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樹海の樹理

39、2018年(9)月(11)日(火曜日)

 

――(小説)俺はサッカー部を退部して、新たな道を模索するために、アマスとナシュと会話をして、家の中で出た案は、つまるところ小説部を作るということになり、つまり文学部をやるということであって、すなわち俺たちは文化系になるということだった。アマスは書斎部屋と、それから執筆部屋と、さらに適当に秘密の部屋を作って、さらに馬鹿げたことに、図書館部屋を作って、ブックワールドを統治する命令系統を発生させて、俺たちは大それたことに、ワードネットを開発して、最初の戦闘星を創造した。俺は戦闘星の神でもあるのだ。ゆえにアスカに、お前は柔道とか、あるいは何か剛体術系統をやれと命じた。アスカはふらりとやってきた。彼女はドアによりかかって脚を曲げて、戦対のポーズだった。俺は頷いて彼女の渡してきた手紙を読んだが、それはコバヤシ・カンセイからの手紙であり、内容は《僕は元気だ、第五章おめでとう、僕は君に感謝する》というものだったので、俺はニヤニヤしながら、最後の《君は文学賞を受賞した》という言葉を読んで、アスカがそうだなと言って帰った。俺は詩の賞を受賞した。たいした賞では無い。だが嬉しかったよ、本当に、本当に嬉しかった。俺はアマスと自転車で帰りながら、あんたいいわねと言って、彼女は批評の賞受賞していたので、ナシュに後ろから、おいお前は天才だと言って、ナシュは漕ぎながら歌って――《しじまに太陽、喜びのサンライズ、サンライズゴッド太陽太陽》と言い、おれたちは秋の空に向って旅を始めていた。

 

 

 俺はイメージネットの世界に到達し始めていた。アマスが魔法律は使えるから残しておけと言っていたので、俺たちのサンド高校での旅はいくらか順調であり、そのためにただの文化部が、単なる文化が、宇宙文化を作り出す要因になっている事実を隠しており、よって俺たちは魔法律を今までメモに書いていた事実が判明して、ある時に急に強くなる真実が、明朗な快晴にどっぷり浸かりこんだ青空のぬけるような青さを、空に与えている場所に、ボルケーノ・ブルーが立ち竦み、俺たちは果てしない世界を見た。俺たちは見た、果てしない世界を。

 それからというもの、長い月日が流れ続けて、俺は青の世界の端っこで、ついに夢源ヒカルとアイサカ愛に出会って、彼らから情報を受け取って、私たちは強いですから、どうぞ遣ってくださいと言うので、俺はワルプルギスの夜の残った軍勢と、それから俺の敵全てと、さらにヴァントイグニスカの亡骸とLの処遇を彼らに任せた。だが上で俺が見ている。結果的には全員自殺してしまった。遠い昔、遥か彼方の銀河で、起こったことである。

 俺は涙の川を通って、遥か東で起こった事件を探っていた。魔法律を使った。俺は魔法律の天才であり、そのために小説律というものを考え出して、むげんがうるさいが、適当に帰らせて、しばらくシャワーで水を浴びながら、湯のみでそばつゆを飲んでいた。美味い。そばつゆを飲み終わると、適当な手順をこなして情報を飲み下して、遊んでいる二人をしり目に、真珠のアクセサリーに宿った宇宙を空に見ながら、ことほがれた無限のリボンの宇宙の防壁を、ただ茫漠と眺めていた。俺はシャワーを止めて、下った。山の向こうには、あるとは信ぜられないサンド大学だった。サンド大学とは、単なるかりそめである。しばらく考えて、俺は書き直して、あるとは信じられない《ワードネット》だったと書いた。そして執筆を止めた。一時的にね。

