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第5章 どうする?国民投票

Q:日本はアメリカの同盟国として、今回の「核兵器禁止条約」に反対の立場をとったが、これで良いのだろうか?改憲の国民投票があったらどうすればいいのか?

 

A:あくまでアメリカについてゆくという立場があり、アメリカ側の一員として行動を共にする、それがもっとも日本の安全保障に役に立つという考えもあり、そうではなく落ち目のアメリカから離れればテロの心配もなくなり、日本の安全保障にはそっちの方が良いという考えもある。この国民投票は日本を二分することになりそうだが、私は若い人たちの考えに従いたいと思っている。

 

Q:どちらが良いのか分からない人が多いのではないか?迷った挙句棄権という人もいるかもしれない…?

 

A:棄権は最も悪い選択だ。棄権は白紙委任と同じだと自分に都合よく受け取る政治家もいるのだから。未来のことは分からないというのが多分正解なのであろう。しかし分からないからと言って、すべて天にお任せというわけにもゆかない。私は自由・平等・民主主義・平和主義に近い方を選択するようにしている。私は先人たちが人類のために血と涙で勝ちとったものを尊重しようと思っている。

 

Q:よほど勉強しないと国民投票はできないね?

 

A:「自分たちの人生は自分たちで決める」というのが民主主義だろうから、自分たちがどういう人生を送りたいかを日ごろから考えておけばいいのではないか?徴兵制度があれば青春のひとときを捧げなければならず、場合によっては若者が命を落とすこともある。

 

Q:しかし国を守ることは大事なこと、という考えもある…?

 

A:現在はたしかに。守らなくても良い状態になっていれば、つまり他国を侵略する国が無ければいいのではないか?政治とか外交とかはそのためにあるのではないか?これからは国籍を離れて、地球人・宇宙人という発想が必要となってくる。地球人・宇宙人という発想は、「グローバル経済」から当然導き出されることで、21世紀以降は、国益という我欲を振り回す国は好かれなくなる。「米国第一」などという言葉は聞かれなくなるだろう。

  理想と現実、これは現在では離れているかもしれないが、常に理想の姿に近づけるように努力することが人類に課せられた課題といえるのではないか?現実と言っても、いろいろな段階がある。それぞれ違う段階にある現実を、武力を使わず話し合いで理想に近づけるのは大変な作業だが、やりがいのあることと思う。「平和主義」を世界的に根付かせることが、前大戦でご迷惑をかけた日本の役割と思っている。

 


あとがき

  若い人たちからの質問があまりにも多かったので、今回も北朝鮮の核開発問題を取り上げることにした。私の現在の考え方をそのまま述べたが、正解かどうかは分からない。「我慢比べ」などと何にもしない事が良いと思うなど、私が年を取った証拠かもしれないし、気力・体力十分の若い人には満足できないかもしれないが、こういう考えもあるという点で、参考になれば幸いである。

 激変の時代の年寄りの生き方について書かれた本はたくさんあるが、こういう生き方もある、こういう考え方もある、と気楽に参考にしてもらえればいいと思っている、なにしろラジオだけの時代から、スマホの時代まで生きているので、時代の変化についてゆくだけで精一杯、次から次と出る新製品に付き合ってゆくだけで精一杯という人生であった。私の場合は、子供の頃は軍国少年としての教育を受け、中学2年夏の敗戦後は真逆の民主主義教育を受けた、精神的にも物質的にも変化の激しい時代を生き抜いてきたという自負がある。

 しかし激しく早く変わる世の中で、世の中の動きについてゆくだけでやっとという年寄りが、未来を考えるのはどうかとも思っている。若い人よりも先にこの世からおさらばするのは分かっているが、生きている限り未来はある。それに、若い人たちが体験していない事を、われわれ年寄りが体験しているということもある。そこで事実は事実として、できるだけ忠実に伝える努力をすることが大事だと思った。80年も経てば、国際常識も変わっていることだろう。現在および近未来の常識を踏まえて、判断することも大事と思う。今後も折に触れ、発言しようと思っている。若い人たちの判断に少しでも役に立てば幸いである。

 

 

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若者国際連合―13 ~地球第一主義

 

若者国際連合―12 ~宇宙時代のルール創り

 

若者国際連合―11 ~再び北・核ミサイルの件

 

若者国際連合―9 ~核ミサイルにどう対応するか

 

若者国際連合―8 ~今はただ我慢比べ

 

若者国際連合―7 ~丸腰は撃たない

 

若者国際連合―6 ~とうとう大統領になっちゃった

 

若者国際連合―5 ~トランプ氏とどう付き合うか

 

若者国際連合―4 ~国民投票・その時あなたは?

 

若者国際連合―3 ~若連が世界を変える

 

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この本の内容は以上です。


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