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第0章~第2章

もう世界はおわってもいいんじゃないか

 

 

春子

春子の彼氏

春子の母

春子の新しい父親

愚者

 

夏子

教師

幸子

相田

吉川

ブス女

 

秋子

店長

彼女

 

冬子

杉山

 

主婦

斉藤

課長

宅配

イエス山口

 

男子

女子

                                                     

 

※親指と口を性器とする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第0章 世界ははじめから終わっていた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

雨が降っている。

バス亭でバスを待つ虚ろな人たち

陰鬱な人々

 

山口「わたくしはただのクソみたいな人間でございす。ゆえに、わたくし。とかく思いはせそうろう。はお前等とこの宇宙で叫びてぇだけなんだよということでございます。わたくしどもはこここにいるんだよって。あなた方のそのちんこが楽器でございます。かき鳴らしましょう。声が聞こえねぇよ。お前らの歌を聞かせておくれよ」

 

 爆音 

 暗転

 

神「しーんあー。あー。あー。神です。ごほん。ごほんごほん。僕がこの世界を作った理由はこの思いをどうにか説明しようって思ったんです。でも、この思いを説明するとなんといったらいいのだろうか。といって説明しようと思うと無数の言葉が広がっていってそれを特定することができなくて

でも言葉にするしかなくて、かと言ってそれを明確にあらわす言葉がなくて混乱して、でも安心したくて、

だからまさぐってまさぐってでもなにもなくて。でもなにかあるのを期待して。そんなことをくりかえしているうちに世界はもうどうすることもないくらいに、とっちらかってしまいました。えっと。なんていえばいいのでしょうか。もういい加減ご迷惑をおかけするのもあれなので。ぼくはもっと遠いところにいきます。

そこで小屋をたてて、扉をしめて。その中でひたすらに考え続けて。まぁ自らの言葉の海で溺れるかもしれませんが、それは自分がいけないのですから。それもまぁ致し方ないことです。って。誰か救っておくれよー。しーん。はい、またひとりー。はははは。なんとかいえよ!!!!!!!

(広い宇宙でひとり漂う。)

あ、神が泣き言いってちゃだめですよね

神「ほんとどうもすいませんでした。何もないところにね。何かがあるはずだなんてね。思わないほうがいいね。何もないところを埋め尽くそうとしてもう世界はめちゃくちゃだよ。あ。ごめんなさい。ひとりごとです。じゃはじめます。光あれ。」

 

明転

歓声、雨の音

 

声「はい。こちらお台場は曇り空です。全国的に見ても。雨マークの地域が多くみられ、傘を持って家を出られたほうがよさそうです。それでは、向こう一週間の天気です。雨マークが続く一週間になりそうです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1章 不吉な日常・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

みんな静かに欝鬱としている。

 

斉藤、一人会社でUSBをさがし続ける。

社員、携帯をいじっている。

主婦、洗濯物を畳んでいる。

春母、イエスの待合室でうつむいている。

 

教師「おっぱい=3.14159265358979323846・・・」

春母「・・・紫外線がやってくる。オゾン層を守らなきゃ。私が直さなきゃいけないのに。」

主婦「掃除して、洗濯物たたんで、草むしりして、散歩して、テレビ見て、買いものいって、洗物して、料理して、お風呂を焚いて、アイロンかけて、寝て。起こして、朝食作って、掃除して、

斉藤「高度情報化社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることをかんがみ、個人情報の適正な取り扱いに関し、基本理念及び政府による基本方針の作成その他の個人情報の保護に関する施策の基本となる事項を定め・・・」

社員「もしもし」

 

女子「ねぇ。」

男子「なに?」

女子「え?笑」

男子「笑」

女子「ううん」

男子「え。笑」

女子「なんでもないよ。」

男子「え。なに。笑」

女子「えー。なんでもないよ」

男子「あっそ。」

女子「え。え。」

男子「なに?」

女子「なんでもないよ!」

男子「あっそ。」

女子「え、え、えー」

男子「なんだよー笑」

女子「だから」

男子「だから?」

女子「だからだよ」

男子「わかんない」

女子「わかってるくせに」

女子「笑」

男子「え?なに?」

女子「え?」

男子「え。なに。全然わかんないだけど」

女子「・・・はー?」

男子「え、かえる?」

女子「しらない」

男子「なんだよ・・・。」

女子「もう帰れば」

男子「え?なに。それ」

女子「ばか」

男子「ちょっと待てよ」

 社員「あ、お先に失しまーす」

宅配「あ、お次の方どうぞ」 

春母「はーい」

 斉藤「うぉい!!」

主婦「あぎゃーーー!!」

 

【学校・教室】

教師「はい。じゃあ。相田。」

相田「え。あ。えっと。」

教師「この問題。」

 黒板にはエロい絵が描いてある。

相田「えっと。」

教師「まてまて。たかが日東駒専レベルだぞ」

相田「そうですね。」

教師「え、なに?」

 ブス女、スケッチブックに答えを書く。それをみて

相田「ルート3」

教師「いまは国語の時間だぞ。

 相田、消しゴムをブス女に投げる。吉川さんの目にあたる。吉川は眼帯をする。

相田「ちょっと。僕には難しいです」

教師「なー。誰がいけないんだ。俺がいけないのか。なー。なにがいけないんだ」(魔物モード)

相田「いや。僕が」

教師「なー。お前が寝てるからいけないんだよな。お前が寝てるからだろう、おい。」

 相田のちんこが立っている。

教師「おい。しまえ。しまえ。お前、今は授業中だろ。なぁ。その勃起したちんこをしまえって言ってるんだよか。どうせ。吉川のおっぱいについてでも考えてたんだろう」

相田「は?」

教師「吉川のおっぱいは柔らかかったか?吉川も聞きたいって。」

相田「なにも言ってないじゃないですか。」

教師「わからなかったら調べてみるんだよ。はい。じゃあ。今から先生が調べてみたいと思います」

相田「おい。」

教師「怒るなよ。吉川のお前のもんじゃないだろーみんなのもんだろ。」

相田「じゃあ。僕にだって揉む権利あるじゃないですか」

教師「え?」

相田「僕にだって揉む権利あるじゃないですか」 

教師「正解」

教師「はい。というわけで。私は君たち女子高生というものを性的対象として」

 

【喫茶店】

店長「こういうお仕事はじめて?」

秋子「・・・こういうお仕事って喫茶店ですよね?」

店長「あ。喫茶店」

秋子「そうですね。」

店長「いままでアルバイトとかは?」

秋子「あぁ居酒屋とかで。学生時代に」

店長「あ。そうなんだ」

秋子「あの。」

店長「ん?」

秋子「私。笑顔を振りまくのとかが苦手なんですけど」

店長「・・・」

秋子「ますいですよね」

店長「はは。大丈夫だよ。全然」

秋子「よかった」

店長「ただ。」

秋子「はい。」

店長「コスプレとか、大丈夫?」

秋子「コスプレ?」

店長「うちのお店ね。週に一回。その。メイドカフェみたいなそういう感じになるんだけど。」

秋子「あぁ。そうなんですか」

店長「知らなかった?」

秋子「はい。」

店長「そっか。。」

秋子「メイド抜きで雇ってもらうってことは・・・」

店長「難しいね。」

秋子「そうですよね」

店長「メイド必須だからね。」

秋子「必須ですもんね」

店長「どうしよっか。」

秋子「うーん。」

店長「いや。難しいようだったら。いいんだけど。他にもっと若い子の応募とかもあるし」

秋子「でも」

店長「まぁ正直、こんなに割りのいいお昼のバイトなんてほかにないと思うけど」

秋子「ですよね」

店長「どうする?」

秋子「・・・やってみます」

店長「はい。ありがとう」

 店長「じゃあ。もう。明日からきちゃおっか。」

相田「吉川さん」

店長「Sサイズだね、はいコスプレ」

相田「ごめんね。なんか。変な感じになっちゃって。」

 店長「それ明日家から来てきてね。」

相田「あの先生、頭おかしいんだよ。」」

 店長「うそ、じゃ。よろしくおねがいします」

相田「吉川さん。さー。」

 

 店長、秋子が去るのを見守り、はける。(魔物モード)

 

【学校】

ブ女「ねぇ」

相田「明日さ。、、、ひま?」

吉川「え?・・・」

ブ女「ねぇ」

相田「あ。ごめんね。その。いや。友達とさ。男友達と。行こうと思ってた。芝居のチケットが、あまっちゃって。その。よかったら。一緒にどう?と。思って。888」

相田「え?なに。」

ブ女「えっと。えっと・・・」

相田「え?なに。」

ブ女「今日、見てたよね。私のこと」

相田「は?みてねぇよ。てかどこのクラスだよ」

ブ女「おなじクラスだよ」

相田「全然知らないんだけど」

ブ女「相田くんはさ。」

相田「なに」

ブ女「そんな風に言わないでよ」

相田「はやくしてくんない?」

ブ女「私さ。日曜いってあげてもいいよ。」

相田「じゃ」

 

【スタジオ】

山口「はい。どうぞ。座ってください。今日はどうしましたか。」

春母「はい。」

山口「じゃ、ちょっと口を開けてくださいね。そのまま声をだしてください」

春母「あーーーーー」

山口も口をあけて 

山口「あーーーーー。はい。もういいですうよ。」

春母「あー。もうだいぶすっきりしました。」

山口「あんまりためすぎないように。してくださいね」

春母「ありがとうございます」

宅配「お気をつけておかえりくださいね」

山口「これで107曲目がかけそうだよ」

宅配「あと一つでセカンドアルバムですね」

山口「セカンドアルバム『新約精子』」

 

【待ち合わせ場所】 杉山4

彼女「おまたせー」

店長「おつかれー」

 杉山「いらっしゃいませ」

 春彼「ぶーん」

彼女「はぁほんとにつかれたよ。なんていうかさ。仕事の疲れだけならまだいいんだけどさ。その人間関係とかほんとめんどくさい。上司とかさ。私がいじりやすいのはわかるんだけどさ。その加減って言うか限度っていううのを知らないっていうかさ。普通にむかつくわけ。それに対していちいちへらへらしているのとかさ。ほんとむかつくし。調子にのって新人の女の子までわたしをいじってくるわけ。親しみやすさ裏目でてるよ、まじで。」早くはけすぎ

店長「・・・」

彼女「なにしてんの。早くかえろうよ」

店長「うん」

愚者、逃げる。はけ口

杉山「おい。」

 

【車内】

春子「雨すごいねー。」

杉山「ごみが」

春彼「まぁ。最終的に。世界中に雨が降り注いで,止まない雨になって、世界が終わったとしてな。アメリカ沈没、ロシア沈没、インド沈没、ヨーロッパ沈没、中国、韓国、北朝鮮、そして、日本沈没。世界の水位が上がって、小さい島しかのこらない。軽いから。そんな中、ハワイ州オワフ島ワイキキビーチ。一人の男が、サーフボード片手に、優雅に波を待つ。こんな世界の危機的状況にあなたはそこで何をやってるのかしらと、俺そいつがむかつくほどかっこいいなって思ったから、頭の中でクローズアップしてみた、クローズアップクローズアップクローズアップ。誰だったと思う?俺だよ。俺自分がすげー怖くなって。え?なに?世界が終わっても俺は生き残るべき存在?なんでだと思う?残すべき種だから。そういうこったろ?おかった。」

春子「なにが?」

春彼「俺のツガイであるお前も生き残る。俺に感謝しろ」

春子「ありがと」

春彼「愛してるぜ」

春子「あんたはバカでいいね」

春彼「バカってのはマイナスで、いいねってのはプラスだから。プラマイ0ではじまりの0が生まれる春子「すごくいいよ。」

春彼「それを理解しているお前は最高の女だぜ」

春子「これでちゃんと仕事してくれたらもっといいよ」

春彼「何かを得れば、何かを失う。俺は自由でいたいんでよ。フリーダムに」

春子「何かにとどまらなきゃ、いつか激流に流されて死んじゃうよ。」

春彼「大丈夫。俺にはコレががある。サーフボードがな」

春子「ばかね。やっぱりあんた最高だよ。」

春彼「そういうお前も最高だぜ」

春子「愛しているよ」

春彼「ならセックスしよう。いまここで」

春子「青だよ」

春彼「空気よめよ信号。」

春子「いちいち空気を読まないところにルールの意義があるんだよ」

春彼「インテリしね」

春子「次はどこ?」

春彼「杉並区の鈴木さんのおうちだね」

春子「おうちかー」

 急、ブレーキ。

春子「え?なに」

春彼「やっべ。人ひいちゃった」

 

【コンビニ】

杉山「いらっしゃいませー」

 秋子は立ち読みをする。

 春子「え?うそ」

 

杉山「・・・」

 

杉山「あの。いまちょっと。お時間よろしいでしょうか。」

 春子「ちょっと。見てきてよ。」

 秋子、振り向く。

 春彼「お?おぉ・・」

杉山「あの。実は。あの。前々から。」

 杉山「あの。えっと。気になってて」

 秋子、イヤホンをとる。

秋子「え?」  

杉山「いや。えっと。はい。立ち読みは、いけないぞ」

秋子「あ、すいません」

杉山「立ち読みするなら。よそでやれやー。・・・だから。よそでやれやー。って言ってるの。」

秋子「すいませんでした

 

 秋子、去る。

 

【車内】

春子「死んじゃった?」

春彼「はっ。なんだ。浮浪者だよ。よかったー。」

春子「なんだ。びっくりしたー。」

春彼「よかったー」

春彼「おい。おっさん。生きてるか。こんなところで寝てたらあぶねぇだろがよ。」

寓者「・・・」

春子「・・・え?」

春彼「なにこいつ。お前のこと見てるよ。はは、好きなんじゃね?」

寓者「・・・」

春彼「おっさん、こいつがタイプなのか?2万だせばやらせてやるよ。って、ねぇか。そんな金。」

寓者「・・・」

春彼「なんか言えよ。気持ち悪。おい、いこうぜ」

寓者「・・・」

 

【コンビニ】

杉山「いらっっしゃいませー」

 社員「うん。えー。そうなんだ。え。でも。それすごいじゃん。え。そうだって。ぜったいそうだって。」

杉山「あの。店内での携帯電話のご利用は」

社員「なんかいま注意されたんだけど。客全然いないのに意味わかんなくない?」

杉山「あの。」

社員「は。えなに?なんなの。客いないじゃん」

杉山「いえ。あの。え?」

社員「え?杉山くん」

杉山「冬子さん?って運命の出会いかーっておい。」

社員「え。え、え、え、すごい偶然なんだけど。すごいすごい。え?なに。ファミリーマートに就職したの?」

杉山「んなわけないじゃないですか。バイトですよ、バイト」

社員「バイトかよ。お金ないじゃん」

杉山「お金ないですよー。だから近寄るな俺にー」

社員「へー。久しぶりだね。え、家ここらへんなの?」

杉山「そうっすね。え。よってきます?」

社員「いくいく~ってこら。お姉さまをからかうなー」

杉山「ごめーんなさい」

社員「え。でも、こんどのご飯とか一緒にしようよ」

杉山「まじすか」

社員「あ。メアドとかって知ってたっけ。」

杉山「しらないっす」

社員「あー。じゃあ。手だして」

杉山「え?」(きゅん)

