://globalethics.wordpress.com/2017/10/24/%e9%87%8e%e5%85%9a%e4%b8%80%e6%9c%ac%e5%8c%96%e3%81%aa%e3%82%89%ef%bc%96%ef%bc%93%e9%81%b8%e6%8c%99%e5%8c%ba%e3%81%a7%e5%8b%9d%e6%95%97%e9%80%86%e8%bb%a2%e3%80%80%e5%be%97%e7%a5%a8%e5%90%88%e7%ae%97/">野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転 得票合算の試算 by limitlesslife</a>

     

    前原氏の共産党嫌いがこの結果を生んでしまった。

     

    <blockquote>批判を浴びる前原氏の受け止めは違う。23日未明の会見で、9月の代表就任直後に相次いだ離党騒動について、「最大の理由は共産党との共闘に対する反対だった。民進党のまま野党共闘で突っ込んでいたら空中分解するほどの離党者が出た」と主張。政権選択の衆院選では、安全保障など基本政策が異なる共産との共闘は不可能との立場を取る前原氏は、希望との合流について「何らかの局面展開に賭けた。結果責任は重く受け止める」と振り返った。(石松恒)</blockquote>出典 同上

     

    ついでに言うと枝野さんの口から共産党との共闘という発言は出てこない。

    市民と共闘しているというのみ。

    「元々保守である」とか「護憲派でない」「共産党に首班指名で自分に入れてくれというつもりはない」とかの発言が続いている。

     

    前原氏とも深い仲のようで連絡を取っているようであり、若干心配なところがある。

     

    しかし市民と野党の共闘はそれらの懸念を乗り越えて進むだろう。

     

    立憲民主党の全議員の

    左足は共産党

    どれだけ理解されているだろうか  公彦

     

    松ぼくり陰嚢の方言なりしとは 公彦

    ★驚いたことに松ぼっくりは元々は松ふぐりの関東方言で陰嚢の事を指すという。驚いただけの無粋な句になってしまった。

     

    20171017()

     

    牛蒡掘る将門親しみ持つなれど 公彦

    ★成田山新勝寺の坊入膳は八日市場の大浦牛蒡のお煮染めが名物。俵藤太・藤原秀郷が見つけて将門討伐の勝利祈願をした事に因むという。

     

    20171018()

     

    囮籠囮の顔を知るや君 公彦

    ★そういう鳥のいるような気がします。

     

    20171019()

     

    色草の上にアベロのお小水 公彦

    ★アベロは愛犬の名前です。牝です。

     

    20171020()

     

    炉火恋し種田山頭火今何処 公彦

    ★なぜか炉火恋しと種田山頭火が繋がりました。

     

    20171021()

     

    枯野の色ものを言わせぬ力かな 公彦

    ★枯野の写真に言葉を失った。

     

    20171022()

     

    夜半の秋ネット特番熱きなり 公彦

    ★今日の投票日に向けた恒例の共産党のネットの番組を夕べは見ていた。

    立憲野党三党の前進を願っています。

     

    20171023()

     

    昨日Facebookに映画「校庭に東風吹いて」の原作者である柴垣文子さんから我が師の碓田のぼるさんが啄木に触れたて「望郷は思想である」であるといわれたそうですがその内容は分かりますかというものだった。

    早速碓田さんに聞いた内容です。

     

    まさに原発被害で故郷を追われた福島の人たちにとって「望郷は権利である」

    福島の人達の為に岩手出身の啄木が書き残していたと思える程です。

    以下やりとりを紹介します。

    ーー

    柴垣 文子  大津留さま、突然コメントして、申し訳ありませんが、教えてください。確田のぼるさんが、講演をされたときに、啄木を語る中で、「故郷とは思想である」という意味のことを述べられたと、知人にききました。その言葉について、それ以上のことが解りません。ネットで、調べましたが、核心に行きつけません。ずっと気になっています。お手間をおかけしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

     

    柴垣 文子  間違いました。「望郷は思想である」だったでしょうか。

     