 ワードネットを部室のパソコンでコントロールしながら、俺はコーヒーを飲んで、憧れていた男の真似をしてメガネをかけて、それから比類ないプログラミング言語を書いて、また休んでみたりもして、場合によっては美しい女の鼻を見て、ただ一つの欠点によって、小説を完成させようとした。だが無理であり、無理である。俺は小説を眺めながら、ただ一点の時間を考えた。けれども、それで全てが補われると言った、思慮分別をわかないランボーさを打ち砕く、小説のアイディアを、小説に再度投入することは、しかしながら不可能に思われた。俺はただ書いた。アマスが部活の時間を間違えて、俺のところに来た。彼女は、テスト、赤点だったわねと言った。俺は頷いて、言った。寂しいよ。アマスは俺にキスをすると帰り支度をすませて、ただバックを持って、あんたさ、ちょっと私と一緒に勉強しなさいよと言うので、俺はわかっていることだが、俺は英単語が覚えられないと言って、彼女は嫌がっていたが、いつもの通りコンビニによって、彼女とナシュとおでんを買った。中身は大根と白滝だった。俺はただ食った。俺たちは冬の寒空の下に出て、コンビニの前でちょっと座って食べていて、店員が嫌そうな顔をしていたけれども、それとは関係なしに寒かったので、俺たちは制服を厚着していたものの、それでも寒くて、おでんに食らいついた。おでんの汁を飲み終わると、俺たちは自転車で家に向って移動を始めたが、空の輝きに満たされた宇宙の感覚が、小説に与えられている現実的な美しさが、俺たちの頭上で瞬いていた。響き。そして輝き。響き、輝いているのであった。俺はアマスと一緒に風呂に入って、それからお風呂の中でキスをして、さらにちょっとだけ得っちい気持ちになるかと思ったが、手がしもやけでそれどころではなくて、ただ寒いから、メリーの気持ちになった。俺はアマスの裸体を見ながら、お前さと言って、彼女の髪をしゃんぷーしてあげた。アマスは可愛い女だが、危険だから、俺は何故だかとても愛おしくなり、よって小説の主人公にすることに、そろそろ決め始めたが、だがそれでも結局俺はナシュのことも愛しているから、彼女の気持ちを受け取ることにした。俺はアマスを選ぶ。だがナシュは、彼女は俺を沢山助けてくれたから……と考えながら、俺は風呂から出て服を着て、窓の外で剣道の練習をしている、意味のわからないナシュを見て、少しだけ酔い、髪を乾かして、鍋を作る準備を始め始めていた。鍋なんだな。

 

 

 俺はテレビで堂安を見ながら、あいつすげえなあと思って、アマスにすげえなと言ったが、彼女はそうねと言って、そっけない素振りをするので、俺はお前は共同作業が苦手だからなと言って、だがそれでも彼女のそっけなさが取れないから、俺は辛くなって、ゴメン!と謝った。だがアマスは怒っており、俺は怖くて、何がわるかったんだと、リモコンを放り投げて、それから虚ろなナシュの音楽を聴くイヤホンを見つめながら、ふつくしいと彼女が言っているので、俺はこの女はバカかと思って、しばらく小説を読んでいた。ある時にアマスが私が悪かったわと言って、リモコンを触った。俺はアイスモナカを食べながら、サッカーを観続けて、やっぱり堂安がすごいんだといおうとしたが、それをやめて、しばらく考えて、想像をしてみたものの、俺のサッカーの上手さが俺にはわからなくて、ただ適当に脚が速いだけなのではないかと、正直律を恐怖していた。俺は沢山の美しい技を見た。体力は俺は天才的だ。だから俺はアマスが流しで皿を洗っているので、女王はそんなことはしなくていいけれども、でもしてもいいよと言って、そして彼女のこと愛するようにしようと思ったものの、それほどに愛せなくて、ただ心の中でお前の方が美しいはずなんだと、彼女に伝える言葉を考えていた。それからそっと愛しているよと言った。

