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知ってしまったら、知らない前には戻れない


まず、FXに限らずですが。

この世の中には知らなくていいなら知らない方がいい(経験しない方がいい)というものがけっこうあります。


僕は個人的にはタバコ、あとギャンブル全般はやらない人間です。

世間話やニュースなんかでも、よく挙がりますよね、やめた方がいいとか、中毒が怖いとか。

やらないに越したことはないなら、はじめからやらなければいい。

タバコに関しては、自分も少しは吸っていた時期があります。

ただその時、なぜか周りの吸っていた連中が、吸い始めならもう吸わない方がいいよと言ってくれたんです(笑)

それで、タバコはそんなに執着を持たないうちにやめられたのですが、もし中毒症状が出るまで吸う事を続けていたら、おそらく意志の弱い自分からしてみれば、そんなタバコですらわかっていてもやめられずに、今でも吸っていたでしょうね。

次にパチンコ、競馬等のギャンブル。

これはいわずもがな、という感じですが。

お金をしっかり稼ぐという点、また社会的印象度としても、ギャンブルは結論から言えば、やらないほうがいいものの代名詞。

ここで多くを語らずとも、ギャンブルにおいては、百害あって一利なしといわれるような情報は沢山あると思います。



ところであらためてFXはギャンブルか否か。

それについては、例えば為替ディーラーやらFX紹介本等、FXはギャンブルではないと語っているものが実際多い様です。

まあ、FXはギャンブルではないという意見が、FXに関わる人の中では圧倒的でしょうか。

自分もそんな方々の認識と同様、ハッキリいうとFXはギャンブルではない、と思っています。

では何故僕が、そんな意見を認めるものの、それでもFXをやめたほうがいい、と宣言するのか?

その件については、のちのちFXとギャンブルとの違いを述べるにあたり、一緒に語っていきたいと思います。


確かに現代は、インターネットが情報に風穴を開けるようになって、知りうる情報が凄まじいまでに膨れ上がっているので、ますます個々に置ける正確な情報の判断が問われることでしょう。

知らなくてもいい情報までもが、なんでこんなに氾濫していることか。

余計なお節介を承知でいうなら、あなたがもし家族持ちなら、そのことについての対策、セーフティネットとしての役割を今後どうしていくかを家族単位で話すのもよいですし、そもそも正確な判断を期するなら、インターネット環境などなかった時代にも増して、自身のアンテナを研ぎ澄ます為のよりよい教育を求めるべきだと思います。

ちょっと脱線してしまいましたが、でも、あなたがまだFXをやったことがないとおっしゃるなら、是非ここで踏みとどまって欲しいと思います。

今は知らなくても、今後、ここだけではなく、もっとFXに関する弊害がいろいろ明かされてくると思われるからです。

そういったことを学んでいくうち、「FXなんかに関わらないでホントよかった」という思いを一層強くしていただけるものと確信しますので。

とにかく、学ばずとも、ここで踏みとどまっていただけるなら、しっかりと踏みとどまっていただきたいと思います。

FXを始めてしまったら最後、「知らない前には戻れない」のです。

 

 


お金はモノの価値をはかる仕組み、なのに


世界には、現在どのくらいの数の国があるのでしょう。

その国の数だけある通貨。

ここに、ある一つのパンが、日本では100円だとしましょう。

ところがこのパン、日本以外の国、B国で買うと一個150円、C国で買うと一個50円するとしたら、おかしいですよね。

今、僕は「おかしい」といったのですが。

このことを、ちっともおかしいともなんとも思わない、むしろ常識とみる人達がいます。

どちらが正しいか、ということを、ここで主張したいのではなく。

またちょっと話がそれますが、現在、年間穀物の生産量は、全世界の総人口を賄えるだけのものがあるそうです。

もしそれが本当だとするならば、ちゃんとその量を全世界に供給できれば、いわゆる飢餓問題というものは消滅します。

でも、物理的にはとっくに解決できているはずの、この飢餓問題、今現在も今後も解決出来るような見通しがないように思われているのが世間一般の見方ではないでしょうか。

では、どうしたらこの飢餓問題は解決できるのでしょう?

