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はじめに

『涼しい条文 六法は見た目が9割!!』とは?

法令の条文は読むと意外と面白い。
限られた人しか読まないような試験に出ない法令ほど面白い。

本書は、条文の読み物としての面白さに気づいた著者がお届けする、文庫本感覚で気軽に読める新しいスタイルの六法です。

【特色・其の壱】
⇒あの分厚い六法をスリムに分冊しました。

必要のない掲載法令とはおさらばして、お目当ての法令だけに一点集中できます。

法令ごとに原則一冊。

一般の小型六法には収録されないマイナーだけれど魅惑的な法令も揃っています。

必要や興味関心に応じて各巻をチョイスすれば、あなただけのオリジナル六法が出来上がります。

【特色・其の弐】
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改行、余白、色分け、独自の工夫で長くて複雑な条文も一文一文クッキリハッキリわかります。だから、初見の条文も見通し良好。

試験対策に教養に趣味に
ひく、よむ、たのしむ六法。

その名も『涼しい条文』。

見た目の涼しさは読みやすさ。

法令の読みやすさこそ正義!!

行間の風通しを良くすると、法令の条文はもっともっと楽に理解できます。



本書シリーズ及び条文について

・本書シリーズは「pdf」「ePub」「MOBI」という3つのファイル形式をご用意していますが、このうち「MOBI」ファイル(Kindle形式)で読むことを最優先して作成しました

・条文の内容は「平成29年3月1日現在・施行」のものとなっています。

・条文の内容を損なわない範囲で原文のレイアウトを独自に変更しました。

・条文中の括弧書きの部分を分かりやすく青色で表記しています。

・電子書籍作成上のページは、各条文が属する最小の項目立て(編・章・節・款・目)単位で設けました。目次機能を使えば、条文番号から各ページへ簡単にジャンプできます。

・各ページは、「条文見出し一覧」(青色表記)→「各条文」というシンプルな構成となっています。


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最終更新日 : 2017-12-28 18:46:05

目次

借地借家法
(平成三年十月四日法律第九十号)

第一章 総則
(第一条・第二条)

第二章 借地

第一節 借地権の存続期間等
(第三条―第九条)

第二節 借地権の効力
(第十条―第十六条)

第三節 借地条件の変更等
(第十七条―第二十一条)

第四節 定期借地権等
(第二十二条―第二十五条)

第三章 借家

第一節 建物賃貸借契約の更新等
(第二十六条―第三十条)

第二節 建物賃貸借の効力
(第三十一条―第三十七条)

第三節 定期建物賃貸借等
(第三十八条―第四十条)

第四章 借地条件の変更等の裁判手続
(第四十一条―第六十条)


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最終更新日 : 2017-09-28 21:46:17

第一条・第二条

借地借家法
>第一章 総則

(趣旨)
第一条

(定義)
第二条


第一章 総則


(趣旨)
第一条

  この法律は、建物の所有を目的とする地上権及び土地の賃借権の存続期間、効力等並びに建物の賃貸借の契約の更新、効力等に関し特別の定めをするとともに、借地条件の変更等の裁判手続に関し必要な事項を定めるものとする。



(定義)
第二条

  この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

 一 借地権

   建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権をいう。

 二 借地権者

   借地権を有する者をいう。

 三 借地権設定者

   借地権者に対して借地権を設定している者をいう。

 四 転借地権

   建物の所有を目的とする土地の賃借権で借地権者が設定しているものをいう。

 五 転借地権者

   転借地権を有する者をいう。


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最終更新日 : 2017-12-20 11:36:51

第三条―第九条

借地借家法
>第二章 借地
>第一節 借地権の存続期間等

(借地権の存続期間)
第三条

(借地権の更新後の期間)
第四条

(借地契約の更新請求等)
第五条

(借地契約の更新拒絶の要件)
第六条

(建物の再築による借地権の期間の延長)
第七条

(借地契約の更新後の建物の滅失による解約等)
第八条

(強行規定)
第九条


第二章 借地

第一節 借地権の存続期間等


(借地権の存続期間)
第三条

  借地権の存続期間は、三十年とする。

  ただし、契約でこれより長い期間を定めたときは、その期間とする。



(借地権の更新後の期間)
第四条

  当事者が借地契約を更新する場合においては、その期間は、更新の日から十年(借地権の設定後の最初の更新にあっては、二十年)とする。

  ただし、当事者がこれより長い期間を定めたときは、その期間とする。



(借地契約の更新請求等)
第五条

  借地権の存続期間が満了する場合において、借地権者が契約の更新を請求したときは、建物がある場合に限り、前条の規定によるもののほか、従前の契約と同一の条件で契約を更新したものとみなす。

