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そして、ついにおしゃれシリーズの3枚は、そろって引き出しを出て、ママに洗濯をしてもらったのです。

 よい香(かお)りの泡(あわ)の中で、さっぱりしたら、ぽかぽかの日の下、うたた寝(ね)をしながら乾(かわ)きました。
 そのとちゅう、ヨットをはいたトモ君が、お兄ちゃんと庭(にわ)に出て、近くで遊(あそ)ぶ姿(すがた)も見られたのです。
 3枚は、なんだか楽しくなって、今日あった出来事(できごと)を、早くライダーにおしえたいと思いました。

 夕方(ゆうがた)になって、バスタオルにのせられた宇宙ロケットと別れ、引き出しにもどると、なんと、どこにもライダーの姿がありません。
 いつかこの日が来ることを、しかし、3枚とライダーも覚悟(かくご)していました。

「さあ次は、ぼくらの番だ。ライダーの分もがんばろうぜ!」

 時計が、せいいっぱい大きな声で言うと、その下でたたまれた帽子とグラサンが「わかっているさ」と、静(しず)かにうなずきました。

                           (おわり)


この本の内容は以上です。


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