それは・・・ズバリ、1個のパンが、どこの国においても100円の「価値」で買えるようになりさえすれば問題解決です。

それはイコール為替の消滅、ということでもあります。

これが可能か不可能かは別として。

???

では。

もうちょっとわかりやすく、これを近所の付き合いにでも置き換えてみましょう。

隣の友達がパンを欲しいというので100円で売ったとします。

そのまた隣の友達もパンを欲しいといってやってきましたが、その友達は個人的に気に食わないので(笑)3倍の300円で売りました。

隣の友達とそのまた隣の友達を不公平に扱う、近所のコミュニティがもしそんな感じであったとしたら。

そんな感じのことを、日本語では「未成熟」という言葉で表します。

そう、今現在の世界、各国の国単位レベルでの付き合いは、未だ「未成熟」ということです。

そうやってあらためて世界を見渡すと、今ヨーロッパの一部ではユーロ圏などというものが出来上がっていたり(最近はギリシャがまたいろいろと揉めている向きもありますが)。

どうやらゆっくりと、それがどんなに膨大な年月がかかろうとも、全世界は、「未成熟」ながら努力し、試行錯誤を繰り返して、その先にある「成熟」に向かっていると思うのですがどうでしょう?いやそう信じたいものですが。

そう考えた時、為替というものはなんなのか。

そう、それは「未成熟」という言葉の象徴であり、そしてFXトレードで為替に関わるということは、これから「成熟」に向かっていく時代への逆行、とも言うべき行為かもしれません。

・・・・

まあ、そう考えることと、実際にFXに関わって、もし利益が出てしまえば、時代の逆行だろがなんだろうが、そんなこと、どうでもよくなってしまう、のでしょうか。

 

 


利益はどこから、損失はどこへ


僕は株をやったことはないので、あまり株についてお話出来ることはないんですが、お金でお金を作るということに関して言えば、株もFXもあまり変わりはないでしょう。

投資トレーダーの視点では、たぶん株もFXも一緒。

では、ここでは企業側(株を買われる側)の視点で、自分みたいな素人目ではありますが、考えてみることにしましょう。

そういえば、自分の知り合いで煎餅(せんべい)好きな人がいて、その人、好きが高じて煎餅で有名な企業の株を持っている、なんて言っていましたっけ。

そういう人は、株を持っているといっても、勿論大した額ではないでしょうが、株主優待などを利用したり、とにかく末永くその企業を応援するサポーターのような立場で、その存在は、企業側からしてみれば微々たる存在価値だとしても、とても大事な株主となり得ている、と思います。

ではその同じ株を、単に投資対象として利用するだけの人を、企業側はどう見るか。

そりゃ、上がった株は、企業としては買ってもらいたいでしょうが、さらに上がってから売り抜けるという行為に対しては、眉を潜めてしまうでしょうね。

これが大量の株を買い、後に売りに転じた場合、額によっては極端なことをいえば、その企業は潰れます。

まして、大地震等の天災で被害を被った企業の銘柄を大量に空売りしたりする行為は、人の道としてどうか、と。

まあ、株は、明らかに、どちらかが儲ければどちらかが損をする、ゼロサムゲームといわれる所以です。

それでは、FXはどうか。

以前、自分は、とある専門家?に、FXはゼロサムか、ということをお聞きしたことがあったんですが・・・

その方は正直わからないとおっしゃっていました。

それを鵜呑みにするわけではないのですが。

確かに、株でいう銘柄を通貨として見た場合、あまりにもその通貨に関わる人の数が膨大すぎて、一概に「ゼロサム」などという言葉では片付けられない、ということなのでしょう。

その辺を、もう少し突っ込んで考えた時・・・ちょっと恐ろしいことに気付けた気がします。

なにかというと、確かに上辺では、FXで儲けを出した人はいるかもしれない。

でも、もっと大きな視点で見た場合、そもそもFXに関わることで得をする人は誰もいないのではないか、ということです。

このことを考えるにあたり、一つ格好のキーワードがあります。

それは、金融操作(特に金融緩和)。

この金融操作、自分なりの解釈でいいますと、それは、国家規模でのインサイダー取引、のようなものだと思っています。

それによって、損をした人は、その金額(おそらく、多少レバレッジも効かせているでしょうから、その効かせた額)

