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友彼0人サークル PRAT 2

私はみく。大学2回生で「友彼0人サークル」の部長です。単位があまり取れてなく、お先は真っ暗。親から電話がありました。進路はどうするのかと。私は目の前の事しか考えてません。そう、目の前の事。これから学園祭があるんです。部活動をしてるからには、出店や企画をしなければならないのです。

今、授業が終わり、部室に向かってる。皆に報告しなければならない。

部室に入ると、皆お疲れ様でーす。と挨拶。私は、皆にこう言った。

「秋になりそろそろ学園祭の季節です。私達も学園祭で企画をしなければなりません。私からの提案は」皆が静まり返っている。息を飲み私は言った。「皆でなんちゃってガールズバーをやりましょう!異議のある者!」みなちゃん「賛成ー!やりたい!キャバ孃の部長の提案だよ!儲かりそうじゃん」りんちゃん「みくはキャバ孃クビになりました」みく「うっふん・・・」みなちゃん「え・・・」みさきちゃん「私、可愛くないし自信ありません」みく「それはだねぇ。みさきちゃん、ちゃんとメイクをすれば男は寄ってくるものだ」のぞみちゃん「それって部長!みさきちゃんがかわいそうというか」りんちゃん「酷い!みく」みく「いやいや、私含めて皆、共通しているのだよ」みなちゃん「ギャルバーは?」のぞみちゃん「問題は学園祭なんだから誰もしない事を楽しくやりましょうよ」みさきちゃん「私も頑張ろうかな」みなちゃん「そうだよ。顔関係ないじゃん!接客は部長に聞いて、ソフトドリンクやお菓子用意すれば良いんじゃない」

みく「りんちゃん。あなたは?」りんちゃん「分かったよ。賛成。ハハハ。みく、顔赤い」

みく「りんちゃん、馬鹿に」みなちゃん「部長!良いじゃないですか。決まったんだし」みく「まっ、そうだね。実は接客のマニュアルを持ってきたんだよね」りんちゃん「みく、自分で作成したの?」みく「そうだよ」と言い、私はプリントアウトした用紙を皆に配った。

皆、マニュアルを見てふーんと言った感じだった。

みく「じゃあ、皆、それ読んでて。私はちょっと売店でコップとか買ってくる」

皆がはーい。と言う。

私は売店でドリンクと氷とマドラーを購入した。あっあの二人、いつもりんちゃんから経済学のコピーもらってる人だ。りんちゃんは断れないから、私からはっきり言ってやろう。

みく「あのー!すいません」

ミカ「はい?」

みく「りんちゃんと同じサークルの者ですが、経済学のコピーもらってますよね?」

ミカ「は?みくだっけ?外で話そう」

私達は売店から出た。ミカ「だから、何だって言うの?あんたに関係ないじゃん」

私は怖くて震えていた。

みく「りんちゃんは、私の仲間なんで関わらないでください」

ミカ「何あんた。りんとは同じゼミなんだけど。向こうがコピーくれてんの。無理になんかもらってない」

みく「教授にバラしますよ」

ミカ「はぁ?うぜぇこいつ」

ナナ「コピーくらい、どーでもいいじゃん」

すると偶然にもみなちゃんが菓子パンを持って売店から走ってきた。その勢いで、みなちゃんはミカの足を踏んだ。

ミカ「いたーい!何?あんた?」

みなちゃん「部長!あのマニュアル面白いですね。どうかしたんですか?」

みく「この二人がりんちゃんから経済学のコピーもらって利用してるから、やめろって言ってるけど引かないの」

ミカ「おい。足痛いんだけど」

みなちゃん「気づかなかった。だからどうしたんだよ。りんさんにこれ以上迷惑かけてんじゃねーよ」

ミカ「何この人。分かったよ。シカトすれば良いんだろ。ナナ、もう行こう」

ナナ「もう、関わらないでおこう。うぜぇこいつら」

ミカ達はいなくなった。

 

