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読書感想文

『国体論』

第12回、第13回合併号

 

著者:茜町春彦

 

概要:白井聡著『国体論(集英社新書)』を少しづつ読み進めながら、感想文を投稿しています.この記事は第12回と第13回の合併号となります.


読者対象:戦前、戦後、そしてこれからの国家体制に関心のある人


国体論:4章の1、4章の2

ちょっと引用します.
(P130)・・・われわれが何によって支配されているか意識せず、支配されていることを否認し続けるならば、永久に知恵は始まらない・・・被支配とは不自由にほかならず、支配の事実を自覚するところから自由を目指す探究が始まる以上、支配の事実が否認されている限り、自由を獲得したいという希求も永遠にあり得ない・・・こうしたきわめて特殊な外見的民主主義体制の成り立ちを、歴史家のジョン・ダワーは「天皇制民主主義」と呼び、その発明をマッカーサーに帰している・・・しかし、われわれにマッカーサーの見解の「保守性」を批判する資格があるだろうか.実際に、あまりに多くの日本人が、「天皇の命令」で唯々諾々と玉砕し、「天皇の命令」でこれまた唯々諾々と戦闘を止めた.これを見たマッカーサーは、日本への民主主義の導入は「天皇の命令」によるほかないと結論したわけである・・・
引用を終わります.

 

戦後と言っても既に二世代三世代が過ぎて、いまや天皇が譲位したいと言ったら、政府が天皇に向かってダメだと言い返すような世の中になりました.そしてそれに対して多くの国民から譲位に問題は無いと云う意見が出てきたら、政府は国民の声に従ってコロッと譲位を決定しました.随分と世の中は変わりました.

 

戦前だったら一般国民は尋常高等小学校を卒業するくらいが精一杯だったと思いますが、いまでは大学を卒業しましたと云うのがゴロゴロしています.

 

官僚も国民も教育水準は同じになりましたし、いつまでも上意下達で済む時代ではないと思いますよ.

 

官僚は隠さず国民に説明を尽くして政策を行なわなきゃダメですよねぇ、官僚主導で政策を無理矢理押し通すためには天皇の権威が有り難いのでしょうが、もうそんな時代じゃないですよねぇ.

 

それから既に貴族制度は無くなってしまった訳ですし、いつまでも君主制の時代では無いですよ.貴族がいなくて君主だけでは、制度として続けるのは無理だと思います.

 

もう共和制に移行する時期に来ていると思いますけどねぇ.共和制に移行して何か問題が起きますかねぇ.在日米軍が文句を言ってくるかも知れませんが、別に気にすることもないと思います.

 

現政権は「戦後レジームからの脱却」をすると言っているのだから、戦後のレジームである天皇制民主主義から脱却する政策を国会に提出したらいいと思いますよ.

 

ぜひ脱却を進めて頂きたいものです.
(次回へ続く)


後書き

参考文献:
次の文献を参考にしました.

  • 国体論:2018年4月22日第1刷発行 白井聡著 集英社新書

 

CG画像:
次の画像処理ソフトウエアを使用しました.

  • ArtRage 3 Studio Pro アンビエント社
  • Photoshop Elements 10 アドビシステムズ株式会社

 

著者:
茜町春彦(あかねまちはるひこ)と申します.
2004年より活動を始めたフリーランスのライター&イラストレーターです.独自のアイデア・考察を社会に提示することをミッションとし、平等で自由な世界の構築を目指して創作活動を行なっております.また、下記WEBサイトに於いても、デジタル作品を公開しております.

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その他:
製品名等はメーカー等の登録商標等です.
本書は著作権法により保護されています.
2018年6月2日発行


奥付



読書感想文『国体論』第12回第13回合併号


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著者 : 茜町春彦
著者プロフィール:http://p.booklog.jp/users/akaneharu/profile


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