そして得をした(と思われる)人は、その代わり出た損失発生額が、その国の金融操作の受け皿になっているのではないか。

金融操作が行われれば、一見、通貨価値の調整?みたいに思われがちですが、それで日本国が円安(もしくは円高)にどんどん振れていくことになるわけで、どちらに転がっても、ますますモノの価値ブレが広がってしまうことでしょう。

金融操作は、現在、為替変動制を主とするアメリカを中心に、主要各国も行っています。

そこに、さらに自分たちがFXに関わることによって、ますますその金融操作に拍車がかかる、としたら。。。


アメリカの憂鬱

 

そもそも、FXをやる日本人は、アメリカというところをどんな風に思っているのでしょうか。

僕がFXをやるきっかけになったのは、ちょっとヘンな動機ですが、当時興味があった世界経済やら金融関係やらの本を読んだことによります。

そこで日本が、アメリカ国債等、あの手この手でアメリカに根こそぎ「円」を持っていかれている現状?を痛切に知り、一国民?として、ささやかにでもアメリカからお金を取り戻すような思いで始めました。そうです発想が激しく安直です(笑)

自分がFXを始めた時期は、既にリーマンショックは過ぎ、レバレッジも国内では25倍制限に据えられたことで、それほど世界情勢に左右される事はなかったんですが、それでも自分の力量次第で、それも短期間で極端な結果が顕になるFX。

多くのにわかトレーダー?と同じように、僕自身、地獄の4年間を味わうことになります。

話をアメリカに戻します。

自分もなんだかんだいって、お金のためにFXを始めました。

FXをやっている人のほとんどがお金のためなのは当たり前です。

それはいいんですが。

いわゆるファンダメンタルズという点においても、本当のアメリカの思惑、みたいなことを考える人は、FXをやっている人の中にどれだけいるでしょうか?

例えば。

FXの相対取引という性質上、組み込まれている仕組み、スプレッドというやつ。

これ、なんで通貨ペアによって幅が違うんでしょうか。

もっと言えば、おそらくどのFX取引会社も、対米通貨が一番狭いスプレッドになっています。

結論を言ってしまえば、それは、米ドルを取引して欲しいための誘導作戦ですね。

世界百数十カ国もある中で、それぞれの国からFX参戦してくるとして、その取引対象はズバリ、アメリカなのです。

これは何を意味しているのでしょう?

ここ近年は、いわゆるアベノミクスというやつで、世間では、FXで儲かった、と言っている人がチラホラ見受けられたような気がします。
(ホントのことを言っているかどうかは別として)

仮に儲かったとして、インフレ時は、例え日本人が対米通貨のやり取りで儲けても、アメリカの損にはなりえません。

その尻拭いは、日本の円安であり、日本の増税であり、日本によるアメリカ国債の購入、です。

そう考えた時、例えFXで儲けたとしても、儲けた人間が日本に住んでいる以上、「日本人」として、本当に儲かったのかどうか、甚だ疑問に思わざる負えません。

こういったことが、世界各国でそのご当地トレーダーが対米通貨でやり取りをする・・・なんとなく空恐ろしくなってきます。

といいつつ、どこが損だろうが、儲かったらこっちのもの、と思ってしまうのが典型的なFXトレーダーの心情なのでしょうか?

個人的に感じることで、FX関連のサイト、書籍、セミナーの類で共通していることがあります。

為替という存在そのものの善悪については全く語らない、ということです。

まあ、ある意味当然です。もし為替変動自体が「悪いこと」だとしたら、FX業界の瓦解?です。

FXに関わる人、動かす人は、一見、ファンダメンタルズにしろ金融情勢にしろ、要するに今後の経済を見通す高尚な人?が関わるのではと思いきや、全くその正反対で、もしかすると、ギャンブルをやる人以上に目先の金に執着している人たちが大半、なのではないか。

そしてそういう人たちが、つまるところ、米ドルの買い支えの一端を担がされているのではないか、と。

僕はこれでも?まだまだ判っていないことだらけかもしれません。

ただ、今はネット環境もあるし、特に日本は、書籍にしても、それなりに優良な情報を仕入れるにはとても良い環境にあると思います。

そんな今の日本で、現在のアメリカを考えるに、一言でいうと、いろいろな意味で「とても病んでいる国」であるとの結論を導き出すことは、いたずらに思考停止をしない限りにおいてはそんなに難しくないと思います。