社員「QRコード」

杉山「・・・ぁ」

社員「え。てか。バイト何時に終わるの?」

杉山「あと。10秒くらいで」

社員「え。じゃあ。うちで飲まない?近いんだよね。ここから」

杉山「え。そうなんですか」

社員「そうそう。え。どうする?」

杉山「え。あ。じゃあ。」

社員「じゃ。決定。」

杉山「あ、じゃあ。いま着替えてきちゃいますね」

社員「はーい。」

 杉山、店の奥に

社員「(電話がくる)もしもーし。あん。トモくん、なーに?」

 宅配「すいませーん」

社員「甘えん坊さんになっちゃったの?わがままいわないの。またね」

 主婦「え。あ。はーい。」

杉山「あ。お待たせ。」

社員「じゃ。いこっか」

 

【斉藤の家・玄関】

宅配「あ、どうも」

主婦「あ。どうも。え?」

宅配「あ。ワタクシ。山口芸能プロダクションの布施と申します。いま、少しだけお時間いただいてもよろしいでしょうか。」

主婦「芸能プロダクション?」

宅配「えっと。お時間よろしいでしょうか?」

主婦「あ。はい」

宅配「あ。え?。あれ。どっかでお会いしたことありましたっけ?」

主婦「え。いや。」

宅配「あれ。そうかな。あれ。えー。そっか。えぇ。全然はじめて会った気がしない」

主婦「いやー。」

宅配「あ。どうもありがとうございます。ワタクシども山口芸能プロダクションはですね。会員制の派遣会社のような業務を行っておりまして。具体的な業務内容としましては、皆様の使われていない内なる叫びというものをひとつの資本としていただき、その叫びを運用することによって、限られた叫びをより有用な物へと変えていくことによって、時間というものに付加価値をつけ、世の中に還元していこうといったものなんです。つまりは、奥様には内なる叫びというものの生産者になっていただきたいということなのです。」

主婦「はぁ」

宅配「時給30000円。悪くないでしょう」

主婦「あ。でも。ちょっと。夫に相談してみてからじゃないとちょっと。あれなんで」

宅配「うんうんうんうん。わかります。奥さん。でも。誰が貴方の声を聞いてくれますか?旦那さんは、貴方の声を聞いてくれるでしょうか?有効に利用してくださっていますか。私ならば、奥さんのその声を必ず有効に、刺激的に利用することができると思いますよ。」

主婦「ちょっとよくわからないのですが」

宅配「えっと。イエス山口はご存知ですよね」

主婦「えっと。」

 課長「斉藤。」

宅配「ますは。こちらをお聞きになってください。」

 斉藤「はい。」

宅配「彼のファーストアルバム「旧約精子」です。」

 課長「あった?」

主婦「あの。」

 斉藤「いや。え。あの」

宅配「もし。興味がありましたら、きてください」

主婦「あの。」

宅配「あなたの叫びが世界に響きますように」

 

【会社】

課長「ないの」

斉藤「いや。」

課長「あったの」

斉藤「ない、はい」

課長「あのさ。」

斉藤「はい。」

課長「言ったよね。ねぇ。わかってる?ことの重大性を」

斉藤「はい。」

課長「はい、じゃなくてさ。わかってるんだったらなんでそういうことになるの」

斉藤「・・・」

課長「個人情報は」

斉藤「お客様の財産です。」

課長「だよね。それをなくしちゃったってことはお預かりしたお金をなくしちゃったことと同じなんだよ」

斉藤「はい。」

課長「はいじゃなくてさ」

斉藤「その。疲れすぎてました」

課長「みんな疲れてるんだよーーーーーーえ?ふざけてる?」

斉藤「はい」

課長「みんなまじめにやってるのにどうしてお前だけふざけられるのドラえもん」

斉藤「ぼくドラえ」

課長「斉藤」

斉藤「何したらいいでしょうか」

課長「電話とっておいてくれるだけでいいよ。」

斉藤「いや、もっと」

課長「ほんとに余計なことしてくれないでくれよ。」

斉藤「すいません」

 

【新居】

不動「あ。どうぞ。どうぞ。どうぞ」

幸子「へー。結構いい部屋じゃーん。ね。」

教師「そうだね。」

不動「日当たり良好、駅からも近いですし。こんな良物件はないですよ」

幸子「ですよね~。だって、どうする?」

教師「そうだね。うん。いいんじゃないかな。」

不動「ありがとうございます。じゃ。ご契約ということでよろしいでしょうか」

幸子「あ、おねがいします」

不動「ありがとうございます。それではこちらの契約書のほうにサインを」

 

【学校】

夏子「先生、いま大丈夫ですか?」

教師「あぁ。いいぞ」

夏子「あの。この問題なんですけど」

教師「ん。なんかいい匂いがするな」

夏子「え。そうですか。別になんにもつけてないですけど」

教師「お、そっか。ごめん、ごめん。えっと。あぁなるほどね。」

夏子「先生って結婚するんですか」

教師「え。なんで?」

夏子「え。うわさですよ」

教師「なんでうわさになるんだよ」

夏子「結婚するんですか」

教師「さぁどうだろな」

夏子「結婚するんだ」

教師「別に。そうは言ってないだろ」

夏子「まぁいいけど。」

教師「なんだ。さみしいか」

夏子「あたしね。」

教師「なに」

夏子「先生の秘密しってるんだ。」

教師「なんだ先生の秘密って。」

夏子「ねえ。気になる?秘密」

教師「別に。」

夏子「あっそ。ふーん。いいのかなぁ。」

教師「なんだよ。」

夏子「知りたい?」

教師「うん」

夏子「じゃあ・・・・・・。」

教師「ばかか。」

夏子「まじめか。」

教師「あたりまえだ。」

夏子「でも。いつかすることになるよ。絶対。」

 

【新居】 返事がおそい

幸子「あなた」

教師「ん?」

幸子「みて。キッチン。「あなたー。ところてんできたわよ。」って。うふふふふ」

教師「俺の奥さんは天才」

幸子「ね。いいね。「はい。ほら。さっさと食べちゃって」」

教師「はーい。ぁおいしそ」

幸子「ちょっと。ぼさっとたってないで。」

教師「あ、ごめんごめん」

幸子「とりあえず鏡見てきたら?寝癖すごいよ。」

教師「え?うそ。ちょっと寝すぎたかな」

幸子「いいかげん。起こされなくても起きてよね。」

教師「ごめーん」

幸子「いつもいつも帰ってくるのが遅いからそうなるんでしょうよ。まったく」テンポ

教師「え?」

幸子「てね。」

教師「はは。びっくりした。」

幸子「暮らすんだね。二人で。」

教師「そうだね。」

幸子「今日はどうする?」

 【学校の廊下】 

夏子「相田君」

教師「あぁ。今日は家に帰るよ。」

 相田「え?あ。えっと」

教師「引っ越しの支度もしなくちゃいけないし」

 相田「小島さんだっけ」

夏子「そうだよ」

相田「え、なに」

 夏子「相田君ってさ。

 夏子「吉川さんと付き合っているの?」

 相田「え?なんで。」

 相田「え?そう見える?」

 夏子「うん。え。違うの?」

相田「あん。

夏子「そうなんだ」

相田「ま。でも。本当、全然あっちは

夏子「聞いてみればいいじゃん」

相田「え。あー。え。いや。

夏子「私、聞いてあげよっか」

相田「え。いいの。てか、え。友達なの?吉川さんと」

夏子「友達だよ。幼馴染」

相田「え。あ、そうなんだ。」

夏子「どうする?」

相田「え。いいの?」

夏子「いいよ。」

相田「え。じゃあ。え?あぁ・・・お願いします。」

夏子「わかった。じゃあ。また連絡するね」

相田「うん」

 相田が行く。ブス女が入る。

夏子「あ。良子ちゃん」

夏子「良子ちゃってさ。相田くんのことが好きなの?」

ブ女「・・・なんなんですか」

夏子「良子ちゃんのこと応援したいと思って。」

ブ女「・・・それはそれは。」

夏子「相田くんのタイプってしってる?」

ブ女「・・いや。」

夏子「処女じゃない子。だって」

ブ女「処女」

夏子「なんか処女はめんどくさいんだって」

ブ女「・・・そうなんですか」

夏子「良子ちゃんはまだだよね」

ブ女「まだです。」

夏子「吉川さんもだよ」

ブ女「・・・」

夏子「だからもし良子ちゃんのほうが先に処女を捨てられたりしたら。相田くんは良子ちゃんの方を好きになってくれるかもしれないね」

ブ女「・・・」

夏子「ね。」

ブ女「・・・」

夏子「私は良子ちゃんの味方だから。がんばってね」

 ブス女が行く、相田がくる 

相田「どうだった。」

夏子「どうだったと思う?」

相田「まぁ嫌われてはいないとおもう。けど。友達かな」

夏子「はずれー」

相田「え。どういうこと。どっち。え。どっち?」

夏子「直接聞いてみたほうがいいかもね」

相田「え。なにそれ。え?」

夏子「がんばってね。相田くん」 

 

夏子(魔物モード)ではける。

 

【学校】

ブ女「ねぇ。」

吉川「・・・」

ブ女「吉川さんは、どう思ってるの。」

吉川「・・・」

ブ女「わたしは。相田くんのこと好きーーー。」

吉川「・・・」

ブ女「まって。ねぇ。1つだけ。一つだけ。おねがいだから。相田くんのこと悩ませないでよ。」

吉川「・・・」

ブ女「まぁいいけど。わたしはほんとのほんとにほんきなんだから」

吉川「良子ちゃん。」

ブ女「ん?」

・・・ぶーす」

 吉川、相田のメアドを捨てる、ブ女がそれを拾う。

 

【電車のホーム】  

 斉藤、電車のホームで電車を待っている。

「まもなく、5番線に快速急行の到着です。お待ちの方は黄色い線の内側までお下がりください。」

【冬】

斉藤「こんなにも糞みたいな自分に、いったい何の意味があるのだろか。僕がいること自体がただの害にしかならないのならば、もういっそのこと、死んでしまったほうがいいんじゃないだろうか。その方が社会の役にたつんじゃないか。自分が生まれてきたことに、すこしは意味があるんじゃないかと思っていた自分が恥ずかしすぎて、もう、土に埋もれて死んでしまいたい。もしも全てを終わりにしたらどうなるんだろう。楽になるのかな。でも、きっとしない。結局、僕はこの忌々しい世界でしか生きていくことしかできな。いんだ、やめよう。やめようかな。でも結局何も変わらないまま、俺はまた、同じ場所へと帰っていく。所詮おれは俺だからね。結局俺の冒険なんてそんなもんだ。山手線みたいにぐるぐるぐるぐると、とらわれている。走っている電車から降りることはできないんだよ。 なら、いっそ。俺もろとも。こんな世界とめてやるよ。」

主婦「夫とセックスをしなくなってからもう3年がたちました。セックスだけが愛の形ではないということはわかってはいますが、どうしても体は体を求めてほしいという思いを未だに捨てきれずにいます。頭ではわかってはいるのですが、自動的に求めてしまうのです。乳首が彼を求めています。あそこが彼を求めています、そんな彼らの多数決の結果、私は彼を激しく求めているんです。でも、彼はとてもとても忙しいから。そんなバカなことをする時間なんてないから。だから私は、私の体をいま必死で説得しているんです。こうやって、こうやって」

 

彼女「わかってるんだよー。私だって。もう終わりがきているって。でもねー。そんな。はい、そうですかってうけいれられるはずないじゃない。こんなイケメンともう出会えるはずがないじゃないですか。私たちはいつだってラブラブじゃなきゃいけないの。嘘だっていい。嘘になったっていい。形だけだっていい。そうしたいから。そうでありつづけたいから。だってさ。愛だってなんだって、留めようとしなきゃ。するすると、逃げていってしまうものなんだから。努力が大事。弛まぬ。努力だよ。努力努力。こうやってね。むにゃむにゃ・・・大好きだぞ・・・てね。」

 

店長「彼女に別れをつげようと思う。手を握りながら、彼女は寝ている。彼女とつきあって3年だ。誰しもそうかもしれないが。すっかり付き合い始めたころの感情はない。つきあいはじめたころは、二人ですることがすべてが新しかった。世界を改めて、再定義するようだった。3年もたつと、その再定義の作業もすべて終了し、ひとつの辞書ができあがってしまった。その辞書をひけばすべてのことが乗っていたし、新鮮だった事実もすでに古めかしい歴史になっていた。彼女は、ぼくとちがってよくしゃべる。本当によくしゃべる。でも、最近は。なんとなく。もう限界の会話をつなぎとめているような感じがする。僕も特に感動のない会話に対して大きなリアクションをとってみたりする。「じゃあね、ばいばい」って笑顔で言ったあとに、大きなため息をついたりする。もう限界なんだ。次に僕らの間に大きな間が空いたときに、彼女に別れをつげようと思う。」」

 

〈夏〉

教師「女子高生とやりたい。しかしながら、先生は先生であるがゆえに、その感情というものを表に出すわけにはいかない。これがモラルというものであり、社会生活の中で欠かすことのできないものです。感情というものは、いくら蓋をしても吹き零れる泡と同じでありまして、我々にできることは、それをどれだけ抑圧するか、無意識の果てに抑圧しきることができるのか、ということでしか。まともな人間ではいられないのであります。つまりは、自分の感情に敏感になるということは、その蓋の存在に気づくことになりかねず。鈍感に生きるということも、ひとつの正解だということを覚えておいてほしいのです。」

幸子「幸せは歩いてこない。だから歩いてきたんだよ。一日一歩三日で散歩散歩進んで、もすぐ結婚式。式場もきまったでしょ。呼ぶ人も決まったでしょ。料理も決まったでしょ。あとは。あとは。うふふふふ。幸せ。ほんと幸せ。あんな素敵な人と出会わせてくれて~ありがとー神様。も~感謝してもしきれないぜ~」

 

斉藤「でも神様って不平等だよね」

 

 

神「でもさ。すべての幸せと不幸せが均等で均一であることに君は秩序を感じるか?秩序ってのはさ、情報として一定の法則性のあるものだろ。だから、均等なんてものはさ。何も意味をなさないんだよ。不均一であるこの宇宙だからこそ。その意味を理解しようとする意志が生まれるわけ、その意味さえわかればさ。希望があるわけじゃない。だから誰しも必死こいて悩んでいるわけじゃない。でもまぁいくら考えたって。意味も希望もないんだけどね。だって適当に作ったんだもん。」

店長「死ねよ」

電車から降りる。

 

第二章 ただいま、最悪の世界・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

相田「ただいま」

ブ女「ただいま」

秋子「ただいま」

斉藤「ただいま」

主婦「ただいま」

教師「ただいま。あ、もしもし。あの。マフユちゃん。っていま大丈夫でしょうか。はい。あ、はい。60分で。はい。あー。じゃあ。えっと体操服で、はい。あ、わかりました。はい。おねがいします。」