私とみなちゃんも部室に戻った。

みなちゃん「皆、尾行作戦成功したよ!超面白かった。りんちゃんをいじめてる奴等を私と部長で撃退しました」

りんちゃん「は?いじめって?」

みく「ミカ達の件だよ。てか尾行したの?」

りんちゃん「ミカに何言ったの?」みなちゃん「経済学のコピーの件で、迷惑かけるなって」りんちゃん「気まずい」

みく「大丈夫だよ。みなちゃんのおかげでミカびびってたから」

みなちゃん「足を踏み潰しましたよ。ハハハ」

りんちゃん「ありがとう。みくとみなちゃん。実はさ、前にみなちゃんを電気屋で尾行したじゃん?それ思い出して。みくを尾行してみたの」

みく「そっか。みなちゃんがいなかったらヤバかったー」

のぞみちゃん「一応、心理学として今回の件を記録しますね」

 

みく「じゃあ、皆、学園祭のガールズバーの話に戻りましょう」

部室で皆に説明してた。みく「皆、見て。じゃありんちゃんがお客さんという設定でこっち座って」りんちゃん「はーい。メロンソーダちょうだい!」みく「コップにまず氷を入れます。そしてジュースを入れて。口を付ける所は触らず、こう持って。で、このマドラーで氷をかき混ぜます。乾杯する時は、りんちゃん乾杯」りんちゃん「乾杯!」みく「お客さんの口を付けるコップのラインより下の位置に自分の口を付けるコップのラインを下ろして乾杯するのが礼儀です。OK?やってみて」

みなちゃん「みさき、やってみよ」みさきちゃん「うん」

りんちゃん「のぞみちゃん、私がお客さん。やって」のぞみちゃん「はい」

みく「交互に練習してね」

一段落して、私はこう言った。「もう17時だね。これから皆でホストクラブに行きます」「えー!」「嫌だ!」と皆が引いた。みく「私達も学園祭で声かけとかするし、だから、あえてキャッチに引っ掛かりましょう。交渉次第では、初回は凄い安いです」

 

という事で5人で歓楽街に行く事になった。みく「ほら、立ってる、ホスト君」みなちゃん「本当だ。あれがキャッチですか?」みく「うん」りんちゃん「悪そうな奴等だな」みさきちゃん「カッコいいですね、アニメみたい!」のぞみちゃん「みさき、駄目だよ惚れたら。友彼0人サークルを忘れないように」

二人のホストがみくに話しかけてきた。「初回、1000円です」「安くもできますよ」

みく「うーん。お金無くて。もっと安ければ。ねぇ?みなちゃん」みなちゃん「うん。いくらまで安くできるの」

ホスト「えーっと。500円で、どうですか?」りんちゃん「500円なら良いんじゃない?」みく「そうだね!じゃあ行くわ500円で」ホスト「ありがとう。ちょっと店に連絡入れるんで。一緒に行きましょう」みく「はーい」私達はホストについて行った。ホストは電話してる。「5人なんですけど、今から行きます。500円で。はい。お願いします」

みさきちゃん「本当に500円なの?」みく「大丈夫だよ。みさきちゃん」

ビルのエレベーターに乗った。ホスト「身分証明書持ってます?みんな」「持ってるよ!」店に着いた。扉を開くと、王子様のようなホストが出迎えてくれた。エレクトロの音楽や輝かしい照明、ワイワイ賑わっている。のぞみちゃん「緊張する」ホスト「お客様5名、ご来店でーす!!」「いらっしゃいませー!」

シャンパンコールでキャストが席に集まってる中を通り抜け席に付き、メニューを紹介された。ホスト「初回なんでこちらのメニューですね」

みく「じゃあこれで、みんな良いよね」

ホスト「お願いしまーす!」ホールのキャストがオーダーをメモる。

ホスト「ありがとうね。俺、ゆーきです」

みく「500円で60分って安くない?りんちゃん」

りんちゃん「そうだね。ねぇ、ゆーき君、他のホストは?付かないの?」

ゆーき「シャンパンコール終わったら他のキャスト来るんで待ってて!5人のお酒の濃さ知りたいんですけど、どれくらいですか?」

みく「みんな普通で良い?」皆が頷く。ゆーき「はーい」

ゆーき「みんなの名前聞いて良いですか?」「私、みな!」「のぞみ!」「みさき!」みく「音楽うるさくて聞こえない」ゆーき「ちゃんとメモってるんで大丈夫っすよ」「りんだよ!」「私、みく!」