    大津留公彦  「校庭に東風吹いて」の原作者にご質問頂いて大変光栄です。

    うすださんに電話で聞いてみました。

    多分明治42年の「田園の思慕」の最後にあるこのことに触れた時にそういう事を言ったのだろうとの事です。

    田園への思慕は「感情に於てでなく、權利に於てである。」という言葉は含蓄がありますね。

    以下該当部分です。

    私は私の思慕を棄てたくはない、益々深くしたい。さうしてそれは、今日にあつては、單に私の感情に於てでなく、權利に於てである。私は現代文明の全局面に現はれてゐる矛盾が、何時かは我々の手によつて一切消滅する時代の來るといふ信念を忘れたくない。安樂 ウエルビイングを要求するのは人間の權利である。(明治四十三年十月二十日朝、東京にて)

    (明治4311・5「田園」第一號)

    なお全文は青空文庫のここで読めます。

    <a href="http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/48161_35936.html">http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/48161_35936.html</a>柴垣 文子

     

    柴垣 文子  大津留さま、ありがとうございます。確田のぼるさんに聞いてくださったのですね。青空文庫も読むことができました。読んで、涙が出ました。 私は今、福島から避難した母と子を「女性のひろば」に連載しております。「田園」の言葉が故郷を喪失した福島の人たちに重なります。思慕は「感情に於いてではなく、権利に於いてである」は、まさに現代の状況をくまなく照らし出しています。

    私は、福島から避難した母と子の苦難のみならず、それを超える避難した人ならではの、人間の尊厳を描きたいと思っています。

    大津留さんのおかげで、もやもやしていた霧が晴れました。本当にありがとうございます。

     

    大津留公彦  返信有難うございます。涙が出たという記事に涙が出そうになりました。お役に立てて光栄です。この言葉は正に福島の人達の為に岩手出身の啄木が書き残していたと思える程です。いい作品を期待しています。

     

    <a href="http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post.html">君は場面緘黙症を知っているか(「校庭に東風吹いて」を観て)</a>

     

     

    霜降や悔しさ二つ噛みしめる 公彦

    ★一つは共産党の後退です。

     

    20171024()

     

    銀座行くとつくに人と秋の暮れ 公彦

    ★今の銀座は日本語が珍しい位に外国人が多い。外国人が一番行きたい日本は銀座だそうである。

     

    20171025()

     

    お使いの割らずに帰る新豆腐 公彦

    ★いにしえの記憶です。

     

    20171026()

     

    霧笛響く横浜の丘幻や 公彦

    ★昔横浜の山の上に住んでいた。遠い話になった。

     

    20171027()

     

    丹波産松茸ご飯噛み締める 公彦

    ★昨日妻が松茸ご飯を作ってくれた。噛み締めて美味しく頂いた。

     

    20171028()

     

    田鶴渡る稔りし稲と植えし田に 公彦

    ★先日のジョギングで見た風景である。二毛作である。

     

    20171029()

     

    野の色を求めて行かん凡夫かな 公彦

    ★聖徳太子は、「十七条憲法」の第十条で、「われ必ずしも聖に非ず、かれ必ずしも愚に非ず。共に是れ凡夫のみ」といって、凡夫を「ただびと」といわれ、お互いに許し合って生きてゆく世界の根本をここにもとめられている。

     

    20171030()

     

    強風に押し戻されて秋小寒 公彦

    ★江戸川土手を走っている。雲のないいい天気なのだが台風一過の風が凄いので土手の上でなく下を走っている。水量も凄い。

     

    20171031()

     

    今朝一つ熟字習いぬ仏掌薯(つくねいも) 公彦

    ★この芋の断面が仏像の手のひらの形に似ているとは誰の発想であろうか、きっと信仰心の厚い方だったのだろう。

 


11月

 

20171101()

 

 

 

玉章や周りの赤に溶け込みぬ 公彦

 

★玉章(たまずさ)は烏瓜の事ですが例句は殆ど見つからなかった。

 

 

 

20171102()

 

 

 

安永の野仏濡つ露時雨 公彦

 

★昨日の朝のジョギングで見た吉川市の野仏の年号は安永と書いてあった

 