春子「いってきます」

幸子「ただいま」

社員「ただいま」

夏子「おかえり先生」 椅子3

 

エリア1 幸子 主婦

エリア2 店長 彼女 教師 夏子

エリア3 斉藤 春子、春彼  

エリア4 社員 杉山

エリア5 相田 ブ女 秋子

 

 

【夏子の家】2ハケ

双眼鏡で教師の家を覗く。

 

【店長の家】エリア2

店長「ただいまー」

彼女「あー。もうほんと疲れた」

店長「おつかれー」

彼女「もうやんなっちゃうよね。つまんない仕事ばっかりまかあれてさ。私はお茶くみじゃないっての。そんなのはR2D2にやらせとけっていうの。」

店長「そうだね」

彼女「絶対さ。2022年にはOLの大半はロボットにうつりかわってると思わない?」

店長「それはちょっと早いんじゃないかな」

彼女「結局そうなるんだったら、なに、私がやってることは人間からロボットへの中継ぎですか。」

店長「じゃあ先発は」

彼女「そういうのってほんと無意味っていうか。生きる意味を感じられないんだよね。」

店長「あの。」

彼女「だってさ。ほら。先生も昔言ってなかった。ほら。」

店長「あの」

彼女「『学校でのテストの大半は計算力と記憶力を図られるが、そんなものは結局はコンピュータにはかなうはずがないのだから、我々人間がこれから勝負すべきは、クリエイティブな発想力なんだ』って。どこにクリエイティブ発揮する場所があるんじゃい。人生なかなかうまくいかないわね。先生はいろいろ教えてくれたけど。人生なかなかうまくいかないってことは。教えてくえなかったわね。まったく。」(魔物モード)

店長「黙れ!おしゃべり糞野郎。」

彼女「あーつかれた。あ。ごめん。なに?」

店長「いや。」

彼女「あぁ。バイトの面接どうだった?」

店長「あぁ結構しっかりした・・・」

彼女「へぇよかったったね」

店長「あのさ。」

彼女「あぁごめん。電話。」

 

春子「ピンポーン」

 

【幸子の家】エリア1【教師の家】エリア2

春子「おじゃまします」

教師「あ、どうも」

春子「ちょっとお店のほうに電話かけますね」

幸子「あ、もしもし。みちこ?」

彼女「あ、さっちゃん。久しぶり。どうしたのー?」

幸子「え?実はちょっと。報告することがあって。」

彼女「え。なに結婚」

幸子「結婚」

彼女「え」~うっそ。すごい。おめでとう。。」

幸子「ありがと。そ、そ。でね。その。あの。結婚式の二次会の幹事お願いできないかなぁって思って。」

彼女「あん、まかせてよ」

幸子「ありがと~。あぁじゃあまた近くなったら詳細メールするね。うんじゃあね」

教師「はい」

春子「あ、いま。お会いしましたー。」

春彼「はーい。がんばってねー。ちゃんと聞いてるから」

春子「はーい。わかりました。はーい」

幸子「今頃なにしてるかなぁ」

 教師「かわいいね」

春子「緊張してます?」

教師「え、もういいんですか」

春子「あ、先にお金もらっていいですか」

教師「あ、すいません。えっと」

春子「2万3千円でお願いします」

教師「2万3千円。はい」

春子「ありがとうございます」

春子「興奮してる?」

教師「それはもちろん」

春子「女子高生とセックスだもんね。」

教師「ほんものなの?」

春子「ほんものだよ。学生証みせよっか」

教師「いいよ。」

春子「したかったんだ。女子高生と。」

教師「うん」

春子「かわいい。」

 春子「じゃまずどうしよっか?」

教師「なんでもいいの?」

 春子「先生のお気の召すままにしてください」

 教師「じゃあ・・」

 教師「手さわっていい?」

 春子「いいよ」

幸子「さてと。そろそろ。おやすみのでも電話しよっかな。・・・」

 

 教師「指。でちゃったね」

 春子「うん」

 教師「さわるよ」

 春子「いいよ」

 -彼氏の携帯が鳴る。教師、切る。

幸子「おやおやおや。おやすみなさい」

 春彼、幸子、夏子、オナニー

 春子「手。出して。こんどは私がしてあげる。」

教師「うん。・・・いい匂い」

 

【店長の家】エリア2

彼女「結婚だって。」

店長「へぇ?だれ?」

彼女「さちこ。高校のときの同級生の」

店長「あぁ。へぇ。おめでたいね。」

彼女「ねぇ。結婚ねぇ。」

店長「なに」

彼女「なに」

店長「・・・したいの?」

彼女「そりゃあねぇ」

店長「・・・」

彼女「しちゃう?」

店長「あのさ」

彼女「・・・なに?」

店長「なんでもない」

彼女「寝ようか」

店長「そうだね」

彼女「おやすみ」

店長「おやすみ」

 

【社員の家】エリア4【斉藤の家】エリア1 エリア3 

 

男子、女子はける。

斉藤「寝ててよかったのに」

社員「なんか飲む?なんでもいいよね」

杉山「はい、なんでも飲めます」

 主婦「もうちょっとしたらくるかなっておもって

社員「えー、でもほんとすごいよね」

杉山「なにがですか」

社員「偶然じゃん」

杉山「あー、ねぇ。ほんとに」

 斉藤「いいよ。無理しなくて。」

社員「あ、はい(お酒をわたす)」

杉山「あ、どうも」

 主婦「問題。今日は何の日でしょう?」

社員「じゃ。まぁとりあえず」

杉山「えっと。」

 斉藤「えっと」

社員「運命の再開を祝して」

二人「乾杯」

二人「ぷは~」

 主婦「正解は。排卵日でした。」

社員「え。杉山くんていま彼女いるの」

杉山「うぇ。え?なんすかいきなり」

社員「いや。いるのかなって思って」

杉山「いないですけど」

社員「そうなんだ。」

社員「へぇ。」

社員「でも。イケメンになったよね」

杉山「いや。かわってないっすよ」

社員「変わらずイケメンか、気付かなかったな」

杉山「冬子さんはあいかわらず魅力的ですね」

社員「なにもでないよ」

杉山「いやほんとに。大人の魅力がマシマシでツユだくだくみたいな」

社員「最近別れてね。」

杉山「あ、そうですか・・・」

社員「いいの、いいの。なんかもともと付き合っているのかいないのかわかんないような関係だったから」

杉山「そうなんすね」

社員「ん。」

杉山「え。なんですか」

杉山「え。」 

社員「おねぇ様は悲しみに溢れているのだ」

杉山「え。」

社員「はやく」

杉山「じゃ。失礼いたしまして」

社員「癒されるー」

杉山「こんなんでよろしければ、またいつでもしにきますよ」

社員「ふ。従順な後輩をもったもんだね、私は」

杉山「僕としては夢みたいですから」

社員「押し倒して」

杉山「え。」

 主婦「ねぇ」

社員「そのまま押し倒して」

 斉藤「ごめん疲れてるんだ」

社員「なんて。冗談だよ」

 主婦「なにが?」

杉山「いや。あ。ごめんなさい」

 斉藤「お風呂入ってくる」

杉山「あの。真剣に付き合ってみませんか」

 主婦「おやすみなさい」

社員「・・・ちょっと重いかな」もっとためて

 主婦「って。いちいち言わなくていいよね」

杉山「ですよね~。重いの面倒っすよね。」

 斉藤「おやすみ」

社員「ごめんね」

 主婦「明日もがんばろうね」

杉山「うん。でも。また」

 斉藤「がんばってるよ」

杉山「おやすみなさい」

 主婦「だよね」

社員「おやすみ」

 杉山去る

社員「めんどくさー」

 

社員、携帯で誰かに電話をする。

主婦、もらったCDとチラシを眺める。

 

【教師の部屋】エリア2  

春子「敏感だね」

社員「あ、まぁくん。寝てたでしょ、おやすみってまだ言ってないのに。もう。じゃあ。今日は無理かぁ。いいよ。金曜日まで待てなくなっちゃって。一週間はながいよー死んじゃう。ごめん。無理しなくても。今日はマー君からもらったテディベア抱いてねるもん。いいですよー。まぁくん。会いたいよー。まぁくーん。まぁくん?寝てるし。」

 

教師「え、そう?」

春子「いままでのお客さんで一番敏感だった」

教師「あ、そう。ちょっと早漏」

春子「でも。普通でよかったな」

教師「あ、いま?」

春子「うん」

教師「あ、俺、普通だよ」

春子「え?うんwそうね」

教師「あー。うん」

春子「普段なにしてるの?」

教師「普通に働いてるけど」

春子「どんな仕事?」

教師「教えない?」

春子「いえない仕事なんだ」

教師「別に」

春子「警察とか?」

教師「違うよ。」

春子「ふーん。先生とか」

教師「違うよ」

春子「あっそ。まぁいいけど。」

                         社員「あ、もしもし。今、大丈夫?あ、ごめんなさい。だよね。いい。悪いことしてるってのはわかってるんだけど。急に会いたくなっちゃって。こんどいつあえるかな。うん。わかった。じゃあ。木曜日いつもの喫茶店ではい」

教師「学校たのしい?」

春子「え?うーん。普通」

教師「そうなんだ。」

春子「そうね」

教師「あ。彼氏とかは」

春子「いないです」

教師「あ、そうなの。いそうだけどね」

春子「そうですか。まぁでも。面倒なんで」

教師「あ、そうなんだ」

春子「そうですね。友達といるほうが楽しいんで」

                        社員「あ、もしもし。としちかくん。んーいや、としちかくん上京してるって話。きいたから。え、ほんとなん。いってよ。みずくせぇの。どこらへんすんでんの?池袋?池袋のどのへん?あん、へぇ。でも、懐かしいよね。たまに帰ってる?だよね。なかなかあれだよね。こんどあわね?昔話でもしよーよ。いまとか?冗談だよ。来週とかどうだべ、月曜。ん。いいよ。あ、はい。はいはーい」

                         

 

教師「あ、まぁそれはなんとなく分かる気がする。あぁそうか。まぁ」

春子「え?」

教師「あ、いや。ううん」

春子「そうですね」

教師「でも。たまに寂しくなったりしない?誕生日とかクリスマスとか」

春子「今日、誕生日なんですよね」

教師「え?まじで?あ、そうなの。え?まじか。え、なんかあげようか」

春子「いいですよ。」

教師「いや、あげるよ。何がいいかな」

春子「いいですよ」

教師「あ、じゃ。この花あげる」

春子「・・・ありがとうございます。」

教師「車きてるね、あとどのくらい?」

春子「あとー。あー。5分くらいですね」

教師「そっか。あ、そうだ。じゃあ、あとこれ。聞かせてあげる。プレゼントってわけじゃないけど」

 主婦、CDをかける。

 神の唄が流れる

教師「いいですね」

春子「でしょ。」

 アラームがなる。

 音をとめる。

春子「じゃ、いきますね」

教師「うん」

春子「ありがとうございました」

教師「うん。」

春子「おやすみ」

教師「おやすみ」

教師「あ。ねぇ。君はどうしてこんな仕事してるの?」

春子「セックスが好きだからかな」

教師「そっか、好きなことを仕事できるなんて最高だね」

春子「でしょ?」

 

【車内】エリア3 

春彼「おつかれ」

春子「ただいま」

春彼「またしちゃった」

春子「変態」

春彼「しょうがねぇだろ。お前のエロい声が一番興奮すんだからさ。」

春子「ねぇ。」

春彼「なに。」

春子「なんでもない」

春彼「なんだよ。気持ちわりいな」

春子「次は?」

春彼「今日はこれで終わり。」

春子「あっそ。じゃあ。家の近くまで送ってくれる?」

春彼「その前にキスしようよ」

春子「だーめ」

春彼「キスぐらいいいだろよ」

春子「キスしたらどうせセックスしたくなるでしょ」

春彼「あ?まぁたしかに」

春子「だからしーなーい」

春子「青」

春彼「関係ねぇよ」

春子「クラクション」

春彼「空気よめよ。信号。」

春子「いちいち空気読まないことにルールの」

春彼「なぁ。・・・なんで俺とはやってくんねえんだ?」

春子「ついた」

春彼「じゃあね」

        社員「・・・今日はむりかー」

            社員、親指をしゃぶる。

幸子「きゃー」

 

【教師の家】エリア2【幸子の家】エリア1 

                     主婦「もしもし。あの。はい。あの。ちょっと。やっぱりあの興味があって。」

幸子「もしもし」                                                                                                 

教師「あ。どうしたの?

幸子「いまね。変な夢みたの。なんか。私は高校生で教室で。本を読んでるんだけど。気がついたらもう真っ暗で。もう帰らなきゃって思うんだけど。となりの教室からなんか変な声が聞こえてきて。おそるおそう見にいったらね。あなたのその、、、、それを、、、女子高生が、、、しゃぶってるの。私、思わず声がでちゃって。そしたら二人がぴたっと止まって。あなたがその子に

教師「うん。うんうん。うん。うん。欲求不満かな。」

幸子「そうなのかな」

教師「そうだよ。」

幸子「そうだよね」

教師「うん」

幸子「おやすみ」

教師「おやすみ」

教師(魔物モード)

 

夏子「♪みーちゃったみーちゃった。先生に言ってやろ。・・・おやすみなさい。先生」

 

指を加えてはける。

【斉藤の家】エリア4【社員の家】エリア1【杉山の家】エリア2【秋子の家】エリア1

 

                     杉山「ただいまー」

斉藤「疲れた」とベッドに帰る。

 

                         

 

【春子の家】エリア1

春子「ただいまー。」

杉山「ちっ。散らかってんなクソ。まぁいっか。クソが。」

春母「あ。春子」

新父「あ。どうも。はじめましてー」

春子「え?誰。」

春母「あ。えっとね。え?」

新父「なに?」

春母「え。いってよ」

新父「え。え。そっちがいってよ」

春母「え。そっちがいってよ」

            杉山「あぁあ。めんどくせぇな。」

新父「もう。しょうがないなぁ。えっと。うふふふふふ。パパですー。」

            杉山、指しゃぶる

春子「・・・」

春母「ちょっと。あなたいきなりすぎ~びっくりしてるじゃない」

新父「いや。なんか。びっくりさせようと思って。びっくりさせようと思って。」

春母「ほら。アンタもそんなスットンキョウな顔してないで。ちゃんと挨拶しなさいよ。」

新父「お前、スットンキョウだなんてひどいじゃないか。かわいいじゃないか、すごくかわいい。AKB48みたいじゃないか。はははははっは。」

春母「やだ。それはいいすぎよ。はははははは。」

新父「僕はAKB48がほんとうに好きでね。」

春母「全部言えるのよね。」 

新父「うん。岩佐美咲、多太愛佳、大家志津香、片山春香、小島陽菜、篠田麻里子、高城亜樹、高橋みなみ」

春母「ねー博識。ほら。春子もね。いっぱい色々教えてもらいなさい。」

新父「遠慮なく聞いていいからね」

春母「ね。じゃあ。ごはんにしましょう。春子何食べたい?」

新父「じゃ。オムライスにしょうっか」

春母「そうね」

 春母、新父、(魔物モード)ではける。

 