  ただし、借地権設定者が遅滞なく異議を述べたときは、この限りでない。

2 借地権の存続期間が満了した後、借地権者が土地の使用を継続するときも、建物がある場合に限り、前項と同様とする。

3 転借地権が設定されている場合においては、転借地権者がする土地の使用の継続を借地権者がする土地の使用の継続とみなして、借地権者と借地権設定者との間について前項の規定を適用する。



(借地契約の更新拒絶の要件)
第六条

  前条の異議は、借地権設定者及び借地権者(転借地権者を含む。以下この条において同じ。)が土地の使用を必要とする事情のほか、借地に関する従前の経過及び土地の利用状況並びに借地権設定者が土地の明渡しの条件として又は土地の明渡しと引換えに借地権者に対して財産上の給付をする旨の申出をした場合におけるその申出を考慮して、正当の事由があると認められる場合でなければ、述べることができない。



(建物の再築による借地権の期間の延長)
第七条

  借地権の存続期間が満了する前に建物の滅失(借地権者又は転借地権者による取壊しを含む。以下同じ。)があった場合において、借地権者が残存期間を超えて存続すべき建物を築造したときは、その建物を築造するにつき借地権設定者の承諾がある場合に限り、借地権は、承諾があった日又は建物が築造された日のいずれか早い日から二十年間存続する。

  ただし、残存期間がこれより長いとき、又は当事者がこれより長い期間を定めたときは、その期間による。

2 借地権者が借地権設定者に対し残存期間を超えて存続すべき建物を新たに築造する旨を通知した場合において、借地権設定者がその通知を受けた後二月以内に異議を述べなかったときは、その建物を築造するにつき前項の借地権設定者の承諾があったものとみなす。

  ただし、契約の更新の後(同項の規定により借地権の存続期間が延長された場合にあっては、借地権の当初の存続期間が満了すべき日の後。次条及び第十八条において同じ。)に通知があった場合においては、この限りでない。

3 転借地権が設定されている場合においては、転借地権者がする建物の築造を借地権者がする建物の築造とみなして、借地権者と借地権設定者との間について第一項の規定を適用する。



(借地契約の更新後の建物の滅失による解約等)
第八条

  契約の更新の後に建物の滅失があった場合においては、借地権者は、地上権の放棄又は土地の賃貸借の解約の申入れをすることができる。

2 前項に規定する場合において、借地権者が借地権設定者の承諾を得ないで残存期間を超えて存続すべき建物を築造したときは、借地権設定者は、地上権の消滅の請求又は土地の賃貸借の解約の申入れをすることができる。

3 前二項の場合においては、借地権は、地上権の放棄若しくは消滅の請求又は土地の賃貸借の解約の申入れがあった日から三月を経過することによって消滅する。

4 第一項に規定する地上権の放棄又は土地の賃貸借の解約の申入れをする権利は、第二項に規定する地上権の消滅の請求又は土地の賃貸借の解約の申入れをする権利を制限する場合に限り、制限することができる。

5 転借地権が設定されている場合においては、転借地権者がする建物の築造を借地権者がする建物の築造とみなして、借地権者と借地権設定者との間について第二項の規定を適用する。