 

マイク「姫より」「はい!」「姫から一言!!」シャンパンコールと音楽が一瞬止まる。

客「良太?つぶれそうだね」コールとBGMがまた始まる。

 

ゆーき「俺の名刺なんで、どうぞ」と私達に渡す。

みなちゃん「写真の方が、カッコいいな!」ゆーき「捨てる人いるんで、みなちゃん、ちゃんと持って帰ってくださいよ」

みなちゃん「この名刺もお金かかってるしね。分かった」

ゆーき「よく見て。番号とか書いてるんですよ。なんで登録してくれたら、暇な時全然ご飯とか行くんで」

みさきちゃん「本当ですか?」のぞみちゃん「営業だよ」ゆーき「違うよ。あっシャンパンコール終わったね。他のキャスト来ました」

テツヤとトオル「お席ご一緒して宜しいですか?」みく達「良いよ」テツヤとトオルは私達に名刺を渡し、お酒作ったりグラスを拭いてる。みなちゃんがタバコを出すと、ゆーきが火を付ける。みなちゃん「ありがとう」のぞみちゃんやみくもタバコを吸う。

みく「ゆーき君、チューしよ」と言って唇をゆーきに近づける。のぞみちゃん「部長、ダメですよ」

ゆーき「何?部長って、部活かなんか?」みく「サークルの部長」

ゆーき「何のサークル?」みさきちゃんが「友彼」と言いかけたら、みなちゃんが遮断した。「秘密!」

テツヤ「そんな言えない事なんだ。今日は何してたの?」

みなちゃん「放課後だよ」

トオル「でも皆、頭良さそうですよね」

みく「悪いよ。てか飲まないの?」

ゆーき「一杯頂いて良いですか?」みく「どうぞ」「ありがとうございます」

トオル「名刺なんですけど」

みく「大丈夫。ゆーき君から貰ったんで」

トオル「俺の名刺カッコいいですよ」

みなちゃん「いや。ここで見てるから大丈夫。勉強して早寝しなきゃ」

みさきちゃん「でも3人、肌ピチピチで良いじゃん」

トオル「ありがとう」

 

そしてあっという間に時間が過ぎ私達は、ホストクラブを後にした。

みく「どうだった?皆」りんちゃん「安いから、良いんじゃない」みさきちゃん「接客の勉強になりました」みく「そう。あぁやって、酒作りながら話すの」

みさきちゃん「部長、私達、一緒に遊んでますけど、友達と仲間の違いって何ですか?」みく「友達は遊んだり色々。仲間は何かに向かって一緒に協力する。今日は勉強だから」

りんちゃん「じゃあ、お疲れ!楽しかった。帰るね」みく「ちょっと待った!まだ終わってない!活動は」皆がえー?という顔をした。のぞみちゃん「何するんですか?」

みく「これからね、皆には逆ナンパをしてもらう」りんちゃん「マジで言ってんの?」みさきちゃん「無理ですよー逆ナンパなんて」

みく「学園祭では、声かけするんだよ。可愛らしく。今出来なかったら私達、赤字になるよ。良いの?」りんちゃん「分かったよ」みなちゃん「こういう時は、勢いが大事。部長の手本を見たい」みく「仕方あるまい。ここは部長のみくのテクを見てなさい」

りんちゃん「あっ、あそこの男、見てるよ。チャンスだってみく!」

私は、いさぎよく、その男達に向かって突進した。

みく「お兄さん達、何してるの?」すると空気が一瞬、止まった。時が止まってるようだ。そんな言葉しか出ないのか。他に何か言葉が出ないか。出てこない。顔が赤くなりそうだ。すると。

