目次
【1】はじめに
【1】はじめにー①
【1】はじめにー②
【2】子ども達とのエピソード
①「わーい!自分でできた (9歳のあきちゃん)」ー①
①「わーい!自分でできた (9歳のあきちゃん)」ー②
①「わーい!自分でできた (9歳のあきちゃん)」ー③
①「わーい!自分でできた (9歳のあきちゃん)」ー④
②「 伝える、伝わる、感じあう (7歳のまさるくん)」ー①
②「 伝える、伝わる、感じあう (7歳のまさるくん)」ー②
②「 伝える、伝わる、感じあう (7歳のまさるくん)」ー③
②「 伝える、伝わる、感じあう (7歳のまさるくん)」ー④
②「 伝える、伝わる、感じあう (7歳のまさるくん)」ー⑤
③「いったい何の表現なんだ!?(5歳のともくん)」ー①
③「いったい何の表現なんだ!?(5歳のともくん)」ー②
③「いったい何の表現なんだ!?(5歳のともくん)」ー③
③「いったい何の表現なんだ!?(5歳のともくん)」ー④
③「いったい何の表現なんだ!?(5歳のともくん)」ー⑤
③「いったい何の表現なんだ!?(5歳のともくん)」ー⑥
③「いったい何の表現なんだ!?(5歳のともくん)」ー⑦
【3】おわりに
【3】おわりにー①
【3】おわりにー②
【4】作者紹介
【4】作者紹介
奥付
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①「わーい!自分でできた (9歳のあきちゃん)」ー②

 

あきちゃん:早く結んでよ~

私    :ごめん、風船結ぶの難しいねん!

      (あー、めんどくさくなってきたー)

 

私のほうが逃げモード。

 

めんどさいな~

誰かほかの人にやってもらったらいいのに~

 

そんな気持ちが出てきます。

 

あきちゃんがまた訊いてきました。

 

あきちゃん:風船結ぶのって、そんなに難しいの?

ゆり   :ん?難しくは、ないよ。

      (・・・難しいって言ったのは私だよ。)

 

助け舟になったのは、あきちゃんの一言。

本当は、風船を結ぶことが難しいわけではないんです。 

私は、結びにくくて、苦戦してただけなんです・・・

 

私    :あきちゃん。私、風船結んであげたいんだと思ってるんだ

      けど、ここ(結ぶところ)が短くて、指が挟まっちゃって

      ね。れなくて指がいたいの。

あきちゃん:ほんまやー!指が赤くなってる。ちょっと待ってね。

 

あきちゃんは、私がもっていた風船の大きさを、

少しだけ小さくしてくれました。 

 

少し小さくしてくれると、

私は結びやすくなるし、助かります。

 

 


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最終更新日 : 2018-02-17 01:35:16

①「わーい!自分でできた (9歳のあきちゃん)」ー③

あきちゃん:はい。これでどう?

 

小さくなった風船で試してみると、

無事、結べました

 

あきちゃん:やったねー!

私    :あきちゃん、助かったよ。ありがとう!

あきちゃん:うん、どういたしまして。

 

2人で大喜び

 

そして、あきちゃんは面白いことを言い始めました。

 

あきちゃん:風船結ぶのって、やっぱり難しいんかな?

私    :ん?私が結ぶのをみていて、どうだった?

 

そういいながら、心の中では、やってしまったー!!です。 

 

私が、難しいって言いまくったからな。  

 

めんどくさくて使った「難しい」って言葉を使ったことが、

あきちゃんの難しいかもしれないって感じることに

繋がってしまったかもしれません

 

何気なく使った言葉ですが、言葉って大事です。

 

あきちゃん:・・・あきも、結びたい。

私    :いいね。次は、あきちゃんがやる?

あきちゃん:うん!一緒にやる!

 

次は、私が結ぶのではなく、

あきちゃんが結ぶことになりました。

 

私が風船をゆっくり結びます。

 

その様子をあきちゃんは、

しっかり見ながら、自分で結び始めました。

 

子どもたちは、本当に面白いです。

 

私の手の動きをみる

そのままやってみる

真似をする

 

ものの15分もたたないうちに、

あきちゃんの風船は完成しました。

 

 


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最終更新日 : 2018-02-17 01:36:24

①「わーい!自分でできた (9歳のあきちゃん)」ー④

あきちゃん:できた!!

私    :できたね!やった

あきちゃん:わーい!風船結べるようになったぁ!!

あきちゃんも嬉しい

私も自分のことのように嬉しい。

 

 

大人が勝手に風船を小さくして、結んでしまうこともできます。

それでは、彼女の意志や、自分で考えてやったことを勝手に変えてしまう。

 

風船を小さくするならば、了承を得ることで、

彼女の意志を尊重していくことができます。

 

止まらなくなったあきちゃんは、

どんどん風船を作り始めました。 

 

部屋の中は、風船だらけです(笑)

 

あきちゃんは、妹にも、風船結びを教えてあげていました♪

 


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最終更新日 : 2018-02-17 01:36:46

②「 伝える、伝わる、感じあう (7歳のまさるくん)」ー①

 

 

いったーーーーーーーーーーい!!!!

 

急に背中に激痛が走りました。

振り返ると、

笑いながら逃げている子が一人・・・まさるです。

私の背中をとび蹴りしてきました。

 

みんなで遊んでいた時間。

私は、子ども達の様子をノートに書いていました。

その最中に、とび蹴り・・。

やりすぎです!

 

私  :なにやってんねん、こら!!!(激怒)

 


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最終更新日 : 2018-02-17 01:37:00

②「 伝える、伝わる、感じあう (7歳のまさるくん)」ー②

ついつい感情的に怒鳴ってしまった私。

ダメだとわかっていながら、抑えきれません。

 

まさるは、笑いながら逃げています。

 

あっちゃー!!

効果なしとは、こういうこと。

仕切り直しです。

 

私  :まさる、話しがあるから、こっちにきて。

 

私は、真面目な顔で、まさるの顔を見ました。

へらへら笑いながら来たまさる。

 

肩に手をおいて

同じ目線に立ち

目を見てちゃんと伝えます。

 

私が感じたこと

私にあることは

私が言葉にしないと伝わらないからです。

 

私  :ゆりさん、今、めっちゃ痛かった。

私  :私は、まさるのこと大好きやし、一緒に遊ぶの楽しいねん。

    でも、後ろから蹴られるのは、嫌だし痛かった!今振り返って、蹴

    ったのがまさるだったの、とっても悲しかった。わかる?

 

まさるの顔から一瞬で笑いが消えていきます。

 

泣きそうになっている、

そしてそのまま、最後まで続けます。

 

まさる:うん。ごめんなさい。 

私  :聴いてくれてありがとう。


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最終更新日 : 2018-02-17 01:37:19


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