(強行規定)
第九条

  この節の規定に反する特約で借地権者に不利なものは、無効とする。


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最終更新日 : 2017-09-28 17:50:46

第十条―第十六条

借地借家法
>第二章 借地
>第二節 借地権の効力

(借地権の対抗力等)
第十条

(地代等増減請求権)
第十一条

(借地権設定者の先取特権)
第十二条

(建物買取請求権)
第十三条

(第三者の建物買取請求権)
第十四条

(自己借地権)
第十五条

(強行規定)
第十六条


第二節 借地権の効力


(借地権の対抗力等)
第十条

  借地権は、その登記がなくても、土地の上に借地権者が登記されている建物を所有するときは、これをもって第三者に対抗することができる。

2 前項の場合において、建物の滅失があっても、借地権者が、その建物を特定するために必要な事項、その滅失があった日及び建物を新たに築造する旨を土地の上の見やすい場所に掲示するときは、借地権は、なお同項の効力を有する。

  ただし、建物の滅失があった日から二年を経過した後にあっては、その前に建物を新たに築造し、かつ、その建物につき登記した場合に限る。

3 民法(明治二十九年法律第八十九号)第五百六十六条第一項及び第三項の規定は、前二項の規定により第三者に対抗することができる借地権の目的である土地が売買の目的物である場合に準用する。

4 民法第五百三十三条の規定は、前項の場合に準用する。



(地代等増減請求権)
第十一条

  地代又は土地の借賃(以下この条及び次条において「地代等」という。)が、土地に対する租税その他の公課の増減により、土地の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍類似の土地の地代等に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は、将来に向かって地代等の額の増減を請求することができる。

  ただし、一定の期間地代等を増額しない旨の特約がある場合には、その定めに従う。

2 地代等の増額について当事者間に協議が調わないときは、その請求を受けた者は、増額を正当とする裁判が確定するまでは、相当と認める額の地代等を支払うことをもって足りる。

  ただし、その裁判が確定した場合において、既に支払った額に不足があるときは、その不足額に年一割の割合による支払期後の利息を付してこれを支払わなければならない。

3 地代等の減額について当事者間に協議が調わないときは、その請求を受けた者は、減額を正当とする裁判が確定するまでは、相当と認める額の地代等の支払を請求することができる。

  ただし、その裁判が確定した場合において、既に支払を受けた額が正当とされた地代等の額を超えるときは、その超過額に年一割の割合による受領の時からの利息を付してこれを返還しなければならない。



(借地権設定者の先取特権)
第十二条

  借地権設定者は、弁済期の到来した最後の二年分の地代等について、借地権者がその土地において所有する建物の上に先取特権を有する。

2 前項の先取特権は、地上権又は土地の賃貸借の登記をすることによって、その効力を保存する。

3 第一項の先取特権は、他の権利に対して優先する効力を有する。

  ただし、共益費用、不動産保存及び不動産工事の先取特権並びに地上権又は土地の賃貸借の登記より前に登記された質権及び抵当権には後れる。

4 前三項の規定は、転借地権者がその土地において所有する建物について準用する。



(建物買取請求権)
第十三条

  借地権の存続期間が満了した場合において、契約の更新がないときは、借地権者は、借地権設定者に対し、建物その他借地権者が権原により土地に附属させた物を時価で買い取るべきことを請求することができる。

2 前項の場合において、建物が借地権の存続期間が満了する前に借地権設定者の承諾を得ないで残存期間を超えて存続すべきものとして新たに築造されたものであるときは、裁判所は、借地権設定者の請求により、代金の全部又は一部の支払につき相当の期限を許与することができる。

3 前二項の規定は、借地権の存続期間が満了した場合における転借地権者と借地権設定者との間について準用する。



(第三者の建物買取請求権)
第十四条

  第三者が賃借権の目的である土地の上の建物その他借地権者が権原によって土地に附属させた物を取得した場合において、借地権設定者が賃借権の譲渡又は転貸を承諾しないときは、その第三者は、借地権設定者に対し、建物その他借地権者が権原によって土地に附属させた物を時価で買い取るべきことを請求することができる。



(自己借地権)
第十五条

  借地権を設定する場合においては、他の者と共に有することとなるときに限り、借地権設定者が自らその借地権を有することを妨げない。

2 借地権が借地権設定者に帰した場合であっても、他の者と共にその借地権を有するときは、その借地権は、消滅しない。



(強行規定)
第十六条

  第十条、第十三条及び第十四条の規定に反する特約で借地権者又は転借地権者に不利なものは、無効とする。


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最終更新日 : 2017-09-28 17:54:03


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