お兄さん達2人は「カラオケ行こうと思って。一緒に来る?」みく「あー是非。行きたいですね」と言ったら、私は手を握られた。お兄さんは「こっちこっち」と言って歩き出した。みく「ちょっと、友達もいるんだけど」お兄さん「何人?」みく「4人」

お兄さん「そんなに?今日は俺達3人で良いじゃん。行こう」と言って強く引っ張られた。みく「やっぱり、良いです。帰る」お兄さん「お姉ちゃんから話しかけてきたんじゃん」

私はラブホテルに入れられた。

 

りんちゃん「まずいよ!みく、見失った。さらわれたんじゃない。さっきのホストのゆーき君に電話する」みなちゃん「人が多すぎて分からない」

りんちゃん「ゆーき君?さっきの客だけど分かる?りんだよ」ゆーき君は店で話してた。「分かるよ。どした?」りんちゃん「みくが逆ナンしたら、いなくなっちゃった。連れてかれたかもしれない」

 

私は、平静を装い、防水用スマホをタオルに巻いて隠し、すぐにシャワールームに向かった。みく「先にシャワー浴びるね」お兄さん「うん」

私はシャワーの水を流し、スマホでみなちゃんにメールを打っていた。ホテルの名前と部屋番号と助けて。と送った。

みなちゃん「部長からメールきた!助けてって。ホテル名が載ってる!」

ゆーき君とトオル君がりんちゃん達の所に来た。

みなちゃん「ゆーき君!このラブホ分かる?部長が連れられて」と言ってみなちゃんは、スマホをゆーき君に見せる。ゆーき君「分かるわかる。ヤバいじゃん。皆も俺達に付いてきて」と言い、走り出した。

 

私は、シャワーを終えて下着で部屋に入った。相手を怒らせないように笑顔を取り繕った。お兄さんの一人はテレビを見ていた。もう一人はシャワールームに向かった。「俺もシャワー浴びる」

私はタバコに火を付けて平常心を保った。お兄さんの一人がこう言った。「AV見る?」みく「良いよ。見ても」お兄さん「だよね。やっぱり見ちゃうんだよな」

みく「ねぇ。何かお酒頼んで良い?」お兄さん「良いよ」私は部屋の電話でお酒を注文した。

 

シャワールームからお兄さんが出てきた。「お前も入れよ」と言ったら、チャイムが鳴った。お兄さん「何だ?」と言うともう一人のお兄さんが「その子が酒頼んだ。受け取ってくれ」「はいはい」と言ってドアを開けたら、ゆーき君がお兄さんを蹴り飛ばした。トオル君が中に入り、私を助けてくれた。お兄さん「何なんだ!お前ら!」ゆーき君「警察呼ぶぞ。良いのか?」お兄さん「暴力する事はねーだろ。分かったから女の子を返す。それで良いだろ?」

私は、着替えてカバンを持ち部屋から出た。りんちゃん達4人もいた。私は泣きながら、みなちゃん達に「ありがとう」と言った。りんちゃん「早く出よう」と言い私達は、ホテルを後にした。歓楽街で私はこう言った。みく「ゆーき君、トオル君、ありがとう!」ゆーき君「うん。またね」

みなちゃん「心配しましたよ部長!」のぞみちゃん「駄目じゃないですか逆ナンパなんか」

みさきちゃん「危険ですよ」みく「うん。みんな、ごめん。でも学園祭は皆に声かけやってもらうからね」りんちゃん「本当、心配かけるんだから」

 

学園祭は始まっていたが、私達のギャルズバーには客が入っていなかった。

私達は、外にテントをはりビラ配りしながら、教室を一室借りて、暗くして照明と音楽を流していた。もちろんジュースのドリンクも用意してある。私の最初の客は赤ちゃん連れの若い夫婦だった。影でみなちゃん達が笑っていた。外には昼キャバだとか、ギャルズバーと看板に書かれている。