全員「ため息」

 

雨の音 

 

〈冬〉、

社員「なんか私って。ダメなんですよね。飽きっぽいっていうか。なんていうか。いままでも、すごく一途に好きでいてくれた人とかもいたんですよ。でもなんかすぐ申し訳ない気持ちになっちゃって。だって、全然、わたし、その気持ちに答えられないし。不幸にするに決まっているから。だって、そういう人には、絶対幸せになってもらいたいじゃないですか。私のことなんか好きになっても。絶対幸せになんかなれないし。そのことは自分が一番よくわかっているんです。だから、結果的にっていうか。まぁ自分がいけないんですけど。特定の人と付き合うのが無理みたいな、いいんですけどね。その場、その場が満たされていれば。それがつづけば、ずっと幸せってことだから。いまのところ、まぁ続いてるっちゃ続いてるのか

な。でもね。いつも思ってるんですよ。こんなんじゃダメだぁって。」

 

〈夏〉

夏子「昔々あるところに、赤ずきんちゃんという女の子がいました。赤ずきんちゃんは、森の向こうのお婆さんの家に不幸をとどけるために森の中を歩いていました。道が二つに分かれているところで、それはそれは背の高い先生に出会いました。赤ずきんちゃんは尋ねました。ねぇ先生、先生はどうしてそんなに毛深いの?「それはね。このほうがあったかいからだよ」と先生は言いました。じゃあ先生。先生の口はどうしてそんなに大きいの?それはね。私を食べるためでしょ。うふふふ。学校ってたのしいなぁ」

 

〈春〉

春子「本当はアルバイトは禁止なんだけど。高1のときに親が離婚して。だから、なるべく負担をかけないようにと思って、先生にも言って。喫茶店でアルバイトをはじめたの。でも、やっぱり大学行きたくて。普通のバイトだと全然、勉強する時間とかとれなくて。そんなときにはじめて付き合ったひととお別れして。もうどうでもよくなっちゃって。でも、したくなるわけじゃん。だかららそんな体なんてもう塗りつぶしてしまいたくて、一日だけやってみることにしたの。ドキドキしたなー。だってさ。一生で一人だけを愛せればいいと思っていたのに、一晩で10人の男のチンコをくわえるんだよ。でもね、やりがい感じてるんだ。来る客はみんな世界が終わってしまったみたいな顔してるけど。あとには後悔とか、最悪な日常がまっているんだろうけどセックスしているときだけは幸せそうなんだよ。だから寄りそうんだ、冷たい冷たい地の底で。」

 

秋子「ずっと二人で暮らしてきた。彼ははじめてわたしのことを好きだといってくれた男性だった。なんでも一生懸命な彼は私に対しても一生懸命だった。でも。私は家を出た。私のいなくなった家に別の女が住んでいる。一人暮らしにはちょうどいいくらいの家を選んだ。それでも、食事は多めに作りすぎてしまうし誰かのために食事を作る必要もない。私は帰りたいときに帰って、散らかすだけちらかして、さびしいときは枕を抱きしめればまぁどうにやっていける。私は強い。こうなる運命だったんだ。きっと幸せになれるなんて油断していたから足元をすくわれたんだ。もうこれ以上地獄におちないように注意深く下を向いて歩こう。慎ましやかに生きよう。今日もご飯がおいしい。それだけで十分じゃないか。

 

秋子「そうだラジオをかけよう」 

 

 ラジオがかかる。

 

神「という。お手紙でした。うん。そうね。わかる。悲しい気持ちすごくわかるよ。そーだよねー。でも、きっとね。そんな君にも。いつか幸せがおとずれると思うなぁ。だってさ。止まない雨はないんだから。きっと。降り続く雨がやんだそのあとに、まだ見ぬ運命の人が、虹の架け橋を渡ってくるじゃ・・・ぷふははっはははは。まぁまぁまぁ、大丈夫大丈夫。元気だしてくださいね。」

神「はい。というわけで。ペンネーム・パウロの息子はサンパウロさんでした。ありがとうございました。そんなサンパウロさんには、そうですね。はい、番組特製「突然死」をプレゼントいたします。まだまだお手紙おまちしていまーす。さて。リクエスト曲は、イエス山口で『遠吠え・眠れない夜』です。聞いてください。」

 

相田「え?あ。吉川さん?まじで。?まじでか。しゃ!しゃ!!!」

 

山口「♪眠れない。邪魔くさい。アドレナリン。君。」

   「♪今日という最悪な日を終わりにして。明日という最悪な日を迎えよう」

   「♪最悪と最悪の間のこの時間だけが。僕の救いなのだから」

   「♪眠らせておくれ。夢をみさせておくれ」

   「♪でも眠れない。邪魔くさい。アドレナリン。君。だから叫び続ける。」

 

【男子と女子の家】エリア2・エリア4 

女子「え。なんで怒ってるの?」

男子「怒ってないって」

女子「もう別れなのかな」

男子「え、?なんで」

女子「だって。なんか。ギクシャクしてる」

男子「まってよ。

女子「なんでだろう。なんでうまくいかないのかな」

男子「大丈夫だよ。」

女子「ちがうのかな。わたしの気持ちがおわっちゃってるのかな」

男子「やだよ。そんなのやだよ。」

女子「あやまらないで」

男子「だってさ。僕がもっと魅力的だったら」

女子「違うの。ごめん。」

男子「僕は好きだよ。」

女子「私だって好きだよ。でも。」

男子「でも?」

女子「なんかちがうの」

男子「うーん」

女子「ちがくなっちゃったの」

男子「やだよ」

男子「まってよ。まってよ。」

女子「とりあえず明日話しよう」

男子「うん」

女子「最後のお話になるかもしれないね」

男子「やだよ」

女子「おやすみ」

男子「・・・おやすみ」

 

神「はい・というわけで。パウロの息子はサンパウロさんのリクエストで遠吠え、眠れない夜でした。いや。ロックンロールって本当にすば

 

秋子、ラジオを投げる 

 

全員「おやすみなさい」

 


第3章

 

第3章 世界は終りへと傾いていく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

アラーム。もっとうるさく 

 

 

 

神「やってまいりました。長年にわたって放送しつづけてまいりましたラジオ体操も本日をもちまして。うちきり、ということで。これが。本当に最後の、最後の。ラジオ体操になります。みなさんの幼い頃の夏の思い出なんかを思い出しながら。今日も健やかにやってまいりましょう。それではラジオ体操第一」

 

 

 

 《みんなでラジオ体操》

 

 

 

神「まずはおおきく背伸びをしてのびのびと深呼吸から」

 

 

 

神「今日も元気に出勤する夫婦の運動」

 

 

 

【斉藤の家】声はる

 

主婦「お味噌汁こかったかな

 

斉藤「いいよ

 

主婦「朝は濃いほうがいいかなって思って」

 

斉藤「うん」

 

主婦「今日はおそいの?」

 

斉藤「今日、接待があるからおそくなるかな

 

主婦「また町田とかいきたいよね。

 

斉藤「いってきます」

 

 

 

神「シャワーをあびるお男と男を漁る女の運動」

 

 

 

【秋子の部屋】

 

 秋子、むくりと起きる。

 

秋子「やばい」

 

 ぼさぼさの髪を直し、歯を磨き。本をバックにいれ。急いで外にでる。

 

 

 

【杉山の部屋】

 

  シャワーをあびる。

 

杉山「すー。ああああああああああああああああああああああ。あーあー。川の流れのように」

 

  シャワーからでてくる。

 

杉山「今日はどことでオナニーしよっかな」

 

社員「ぐっ~も~。あ。なんとなくかけてみただけー。えへへ。ねぇねぇ今日、合えたりするする?

 

 

 

神「いつもよりめかしこんでどこかにでかける主婦の運動」

 

 

 

【斉藤の家】

 

主婦「ふふん♪ふんふんふん♪ふふふー。マっ!マっ!マ~ろれひ~。いってきます。」

 

 

 

神「バイトに寝坊した女と夜の営みを終えたカップルの運動」

 

 

 

【店長の家】

 

彼女「えっち。」

 

店長「そっちがしかけてきたんだろ。」

 

彼女「あたしたち。なんでいつまでたってもラブラブだろうね」

 

店長「え?あぁ。なんでだろうね。」

 

彼女「運命の二人だからかな」

 

店長「そうかもね。」

 

彼女「今日も一日がんばろうね」

 

店長「うん」

 

 

 

神「結婚間近の男女の朝の電話の運動」

 

 

 

 【教師の家】【幸子の家】

 

教師「おはよ」

 

幸子「おはよ。うふふ」

 

教師「朝からご機嫌だね」

 

幸子「だって幸せなんだもん」

 

教師「おれも幸せだよー」

 

幸子「らぶらぶ」

 

教師「らぶらぶ」

 

幸子「いってらっしゃい」

 

教師「いってきます」

 

 

 

神「デートに出かける男と何かを企む二人の女の運動」

 

 

 

【相田の家】【ブス女の家】

 

相田「しゃぁーあ。あぁ下北。ぬいぐるみハンター。吉川さん。しゃ。相田」

 

ブ女「よっしゃ」

 

夏子「ふふふふふふふふふふ」

 

 

 

神「成長期を迎え、身体が変化する男女の運動」

 

 

 

【男子の家】【女子の家】

 

男子「あれ。おちんちんが」

 

女子「おっぱいが」

 

男子「おおきくなってるー」

 

女子「おおきくなってるー」

 

 

 

神「一人のバカが奇跡を起こすための準備運動」

 

 

 

【春彼の家】

 

春彼「波にのる、のる。のれ、うーん。のれねぇな」

 

 

 

神「ゴミだしにいく母親と朝食を作る再婚相手の運動」

 

 

 

【春子の家】

 

春母が新父にエプロンをかぶせる、新父が春母にゴミ袋をかぶせる。春母がはける。

 

新父「ゴミをださなきゃね。ゴミをださなきゃ。」

 

 

 

新父「ひらいてとじて、すって吐いて」

 

 

 

【春子の家】

 

新父「あ、」

 

春子「あ、」

 

新父「あ、いや。どうぞ。」

 

春子「あ、。お母さんは。」

 

新父「お風呂場。・・・・で、バラバラになってるよ」

 

春子「え。」

 

新父「なーんて。冗談。びっくりした?ケチャップケチャップ。いまオムライスつくっててね」

 

春子「・・・」

 

新父「ゴミ出しにいってるよ。」

 

春子「・・・」

 

新父「あ、ごはん。あっためちゃうね」

 

春子「いいです。自分でやりますから」

 

新父「いいよ。・・・やっておいてって言われたから」

 

春子「・・・じゃ。すいません。」

 

新父「春子ちゃんはいくつなの」

 

春子「・・・17です。」

 

新父「あ。じゃあ。もう結婚してもいい歳なんだね」

 

春子「・・・」

 

新父「いや。あ。変な意味じゃなくてね。そっかぁ」

 

春子「・・・」

 

新父「あ、この番組。おもしろいよねー。僕もいつも見てる。春子ちゃんも好きなんだ」

 

春子「うぬ~」

 

  春子、チャンネルを変える。

 

新父「あ。」

 

春子「・・・いつまでこの家にいるんですか」

 

新父「悲しいなー。嫌われてるみたいだよね。」

 

春子「いきなり現れて、「はいそうですか」ってなれるはすないじゃないですか。」

 

新父「君だってそうだったんじゃないのか」

 

春子「は?」

 

新父「え?え?君だって。え?いきなり現れたんじゃないのか。え?君は本当に望まれてこの世界に現れたのか。え?君が現れたせいで世界が終わってしまったんじゃないのか。え?誰かが君を受け入れるべきだったんじゃないのか。え?誰にも受け入れられずに、え?君はいまだに彷徨っているんじゃないのか。え?君がしていることも結局同じことなんじゃないのか。」

 

春子「・・・」

 

新父「ねぇ。パンツ脱いでよ。パンツ脱いで家にずっといろよ。」

 

春子「・・・」

 

新父「いうこと聞かないと。お家にいない間にお母さんひどいめにしちゃうからね」

 

春母「ただいまー。」

 

新父「おかえりー」

 

春母「あら。お話してたの」

 

新父「うん。すこしだけ。ほんとに素直でいい子だね」

 

春母「またまたすぎ調子に乗るんだからそういうこといわないで」

 

春子「お母さん。」

 

春母「ん?」

 

春子「いってきます。」

 

 

 

 

 

【男女1】

 

男子「おはよ。」

 

女子「おはよ、喫茶店いこ」

 

男子「なんか飲む?」

 

女子「ロイヤルミルクティ」

 

男子「すいません。ロイヤルミルクティとえっと。えっと。じゃ。アイスコーヒーください。」

 

女子「・・・そういうとこ」

 

男子「え?なに」

 

女子「なに。『えっと。えっと』って。ダサい」

 

男子「ごめん。」

 

 

 

【車内1】

 

春彼「今日は何時からだっけ?」

 

春子「今日はなし」

 

春彼「え?」

 

春子「安息日」

 

春彼「生理か」

 

春子「うん。」

 

春彼「じゃや。なんで呼ばれたの?」

 

春子「仕事じゃなくたっていいでしょ。」

 

春彼「今日は人生最良の日だね」

 

春子「ねぇ私がが別の男とセックスしててもなんにも思わないの?」

 

春彼「それはそれ。これはこれだろ。仕事は仕事、セックスはセックス。好きは好きだろ。」

 

春子「あっそ。」

 

春彼「お前は俺が誰かとセックスしてたらいや?」

 

春子「さぁね。」

 

愚者が現れる。

 

春彼「否定はしないってこたぁ。可能性はあるってことだな」

 

春子「勝手に解釈しないでよ。」

 

春彼「あ。やっべ。」

 

春子「え?」

 

春彼「この間の浮浪者。おいまた見てるよ。」

 

春子「ちょっと待ってて」

 

春彼「え?」

 

 

 

 女子「この間のことわかった?」

 

 男子「え?」

 

女子「しばらく。会うのとかやめよう」

 

男子「まってよ。」

 

女子「待たない」

 

 

 

【春子2】

 

春子「おとうさん」

 

寓者「なに」

 

春子「なんでお父さんはあんな人と結婚したの?」

 

愚者「好きだったからに決まってるだろ」

 

春子「うそ。私ができたからでしょ。・・・間違っちゃったんでしょ。誤算だったんでしょ」

 

愚者「誤って生まれると書いて誤産うふふ」

 

春子「混乱した?私ができたとき。あぁ、もう終わりだって思ったよね。」

 

愚者「でも。」

 

春子「・・・でも?」

 

愚者「愛そうと決めたんだ。生まれたら何かが変わるって思ったんだ。」

 

春子「でも。何も変わらなかったんでしょ。あたりまえだよ。もともと何もなかったんだから」

 

愚者「愛したかったさ。愛したかったけど」

 

春子「でも。私よりも自分のことが大切だったんだよね。」

 

