目次
この本は、東京を走る電車の中の楽しい人間模様を書き留めたものです。
赤福!
ちょうちんブルマー
順番こ
のぞき見(ミタさん)
(トリコットのドレス)
 (ウォッチ君のウォッチ))
(明朝の眉が心配・・・)
(帽子の被り方)
(たんたんと・・)
(銀座線で・・)
紬着物地の利用法
日暮里繊維問屋街というところ
笏を持ったお内裏様・・?
がんばれ!にっぽん! 「ロンドン五輪選手のエンブレム」
ミサンガ
マンタのマント
ピコットちゃん
ふくらはぎ
キューピー体型
スカーフ
ほっこりする風景
冷え冷えタオルの賞味時間
かなしき「デブリン部隊」
美しき「優先席」のひと
銀座線の人
近頃の「手袋事情」
一口コント!
一本の白髪で・・
サマーヤーン
鳩杖
円形・・・
紙の使い方
「謎」のセリフ
スカイツリーと夫婦の有り方
バイヤスのボタンホール
つけまつげ
魔法の液体
ぱか~ん!
ブランドおばあさま
自分のことを一番知らないのは自分
ミスマッチ?
ロココ婦人
お歳頃の心得
しまぶくろ・・・?
「優先席」のA・B・Cさん
ピン一本で・・・
入れ歯遊び
伊達男
色男の困惑
車中ウォッチング(携帯編)
衣替えの季節
人はみかけに・・・
ルーズソックス
体操おばさん
若い男性
クリスマスバージョン
化粧
逆ウォッチング
はな〇〇
おばさんの会話
奥付
奥付

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近頃の「手袋事情」

        ちかごろの「手袋事情」
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

いやはや、世の中びっくりすることだらけ。


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昨日の車中で見つけた「ポケット付手袋」。
指先がカットされていて、いかにも使い勝手はよさそうなのだけど、

手袋の「甲」の部分に、小さなポッケがついているのが不思議・・・。


手の甲を温かくするため・・?それとも、「スイカ」や「切符」を

収納して置く為・・・?と、いろいろ思いを巡らせたけど、

結局分からなかった。
若い男性が、何だか小さな「リュック」を背負っているようで、

ちょっと見微笑ましい・・・。


という話を、食事に行った折に孫(2)に話したら、わははわははと大笑い!
あれはポッケではなく、指を使わない時に、クルリと回して

指先を包む為に付いているんですって!おくさん!!  (~_~;)

若い男性が、あんな可愛いポッケ付の手袋をしているなんて、

なんて可愛いのだろうと思った私が悪かった・・・。



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そして、ふと車中を見回すと、わ!こんな可愛い猫ちゃんの手袋が

目に入って来た。
ふわふわに編みこまれた真っ白な可愛い手袋。
高校生のお嬢さんが、首から両手に紐を回して、こんな可愛い手袋をしていた。


・・・でも、よく見ると・・・、何とまぁ・・、

親指を入れるところが下あごで、ばっか~ん!と真っ赤な大口が開く仕掛け。
まるで「お神楽」「お獅子」


笑わせて頂きました・・・。

きっと、「御神楽」さんに手を突っ込んで、ぱっかん!ぱっかん!と真っ赤な口を開けて楽しむのでしょうね。

ーー

などと、二階のお食事(およばれ)時に話題にしたら、孫娘が「うふふ、おばあちゃん、これも・・・」と笑いながら手を差し出した。

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あらぁ・・・、これは便利!!!
世の中、どんどん面白いことになっているのを実感!

わたしゃ、年を取ったものじゃわい・・・。





.


一口コント!

            一口コント
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この画面を見ながら想像してください。

お父さん 「お前なぁ、ちゃんと勉強してるのかぁ?!
     もうすぐ5年になるんだぞ!
     毎日毎日遊んでばかりいるから、試験は0点だろう!」


ガムを噛みながらのほ~んとした子供   
     「違うよ、お父さん。
     0点じゃないよ、算数は10点だったよ」

お父さん 「・・・・、な・・なに?!お前、本当に10点だったのかよ!」
お母さん 「え~っ、聞いてないよ~!!」


三人の間に、不穏な空気が満ち満ちて・・・。   (^_^;)



お見事な「一口コント」が展開されていました・・・。 ぐふふ

 

 

 

 


一本の白髪で・・

           一本の白髪で
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日暮里に向かう電車の中で、前の席に清々しい女学生が座っていた。

お化粧っけもなく、何と清々しい二人だろう・・・。
二人は、こんな感じで顔を見合わせながら、静かに楽しそうにお話している。

右側のお嬢さんの横顔がとても神秘的で、輝く珊瑚のよう・・・。


わたしにもこんな時代があったのだわ(若さだけは)・・と見惚れていると、

画面右のピンクのぼかしお嬢さんがやおら例の「鏡」を取り出して

お化粧のショーを始めた。 (-"-)   ちっ!!

あまりにも目障りだったので、画像は「ぼかし」でしかえし・・・。(≧▽≦)

延々とお化粧をして別人28号になったところで、携帯をやり始めた。

・・・と、何が切っ掛けかは見落としたが、左の女学生二人が

何やらピンクと話しをしている。
お知り合いではなさそうだけど・・。

そして、ピンクぼかし嬢の髪の毛を引っ張って、

ぱらりと何かを探している様子。
・・・、あった!!
「白髪」の長~~~いのが一本!

ピンクが「抜いて頂戴」かなにか言ったらしく、

女学生がその白髪っを引っ張るも、そこは流石の白髪くん!、

抜かれてたまるか・・という風情でなかなか抜けない。

三人がかりでやっと抜けた長い白髪・・。


自分の分身を手にしたピンクは、白く輝く長く見事な白髪を

びょ~んと両手で伸ばし、しばしみとれていた。


さ~て、、この白髪をどのように始末するだろうか・・?