旦那さん「関西から来たんですよ。後輩がこの学校の生徒で」みく「え!そうなんですか」

最初は教室に私と客一組だった。みなちゃん達は外でビラ配りしてる。みなちゃん「お兄さん、どうですか」りんちゃん「てかさ、みく一人ってウケる。ハハハ」突如現れた50代くらいのデブでメガネでハゲたおっさんが詰め寄ってきた。「この子指名して良い?」と指を指されたのはみさきちゃん。みさきちゃん「あっは、はい。ありがとうございます。こちらへどうぞ」と教室に案内するみさきちゃんとお客さん。中に入ると、おっさん「良い感じじゃねーか。お姉ちゃん。あそこの一番後ろの席に座るよ」みさきちゃん「はい。飲み物は何が良いですか?」おっさん「コーラ!」

おっさんの席にみさきちゃんが座る。おっさん「カフェイン入ってんだろ?コーラ」みさきちゃん「そうなんですか?」おっさん「知らねーのか。飲んでみろよ」みさきちゃん「私も一杯頂いて良いんですか?」おっさん「いや、これ飲めよ。間接キスだよ。安上がりだろ」みさきちゃんはおっさんの口をつけたコーラを飲んだ。おっさん「もっとこっちこいよ。対面ってどういう事だよ。パブみたいに横座れ」みさきちゃん「は、はい」と言って、みさきちゃんは、おっさんの横に座る。おっさん「ちょっとさ髭ジョリジョリしない?」みさきちゃん「何ですかそれ?」おっさんは、みさきちゃんの顔をつかみ自分の髭に顔をジョリジョリ擦った。みさきちゃん「痛い痛い!やめてください」さらにキスまでした。みさきちゃんは、席を立ち、走って逃げた。おっさん「おーい。待ってくれ」

接客中の私は、走っていくみさきちゃんを見て、ヤバいと感じた。「みさきー!どした!?」

 

外では、りんちゃん、のぞみちゃんが声かけしてた。みなちゃんは、お好み焼きを食べていた。その横にみさきちゃんが座っていた。みなちゃん「みさき、何かあったの?」みさきちゃん「おじさんに髭ジョリジョリされて」みなちゃんは、吹き出した。みなちゃん「ハハハ」みさきちゃん「笑い事じゃないんだから」

するとりんちゃんの前に女子大生が一人来た。りんちゃん「入ります?」女子大生「あそこの、お好み焼き食べてる人付けて欲しいんですけど」りんちゃん「了解でーす。みなちゃん?準備して」みなちゃん「はーい!みさき、残り食べて良いよ」みさきちゃん「嫌だよ」

みなちゃんと女子大生がギャルズバーの席に座った。みなちゃん「私、みな。名前は?」女子大生「ゆき、オレンジジュースちょうだい」みなちゃん「はい」と言ってコップに注ぐ。ゆき「隣座れば?」みなちゃん「良いよ」と言って隣に座る。ゆき「何歳なの?」みなちゃん「19だよ」ゆき「一緒に飲もう」

ゆきとみなちゃんは同じコップでオレンジジュースを飲んでいた。

ゆき「このコップ良い匂いする」みなちゃん「え・・・」と言ってコップに口付ける。ゆきは、コップを見てみなちゃんの口付けた部分を見る。ゆき「何か付いてる」ゆきは、みなちゃんの口付けたコップを飲む。ゆき「あー美味しいよ」みなちゃん「間接キスじゃん」ゆき「何?駄目なの?同じコップで飲んじゃ」みなちゃん「いや・・・」

 

私の接客中の赤ちゃん連れの若い夫婦は帰った。みく「ありがとうございました」私は、外に出てテントに戻り、声かけしてた。

すると、マクロ経済学の教授が現れた。すぐにりんちゃんとのぞみちゃんに話しかけてきた。「君達は何をしてるんだ?」りんちゃん「あっ先生。カフェですよ」教授「じゃあ、先生もコーヒーでも頂こうかな」「どうぞー」