 堂安が点を決めた。アマスは振り返ってトイレのドアを通り過ぎざまに、あんたの方が上手いはずなのよと言った。俺たちは数日後に和解した。それからと言うもの、文学部は暇だった。俺たちは暇すぎて死にそうだった。アマスは夏が終ったことを悲しみながら、吐息を吐いて、部室で小説を読み、それは俺の小説のラッシュであったが、彼らは夏の残響を小説に吐いており、響きの完璧さを小説に内在させる技を作り出していた。俺はただ書いた。難しい技を沢山開発した。それから何か難しい装置を考えて、それを動かそうとしていたら、偶発的に小説のアイディアを思いついて、すぐに小説にそれを投入すると、すなわちアマスが曰く《小説とは具現化魔法である》であると知って、俺は勝ちにこだわるあまり、ある時の夏の思い出をここに書き始めていた。だが忘れた。俺は小説を完璧に形にすることにこだわるよりも、小説の完璧な存在性を書いており、よって俺はコバヤシ岬を復活させて、彼女に聴いて曰く、それは難しいですらしいから、俺はただ書いた。ただアマスが好きで、ナシュが好きなだけであると、書いてしまって、それから俺は黙って文学部の部室、そろそろ運動会があるなと言って、運動会の準備を始めた。俺はサッカー部に再入部した。そしてすぐにやめてしまって、ストリートサッカーに興じた。俺は小説をサッカーの技と同化はさせないが、ただ似た部分があったので、過去の自分にサッカーの技術を全て送って、ありったけの戦術と、ありったけの才能をとおじて、それからただ作家として小説を書くだけではなくて、ひたむきに小説を書くために、陸上部に入ることを決定した。俺は陸上とサッカーをやるのだ。

 ある日天才が現れた。名前は《ゼラボラル・ミステリアス》。俺に陸上を教えてくれた。彼は彼に小説の技については教えないで、ただ彼に小説の書き方で迷っていると告げて、結局体力の問題なのなと言ってみたら、彼はおー、それは体力だと言って、俺はサッカーを天才としてやることに決めてしまい、ある日突然試合に臨んだ一般人は、俺のプレスで永遠に忘れられない経験を獲得してしまうことになるのであった。俺はメッシを超えた。

 ここから魔法律を使ったゲームを始める。俺はまず場に小説の言葉を書く。小説とは最強の駒ではなくて、最強の魔法であり、そして魔法律とは、小説のためのものでもあるので、俺は完璧に小説を書くための技を開発しようとしているのである。そのため小説は詩集である。だが誰も読み解けないだろう。俺は全てを隠蔽する。隠蔽とは小説の技を全ての場に当て嵌めることで、小説自体の構造を完全に消して、誰にも読めなくする技のことであって、それからむつかしい技がいつくかあるが、まずこれが魔法律であることを述べることに留めることにすることに、それが出来ることにすることに、まず刺し当たって小説を書き始めたとノベルに留める。以上である。

 俺はある日点を決めることに成功した。俺はもうすぐ作家になるだろう。

 俺はある日点を決めることに成功したものの、それでもおさまりがつかなくて、ただ小説と書いて、それをこの小説の題名にする案を考えて、それを適用させようとしたものの、無理であり、時々に小説が見せる技の全てを詳細に暗記する技を考えてねえ、俺は小説を隠蔽させながら、強くて優しくて、俺が認めたやつにだけ、これを読ませる権利を与えるよ、で俺は小説を書き始めるのだ、この先々のタビタビで、ただ酔うてね。

 

――(日記)動画の人数を増やせよ……バカ。

 

――(神の論評)私は神である。私は強いために、強すぎる。私は野山ではない。

 

――《岬座》「失ってしまった」私は失ってしまった、全ての財産を、小説に奪われた人生の形が見出せる時刻に接すると、小説が失われた輝きを見出して、さながら時計の中に奪われた時であり、私は失われた時刻を見出した時刻を見出した時刻を見出すための小説を、持ち運んで小説に適用してさながら、ところがいつの日か小説が目覚めるために、小説を完全に完成させようと考えて、そして失われた小説を書いた。私は書いたのだ。


この本の内容は以上です。


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