寓者「そうだよ。」

 

春子「しかたがないことだよ。」

 

寓者「そんなことないさ。」

 

春子「じゃあ。仕方があったの?」

 

寓者「・・・」

 

春子「別に恨んでなんかないよ。私は、ただ生まれてきただけなんだから。ね。そのことで。私はお父さんの人生を阻害する権利なんて、どこにもないし。そんなワガママは言いたくない。きっと。お父さんだって。お母さんだって。そういう、なんだろう、結局は上っ面だけの愛の上を滑り落ちて、行き着いた地獄のような極寒の世界で。自分の手を自分の息で暖めながらさ。耐え忍んで、生きたいくんだよね。」

 

愚者「春子」

 

 

 

 風の音

 

 

 

 男子「ねぇ。言ってくれなきゃわからないことだってあるよ」

 

女子「言ったってわからないよ」

 

 男子「なんだよ。それ。」

 

女子「突き合いたいの」

 

男子「え。付き合ってないのこれ」

 

女子「だから。その。それとそれで。突きあいたいの」

 

男子「え?全然わかんない」

 

女子「だから。私のそれと君のそれで。突きあいたいの」

 

男子「うん。わかんない」

 

女子「だから。えっちなことをしたいんです」

 

男子「あ。。。。。やっぱ。そっか。そうだよね。」

 

女子「やっぱりわかってたんじゃん」

 

男子「ごめん」

 

女子「行こう」

 

 

 

愚者「春子早くお逃げ。嵐がくる。」

 

 

 

男子「え?」

 

女子「ホテル」

 

男子「わかった。いまナビウォーク開くから。あれ。電波が。」

 

 

 

【車内3】

 

春彼「え。知り合い?」

 

春子「お父さん。ていうか。早く。車だして。」

 

春彼「え、なんで。」

 

春子「嵐がくるって。あの人の予言あたるんだよ」

 

春彼「またまた~」

 

春子「東京タワーができたときにスカイツリーを予言してたの」

 

春彼「なんでそれを言わないんだよ」

 

春子「いいから早く」

 

春彼「あれ。ハンドルがない、ハンドルがない。ハンドルが」

 

男子「あれ、電波が、電波が、電波」

 

 

 

男子「おっけ」

 

春彼「あった」

 

 

 

 

 

※ここから男子女子はホテルを探し舞台を歩きまくる。春子春彼は舞台は車で運転し続ける。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 神「じゃあ。はじめますか」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

悪役登場/店長・夏子・吉川・山口↓宅配・神

 

 

 

【店長】秋子4入り→4 春子2→3

 

秋子「すいません。おくれました。」

 

店長「初日から遅刻とは大物だな。着替えてきちゃったんだ」

 

秋子「え、だって昨日」

 

店長「うそだって言ったでしょ」

 

秋子「なんかこれ、スカートが短くて

 

店長「ちょっと回ってみてよ・。」

 

店長「いいじゃない。うん。征服されてる感じ。いいよ」

 

秋子「ありがとうございます。」

 

店長「ま、はじめてだから。緊張すると思うけどリラックスして」

 

秋子「はい。」

 

店長「リラックスリラックス。笑顔笑顔。リラックス&スマイル。」

 

店長「いらっしゃいませー」

 

秋子「いらっしゃいませ」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【神】1入り→1ハケ  男子4→3

 

斉藤「あ、もしもし。斉藤ですけど」

 

課長「うん」

 

斉藤「あの・・・」

 

斉藤「やすみます、やすみます、やすやす、

 

課長「よく聞こえないないだけど」

 

斉藤「あ、はい。いきます」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【山口↓宅配「】 主婦2入り→1ハケ 春4→2

 

 主婦、電話をする。

 

宅配「はい。こちら。愛・宅配サービスです」

 

主婦「あの。えっと。カルマ・カルマ・リビドー・リビドー・イド・エス」

 

宅配「はい。わかりました。いま、どちらですか。」

 

主婦「ここに書いてある丸丸森森ビル?の前にきているんですが。」

 

宅配「右手上げてもらえますか。」

 

宅配「左手もあげてもらいますか。」

 

宅配「俺に元気をわけてくれー。」

 

宅配「はい。確認がとれました。そのまままっすぐ進んでください」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【神】社員3入り→3 男2

 

元彼「久しぶり」

 

社員「あ・・久しぶりです。(元彼!)何してるんですか」

 

元彼「あぁ。うん。これから遊園地にいくとこなんだ。今、子供がトイレで。連れてってる。」

 

社員「あ、なるほど(相変わらずの大人の魅力)」

 

元彼「どっかいくの?これから?」

 

社員「いや。今日は一日オフなんで。ソラマチにでもいこうかなって思って(ほんとはただふらふらしていだけ~)」

 

元彼「そうなんだ。」

 

社員「一緒にいちゃまずいですね。(やだ。ほんとは一緒にいたいみたいな感じで言っちゃった)」

 

元彼「だいじょうぶだよもう少し。結構時間かかるんだ、だからちょっと話そう」

 

社員「あ、はい(ダメー)」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【吉川】1入り→1  春3

 

相田「あ。・・・・。どうも。」

 

吉川「・・・」

 

相田「じゃ。いこっか。」

 

吉川「・・・」

 

相田「あ。お腹すいた?」

 

吉川「・・・」

 

相田「空いてない?」

 

吉川「・・・」

 

相田「あ。演劇とか見てみる?」

 

吉川「・・・」

 

相田「演劇はつまんないよねー。くそだよね。くそ。別の。あ。ビレッジバンガードいこう」

 

吉川「・・・見たいです。」

 

相田「え。あ。え?演劇だよ。つまんなくない?おーけー。見よう」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【神】3入り→3 男4→2

 

店員「それではですね。簡単にシステムについて説明しますね。まぁまず、お客様にお時間のほうを選んでいただいて、で。お部屋のほうに入っていただきます。そうしますと、自動的に女の子のほうからお電話のほうがかかってきますので、お話をしていただき、お客様にお相手のほうを探していただくというシステムです。で、時間のほうはですね。30分、1時間、2時間とありまして。

 

杉山「あ、じゃあ。30分で。お願いします。

 

店員「えっと。1時間以上ですと、出入りのほが時間内で自由になりますが、

 

杉山「あ、大丈夫です。

 

店員「かしこまりました。では30分でということで。まぁこの時間ですと、電話のほうはたくさんかかってくると思いますのでご安心ください。ではお部屋のほうは211号室ですね。ごゆっくりお楽しみください。」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【夏子】幸子1入り→4 幸子3入り→4  教師2入り→2ハケ 春2→1

 

彼女「さっちゃんひさしぶり」

 

幸子「みっちゃんも」

 

彼女「とりあえす。スタバいかない」

 

彼女「え。どんな人なの?」

 

幸子「それはね。ぽわわわわーん」

 

 

 

夏子「先生」

 

教師「おぉどうした。今日は部活か。」

 

夏子「いま少しだけ時間いいですか?」

 

教師「おぉいいぞ」

 

夏子「あの・・・私・・・」

 

教師「どうした急に」

 

夏子「わたし、家に帰りたくない」

 

教師「ん?」

 

夏子「先月。お父さんとお母さんが離婚して、新しいお父さんが来て、性的暴行をうけて、妊娠して、殴られて流産したの。」

 

教師「なんだって」

 

夏子「今日も帰ったら。なにされるわかんないよ。」

 

夏子「ねぇ先生。今日だけでいいから先生の家の泊めてほしい」

 

教師「ぬおおおおおお」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

 【店長】彼女・幸子4→2ハケ  男3→2

 

彼女「え。超真面目そうじゃん」

 

幸子「でもみっちゃんだってラブラブなんでしょ?」

 

 彼女「え?まぁねぇ」

 

 幸子「どんなひとなのよ~」

 

 彼女「えっとね、ぽわわわわーん」

 

 

 

店長「そろ。そろ終わりにしよっか。」

 

秋子「まだ閉店までありますよ」

 

店長「いいよ。お客こないし。」

 

秋子「適当ですね。」

 

店長「適当適当。適当が一番」

 

秋子「じゃ。はい。帰ります。」

 

店長「あ。どっかで夕飯食べていかない?」

 

秋子「いや。でも」

 

店長「なんか用事があるの」

 

秋子「命日なんです。」

 

店長「あ。そうなんだ」

 

秋子「カメの」

 

店長「カメの。本当に?」

 

秋子「はい。本当に。兄弟みたいに育ったんです。」

 

店長「それは。帰ったほうがいいね。・・・あ。じゃあ途中まで送っていくよ。」

 

秋子「うそですよ。」

 

店長「うそかい」

 

秋子「なんですか。そのつっこみ」

 

店長「あ。まぁ。いいじゃない。じゃあ夕飯は?」

 

秋子「ごちそうさまです」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

 幸子「あぁ?」

 

彼女「え?」

 

幸子「ああああああああああああ。なんかカラオケいきたくなってきた」

 

 彼女「いいね~」

 

 

 

【神】3 春4→2

 

元彼「うん。彼氏できた?」

 

社員「(なんでそんなこと聞くんですか?)」

 

元彼「どうなの」

 

社員「いないです好きとかよくわからないんで(きっと忘れられないのさー)」

 

元彼「ははははは。そうだよね。好きとかよくわからないよね。」

 

社員「そうですね(いやいや、これが好きって気持ちでしょー)」

 

元彼「でもさ。君が君自身のことを本当に愛せるようになるために時間がかかるように。恋人どうしがお互いのことを本当に愛せるようになるにもただ時間がかかるってだけなんじゃないかな。って最近思う。」

 

社員「(そんなこと言われたらまた好きなっちゃうでしょうがー)」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【山口】 主婦3入り→2ハケ 宅配5→2ハケ 男2→4 まわる!

 

 斉藤「がたんがたんがたんがたん・・・」

 

宅配「あ。どうも。」

 

主婦「あ、どうも。」

 

宅配「すいませんね。お待たせさせてしまって。」

 

主婦「いえ。」

 

宅配「なにぶんこのご時勢なもので。」

 

主婦「あの。ほんと。わたし。歌とか。そういうのはじめてなんですけど。だいじょううぶなんでしょうか」

 

宅配「だいじょうぶですよ。誰でも最初は初めてなんですか」

 

主婦「イエス山口さんっていう方はどんな方なんでしょうか」

 

宅配「彼はもともとな脳科学の研究者だったの。彼の研究は精神というものをコントロールしている脳のコクピットを探る研究だったの。精神や概念というた形なきものたちは、脳という物理的な電気回路の集合体の中でサーキットをなすことによって作り出される、幻影と言っても過言ではない、というのが彼の提言するものだった。つまりは、このシステムというのは。あ、つきました。」

 

斉藤「いきたくない」

 

宅配「ここです」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【神】3→2ハケ  春2→4

 

杉山「あ、もしもし。

 

「あ、もしもし。え、会えますか。

 

 杉山「まってまってまって。もう少し話そ。

 

 杉山「芸能人でいうとどんな感じ

 

上戸あやですかね

 

 杉山「いいよ。

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【吉川】1入り→4ハケ 男4↓3

 

相田「よかったね。」

 

吉川「・・・」

 

相田「あ。そうでもなかった?」

 

吉川「・・・」

 

相田「いや、すごかった。良かったみれて。」

 

吉川「・・・」

 

相田「ってか。暗っ。暗いねー。いま何時だろ。」

 

吉川「・・・」

 

相田「9時かー。」

 

吉川「さむい・・・」

 

 相田、ダッフルコートをあげる

 

相田「寒くなくなったかな」?

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【神】3 春2→1

 

  元彼「今、幸せ?

 

  社員「いえ」

 

  社員「今、幸せですか?」

 

 元彼「幸せ?うん。幸せ。なんにも刺激的ではないけどね。」

 

社員「そうなんだ。つまらなくないですか」

 

元彼「つまならくはない。うん。たぶん。」

 

社員「いいですね」

 

元彼「君はよくばりなんだよ」

 

社員「胃拡張みたいなものなんですよ、びょうき。びょうき。」

 

元彼「あぁ。なるほどね」

 

社員「大食い女王」

 

元彼「はははっははっははは.テレビチャンピオンとか懐かしいね」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

幸子「カラオケ―」

 

彼女「ひさびさー」

 

幸子「わたしも~」

 

彼女「え、今日大ジョブなの。」

 

      彼女「じゃ。私から~」

 

 

 

【店長】  春1→3 男3→1

 

店長「おいしそうに飲むね」

 

秋子「おいしいんで」

 

店長「え、さとうさんって彼氏いるの」

 

秋子「別にどっちだっていいですよ。」

 

店長「彼氏になってもいい?」

 

秋子「断ります」

 

店長「なんで」

 

秋子「終電大丈夫なんですか?」」

 

店長「あ、もうなくなっちゃった」

 

秋子「どうするんですか」

 

店長「え。とめてくれる」

 

秋子「とめてあげないです」

 

店長「じゃあ。送っていきます。」

 

秋子「いいです。」

 

店長「いま俺には無限の時間があるからさ」

 

秋子「・・・・・・・・・家の前までですからね」

 

    

 

      幸子「じゃ次うたいまーす」

 

 

 

四天王「はいはいひはいあはいはい」

 

 

 

【夏子】教師3入り→2ハケ 男1→4

 

夏子「ねぇ。先生。先生はどうしてそんなに優しいの」

 

教師「どうしてって。」

 

夏子「どうして?」

 

教師「うーん」

 

夏子「どうして?」

 

教師「先生だからかな。」

 

夏子「それだけ?」

 

教師「・・・それだけ」

 

夏子「私先生のことが好き。私と結婚して。」

 

教師「無理だ。」

 

夏子「あぁもう死んじゃおうかな」

 

教師「わかった。セックスだけだぞ。」

 

夏子「うん」

 

 

 

彼女「じゃ。まったね~」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【神】3 春2→4

 

元彼「うん。彼氏できた?」

 

社員「なんでそんなこと聞くんですか?」

 

元彼「どうなの」

 

社員「いないです好きとかよくわからないんで。てかこれ二回目じゃないですか」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

【吉川】1 男3→2 春4→3

 

相田「9時半だ~どうしよっか。」

 

吉川「・・・」

 

相田「あ。公園だ。ねぇ。公園いく?公園いこ」

 

吉川「・・・」

 

相田「公園ー。うふふふ~。ね。これ。ね。いい公園だね。なかなかね。」

 

吉川「・・・」

 

相田「ゴホン。あのさ。あの。大事な話があるんだ」

 

 

 

四天王「いぇいいぇい、いぇいいぇい、いぇい」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

春子「まってまってまって」

 

春彼「なに?」

 

春子「このままじゃ逃げ切れない」

 

春彼「じゃあどうすんだよ」

 

春子「家まで連れてって」

 

春彼「おう。」

 

 

 

男子「みつけた!」

 

女子「すごいお城みたい」

 

男子「入るよ」

 

女子「うん」

 


第4章~最終章

 

第4章 世界を終わらすとは、どういうことなのか

 

 

 

スタジオ3】宅配・主婦3入り→3→3ハケ

 

宅配「彼がイエス山口です。」

 

主婦「あ。どうも。はじめまして。えっと。斉藤ユウコと申します。」

 

山口「どうだった。歌」

 

主婦「ほんとによかったです」

 

山口「ありがと。よかった。正直不安なんだよね。いつも何歌ってるかわからないからさ。」

 

主婦「詩は、別の方が書いていらっしゃるんですか?」

 

山口「そうね。なんていうのかな。なんていうの?」

 

宅配「うんこ」 

 

山口「そ。そ。そ。代弁・・・なんだよね。代弁でしかないの。僕は。アンプ。アンプリチュード。で。声を。拡張している。思いを拡張している。ただの代弁者なの。ね。代弁者でしかないんだよ」

 

主婦「はい」

 

山口「僕はね。10歳から20歳にかけての10年間オナニーを我慢し続けていたんだ。禁欲から何かが開けると思ってね。脳みそのふたを強く締め付けることこそがよいよい人間の姿だと思っていたからね。でも結局何も開けなかった。蓄積した煩悩は僕自身に大きな破壊衝動を掻き立て、何万匹ものモルモットたちをその実験の犠牲にせざるを得なかった。で。結局わかったことはさ」

 

宅配「そろそろお時間です」

 

宅配「それではレコーディングスタジオのほうにご案内いたします。」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

【神】1入り→3

 

杉山「もしもし」

 

 杉山「とりあえず。青葉高校ついたけど。

 

 「あ、そうですか。」

 

その、そこの正門に坂があると思うんですけど。

 

 杉山「てか。迎えにきてよ。

 

いや、顔見て逃げられたら嫌なんで。

 

杉山「え、どんだけ自信ないの。

 

 いや、そういうわけじゃないですけど。

 

杉山「まぁいいけどさ。

 

杉山「はい、坂あがったよ。それから?