 

 

20171103()

 

 

 

「学校」のイノさん夜学に学びおり 公彦

 

★山田洋次監督の学校シリーズ第1作は夜間中学の物語でした。田中邦衛のイノさんが印象に残っています。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/学校_(映画)

 

 

 

20171104()

 

 

 

秋季澄む中走り行く凡夫かな 公彦

 

★秋のランニングは秋の実りや花々もあり心地いい。

 

 

 

20171105()

 

 

 

楢の木に名手小啄木鳥(こげら)のドラミング 公彦

 

★本日の今日の季語の皆さんの句に刺激を受けて作りました。

 

 

 

20171106()

 

 

 

この番組を観ました。いい番組でした。

 

二つの事件事故の被害者に密着取材した、番組制作者の思いが伝わる番組でした。

 

共通して語られていたのは子を亡くし、今生きている自分への自責の念です。

 

そしてそれを踏まえた上での社会への発言と行動です。

 

 

 

思えば広島・長崎の犠牲者も同じような自責の念を語られます。

 

同じようなことを繰り返さないようにこういうことを知り、語り継いで行きたいと思います。

 

 

 

番組タイトル:ETV特集「こいのぼりとしゃぼん玉~悲しみでつながる遺族たち~」  ス放送日時:2017114日(土)午後11:00~午前0:0060分)

 

番組HP http://www4.nhk.or.jp/etv21c/

 

番組内容

 

「悲しみで寄りそう時、人は人とつながれる」ある遺族の言葉だ。突然大切な人を失った、悲しみ・後悔・孤独。事故や災害などさまざまな遺族が交流する時、何を感じるのか?

 

詳細

 

「悲しみで寄りそう時、人は人とつながれる」ある遺族の言葉だ。宮城県名取市にある「閖上の記憶」では、東日本大震災で大切な家族を亡くした人たちと、32年前に起きた日航機墜落事故の遺族との交流が続いている。「なぜ命は失われたのか?」「なぜ救うことはできなかったのか?」「失われた命のために何ができるのか?」共通の思いを持ったもの同士が寄りそい、語り合う。悲しみがつなぐ交流の先に何があるのか?見つめた。

 

出演者ほか

 

【語り】松岡洋子

 

 

 

紫雲英蒔く(げんげまく)余りしものは畔に蒔く 公彦

 

  レンゲの花で一杯の田で遊んだ記憶がある。

 

窒素固定の為の肥料である等という知識もなく。

 

 

 

20171107()

 

 

 

冬立つや念仏のよにまどろめり 公彦

 

★早く起きたのだがこうなってしまった。

 

 

 

20171108()

 

 

 

草と花映りて影絵の朽葉かな 公彦

 

★枯れ果てた落ち葉にも見所はある。

 

 

 

20171109()

 

 

 

掻巻(かいまき)やねんねこ半天温き日々 公彦

 

★掻巻(かいまき)とは、袖のついた着物状の寝具のこと。

 

 

 

20171110()

 

 

 

啄木祉訪ねて冬日落ちにけり 公彦

 

★文京区音羽1-6-1で今宮神社の横の階段を少し登った左のマンションのゴミ置場に表示だけがあった。鳩山会館の裏だった。これで啄木の東京史跡は全部行った。

 

 

 

20171111()

 

 

 

狸来るな葡萄畑を荒らしには 公彦

 

★福山の山の中で葡萄を作る妹夫婦には狸は困り者です。

 

 

 

20171112()

 

 

 

冬の浜濱の畔の坂の下 公彦

 

★濱の畔(くり)は妻の故郷五島の地名です。

 

 

 

20171113()

 

 

 

既に別記事に書きましたが、この選挙中の短歌250首で「左足は共産党」(*後に「見返りは民主主義」と改題)という歌集が出来ました。ほぼ2週間での作歌量としては過去最高です。(他の人の歌12首も含んでいます。)

 

短歌の即時性、政治と文芸の関係、短歌とネットなどの問題意識を持っています。

 

今日からダウンのコートを着て出勤です。

 

