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子犬によりそう

わが家にミニチュアダックスがやってきて4か月になろうとして

います。

最初は聞き分けのないあかちゃんで噛みつき放題のわがまま娘で

したが、わが家にやってきた4か月の間で人間の言葉を理解でき

るようになり、だんだんとあかちゃんから成犬へ成長していく様

子に驚く毎日でしょうか。

 

 

それでもわが家にやってきたときから甘噛みをする癖は治りませ

ん。

はじめはいろいろと調べて甘噛みをやめさせる方法を試していま

したが、毎日子犬と接するうちに甘噛みは私たち家族に対する甘

えや遊びの合図のように感じてきましたので、私は好きなように

やらせておくことにしました。

妻は、今でも「ダメ」と怒るときもあるようですが、私は好きに

させています。

ときには強く噛むときもありますが、「痛い」とう言えば、その

後は甘噛みをやめますし、子犬が噛んだところを優しく舐めてく

れますから、子犬自身もそのときどきに人間が発する言葉を通じ

て遊びのバランス感覚を作っているようです。

 

もっとも、私は「怒る」ことが、人間社会でも苦手なタイプです。

会社生活でも基本的に部下などを怒ることが少なかったと思いま

す。

また、家庭生活でも子供たちを怒ったことがほとんどありません。

どうも怒りそのものが苦手なようです。

CEOのデータ(米国)では、リーダーシップがあるタイプは結

構厳しい人間が多いと、ある書物に書いてありましたが、その意

 

 

 

 

味では、私は会社人間失格でしょう。

威厳をもち、厳しい姿勢で人を引っ張っていくことは不得手です。

役割としては、少しはそのような態度も演じてきましたが、相当

なストレスを感じていました。

 

このような性格ですから、子供たちや子犬に怒ることができませ

ん。

むしろ子供たちや子犬によりそって生きているタイプでしょうか。

子供たちにも自由に生活させていましたが、もっとも子育ては妻

がやってくれていましたが、私同様、比較的子供たちに自由な生

活を与えてくれていたようで、その点では私が考える、あるいは

私と同じような感覚で子育をしてくれたことに感謝しています。

子だもたちは社会人になった今でも自由にのびのびと生活してく

れています。

 

子犬に対しても子供たち同様できる限り自由に育てていますが、

他人に噛みついたり吠えたりすることもなく、出会う人たちに可

愛がってもらっています。

しかし、まだまだ成長過程のようで怖がってしり込みするので、

他人やほかの犬になれてくれるのかと心配でした。

ある日、散歩の途中で出会った犬の飼い主さんに、わが家の子犬

が現在5か月ですというと、あと2か月くらいするとほかの犬た

ちとあいさつできるようになりますよと、アドバイスをもらいホ

ットしているところです。

この点を除けば、毎日楽しく散歩をし、家の中ではおもちゃでい

っしょに遊ぶことができる元気で活発な犬でしょうか。

甘噛みはまだしていますが、家の中のものをかじることはかなり

少なくなり、さらにおしっこやウンチも夜はすることもなく、朝

まとめてできるようになるなど成長していることが目に見えてわ

かります。

掃除や洗濯をしているときもじっと待っていることができるし、

夜は寝る時間になると自分で寝床にはいって寝るというくらい規

則正しい生活ができます。

人間の生活態度をよく観察しながらこちらに合わせて活動してく

れるのも助かります。

 

 

 

 

先代のミニチュアダックスよりも、よく人間を理解し、自分の生

活リズムを作ることがうまいようです。

  

 

子犬を子育てみると、毎日子犬によりそっているようですが、実

は子犬が私によりそってくれているのがわかります。

家族の生活でも親が子供によりそっていると思っていましたが、

実は子供たちが親によりそってくれていたのかもわかりません。

案外、以前は子供たちに支えられ、今は子犬に支えてもらってい

るようです。

 

とにかく子犬の可愛らしく、そしてゆかいなしぐさに毎日明るい

家庭になっていることだけは間違いありません。

そして私自身が子犬のおかげで成長させてもらっているようです。

 

 

 

 

 

 


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最終更新日 : 2018-02-06 15:18:39

この本の内容は以上です。


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