 

 あ、見えました。

 

 杉山「え、どこ?」

 

 よ

 

まじか

 

 

 

【店長】4入り→2

 

秋子「じゃあ。ここまでで。」

 

店長「あ。そう。そっか。はい」

 

秋子「じゃ。」

 

店長「え。あ。あのさ。」

 

 店長「家にあがっちゃだめ?」

 

 秋子「それはちょっと」

 

 店長「明日休みじゃん」

 

 秋子「そうですけど」

 

店長「予定とかあるの?」

 

 秋子「二人きりになりたいんです。亀と」

 

店長「わかったよ」

 

秋子「じゃ。」

 

店長「おねがい。少しだけ。」

 

 店長「何にも悪いことしないからさ」

 

 店長「これは見逃して欲しいんだけど」

 

店長「なんかしたら一生口きかなくていいよ」

 

 秋子「・・・あ。電球」

 

 店長「とりかえる?」

 

秋子「じゃあ。お願いします。」

 

 

 

 

 

【神】4入り→2  

 

課長「斉藤」

 

斉藤「お疲れ様です。

 

課長「ほんとごめん。」

 

斉藤「え?」

 

課長「守りきれなかった」

 

斉藤「あの」

 

課長「いやね。会社にとってリスクを負ってでも庇うべき存在なのかということについて議論があったんだけど。お前結果だしておけよ」

 

斉藤「いや。あの。それは。もう決まっちゃったことなんですか。」

 

課長「違うよ。辞めろっていうんじゃないよ。人には向き不向きってものがあるからね。向いてる仕事に変えたらっていうの」

 

斉藤「いや。あの結果だしますんで。」

 

課長「いつ出すの。」

 

斉藤「えっと。その・・・」

 

課長「眠くなってきちゃった?」

 

斉藤「はい」

 

課長「はい。じゃなくて。どうやってだよ。

 

斉藤「契約のとれるところ・・・

 

課長「探すの?自分で。探せないからこうなってるんでしょ?探すの?」

 

斉藤「探します」

 

課長「だから。やめたらとかそういうんじゃないよ。向いてないんじゃないんの?って。

 

斉藤「時間の話を。いきなり数字のこととか。言われても。」

 

課長「聞こえないんだよ。ね。」

 

斉藤「すいません。だから、あの。辞めさせないでください」

 

課長「辞めさせないよ。辞めたらって話」

 

斉藤「まってまって」

 

 

 

 

 

【主婦×宅配×山口】4入り→4

 

すべてを吐き出すべきだということなんだよ。理性とか道徳とか宗教とかそういうの関係なしにね。もちろんそんなことをしていたら社会不適合者として社会的に抹殺されるであろうことなんて重々承知さ。この世界はこの神のルールに従わなければならないからね。だから、パラレルな世界が必要なんだよ。君の好き勝手にしていい世界が。君はその世界の神になるんだ。それはつまりは表現をするってことだろ。たとえば、歌を歌うとかっていうことだろ。だから、僕が君にすることは君を新世界の神にするってことさ。」

 

山口「めを閉じて。これから君の主体性を探っていくよ」

 

 

 

【杉山×ブス女】3 ブ女3入り→3

 

杉山「あ・・・・どうも。

 

ブ女「え、なんですか。

 

杉山「いや、なんでもないけど。

 

ブ女「え、ダメですか?

 

杉山「あぁ。そうね。ごめなさいしていですか?

 

ブ女「え、なんでですか?

 

杉山「いや、俺の趣味じゃないから。

 

ブ女「え、不細工だからですか。

 

杉山「いや、そうは言ってないでしょ。

 

ブ女「え、そうですよね。不細工だからですよね。

 

杉山「帰るよ。ばいばい。」

 

ブ女「あの。これ。違うんです。

 

杉山「え、なに?

 

杉山「なに。」

 

ブ女「魔法で呪いにかけられてるんです」

 

杉山「なに、魔法が解けると上戸あやになるの?」

 

ブ女「そうです。私、本当は上戸あやなんです。

 

杉山「あのさ。そんなこと誰も信じないよ。

 

ブ女「私は試していたんです、あなたを。私は待っていたんです。ここまで来てくれる勇者を。

 

杉山「あ、そう。じゃあさ。どうしたら、その呪いはとけるの。」

 

ブ女「いえ、フェラすれば。

 

杉山「してぇだけだろうがよ。

 

ブ女「させてください。

 

杉山「気持ち悪いんだよ。お前。

 

ブ女「させてください。させてください。お願いします。

 

杉山「あのさ。まぁいいや。」

 

ブ女「いいんですか。」

 

杉山「呪い溶けなきゃ殺すからな」

 

 

 

【吉川】1

 

相田「好きです。」

 

 吉川、静かに笑う。

 

吉川「・・・」

 

相田「あ。ごめんなさい。一方的にこんなそんな。いや。でも。本当。こんな感情は生まれて初めてっていうか」

 

吉川「・・・」

 

相田「黙ってないでなんとか言ってよ。」

 

 

 

【夏子】4入り→4 

 

夏子「ここが先生の新しいお家か。・・・奥さんとはもうしたの?」

 

教師「・・・いや」

 

夏子「そっか。うれしい」

 

教師「どうする」

 

夏子「奥さんは?帰ってきたりしない?」

 

教師「わからない。」

 

夏子「ま。いっか。そんなこと。」

 

教師「・・・」

 

夏子「服脱いで。上から。」

 

教師「・・・。」

 

夏子「・・・へんたい。」

 

教師「そんなこと言ってないでお前もさっさとパンツ脱げよ」

 

夏子「いいよ。」

 

 

 

【店長】2

 

秋子「なんで一緒の布団に寝てるんすか」

 

店長「ごめん、できごころで」

 

秋子「よくわからないですね」

 

店長「さとうさんは。ずっと彼氏いないの?

 

秋子「いえ。最近別れました」

 

店長「そうなんだ。ごめん」-

 

秋子「いや。別に大丈夫ですよ」-

 

店長「そう。」-

 

秋子「わたし、」-

 

秋子「なるべく人に嘘をつかないように。生きてきたんです。でも。それよくなかったのかな」

 

店長「俺は楽しいよ」

 

秋子「そんなこと言うのははじめのうちですよ。私と一緒にいても楽しくないですから」

 

店長「そんなことないよ」

 

秋子「どうでもいいです。」

 

秋子「・・・もうどうでもいいから、どうでもいい男とセックスでもしてやろかなって思って。ははははは。」

 

店長「はは。最適じゃんね。

 

秋子「ほんとに」

 

店長「じゃあ。パンツ脱いで?」

 

秋子「いいですよ」

 

 

 

【神】3

 

元彼「まだ俺のこと好き?」

 

社員「さぁどうですかね。」

 

元彼「もし俺が妻と子供を捨てて君のところにいくって言ったらどうする?」

 

社員「刺激的ですね」

 

元彼「どうする?」

 

社員「そういうのはいいです。波乱万丈はもう求めてないんです。」

 

元彼「じゃあ、。あとくされないセックスだけだったら?」

 

社員「デパートですよ」

 

元彼「しゃぶって」 

 

 

 

【男子・女子】

 

女子「わーお。姫様の部屋みたい」

 

男子「ほんとだ」

 

女子「ねぇこれ」

 

女子「コンドーム」

 

男子「なんなの」

 

女子「これをつけるのが大人のモラルなんだって。雑誌に書いてあったんだけど」

 

男子「なるほどね」

 

女子「緊張してる?

 

男子「ごめんやっぱ無理だ」

 

女子「私のこと嫌いなの?」

 

男子「違うよ。」

 

女子「いくじないし」

 

男子「いくら言われたって。いいさ。怖いんだよ。僕は。すべてが終わっちゃうような気がして」

 

女子「終わらないよ。始まるんだよ」

 

男子「どんな世界がはじまるの?君は知ってるの?」

 

女子「知らないけど」

 

男子「それは本当にすばらしい世界なの?」

 

女子「そんな確証はないけどさ。でも。そうかもしれないじゃん」

 

男子「嫌だよ。嫌な予感がするんだよ。」

 

女子「信じてるよ。私は。」

 

男子「本当に」

 

女子「ていうか。気持ちよくなりたいのーーーーーー」

 

男子「わかった」

 

 

 

春子1入り→1 春彼1入り→1→1ハケ

 

春彼「ついちゃったけど。」

 

春子「うん。いってきます」

 

 

 

【山口×宅配×主婦】4

 

山口「君は今何を感じてる」

 

主婦「セックスしたい」 

 

山口「うん。そいつは最高のロックンロールだ」

 

山口「声を出してみよう。」

 

山口「ロックンロールこそが↓全宇宙に通じる宗教なんだよ。」

 

 

 

主婦「♪でもあなたにはわからないでしょう。あなたはわたしじゃないから。あなたの気持ちもまたわかりません、わたしはあなたじゃないから。黙って抱いてキスをして。好きっていって愛して。それだけでいい、ウソ。たまにはどっかに連れてって。黙って抱いてキスをして。好きっていって愛して。それウソクサクテモ。それしかないからしかたない♪」

 

山口「僕はね。全人類の救いになりたいわけ。人間の体っての大きく三つに分けることができる。それはね。頭と心臓と生殖器だよ。これらは全てばらばらの源泉なんだよ。トリレンマ。三位一体説だよ。だからね。昔の人はさ。ロボトミーとか去勢なんて荒療治を考え付いたりしたまったわけなんだけどさ。そういったもの根本的な解決にはならないわけだよ。根本的な解決ってのはなんだ。どうしようもない愛はどうすればいいんだね。どうしようもない愛はどうすればいいんだね。まともな愛ってなんだね。間違ってるってだれが決めたんだね。神さまか、哲学者か、そんなやつら全員ぶっ殺してやる。ぶっ殺して根本的な解決に?ならないよ。でもね。だから。なんだ。え。なんだ。よ。なんだよ。なんだよ。どうすればいいんだよ。セックスしよ。あの頃の、原始のころのボクらにもどって。セックスしよ。フリーセックスインタラションアトラクティブインフレーションコスミック。ビックバン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【夏子×幸子×教師】【春子×春母×新父】【男子×女子】動き

 

幸子「ただいまー」

 

彼女「もしもーし」

 

夏子「おじゃましてます。」

 

幸子「あ・どうも」

 

元彼「僕はね。本当は君と結婚したかったんだ。」

 

杉山「俺ね。この間、昔好きだった先輩と偶然あったの」

 

彼女「なにしてますかー。」

 

店長「きもちいい?」

 

春子「ただいま。」

 

春母「おかえり、遅かったわね」 

 

新父「もうまちくたびれたよ」

 

 

 

幸子「え?ちょっと何やってるの」

 

夏子「先生とセックスしてるの」

 

  春母「二人っきりになっちゃったね」」

 

元彼「君がどんだけ浮気したって僕は構わなかった。

 

杉山「いや。ほんと偶然でびっくりしちゃった。」

 

    彼女「今からかえりまーす。

 

店長「はぁはぁ」

 

     春母「ほんとよ。お父さんずっと待ってたんだから」

 

春子「すいません」

 

春母「私は片親だからって。言われたくないの。それだけがお母さんの誇りなの」

 

 

 

夏子「ちょっと、やめてよ。」

 

幸子「気持ちいことは辞められませーん」

 

春子「何勝手なことしてるんだよ

 

元彼「それは傷ついたよ、傷ついたさ。」

 

杉山「でも嬉しくて。嬉しくてさ」

 

彼女「幸子とあったよ~。

 

店長「気持ちいい?」

 

    春子「分かるよ」

 

春母「わかってない。あんたはなんにもわかってない。だから沿う言う口が利けるんでしょ。

 

 

 

夏子「ねぇ。ちょっと、ちょっと。」

 

教師「いま、集中してるんだよ!」

 

  春子「二人っきりになっちゃったね」

 

元彼「なんど君がほかの男とセックスをしているところを想像して、頭がおかしくなりそうになったかわからないよ。

 

杉山「で。先輩の家にいくことになって」

 

彼女「やっぱり結婚っていいね~。

 

店長「あぁあぁ」

 

     春母「ねぇお願いだからよい子でいてよ私みたいにならないでよ。」

 

春子「お母さん」

 

 

 

幸子「あんた今自分が何やってるかわかってるの」

 

夏子「おばさんは。最近、先生とセックスしてる?」

 

元彼「でもね。それでも。僕は君とずっと一緒にいたかった。

 

   社員「でもね。やんなかったの、俺やんなかったの」

 

彼女「この間は冗談半分で言ったけどさ~。どうなのかなぁ私たち。

 

店長「すごい。すごい」

 

    新父「よ。教育」

 

春母「たまにはお母さんみたいなことしなくちゃね。」

 

新父「すてきだな」

 

春母「そんなことよりほら」

 

 

 

夏子「賞味期限切れものは食べてもらえません。ふふ」

 

幸子「ちょっとなんなのよあんた」

 

夏子「悪魔でーす」

 

元彼「だから、許しただろ。なんども、なんども。なんども、なんども。なんども。」

 

杉山「でもそういうんじゃなくてつきあいたくて」

 

彼女「私は、いいかなぁって思ってるよ。

 

店長「あぁぁあぁ」

 

    新父「ねぇ。ちょっと。パンツ脱いでくれないかな」

 

春母「ほら。さっさと脱ぎしなさいよ。」

 

 

 

幸子「え?何これ雨もり」

 

夏子「あはは欠陥住宅」幸子「あーーーもういや」

 

元彼「いつか。僕だけを見てくれると思っていたんだよ。」

 

杉山「やっぱセックスすればよかったのかな」社員「ごめんなさい」

 

彼女「最近はほら、私もちょっと無理しちゃってるとことか。あったりとかするけど」

 

店長「あぁやばい」

 

     春母「いいかげんにしないとお母さん怒るわよ」

 

春子「ねぇお母さん!