と興味津々でちら見している私。

数秒後、・・・

おっとぉ~!! やっぱり想像通り足元にそっと捨てやがった!!

(あ、お捨てになりました)(-"-)


あんなに20分も頑張ってお化粧したのに、

お隣の女学生の輝く肌に負けたピンク。

お二方!貴女方は、お化粧をしないでこのままの美しさを継続して下さいね・・

と願うばかり。


たは・・・、まるで自分に言い聞かせているような・・・。
私だって、こんな「皺の中にお化粧品を刷り込んで」いるような

今の自分が情けない・・・。

でも、これをしないと、もっと「おばけぇ~」状態なので仕方ない!
シミ・ソバカス・小じわ・・・等々を隠さないと(隠したつもり)人様の前には出れない自分・・・。

あ~あ、これでも昔は「さすがお肌が白いわね」と、新潟出身と言うと

必ずついてくる褒め言葉・・・ いや、お世辞を言われていた自分・・。

仕方ないのね・・・、年を取るということは、そういう事なんだから・・・。


ピンクの華やかなオーバー・丹念なお化粧20分・・・。
なのに・・、白髪一本で「人生の悲哀」を何倍にも感じさせてくれた

ピンクさんのドラマだった。







サマーヤーン

      私が「サマーヤーン」を編むのを辞めた理由
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このところの私は、恥も外聞も無く、電車に乗ると「優先席」を目がけて

まっしぐら。

今日も勿論汗を拭き拭きドッコイショとばかりに座り込んでいた。

ふと見ると、私と同年代のご婦人が二人、優先席には見向きもしないで

出入り口に立って居る。


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空席があるのにもったいない~~! と私の心。


その二人、お互いがお召しのニットの「ちゃんちゃんこ」(・・・?何て言ったらいいのかしら・・、あ、ベストだ!)を引っ張ったり目を近づけたり、

編み物の技術の品評会のような風情。

「サマーヤーン 講習会」か何かの教室にご一緒に通っているような会話。

難しい編み込みのその作品(?)をお召しになって、さぞ心楽しくうれしい

ひと時なのだろうなぁ・・・と、微笑ましく拝見していた。


一つ申し上げれば、海老茶の作品は、ブラウスが下からはみ出ない長さに

する為に、もう5cm長くするか、チョッキ風に思い切ってもっと短くするか・・。

茶色の方の作品は、もう少しゆとりを持たせれば背中の丸みがむき出しに

ならなくて済むのに・・・。


・・・・などと勝手に品評会。


実は私も、体型を隠す為に・・と、黒のサマーヤーンを購入していた・・・。
どんな模様編みにしようか・・?などと、こころうきうきして・・。




だけど、・・・・・・作るのは辞めた。  (~_~メ)

(何故か?・・・・・なぜでも・・・・) (謎)  (*_*;




 

 


鳩杖

           鳩杖
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千駄ヶ谷からの帰りの車中での出来事。
丁度「年寄り席」が空いたので一番端(扉側)に座ってほっと一息。
この頃は、恥も外聞も無く座りたくなる・・・。  (~_~;)


次の駅で対面の座席の一個が空いたが、乗り込んできた老紳士が

よろよろとその空間に座った。
危なっかしい足取りのその紳士の手には、アノ「鳩杖」が

しっかりと握られていた。



先日、家人のかっての勤務先から80歳(数えで)になると贈られる

習わしの「鳩杖」が届いた。


それで「鳩杖」というものを知った訳だが、その紳士はその鳩杖が

無くては歩けない位の気配・・・。


電車が動き出し、ふと前の席のその紳士に目をやると、何やら

私の近辺が気になる気配。


何か言いたげな表情を、見るともなく見ていたが、

「やだ!まさか私の顔のベル麻痺に気が付いた・・・?」とか、

「もしかして、私の服装がオカシイ・・?」とか、

「えっ、やだ! 私に見惚れている・・?」とか(えへ!これはウソ!)

・・・、何となく落ち着かない。



・・・!!!!と!!!!


にゅ~!!っとその「鳩杖」の握りの部分が私の目の前に!
「えっ、なになに?!」とのけぞる私の目の前で、

力なく宙を彷徨う【鳩】・・・。
紳士よ!気は確かか・・?とびっくりして目を上げると、

中腰になってはぁはぁぜーぜーのおぼつかない足を踏ん張って

腰を浮かせている!!!


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ぎゃ! な・なにを血迷っていらっしゃる~~! 

と叫びそうになったとたん、

その杖の「鳩」ちゃんが、到着すべきところ・・つまり、

【隣との境の扉の取っ手】に届いて、紳士が全身の力で杖を引っ張って

戸を閉めているところだった・・・。

・・・つまり、開いていた「戸」を閉めたかったのだった・・・。
誰かが開けっ放しにして隣の車両に移動して、私の席側に開け放した扉の

取っ手が来ていたのだ。


閉めてくれ!という「ワシ」の願望を気配で察してくれよぉ=! 

と目線ビームを送っていたのに、私は全然気が付かなかったのね。


その視線を・・「私に気があるぅ・・?」などと・・(^O^)/ 

 きゃ! きゃ!きゃ!   ふふふふ


全身全霊の力で扉を鳩杖の取っ手で引っかけてぐぐぐぐxxxっっと引き寄せ、

その後息も荒くシートに身を沈め、ふうふういいながら目を閉じている紳士。



ごめんなさい~~~~・・・、気が付きませんで・・・。   (~_~;)



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