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活動ってなんだよ?1

 パラレルタイム*11月の頃はまだ、そうでは無かったような?・・3

 

こちらでは以外な事に・・そんな美佳に更なる追及が及びました。

 

幹丈会長「まぁ今さらって話でもありますが、届出がされている内容と伝えられた事実らしきものに、開きがあり過ぎるのでしたら確認は必要でしょうね。ただ、状況としての事実の違いを、証言では埋めれないでしょうけど。」

 

それは確かに今更である。現状は成敬北上々峰高等学校の生徒が都立成敬中央高等高校の課外クに在籍し、その活動が届出のあった6月に受理している経過期間は5ケ月程に至っての再確認となる訳だが、これを問題としてはならないとなっていた。

ここは生徒会業務の怠りを忌避しているのでなく問題になるのかならないのかを提言する原因は、最近受理した非常勤勤務になった有馬美佳が必要とされる活動が存在しているのか? である。

簡単にぶっちゃければ、人が足りないのなら自高で補充をすればいいじゃん。なんで面倒事をわざわざ起こすかね・・あの子でなければいけない理由?外から見ればそんな疑問だが、中から見れはあいつしか居ねえって事になっていたからだ。

ここは必要以上に掻き回さず一つの疑念に固執すればいいのだと、幹丈会長はそれを行動に移して有馬美佳の都合に合わせ生徒会への出頭を要請した。

今は元気よく質問の回答を述べようとする美佳が生徒会の応接セットにちんまりと座り、思慮にならない程度の思考をまとめていた。

 

美佳「ご質問は何となく理解しました。まずはスケジュールですが、課外クから聞いているこの先の予定は現在はありません。今回の事案が現状のすべてといえますね。課外クの活動に非常勤専属者が必要なのかと問われれば、現状においては要と考えます。ただし学校外の生徒で賄うものなのか?自高で選出される事が望ましいですねと、改めて問われればそう思います。課外クの活動は受け身になりますので、TPOに合わせた対応が必要だとそう自分は理解しました。現在の事案もC・T・S セミナー開催先から、規模の拡大に伴っての人員増の要請はありました。学内での作業とは勝手が違うので、相手先に伺うのが生徒達だけで可能なのかはスキルだけじゃないノウハウも重視しなければなりません。」

 

中々込み入った話を延々と聞かされると、理解に追いつけなくなると思った椎名副会長は口を開いた。

 

椎名副会長「その活動内容はC・T・S セミナーに使う機材の搬入と搬出、機材の設置と伺っていましたが、設置にはかなりの技術が必要なのですか?」

美佳 「設置に関してはさほどの技術は不要だと、それを坂上先輩から聞いてます。ただ場内の奥行の使い方でそこでの機材を設置するバリエーションが変わりますから、それらのスキルは必要になりますね。機材の搬入搬出は相手先が開場している時間内で行える手筈と、現場までの移動時間や同行者が生徒なので各自が問題なく帰宅出来る時間帯も検討されたノウハウありきになるでしょう。設置すれば後はご勝手になんて事をしない坂上先輩なので、そのノウハウ担当は間に合ってますけど。」

幹丈会長「設置を終えたら最終下校時間までに戻れば、それでよしとするのではないのですか? 普段の下校と変わらないと思いますが」

美佳 「いやいやいや!ちょっと暗くなったけどお疲れーなんて、そんな薄情な人じゃないですし・・そこそこ明るい程度でいいですが、せめて玄関の中に入るのを見届けて貰ってそこでよしとされますよね?前にあった最終手段で単独にタクシー帰宅した時には、家の中に入ったとTVのリアル写メを送ってやっとコンプリートでした。それでも乗合ですから、単独になった時間は5分ですけど。」

 

会長も副会長・・そばで聞いていた生徒会役員達も同じく「なんだこの過保護状態は・・そんな事を毎回やってるのか?うわぁーめんどくせぇ。」いやいやそれは今の問題ではないので、ここはちょっと落ちつこう。

 

