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自立性

自立性を制限しないと

他の自立性はみえない

干渉している自立性を

外してみないと

本来の自立性はみえない

あらわれているのは

本性として訴えかけるものなのか

気づかないことの反作用ではないのか

見掛けの静けさだけでなく

深々と雪が積もるように

壊れやすい硝子細工に触れるように

自立性、あるいは

隠蔽、剥奪されている、乱されている自立性の内に

存在を存在として

必要ならいつまでも座り続ける心構えで


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最終更新日 : 2017-11-29 00:02:56

たま

色や形

大きさが

ばらばらの珠を

糸で括って

ポケットに

入れようとするとき

ひとつの珠が

こっそり

床に落ちた

どこまでも

転がって

ピカソの海も

通り過ぎて、

海の水が

流れ込む穴に

ぼちゃんと

落ちて

ぶくぶくと

水にもまれて

もとのテーブルに

戻った


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最終更新日 : 2017-11-29 00:02:56

減少

してほしかったことを

やっていることに

気づいて

言葉と香り

祭りの最後の

花火

窓際の水さしと

街を離れた森に

吹く風と

足の先から頭の先まで

しびれたような

酔いを運んで

真夜中過ぎの

音頭と

踊りが

探らず

察せず

減少する

何をか


ミルフィーユ

ものの感じ方が

一生の間に

一つ深まる

そういうことが

少しずつ

繰り返されて

丸みを帯びる

纔かずつ

時間を積み重ねて

それは

ミルフィーユのような


厳かさ

足下に横たわる

厳かさよ

時に

視線を注ぎ

時に

声をあげる

緑色の芝の上を

太陽の光を

身に受けながら

駆け抜けて

こんな風に走れるのは

どう、すごいでしょう?と

挑戦的な目を

時に

みせる

泡沫なら

一回の跳梁

いつまでも

隣に



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