 

 

 

幸子「ねぇ。もうやめてよ。

 

教師「うるさいんだよ。なんで今帰ってくるんだよ。

 

元彼「まぁいいんだ。すべて終わってことだから。ね。」

 

杉山「結局オナニーしちゃって」社員「勝手に終わらせないでよ」

 

彼女「でもそれも愛の形っていうか」

 

店長「いいよ。いいよ」 秋子「あぁぁ」

 

    春子「・・・お母さんは、この人と私どっちが大事なの」

 

春母「・・・うーん。」

 

春子「悩まないでよ。」

 

 

 

幸子「ねぇ。なにしてんのよもう!」

 

教師「見ればわかるだろうよ」

 

元彼「君は性の奴隷だよ。」

 

社員「俺やりたかっただけだったのかな。」

 

   彼女「それはちょっと反省しなきゃってところなんだけど。

 

店長「すごくいい」

 

    春母「いや。すこしは悩まないと悲しむかなっておもって。」

 

春子「私はお母さんのこと好きだよ。」

 

春母「それはあんたは私を頼らざるをえないからだよ」

 

春子「違うよ。

 

 

 

幸子「あたまおかしいんじゃないの。あ。お母さんだ。」

 

夏子「先生~」教師「きもちいい」

 

元彼「一生、終わらない一生、幸せになれない。」

 

杉山「もう愛とか性とかめんどくさいよ」。

 

彼女「結婚したらさ。

 

店長「あぁあぁ」

 

    春子「ほんとだよ。だから愛してほしいんだよ」

 

春母「だから、なに、お小遣い?なによ。全然言ってる意味がわからない」

 

春子「お母さん」

 

 

 

幸子「うん。だいじょぶ。大丈夫。」

 

夏子「先生~」教師「いい匂い」

 

元彼「僕はどうか君に幸せになってもらいたいんだよ。」

 

杉山「そんなくだらない愛のためにもう貴重な時間を費やしたくないんだよ。

 

彼女「また新しい世界がはじまるんじゃないかなって思うんだよね。

 

店長「きもちいい」

 

     新父「あの・・・待ってるんですけど」

 

春母「あ。ごめんね。ほら。あんた。必要とされてるのよ。よかったじゃない。早くしてよ。」

 

春子「お母さん」

 

 

 

幸子「うん。じゃあ。またあとでかけるね。え?なに?」

 

夏子「先生~」教師「好きだよ」

 

元彼「君は正直に逃げて正直に溺れているんだけなんだ」

 

社員「たすけてよ。」

 

杉山「でもやっぱり好きなのかな」

 

彼女「とかいって。まぁいいさぁ。」

 

店長「きもちいいよ」

 

     春母「ねぇ。あんただって普通に男とやってるんでしょ。さっさとしなさいよ。」

 

新父「早くしてって」

 

春母「早くしなさいよ」

 

幸子「切るっていってるでしょ。いいかげんにしてよ!」

 

夏子「先生~」教師「愛してるよ」

 

元彼「これも愛でしょ」

 

社員「ただのちんこだよ」

 

杉山「あぁわかんねぇよ」

 

元彼「いいから。続けてよ」

 

彼女「電話待ってマースい」

 

店長「あぁぁぁっぁぁ」

 

     春母「早くしなさいよ」

 

      斉藤「辞めさせないでください」

 

       男子「やだやだやだやだ・・・・・」

 

夏子「うっふふふふふふ」

 

     社員「はぁはぁはぁ」

 

              秋子「ああああああーーーーーーー」

 

              春子「いや!やだ。もうやだ。やだ。

 

               教師「邪魔すんなっていってるだろ」

 

                 彼女「やだ、車に引かれる」

 

     春母、春子を追い回す。春子、裸足で家を出て行く。

 

新父「バタン」

 

春母「出てちゃった。」

 

 新父「でちゃった」

 

元彼「あ、まって」

 

秋子、イク。幸子。死ぬ。彼女、死ぬ。社員、フェラをやめる。

 

         新父「拭いて」

 

    教師「つづけよう」

 

     店長「俺もして」

 

元彼「ちょっと歯が当たって痛いから気を付けて」

 

 

 

春子「おい、あけろよ。ここはアタシの家だろうがよ。なんでお前がなかにいるんだよ。ねぇ!あけてよ。   春子「あけてよ。ねぇ。お願いだから。あけてよ。お母さん。ねぇ。入れてよ。言ううこと聞くから。わがまま言わないからねぇ。お母さん!お母さん!」」

 

 

 

 相田「吉川さん。なんで笑ってるの?ねぇ。なんか言ってよ。ねぇ。不安になるだろ。好きになっちゃうだろ、惹かれるつづけちゃうだろ。なんか言ってよ。なんか言ってくれればいいんだよ。ダメならダメってさ。言ってよ。ねぇ。ほら。言ってよ。ダメなんでしょ。どうせ彼氏とかいるんでしょ。そうだよね。吉川さんは魅力的な人だから絶対彼氏いるよね。いるとおもうよ。昨日も彼氏の家で寝てたのかもしれないよ。今も彼氏が見てるのかもしれないの。でも好きなの。高嶺の花だってことはわかってるの。でも、もう好きだからさ。好きで好きでしょうがないからさ。もうどうしようもないんだよ。もういやなんだよ。終りにしたいんだよ。こんな自分をさ。ねぇ。言って。言って。なんでもいいから。なんでもいいから。お願いだからねぇ。言えよ。・・・なんで言わないんだよ。なんにもわからないよ。」

 

 

 

ブ女「相田くん。あたしは相田くんのことが好きよ。相田くんが誰を好きだって。わたしは相田くんのことが好き。どうしてだかは、わからないけど。相田くんのことが好き。私のこと眼中にないことはわかってるだって私、不細工だもん。でも、もう好きだから。好きで好きでしょうがないから。もうどうしようもないんだよ。私の目の中には相田くんしかいないから。相田君しかみれないの。相田くんが誰を好きだって。私はいつだって相田君の味方。相田君を傷つけるやつはかたっぱしからぶっとばしてやるから」

 

 

 

斉藤「ちょっと。待ってー。待ってー。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。もっと頑張ります。もっとがんばりますんで。がんばります。がんばります。がんばります。がんばります。がんばるんで。お願いだから仕事辞めさせないでください。あーーーーーーーーえ~。ほんとにか~。え~。いや~無理ですよ。それは無理ですよ。え?なんていえばいいんですか。なんていえばいいんですか?えー。なんていえばいいんですか?あ~どうしよう。あ~どうしよう。」

 

ガタンガタンガタン

 

暗転

 

 

 

神「・・・夜ががあけるよ。」

 

 

 

アラーム

 

 

 

 

 

【路上】

 

課長「たったたー」

 

斉藤「なになに?」

 

課長「お誕生日おめでとー」 春子「なんだよそれ。」

 

斉藤「え~。まじか~。そういうこと?」 春子「納得しちゃだめだろ」

 

課長「おめでと。だからもう今日は帰っていいよ」 春子「笑ってるよ。この人」

 

斉藤「おつかれさまでした」

 

 

 

【路上】

 

宅配「時間大丈夫ですか?」

 

主婦「やだ。もうこんな時間。ごはんの支度しないと」 春子「すっきりしてじゃねーよ」

 

宅配「またのおこしをお待ちしていまーす。」 春子「お前らはなに」

 

山口「ふー。」

 

宅配「学校はいいんですか」 春子「え、学生」

 

山口「いいんだよ。別に」 春子「学生だったの」

 

宅配「まったく」

 

 

 

【デパート】

 

社員「はぁきもちよかった」 春子「おい」

 

元彼「うん。」

 

社員「またいつかしてください」 春子「反省しろよ」

 

元彼「うん、こちらこそ。あ、来たみたい」 春子「デパート」

 

社員「あ、じゃあ。また」 春子「またじゃねーよ」

 

元彼「うん。じゃあまた」 春子「家庭は大切だぞ」

 

 

 

 

 

【路上】

 

ブ女「はぁ」

 

杉山「はぁ」

 

ブ女「ははは。」

 

杉山「ははは。」

 

ブ女「駅まで送っていきますよ」

 

杉山「え。いいよ」 春子「おい」

 

ブ女「送らせてくださいよ」

 

杉山「あ、じゃあ」 春子「いい雰囲気になってんじゃねよ。おい」

 

 

 

【秋子の家】

 

店長「はぁ。きもちよかった。」 春子「絶対ほかにも女いる」

 

秋子「はぁ。はぁ。ごめんなさい」 春子「お前もダメだ」

 

店長「はっ。すごかったね」春子「そういうコメントやめよう」

 

秋子「なんか。はい。そうなんです。」春子「みとめちゃだめ」

 

店長「それは、ふられちゃうよ」春子「あやまれ」

 

秋子「あ。はは。そういうことかー。」春子「怒れ」

 

彼女「もしもし」春子「彼女」

 

店長「あ、もしもし」春子「普通に出た」

 

彼女「かえろう」春子「気付け」

 

店長「うん。いま帰る」春子「帰る場所たくさんあるだろ」

 

秋子「あ。あの。給料あがりますかね」春子「一人暮らし大変だよね」

 

店長「また月曜日」春子「今日、日曜日か」

 

 

 

相田「違うでしょ」

 

 

 

【新居の家】

 

夏子「はぁ気持ちよかった」春子「気持ちよかったね」

 

幸子「はぁよくねた」春子「死んでただろ」

 

教師「はぁ。はぁ」春子「犯人」

 

夏子「ふー。じゃ。帰ります。」春子「ほら。奥さん帰っちゃうよ」

 

幸子「お疲れさまです」春子「パート仲間じゃないんだよ」

 

幸子「はぁはぁ」

 

教師「はぁはぁ」

 

幸子「かえろっか」春子「記憶喪失の疑い」

 

教師「うん。いったん。ちょっと。整理しよ。ね」春子「ほんとよく整理したほうがいいよ」

 

 

 

【春子の家】

 

春母「あー。ほんとつきものがとれた感じ」春子「親」

 

新父「はじめからこうすればよかったんだよ」春子「新しい親」

 

春母「ありがと」

 

新父「ねぇ。あっちでしよう」春子「見たくない」

 

春母「あっちって台所?」春子「聞きたくない」

 

新父「だめ」春子「ダメだよ」

 

春母「うーん・・・。いいけど。」春子「いいのね」

 

新父「うん!」春子「私はどこでやったときにできた子なの」

 

 

 

【ラブホ】

 

女子「はぁきもちよかった」春子「初体験」

 

男子「はは。あまりに夢中でゴムつけるのわすれちゃった」春子「そこはちゃんとしよう」

 

女子「も~。」春子「もっと怒れ」

 

男子「ごめんね」春子「わざとだろ」

 

女子「ううん。だいじょーぶ。今日は安全な日だから・・・おえ」春子「ほら」

 

男子「え?ええええ?」春子「ほら」

 

女子「あぁすっぱいもの、すっぱいもの。はやく~」春子「てか早くない?」

 

男子「え?え?うん。いまとってくる」春子「てかお前らいくつだ」

 

 

 

春子「いくつなんだよーーーー」

 

 

 

【家の前】

 

春彼「おーい。何。泣いてるの?」

 

春子「うるせぇばか。来るのがおせえんじゃぼけ」

 

春彼「どうしたどうした」

 

春子「どしゃぶりだよ」

 

春彼「世界の終りか」

 

春子「これがそれかー」

 

春彼「いこ」

 

春子「サーフボードは?」

 

春彼「あるよ。

 

春子「だから。それビート板だから」

 

春彼「俺を信じろ」

 

 

 

相田「吉川さん。いつか終わりはやってくるのかな。それは幸せなことなのかな。君はそれを試しているのかい。僕に終わりをやってくるってことを。僕の中の君がいつか消えていくっていうことを君は。いま。何を考えている?何をしている?俺のことを少しだけでも考えてくれていたりするのでしょうか。ただのゴミのような存在なのでしょうか。こうしていることはやっぱりご迷惑なのでしょうか。でも。やっぱり。ごめんなさい。僕は吉川さんのことがまったくもって忘れることができません。だからこうして手紙を書きます。」

 

 

 

曲のあたまがダメ

 

 

 

第4章 降り続く雨と世界の終わり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ブス女VS相田

 

相田「吉川さんへ。そういえば。この間君がいいっていた本を読んでみたよ。僕にはちょっと難しかったけど。でも。すごく考えさせることがたくさんありました。またイイ本があったら。また紹介してください。」

 

相田「吉川さんへ。今日は何をしていますか。そういえば。いらなくなったMDコンポについて。もしあれだったら引き取りにいくけど。どうかな。都合のいい日があったら教えてください。」

 

相田「吉川さんへ。最近、自炊はしていますか。そういえば。君がいいっていた本の作者の別の本を読んでみたよ。『寓者の寝言』っていうんだけどね。知ってる?もう読んだかな。僕はどちらかっていうとそっちのほうが好きだったな。」

 

相田「吉川さんへ。最近、こっちのほうへ来る機会とかはないのかな。もしそういう日があったら教えてほしいな。」

 

 ブス女VS相田 (肉弾戦)

 

相田「吉川さんへ。誕生日おめでとう。もう28歳ですね。三十路まであとすこし。でも。なんとなく。三十路の吉川さんはなかなかイイような気がします。いや。これは。悪口とかじゃなくて。うん。本当に。イイ意味で。また。積もる話をしたいな。」

 

相田「吉川さんへ。お変わりないですか。変わらないなんてことは無理だろうし。僕だって少しづつ変わっていくけれど。でも。吉川さんへの思い見てのとおり全然変わらない。核分裂みたいだろ。まったくこまったもんだよ。吉川さんはお変わりないかな。お変わりないといいな。まさか結婚なんかしちゃったら。とか思うと僕は時より死にたくなります。お願いだから、そのときは一言、僕に言ってくれたらうれしいな。親でも彼氏でもないのだけれど。死んでも死にきれない気がするんだ。」

 

相田「吉川さんへ。僕は。君といったあの日の下北沢のことをいまでもくっきりと覚えています。吉川さんがヘラクレスオオカブトの写真を見せてくれたときにリアクションがうまくとれなかったことを後悔しています。「って。それ、もはや弁当箱やん」って言えばよかったと思って後悔しています。」

 

 

 