まず、なんといってもアメリカの経済状況。

というよりも、アメリカという国は、経済という点では、かのTPP交渉で鑑みるに、今、「売り」に出来るものが何もない、ただ軍事力に任せて威張っているだけの国に成り下がっている、といったイメージでしょうかね。

そして、あのリーマンショック後は、ハイパーインフレの脅威に晒されている状態から今も抜け出せずにいます。

それをなんとか踏みとどまらせているのは、基軸通貨国としてのヘンなプライドから成せる各種政策と、日本が行っているアメリカ国債の購入です。

そのおかげで日本にもハイパーインフレの波が押し寄せる、というような主張もあるぐらい。

更に、いずれAIIB=中国人民元を基軸通貨?とする構想が現実となった時、米ドルに対する影響がいかばかりのものになるのか、そのAIIBに不参加表明をした日本にとっても。

さて、そういったことまで判って、かつ、FX取引をやっている日本人は、どれだけいるのでしょうか?

ちなみに、アメリカ(しいては全世界)がどんどんおかしくなっていく状況には、元々とても大きな「元凶」があります。

???なにがおかしいの?
というような人、いるかもしれません。

それを語る前に。

アメリカの通貨であるドルは、実はアメリカ政府で作られていない、ということ。

まあ、こんなことも、全く知らないでFXをやっている人は、案外多いんじゃないでしょうか。

 

 


銀行の常識

 

最近、いわゆる消費者金融からの過払い金を取り戻す、といった感じのCMがよく流れていますね。

世間はそれだけ、消費者金融から気軽にお金を借り、また律儀に返済しているのかなあ、と。

十数年前からだったと思いますが、国で決めた利息制限法を利用して、いままでグレーゾーンであった金融業者の金利を見直して交渉するという行為。

ちなみに過払い金交渉は、わざわざ弁護士に依頼しなくても自分でちょっと調べれば、役所に行って手続きするような感覚でカンタンに取立て出来るものです。

ある意味、イッパシに大の弁護士がしゃしゃり出てくることはないという(笑)

まあ、日本の弁護士業界は、一部の敏腕な方々?を除いて、大多数が基本的に暇なのでしょうね。

金融業者からしてみれば、最初に決めた契約(金利)でお金を貸しているのだから、ある程度経ってから利息制限法なんて持ち出されても困ってしまうのが道理だと思うんですけどね。

あいにくそんな業者を助ける、心ある弁護士などいない(泣)

本当は、そんな暇な?弁護士の方々に、是非やってもらいたい仕事があります。

それは、銀行に対して、銀行に預けたままのお金を国民に戻してもらう、という仕事。

えっ?銀行に預けたお金はいつでも引き出せるのが常識でしょ、と思っている人。

本当言うと、それは常識ではありません。

まず、銀行って、どういうところか?

仮に、皆で預けたお金を、今度は皆で一斉に引き出そうとします。

これが引き出せないんです。

銀行とはそういうところです。

もちろん、お金を預ける(運用する)システムによっては、預けた時期から五年だの十年だの、引き出せない期間というものがあって、それは致し方ないのですが。

というか、また極端な例かもしれませんが、大恐慌等、銀行の業績が悪化し、そこの預金者が殺到したとして、その際銀行が「取引停止」という意思表示をすること、これは国で合法とされています。

更には銀行の合併、再生の際には決まって税金の投入がされます。

実際、過去において世界中の銀行で、何度となくそういうことは行われています。

日本で一番有名なのは、言わずと知れた、バブル崩壊。

さすがにいまのところ、庶民レベル?で影響を受けた人はそれほどいなくても、ある程度資産のある人や土地を持つ企業などが軒並み銀行の被害に遭っています。

さらに銀行を立て直す際の税金投入を考えれば、間接的被害はほぼ全国民です。

こういった仕組み、システムは、先進主要国はだいたい似たり寄ったりです。

そしてこういった銀行の仕組みを構築した大元が、そもそもの「元凶」でもあるわけです。

 

 



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