 

 

味噌仕込み十ヶ月という時加え 公彦

 

★味噌ができるまでには時間という味作りの要素が大事のようですね。

 

 

 

20171114()

 

 

 

枯枝に紅き葉七枚残りけり 公彦

 

★近所の公園の風景です。

 

 

 

20171115()

 

 

 

鱈ちりや戸隠山に籠りし日 公彦 

 

青春時代に戸隠の民宿に最初はアルバイトで途中から客として二人で一週間位行った事がある。たしか大阪の人が経営者で、そこではてっちりでなく鱈ちりと言っていたような記憶がある。

 

 

 

20171116()

 

 

 

古関の滝涸れて天国への階段か 公彦

 

★古関の滝は大分との県境に近い熊本にあるそうですが行った事はありません。冬は凍って氷の芸術のようになるそうです。

 

 

 

20171117()

 

 

 

初時雨山頭火の句碑濡らしけり 公彦

 

★父母がお世話になっていた由布市のグループホームの経営者は山頭火のファンで自宅の前の通りを時雨街道と名を付けいくつも句碑を建てている。

 

山頭火は昭和4119日に由布市庄内を通っている。

 

参考

 

山頭火は何度大分県にきたのか

 

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/223234/190315/53751273

 

 

 

20171118()

 

 

 

じゃがいも剥く母の手荒れを見しことも 公彦

 

★遠い記憶です。

 

 

 

20171119()

 

 

 

山頭火大根汁に惚れ込むか 公彦

 

★山頭火は多くの野菜を句によんだが、野菜の中で最も数が多いのは大根の句だ。ざっと数えても50句はある。「大根はうまいかな、大根はあらゆる点で日本蔬菜の主だ。」日記でこう言っているほど山頭火は大根好きだ。しかし大根汁の句は見当たらない。

 

 

 

20171120()

 

 

 

1週間前に250首の歌集が出来たと書きましたが友人の指摘を受けてタイトルを変更しました。新しいタイトルは「見返りは民主主義」です。

 

電子出版ならではの事です。

 

 

 

改めてこれです。

 

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今日も寒いです。

 

 

 

鰤起し滅多矢鱈に犬走る 公彦

 

★我が家の犬は雷に異常に反応する。最近は地震アラートにも反応する。これからはJアラートにもかな。

 

鰤起し(ぶりおこし)121月のブリのとれる時期に鳴る雷。特に日本海側の地方でいう。

 

 

 

20171121()

 

 

 

羽根蒲団干したるのちに陽の匂い 公彦

 

★幸せの一つですね。

 

 

 

20171122()

 

 

 

達磨忌や面壁九年ある思い 公彦

 

★壁に向かって九年も修行はしないが達磨さんに見習って少しは努力したい気がする朝である。

 

 

 

20171123()

 

 

 

娘と我と早番勤労感謝の日 公彦

 

★娘は土日休みだが国民の祝祭日は休みではない。私はシフト制で祝祭日は関係ない。

 

 

 

20171124()

 

 

 

焚火跡石組みのみが残りけり 公彦

 

★写真の描写です。

 

 

 

20171125()

 

 

 

笑いある父の写真は頰被り 公彦

 

★父の頰被りの写真は満面の笑みである。

 

 

 

20171126()

 

 

 

(かんじき)や鈴の音遠く宿の朝 公彦

 

  想像句です。

 

 

 

20171127()

 

 

 

三年に及ぶ資本論の学習会が今日終わった。

 

今日はエンゲルスの書いた第三部の補遺を私がレポートした。

 

資本論は弁証法の本であり弁証法的唯物論の本であり史的唯物論の本であり、革命理論の本でもある事が分かった。

 

 

 

不破哲三氏の「資本論全三巻を読む」をサブテキストにしてやっと読めた難物であった。

 

過去福岡、名古屋、大阪で学習会に参加したが通読したのは今日が初めてである。読み通したというだけで達成感がある。

 

 

 

「私が東京を変える」という市民グループの学習行事だった。

 