相田「吉川さんへ。思い出ってのは時が経つほどに色あせるものであはなかったのでしょうか。すこしは薄れていってもらいたいもんなんだけど。きっと少しは薄れているのだと思うのだけど。何せ、毎日思い出しているものだから。先生が昔言っていた長期記憶のための勉強法。何回も何回も思い出すってやつ。僕はまさに。それを実践してしまっているような感じだよ。どうして、学生時代にそのことができなかったんだろうって思うんだけど。やっぱりそれは、勉強が好きじゃなかったからなんだね。僕はやっぱり吉川さんのことが好きだから。こうやって。いつまでも君のことを思い返してしまうんだよ」

 

相田「吉川さんへ。今日はもしも僕と吉川さんが付き合えららというショートコントを考えていました。ショートコントっていうのは冗談です。もしも君と付き合えたら、僕は吉川さんへの思いというのを失っていたのでしょうか。それとも変わらずに持ち続けていたのでしょうか。もしもの話はいくらいってもわかりませんが。僕にはどちらが幸せはかがよくわかりません。でも。僕はこのように蓄積された思いが一気になくなってしまったとしても。吉川さんと付き合いたいと思うのです。」

 

相田「吉川さんへ。いつも無口な吉川さん。僕の手紙は迷惑でしょうか。少しは控えたほうがよろしいでしょうか。それともただ無口なだけなのでしょうか。いいえ。返信の必要はありません。僕のことで貴方の生活をかき乱したくはないのです。だから、しばらく貴方への手紙は控えようと思います。

 

相田「吉川さんへ。すいません。少しは控えようと思ったのですが。どうしても抑えきることができませんでした。こんな僕を許してください。こんなことを言って貴方への抑えきれない愛を表現しようという、いやらしい魂胆で言っているのではありません。このことは、私の身におこった紛れも無い事実なのであります。だから、どうか。許してください。それでも。反省と後悔を忘れているわけではありません。貴方の迷惑のかからぬよう。なるべく、なるべく。手紙をかかないようにココロがけたいと思います。」

 

相田「吉川さんへ。この間、手紙が途絶えていたとき、少しは僕のことを愛しいと思ってくれたでしょうか。」

 

相田「吉川さんへ。僕はこのような自分の異常な行動について。もう一度考えなおしてみることにいたしました。この持続的衝動を抑えるためにはどうしたらいいか。そのためには。吉川さんと僕が付き合うか。それをあきらめるかしかないように思われます。あきらめるということについて、なんどもなんども考えてみましたが。やっぱりよくわかりません。どうして、そんなことができるのか。だって、吉川さんは僕にとってのオンリーワンのナンバーワンで。だから、僕は別の何かを求めるということはきっと不可能なことだから。つまりは、求めること自体をあきらめるということだから。そんなことは到底できるとは思えないのです。」

 

相田「吉川さんへ。ご迷惑おかけしています。僕という異常な兵器を止めるには。僕が僕自身を破戒するしかないのだなという結論にいたりました。そのことについて。冷静に冷静に考えて、メリットしかないように思えます。なぜなら、僕は吉川さんに幸せになってもらいたいし、僕はそのためならどうなってもいいし、僕が破戒されるということは、少なからず僕は吉川さんに迷惑をかけないですむということだから。つまりは、プラス・マイナスでいえば、プラスだということなのだと思います。なんでしょうか。このすがすがしい思いは。僕は、はじめて。吉川さんを幸せにできるのです。あぁ違う。それは。僕という存在がそもそも悪だったってただそれだけなんですけど。」

 

相田「吉川さんへ。いままでありがとう。さようなら。どうか。綺麗さっぱり忘れてね。って。もうすっかり忘れているかーはは」

 

 

 

二人、倒れる。

 

吉川、消える。

 

 

 

相田「なんなんだよお前よ。吉川さんいなくなっちゃったじゃねぇかよ」

 

ブ女「私、相田君が好きすぎて処女捨てられなかった」

 

相田「俺は童貞だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終章 世界の始まり 

 

 

 

神「それでは。お天気です。長く降り続いた雨は、世界中を水浸しににし、残された大地はあとわずかになりました。その中で人々は殺し合いをし、奪い合いました。しかしながら、それこそが。彼らにとって本来あるべき姿であったのではないかと思うのです。今日の天気は、一日中くもり空ですが。雨の心配はありません。傘を持たずにおでかけしても大丈夫です。それではみなさい。今日も一日、いってらっしゃい。」

 

 

 

秋子「よし。」

 

 

 

【スタジオ】

 

山口「やぁ。新しい時代だよ。」

 

宅配「ベースのミシュランです。」

 

春母「キーボードのヨーコです。」

 

春父「オカリナのキチガイです。」

 

山口「この唄は。これから生まれて君に送る歌さ。ニューシングル。イマジン」

 

  

 

 おそれることはない♪

 

 みんな違ってみんないい♪

 

 君の行く道に道はできる♪

 

人間だものーの。みつーお♪

 

 

 

 

 

ファミレスの高校生カップル

 

女子「ねぇ。」

 

男子「なに?」

 

女子「え?笑」

 

男子「笑」

 

女子「ううん」

 

男子「え。笑」

 

女子「なんでもないよ。」

 

男子「え。なに。笑」

 

女子「子供できた。」

 

男子「え。」

 

女子「子供、できたんだよ」

 

男子「え。そうなの」

 

女子「今からくるよ。ここに。」

 

男子「え。今からここに?」

 

女子「うん」

 

男子「え。言ってよ~」

 

女子「ビックリさせようと思って」

 

男子「びっくりだよ。もっとちゃんとした格好してくればよかった。あとどのくらい」

 

女子「あとちょっと」

 

男子「うわ緊張するね。」

 

女子「だよね」

 

男子「どんな子なんだろう」

 

女子「どんな子でも愛さなきゃね」

 

男子「わかってるよ」

 

女子「あ、きた。」

 

男子「あ、どうもはじめまして。パパです」

 

女子「ママです。」

 

 

 

【店長の家】

 

彼女「はぁ笑っていいともホント面白い。マサルもみなよ?」

 

店長「あ。そうね。」

 

彼女「なに。深刻な顔しちゃって。笑顔笑顔」

 

店長「はは」

 

彼女「なに。」

 

店長「結婚しよっか」

 

彼女「おぉ。」

 

店長「ずっと悩んでたんだけど。いろいろ考えて。うん。え?ダメ?」

 

彼女「何をそんなにいろいろ考えてたの?」。

 

店長「うん。いろいろ」

 

彼女「浮気のこと?」

 

店長「知ってたんだ」

 

彼女「まあね」

 

店長「ごめん。でもやっぱりお前がいいかなと思って」

 

彼女「わたしもあなたでいいよ。」

 

店長「なんだよ。えらそうに」

 

彼女「また。新しいことがはじまりそうで嬉しいね」

 

店長「新しいことね。うん。」

 

 

 

【コンビニ】

 

杉山「いらっしゃいませー」

 

社員「やぁ」

 

杉山「やぁ」

 

社員「ふっ。」

 

杉山「なになんか買いにきたんじゃないんですか」

 

社員「あーそうそう。コンドームがきれちゃってね」

 

杉山「使いすぎだぞ、おい」

 

社員「バイト何時に終わるの?」

 

杉山「あと2時間ぐらいです」

 

社員「いや。散歩とかどうかなって思ってさ。今日は雨じゃないみたいだし」

 

杉山「セックスはしないよ。」

 

社員「しないよ」

 

杉山「セックスするならよそでやれや~」

 

社員「もうセックスはお腹いっぱいです。」

 

杉山「よかろう。ならば能力を使って、この2時間も3秒に縮めることも可能なのだ」

 

社員「え?」

 

杉山「とう!」

 

社員「なにそれ」

 

杉山「先輩に誘われるなんて。思わず側転しらくなるくらいうれしいですよ。」

 

社員「してよ。側転」

 

杉山「ここはちょっと狭すぎる。場所を変えよう。シュン」

 

社員「」

 

 

 

【斉藤の家】

 

斉藤「ひさしぶりだね」

 

主婦「町田」

 

斉藤「覚えてる?」

 

主婦「うん。ここ。」

 

斉藤「そう。」

 

主婦「ね。」

 

斉藤「こうやって。座って」

 

主婦「うん」

 

斉藤「あのさ。」

 

主婦「っていって」

 

斉藤「今日、はさ。あの。聞いて。」

 

主婦「って言って。」

 

斉藤「あの。その。いつも冗談ばっかり言ってるから、冗談だと思われちゃうとあれなんだけど。」

 

主婦「て言って」

 

斉藤「俺、冗談7割の真面目3割の。その3割の俺だからいま。」

 

主婦「って言って」

 

斉藤「俺と結婚してほしい。」

 

主婦「うん。いいよ。

 

斉藤「って言って」

 

斉藤「ほんとに。わーーーーーーー、うれしい。」

 

主婦「って言って。」

 

斉藤「手つなぐ?」

 

主婦「うん。」

 

斉藤「こんどどっかいこっか」

 

主婦「いそがしくないの」

 

斉藤「いそがしいけど。でも。忙しくないときは君と一緒にすごしたいっていつも思っているよ」

 

 

 

【学校】

 

相田「ねぇ」

 

ブ女「・・・」

 

相田「お前。まだ俺のこと好き?」

 

ブ女「え?なに」

 

相田「好きかって聞いてるの。」

 

ブ女「それはもちろん」

 

相田「あっそ。」

 

ブ女「なに」

 

相田「え・・・」

 

ブ女「つきあってあげてもいいよ。」

 

相田「まって。」

 

ブ女「なに」

 

相田「俺を好きでありがとう」

 

ブ女「やっと気づいたか。くそやろう。」

 

相田「え?」

 

吉川「やっと呪いがとけたよ」

 

相田「え。よくわかんないや。よくわかんないけど。うれしいや」

 

 

 

【新居】

 

教師「じゃあ。これ着て。」

 

幸子「あ。うん。なんか恥ずかしいね。だって結婚式だよ」

 

教師「もう。いいじゃない。好きなんだもん。お前も制服も。さぁ行こう。」パワー

 

 

 

【ワイキキ】

 

春彼「ついに来ちまったな。ワイキキ」

 

春子「えぇ」

 

春彼「魔のデルタ地帯ではどうなることかと思ったわ」

 

春子「海流とか」

 

春彼「ヘクトパスとか」

 

春子「巨大エイとかね」

 

春彼「でも着いた」

 

春子「えぇついたわ」大きな声で

 

春彼「もう俺達を邪魔するものは何もない」

 

春子「そうかしら」

 

春彼「なに」

 

春子「セックスしたい?」

 

春彼「え?・・・そりゃ。もちろん。」

 

春子「だよね。」

 

春彼「なに。」

 

春子「わたしね。あんたとは一生セックスしない」

 

春彼「なんで」

 

春子「としたらどうしますか」

 

春彼「あー。そういうことか。まず、俺の俺の中の俺としての根幹、より深いところに俺はおりていく。どんどんどんどん降りていくと、そこの方にハッチがあったよ。そのハッチを開けると、中から小さい春子が出てきた。あーあー、百はいるな。そいつらに俺の意見を聞いて悪いところを、直して本物の春子にどうって聞くが、きっとダメだから、もっともっと深い深い俺の中の俺である存在意義にたどりつく、そいつはなんと、サーフボードのような、はたまたビート板のような形をしていて、お前は誰だと聞くと、俺はお前だと答える。なるほど、ここで答えにたどり着いた。春子フェラチオしてくれ」

 

春子「結婚しよっか」

 

春彼「断る」

 

春子「え?」

 

春彼「今の顔、超かわいい」

 

春子「うるせぇ」

 

春彼「いや。かわいかったよ。めちゃくちゃ。はは」

 

春子「・・・」

 

春彼「結婚。いいね。ドキドキするぜ」

 

春子「あのね。結婚に必要なのは冒険心とかじゃないからね」

 

春彼「うるせぇ。いいよ、お前は旅行気分でいれば。俺はね。負けねねぇから」

 

春子「・・・」

 

春彼「ときめいたか」

 

春子「うるせぇ」

 

春彼「いえぇーい」

 

春子「いえぇーい」

 

 

 

【学校】

 

夏子「いい歌だね」

 

山口「やめろよ」

 

夏子「涼しいね」

 

山口「え?」

 

夏子「はじめてきたよ。屋上」

 

山口「あ。っそ。」

 

夏子「自殺でもするの」

 

山口「まさか」

 

夏子「イジメられっこ」

 

山口「そうだよ」

 

夏子「一緒に死んじゃおうか」

 

山口「・・・」

 

夏子「うそだよ。」

 

山口「耐えの忍ぶことでしょ。何事も。」

 

夏子「なに?自分にいってるの?」

 

山口「人はいかなる環境でも成長しうるのだ。」

 

夏子「小さな進化だね。」

 

山口「素晴らしき学校だね」

 

夏子「はじめてまともな人間と出会った気がするよ」

 

山口「まともってのは、大変なことだよね。」

 

 チャイム

 

山口「いくか」

 

夏子「まだまだ戦いはつづく」

 

山口「おお」

 

 

 

【山奥】

 

秋子「あの。すいませーん。だれかいらっしゃいますか」

 

神「・・・」

 

秋子「あ。神様ですか?」

 

神「そうだよ」

 

秋子「あ、はじめまして。あの。」

 

神「おまえは・・・えっと。あれ。顔と名前が一致しない。えっと。いっぱいいるからね。人って」

 

秋子「佐藤秋子です」

 

神「どうしましたか?なんか心配なこととかあるの?神様、相談にのるぞ。」

 

秋子「うそつき」

 

神「なに。いきなり。

 

秋子「お守り」

 

神「いつもご利用ありがとうございます」

 

秋子「健康祈願、無病息災、商売繁盛、千客万来、恋愛成就、安産祈願、学業成就、家内安全」

 

神「信じるものは救われます」

 

秋子「適当なこと言ってんじゃねぇよ」

 

神「お前らが言わせてるんだろ」

 

秋子「すいません。やっぱり。あの一発。一発だけでいいんで。殴らせてもらっていいですか」

 

神「ほっほう。面白い。そなた、神にたてつこうというのか」

 

秋子「3年、ここまでたどりつくのに3年かかったわ。それまでに私はたくさんの人と出会い、多くの力を」

 

神「てい!」

 

秋子「痛!!!」

 

神「愚か者め」

 

秋子「でも。みんな死んでしまった。ディープインパクト。あなたは本当に恐ろしいことを」

 

神「てい!」

 

神「痛!!!」

 

秋子「そして新たに進行しつつあるという、第三次計画」

 

神「てぃ!!!」

 

秋子「許さない。私はあなたを絶対に許さない」

 

神「お前に何ができるというのだ」

 

店長「あきこ、あきこ」

 

全員「あきこ、あきこ、あきこ、あきこ、あきこ」

 

秋子「みんなの思いがこの右腕に・・・」

 

神「なるほど。お前、そういうことが。ならば私も、本来の力を少しばかり解放せねば」

 

秋子「しゅ、しゅ。しゅ。しゅ。しゅ。」

 

 秋子、とびけり

 

神「蹴りじゃねぇかよ」

 

 

 

幕の幕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この本の内容は以上です。


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