椎名副会長 「今回の事案で途中にも説明がされてた、相手側からの要請での人員増加なのですね。」

美佳 「はい!増員要請があったと部長から聞きました。」

椎名副会長 「・・居たのですね部長。ほとんど会話に出てこないものですから、存在を失念してました。」

美佳 「アハハハ、はい。しっかり居ります。お休みもほとんどなく毎回部活に出て来ていて、私も何度かお会いしました・・が、今連れてこられて会わされても見間違うくらいの印象は薄いですけど。C・T・S セミナー原稿の叩き台を貰い受けての監修は、その中で問われるであろうの質問や疑問を模索しその場で回答を講師に委ねる。そんなhow-toも作っとくのは今更ですかね・・」

幹丈会長 「遣っている事は高度と言えますが、存在が裏方過ぎて地味ですね・・増員の理由も聞いていますか?」

美佳 「ええっと・・2会場をリアルタイムで繋いで、第1会場でC・T・S セミナーを開催する。その第2会場で教育委員会や携行議支援役員の方々への配給だったと思います。それで・・当高はモニターを使った複数の上映会は問題なく開催されているので、2会場での機材の設置を短時間での同時進行作業で行って頂けれは、当日助成人員の用意はあります!だったかな。」

椎名副会長「助成人員の用意がされているのなら、こちらでの増員は不要ではないのですか?」

美佳 「そんな箸にも棒にもかからない人を預けられても困りますし、何処の誰だか解らない人達と坂上先輩の居ない部屋に入れられても・・じゃなくて、C・T・S セミナーで使う資料はモニターに映し出されますけど、音声が記憶保存されたメディア型の物での自動配給では無いので、そのつどその場で講義充足や補足される形式になってます。第1会場の機材から音声を出力させるケーブルを第2会場の機材に繋ぐとかって、そんな長いケーブルなんて持っている訳ねぇじゃん。バッカじゃねえの・・いえいえ、坂上先輩がそう言ったんですよ。アハハハ 」

 

新たな苦笑いをこの生徒会室に生まれさせたが、ここまで聞いてしまうと増員は不要なのではないか?設置用に追加でケーブルを購入するのか、別の手立てを考じるしかないのではと思いに至って再度美佳に問う生徒会の面々であった。

 

美佳 「あー・・設置のほうは簡単に考えてもらってですね、講師の進ませ具合で資料の映像が変わる最新の紙芝居・・ええっと、じゃなくて静止画像のスライド形式ですね。 これですと、音がズレた変な口パク映像に落胆とかないので、第1会場の機材からの音声出力を外部入力を利用して校内放送に繋げ、それを第2会場に流せば済む話です。ポツキー1本食べないうちに、坂上先輩が対案していました。」

 

そーねーっと、もうどうでも良くなった生徒会の面々ではあるが、最初に決めていた問題点は増員の事なのだから、長かったがここからが本題だっと言わんばかりにその旨を促した。

 

美佳 「今までのご説明で、解って頂けたと思いますが・・ 」

幹丈会長「・・・?」

椎名副会長「・・・?」

美佳 「現場での設置とかそうゆう処理の増員に関しては、まったく不要な訳です。技術士やスキル経験者を補充してもらっても、坂上先輩が呑気にハーレム三昧しちゃう・・いやいや、遊び呆けるだけですから。私が非常勤要員が出動する事由は、現場までの荷物持ちです。2箇所での設置機材はさすがにちょっと多いわけで・・開催当日にその場で設置をし講義を行ったら大変な時間が掛り、その後の撤収作業がさらに時間を押してからこんなの2度と嫌って講師の方が仰ってしまった所から、課外クが発足してますので・・機材をタクシーで運ぶよりは、学生が適切な交通手段での移動がとっても安上がりだそうです。壊れ物注意の宅配も、けっして低価格でなかったと言う理由もありますね。」

 

その真相は間違いのない所であろうと幹丈会長はかなり納得しつつ深い溜め息をつき、ここで無罪放免を伝えるのだった。

 


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