りんちゃんとのぞみちゃんは気まずい顔をして教室に向かった。

教授「何だね?この音楽と照明は」のぞみちゃん「こういうカフェ流行ってるんですよ」

教授は座る。その両端にのぞみちゃんとりんちゃんが座っていた。教授「君らは、私の授業をさぼり過ぎだ。単位が取れないぞ」りんちゃん「先生、あーんして。ピーナッツだよ」教授は口を開けてピーナッツを食べる。

りんちゃん「先生、意外と可愛いですね。どうやったら単位取れるんですか?」教授「そ、それは」のぞみちゃん「私達、マクロ経済学で他の女子にいじめられてるんです」と演技をする。教授「そうなのか!」りんちゃん「そうなんです」と言ってまたピーナッツを先生の口に持っていく。教授「まぁ、直に学校の私の部屋に来てくれたら、資料を渡せるがな」りんちゃん「優しいんですね先生」と言い教授の体にくっつくりんちゃんとのぞみちゃん。

テントの外では、私の目の前で犬の散歩をしている男性が入れてくれないかと言っていた。男性「この子は大人しいんで、どうですかね?」駄目とは言えない。仕方ない。入れるしかない。このままじゃ赤字だから。みく「良いですよ。どうぞ」ちょうどみなちゃんが戻ってきた。みく「みなちゃん、ここ頼む」みなちゃん「はい」みく「みさきちゃんも来て」みさきちゃん「はい」

ギャルズバーの教室に犬と男性相手に私とみさきちゃんは接客してた。みく「何飲みます?」と言ってメニュー表を見せる。客「オレンジジュースで」「はーい」

教授とりんちゃんとのぞみちゃんがいなくなった。

みさきちゃんはオレンジジュースを出す。「何歳ですか?」客「3歳です」みく「あー。その子が。名前は?」客「ジェシー」みさきちゃんが犬を撫でてると、ジェシーは糞をしていた。みさきちゃん「あー!」客「すいません」と言って糞を袋に入れる。みく「うそー」臭すぎる。なんて客だ。

たまたま、みなちゃんが様子を見に来た。みなちゃん「くっせー」客「すいません、犬がいるもんで」みなちゃん「犬の糞?ですか?」みなちゃん「お前、帰れよ」客「あっはい」みなちゃん「チャージ料と、清掃料入れて3千円だよ」客はお金を支払って、出て行った。みなちゃん「部長、駄目じゃないですか。犬とか」みく「ごめん」みさきちゃん「窓開けましょう」と言って窓を全開にする。私とみなちゃんはタバコを吸っていた。花火の音が聞こえる。みく「もう夜だね。店閉めてテントに行こう」と言って私達は外に出た。

みなちゃん「花火、綺麗ですね。みく「結局、今回の企画は失敗か」のぞみちゃん「部長、また来年があるじゃないですか」花火は綺麗に広がっている。

みさきちゃん「学園祭、この花火で終了ですね」りんちゃん「虚しいな」みく「学園祭は終了して、これから皆で打ち上げしたいところだけど、他にやりたい事あって皆、付き合ってくれる?」みなちゃん「何をですか?」りんちゃん「何?みく」みく「キャバクラ1日体験!」みさきちゃん「えー。本気ですか?」みく「これからが本番!」みなちゃん「良いんじゃない。現に今回の学園祭は失敗したし」のぞみちゃん「部長、バイト未経験なんですが」

みく「体験だから大丈夫。しかも不完全燃焼でしょ?皆?」

りんちゃん「私は、嫌だな」

みく「もう、面談先決まってるから、行こう!」「マジですか部長!」

りんちゃん「1日体験で終わらせるよ私。夜の仕事は大変だし」みく「勿論良いよ。じゃあ行こうか」

りんちゃん「もうちょっと待って、花火見たいから」みく「うん」

花火は綺麗に広がっていた。


この本の内容は以上です。


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