「なぜ共産党は嫌われるのか?」というのが当初のタイトルだったがその後「資本論ネットde勉強会」と変わった。一人ではきっと読めなかっただろう。仲間の皆さんに感謝します。

 

 

 

会としては来年安保法制違憲訴訟の準備書面を読む学習会を行う事になった。

 

私的には啄木全集の読破をしたいと思っています。

 

なかなか忙しい高齢者である。

 

 

 

酢海鼠(すなまこ)や言いたきことを呑み込んで 公彦

 

★まあそういう日もあるということで。

 

 

 

20171128()

 

 

 

薮鶯日本平への道示す 公彦

 

★案内板を見て日本平へのトレッキングに行きたかったなという句です。

 

 

 

20171129()

 

 

 

角巻や子規の毛布と呼びしもの 公彦

 

★子規のこういう句があった。

 

 

 

毛布著た四五人連や象を見る 正岡子規

 

 

 

毛布は元々寝具ではなく軍の防寒具だったようだ。

 

 

 

参考

 

春耕俳句会

 

http://shunkouhaiku.com/rensai/kinunosaijiki-83-2017-2-451/

 

 

 

20171130()

 

 

 

何年も風邪気(かぜけ)の無くて他生丈夫 公彦

 

★「袖振り合うも他生の縁」という言葉がある。

 

「他生」はこの世から見て過去および未来の生をいう語で、「多少の縁」と書かれているものも見かけるが、これは「多生」「他生」を同音語の「多少」だと理解した誤用である。

 

 

 

 

 


12月と跋文とあとがき

 

20171201()

 

 

 

北颪金子兜太の恋煩い 公彦

 

たまたま北颪(きたおろし)で探していましたら東京新聞の「平和の俳句」の選句会の記事がありました。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/forum/list/CK2016072302000204.html

 

 

 

20171202()

 

 

 

かんかんと備長炭のおこりたり 公彦

 

★一茶のこの句からの連想です。

 

くわん~と炭のおこりし夜明哉 一茶 ■享和三年癸亥(四十一歳)

 

備長炭は鳥料理などに珍重される。

 

 

 

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母の忌や透き通るまで蕪煮込む 公彦

 

★母が亡くなった日は寒かった。母の亡くなった次の日の朝湯布院に初雪が降った。

 

 

 

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今週は子規と一茶と山頭火の句を紹介した。

 

ここの所有名人の句の紹介コーナーのようになっている。

 

8年もやっていると林さんの示される季語が、あまり人口に膾炙しない季語が多くなっているので類句を探す時間が長くなり、その間に興味深い記事を見つける事が多いので紹介したくなるからである。

 

因み紹介したのは次の句である。

 

 

 

毛布著た四五人連や象を見る 子規

 

くわん~と炭のおこりし夜明哉 一茶

 

これが河豚かと食べてゐる 山頭火

 

 

 

ノーベル平和賞のICAN事務局長のベアトリス・フィンさんのスピーチとノーベル文学賞のカズオ・イシグロさんの話を聞きました。

 

どれも歴史に残る素晴らしいスピーチです。

 

学校の英語の授業で使うといいと思います。

 

授業で習ったリンカーンの演説は今も頭に残っています。

 

 

 

山頭火てっちり食いし中津かな 公彦

 

★山頭火は大分県中津市でこういう句を作っている。

 

これが河豚かと食べてゐる

 

初めて食ったのではないようだが。

 

出典

 

種田山頭火のおいしい俳句 作者:種田潔

 

http://ncode.syosetu.com/n5142dp/13/

 

 

 

2017年12月05日(火)

 

 

 

炬燵猫ミャーと口開け声は出ず 公彦               

 

★我が家にいてくれた猫は声をかけると必ず返事をしてくれた。声にならなくても意思疎通は出来ていた。今はいない。

 

 

 

2017年12月06日(水)

 

 

 

ボンネットの青女を少し撫でてやる 公彦

 

★青女(せいにょ)「淮南子」にある、霜雪を降らす女神。転じて霜の別名

 

 

 

2017年12月07日(木)

 

 

 

