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はじめに

フローマインドとは?

 あなたから生み出されるパフォーマンスがその状況に合わせて最適かつ最高に発揮しやすい精神状態や心の状態をフローマインドと言います。

 

1970年代からフローは提唱され、アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイ博士が1990年の著書『フロー体験』によってフロー理論はまとまったものになりました。このフロー理論をもとに、より再現性のあるかたちにした日本のスポーツドクター辻秀一氏の理論を私自身が10年にわたり実践し続け、辻秀一公認トレーナーとして実践書にまとめたのが本書です。


いつもどんなときも自分の力をもて余すことなく発揮できたら、、、。
落ち込むこと、辛いことも今よりも早く切り替えられたら、、、。
いつも自分らしく過ごすことができたら、、、。
毎日ごきげんな自分でいることができたら、、、。

 

誰しも自分らしく、自分のパフォーマンスを発揮し、納得のいく結果を手にしたいと考えているはずです。

パフォーマンスを構成するのは2つのベクトル。

 

①「何を」②「どんな気持ちで」やるかです。

①「何を」やるかに関しては多くの人が時間を割いて考え、話し合い、決定、選択するとは思いますが、

②どんな気持ちでやるかということに関しては時間を使っている方は少ないのが

現状ではないでしょうか?それどころか、「具体的にどうやって時間を使って良いのかわからない。」

というのが本音と言う方がほとんどかもしれません。

 

「心の重要性は知っている。だけど具体的にどうやって良いかわからない。」

その疑問にお答えし、今日からできるフローマインドマネジメントスキルを

磨き、実践していただくことが本書の目的となります。

読み進めながら実践できるようにワーク形式になってい

ますので、はじめはわかりずらいかもしれませんが、

ぜひまずはトライしてみてください。

 

必ずあなたの気持ちに変化の風を吹かせてくれます。


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最終更新日 : 2018-01-17 14:45:49

新しい脳の使い方!?

自分のパフォーマンスをマネジメントするための脳の使い方、

すなわち思考力をライフスキルと呼びます。

ライフスキルとは、世界保健機構(WHO)が「日常の様々な問題や要求に対して、より建設的かつ効果的に対処するために必要不可欠な能力」と定義づけた技術のことです。    

 

この実践書では、スポーツドクター辻秀一氏が定義付けている「ライフスキルとは自分の思考で自分の心の状態をマネジメントする能力、脳の機能。」という定義に沿って話を進めていきます。  

 

前置きはさておきタイトルにある新しい脳とは、ズバリ、ライフスキルのことです。

新しい脳とは言いつつ、実は皆さんの頭の中にはすでにライフスキルがあります。

子供から大人になっていく過程で、様々な経験や体感を多く積んでいきますが、ライフキルは使わないと衰えていきます。昔、習っていて頃はスラスラ弾けたピアノも、練習していないと徐々に弾けなくなってしまうと思います。皆さんも、何かしらでそんな経験をしたことはありませんか?ライフスキルも使わないと衰えていくスキルなんです。

 

特に現代では、誰しもポケットに超高性能パソコンともいえるスマートフォンが入っており、様々なことがオートメーション化する文明の発達により、自分の心の状態が乱れた状態、すなわちライフスキルが衰えた状態でも生きていける状態になっています。たとえば戦後間もない頃は、一人一人が一生懸命目の前のことをやらなくては食べていけなかったでしょうし、もっとさかのぼり武士の時代に戦(いくさ)でもあれば、心の乱れはすぐに死に直結するでしょう。現代でいえば、アスリートはライフスキルが高い方は多いと言えますが、それは一瞬の心の乱れは、負けという結果に直結するからです。

 

現代の日常を生きていると、すぐに「死」や「勝敗」といった結果に直面することは少ないかもしれませんが、だからと言って自分の気持ちを環境・他人・過去に好きなようにもてあそばれてて良いのでしょうか?発達した文明社会を生きる現代こそ、人間らしさを見失わず、人と人とのコミュニケーションの質をマネジメントするライフスキルを磨いていくべきではないでしょうか?

      


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最終更新日 : 2018-01-17 15:16:06

これがないと、続かない!絶対に燃え尽きないエネルギーの源泉

ライフスキルという自分の気持ちを自分でマネジメントする脳の力、思考力の存在はご理解して頂けたでしょうか?