岩清水飲みて息継ぐ大雪渓 公彦
山の記憶も遠くなった。

 

2017年12月08日(金)

 

 

 

逡巡なき砂漠の冬日没りにけり 公彦
20101012日の記事です。

 

石榴の実沙漠の夕陽閉じ込めり 公彦

 

イラクの石榴は旨かった。太陽の当たり方が違うからだろう。
イラクではトマトなどもすごく旨かった。
砂漠の夕陽はあっという間に落ちる

 

 

 

2017年12月09日(土)

 

 

 

褞袍着て机に向かう君との縁 公彦
★褞袍(どてら)を着ている写真が印象にある。出会う前の予備校時代の写真だと思う。妻のことである。

 

 

 

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冬の川光集めて耀えり 公彦
★三郷駅のホームから見た昨日の江戸川の朝の風景である。

 

 

 

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鷹狩や川越の街のど真ん中 公彦

 

★鷹を連れた若い女性の鷹匠に川越の時の鐘辺りで遭遇したことがある。

 

この写真です。 https://pic.twitter.com/h5U3DJl4jZ

 

 

 

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忘年会夕方なればちょいと出る 公彦

 

★今日は夕方から忘年会なので昼間は妻と板橋美術館に行く予定です。

 

 

 

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牛鍋や隣の鍋からお裾分け 公彦

 

★こういう事がよくある。食いっぷりがいいからか。昨夜もそうだった。

 

 

 

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愛犬に冬着引かれる散歩時 公彦

 

★休みと遅く出る時は朝ドラを見て食事をしてから愛犬とお散歩となるがその間に待ちきれなくて裾を引っ張る事もある。

 

 

 

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風冴ゆる永田町に記者の列 公彦

 

★昨日の民進党本部前には記者の列が出来ていた。

 

 

 

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仏壇に鶏頭枯るるや子規の部屋

 

★明治31年の子規のこの句の本歌取である。

 

 

 

仏壇に鶏頭枯るゝ日数哉

 

 

 

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凍む朝や布団の中に呻吟す 公彦

 

★凍()むという季語に手こずった。朝起きて布団の中での滞在時間が長かった。

 

 

 

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今日の季語は冬帝

 

昨日は凍む

 

一昨日は鶏頭枯る

 

 

 

その前は

 

風冴ゆ、冬着、牛鍋、忘年会

 

 

 

寒さを表す季語が並ぶ

 

 

 

クリスマスも正月も近い

 

一年の総括の時期です。

 

 

 

ここには上げていませんが今まで1か月間連続で毎月八首Facebookに投稿しています。

 

当分続けたいと思います。

 

 

 

もちろん毎日1句は投稿して月曜日にここにアップします。

 

 

 

冬帝の居座る江戸川ほとりかな 公彦

 

★(ザ・ネット俳句歳時記)には冬帝(とうてい)についてこうあった。

 

『冬帝は寒さの厳しい冬を擬人化していい冬を司る神というほどの意味である。

 

 単に冬というよりも厳しい冬を統べる神とそこに置かれた人間を含めた万物を感じる。』

 

 

 

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煤払い父母の写真は柔らかく 公彦

 

★明治28年の子規の句から触発されました。

 

煤はいて蕪村の幅のかゝりけり

 

 

 

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師走市菊池東太郎身罷りぬ 公彦

 

新日本歌人協会の元代表幹事で現編集長の菊池東太郎さんが亡くなった。

 

私は悲しい。

 

 

 

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冬の泉猫は水飲む尾を丸め 公彦

 

★ 金子兜太さんのこの句に触発されました。

 

冬の泉に黒猫寄りて長き尾伸ぶ

 

 

 

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妻買いし冬至南瓜の小さかり 公彦

 

★妻には南瓜の固さは手強い。小さくても手強い。

 

 

 

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紙漉女子をあやすごとすかすごと 公彦

 

★紙漉き人には紙漉きが子育てと同じでしょう。

 

 

 

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おずおずと慈善鍋へと女の子 公彦

 

★写真と幸さんの句に触発されて

 

☆ おずおずと差出す小銭慈善鍋 幸

 

 

 

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先週こう書きました。

 

 

 

「 ここには上げていませんが今まで1か月間連続で毎月八首Facebookに投稿しています。」

 

この一週間は2017年のまとめの記事でありブログにもアップしました。

 

 

 

年内はアップの予定です。

 

毎日八首作れればですが、、

 

 

 

年木積む子から父へと渡されて 公彦

 

★父に登場してもらいました。

 

無季俳句が出来ました。季語難し苦しい時の父母頼み

 

 

 

餅搗きや交代すれば地響きす 公彦

 

 

 

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紅葉鍋三瓶山小屋二階にて 公彦

 

10年前広島の三瓶山の友人の別荘に行く途中で鹿肉(確か雄肉)を買って紅葉鍋会を大勢でやった。

 

脂分の少ない牛肉と言った感じでした。

 

 

 

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餅搗きや交代すれば地響きす 公彦

 

★餅搗()きはつく人によって音が違う。迫力ある人はあまり長持ちしない。自分のように。

 

 

 

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夜鷹蕎麦母が指令し我走る 公彦

 

★チャルメラの音が聞こえると母によく買ってくるように言われ丼を持って走った。

 

 

 

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朝習い八周年や蕪鮨 公彦

 

★毎朝林先生のTwitter @twryossyで提供して頂ける季語で俳句を作って八周年。

 

朝のこの習いが終わらないと一日が始まらない体になってしまった。

 

祝!九年目突入!

 

 

 

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ありがたき息災の年送るなり 公彦

 

★健康の有難さを感じる年の瀬です。来年も家内と世界が安全でありますように。

 

 

 

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煩悩の少しは残せ除夜の鐘 公彦

 

 ★この句に触発されました。 

 

百八はちと多すぎる除夜の鐘 暉峻康隆

 

 

 

林先生 皆さん 一年間大変お世話になりました。

 

来年も引き続よろしくお付き合い下さい。良いお年をお迎え下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

跋文

 

吉平たもつ

 

 

 

大津留公彦さんの句文集『白木槿』の跋文を依頼されてから、一か月以上も経ってしまいました。本来なら盛夏に発行する予定でしたのに、私の不徳の致すところで申し訳ありませんでした。

 

 大津留さんが俳句を毎日作るきっかけになったのは、「まえがき」や「あとがき」にありますように、毎朝5時に@twryossyさんからtwitterfacebookで送られて来る季語を使って俳句を作って8年。朝のこの習いが終わらないと一日が始まらない体になってしまったそうです。さらに、大津留さんは短歌も毎日八首作っています。

 

 私は、俳人などと言われて有頂天になるときがありますが、毎日連続して作品を創作してきた著名な俳人は、次の方々です。「藤田湘子は、俳誌『鷹』を創刊して主宰。19833月には、新境地を開くため110句の多作の試みを開始、3年の間そのすべてを『鷹』に発表し注目を集めました。また、松田ひろむは、『鴎座』の主宰ですが、201241日より、翌331日まで、110句の荒行に挑戦し、その作品は第三書館より2017年、『一日十句』として出版されました。(ウィキペディアから抜粋)」

 

 このような俳人と比べても優劣をつけがたいのが大津留さんです。また、65歳の誕生日を機に仕事を一旦やめられましたが、現在は働いています。余暇には、江戸川沿いをジョギングして、時にはロードレースにも参加しています。地元の三郷市の選挙では、100首の短歌を詠み電子出版、さらにはハンドマイクでの演説と、とてもエネルギッシュなのです。

 

 今年526日から27日は、文化団体連絡会議(文団連)の全国交流集会が京都で行われ、東京からは大津留さんをはじめ6名が参加しました。27日の午前中は自由行動で「哲学の道」を散策しながら俳句を作りました。選考の結果、最高得点は、大津留さんの〈冷泉の墓陵を覆う草いきれ〉、第2位は〈向月台娘の好きと言いし夏〉で、これも大津留さんでした。

 