 

ライフスキルは1日意識したからといって、自分の身につくわけではありません。

何か新しいスキルを身に付けることと同様に継続することが大切です。

継続して磨き続け、その名の通りライフ“スキル”になることで、いつでもどこでも、無意識レベルで

自分の気持ちをマネジメントしていけるようになります。

 

そのためには練習方法も大切ですが、連取を続けるためのエネルギーの源泉を発掘することが大切です。

あなたにエネルギーの源泉はありますか?


エネルギーのの源泉は主に3つに分けられます。

(例)

・結果 「試合で勝ちたい!」「上司に誉められたい。」

・行動 「野球をやっていたい」「試合に出続けたい」 

・あり方 「いつも穏やかでありたい」「いつも魅力的でありたい」

 

 

どのエネルギーの源泉も素晴らしく、大切なエネルギーの源です。

ただ、結果、行動のエネルギー源は環境や他人の影響をいつも受け、不安定であるといえます。

 

環境や他人の影響を受けず、いつもどんなときも

自分で作り出すことのできるエネルギーの源泉、

「あり方」=「いつもどんなときも〇〇でありたい」

を考えてみましょう。

 

 

FlowDoIt!

自分がいつもどうありたいか考え、5つ書き出してみましょう。

(例)いつも穏やかでありたい。

   いつも魅力的な自分でありたい。

 

 

まずは出せるだけ出してみましょう。

その中から、自分の心から大切にしたいあり方が見つかるはずです。


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最終更新日 : 2018-01-18 16:25:46

パフォーマンスが発揮される仕組みを知る

心の状態には
FLOW(フロー)かNonFLOW(ノンフロー)があります。
FLOW(フロー)とは気分の良い状態。気持ちがごきげん。集中とリラックスが共存してる感じの状態を言います。
Non FLOW(ノンフロー)とは気分の悪い状態。気持ちがふきげん。集中できない。余裕がない感じの状態を言います。

パフォーマンスの質は、その時の気持ちの状態で決まります。気分の良い状態は全てのパフォーマンスの質が上がりますし、気分の悪い状態でいれば、発揮されるパフォーマンスは質の低いものと言えるでしょう。

まずは自分の気持ちを見つめ、気分が良い状態か、気分が悪い状態なのかを知り、自分の発揮するパフォーマンスが高いものなのか、低いものなのかを知ることが自分のパフォーマンスをマネジメントするためには必要不可欠です。

 

 

FlowDoIt!

自分がパフォーマンスがもて余すことなく発揮できている時はどんなときか、
反対に自分のパフォーマンスの低い時はどんなときか、
その時の気持ち・感情を書き出してみましょう。

 

◾ パフォーマンスが発揮できているとき

→(例)カフェで、好きな音楽を聞きながら資料作成してるとき。

     

    楽しい、充実感。

 

◾ パフォーマンスが発揮できていないとき

→(例)会社で大事なプレゼン、緊張して頭が真っ白になってしまう。

    

    緊張、不安。

 


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最終更新日 : 2018-01-18 16:33:49

あなたにとってのご機嫌価値は?

フロー状態、すなわち気分が良く、ごきげんな状態だと

あなたにとってどんな価値があるか考えてみましょう。


たとえば、気分の良い状態だとカラダの状態はどうですか?

思考はどうですか?

どんな気持ちを感じれますか?

 

 

FlowDoIt!

FLOWの価値をカラダ、思考、心

それぞれに考えてみましょう!

(例)

FLOWだと

カラダ→軽くなる

思考→発想が湧きやすい

心→楽しい

 

 

自分自身のフローの価値、すなわちご機嫌の価値を明確にすることで

自分の機嫌はフローに傾きやすくなり、結果的にパフォーマンスもより安定し、

自分の力を様々な場面で発揮しやすくなります。

大切なのは、何度も自分自身のフローの価値を考えることです。

すぐに出なくても大丈夫です。

考えることそのものがフローマインドマネジメントのトレーニングとなります。

考えること、思考そのものがトレーニングなので、場所も時間も取られません。

 

あなたにとってご機嫌だとどんな価値があるのか、

ぜひ繰り返し考えてみてください。

繰り返していくことで、あなたにとって真に大切なご機嫌の価値が

明確になっていきます。


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最終更新日 : 2018-01-19 12:35:08


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