 今回、跋文を書くために365句を私なりに選句しました。最初に選んだのは64句ありました。毎朝送られて来る季語(難解な季語もある)で創作するので、非常に苦労するのではないかと思います。選句では、次のような初めて知る季語もありました。

 

0210()   ゆさばりや例句は全く見つからず

 

★ゆさばりはブランコの事。例句を探すのが常だがこの季語の例句は見つからなかった。(古代中国の宮女の春の遊戯とされていたそうです)

 

 私が最終的に選句した作品を紹介します。

 

0118()   身罷りし人一人いて霙降る

 

0127()   出稼ぎの荷物は重し土漠の地

 

0331()   春心妻とま向かうこと増えし

 

0504()   逝く人の逝くばかりなり春の果て

 

0519()   茨咲いて新しき道拓けけり

 

0603()   寝冷え子の腹に手を当て「いないいないばあ」

 

0615()   牛蛙夜のマンション平定す

 

0624()   白日傘真向かう平和の礎へと

 

0628()   麦藁帽子ちひろの絵から抜け出たり

 

0718()   冷房車の窓から手を出し街を行く

 

0810()   七十四句子規の拘り稲の花

 

0831()   めはじきやまんにょうびとのこいのうた

 

0910()   母として吊りたる蚊帳の別れかな

 

0923()   秋分や勤しむことの大儀かな

 

1010()   秋闌()ける早稲田の街に通り声

 

1119()   山頭火大根汁に惚れ込むか

 

1123()   娘と我と早番勤労感謝の日

 

1201()   北颪金子兜太の恋煩い

 

1209()   褞袍着て机に向かう君との縁

 

1231()   煩悩の少しは残せ除夜の鐘

 

 

 

 俳句は誰でも作れる日本の短詩です。学校教育でもやっています。アメリカの小学校でも英語で俳句を作っています。テレビ番組の「プレバト」は、俳句を作らない人にも大人気です。しかし、俳句を始めてみると難しいことがわかります。

 

 大津留さんは毎朝、林義雄さん( @twryossyさん)から季語が送られてきます。五七五の文字の内、三分の一はできているから簡単に作れると思うかもしれませんが、これが大変なことなのです。歳時記で例句を調べたり、インターネットで言葉を調べたりしています。

 

 芭蕉の有名な句に〈しづかさや岩にしみ入る蝉の声〉があります。芭蕉が山寺(立石寺)に登ったときは夕暮れで、蝉は鳴いていませんでした。この俳句の中で「蝉の声」を響かせたのは、芭蕉の「心すみ行く」閑さを表し、見えなかった蝉を見えるようにしています。

 

 選句した大津留さんの俳句には、詩(ポエム)があります。そして充実した毎日の生活の様子も綴っています。今年も9年目になりました。健康には気をつけて大いに前進していきましょう。

 

 

 

あとがき

 

 

 

20171229日にこう書きました。

 

「★毎朝林先生のTwitter @twryossyで提供して頂ける季語で俳句を作って八周年。朝のこの習いが終わらないと一日が始まらない体になってしまった。

 

祝!九年目突入!」

 

 

 

どうやら十年目にも入りそうです。

 

季語の解説を外していて且つ、難しい季語が多いので分かりにくいかもしれません。

 

 

 

隣の部屋に居住する次女から毎朝何をスマホでやっているのかと問われ、やらなければならないことだといい、俳句だと言った。

 

俳句がやらなければならないことかと言うのでそうだと答えた。

 

(どうやら次女にはいい人が出来たようだ。)

 

 

 

私の場合は短歌も毎日八首作っているので実はそっちの方が大変なのだが、昔の作品や単発シリーズなども織り交ぜて11ヶ月続けている。

 

 

 

人間、九年も続いているということは生涯やるということだろう。

 

人間、11ヶ月も続いているということは来年もやるということだろう。

 

 

 

これからも元気で俳句も短歌も続けて行きたいと思います。

 

 

 

人生とは歌です。歌いなさい(マザー・テレサ)

 

2018年 神無月 三郷にて 大津留公彦


奥付


白木槿


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著者 : ootsuru
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