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はじめに。

 

 

 

 

古き良き時代、中世ヨーロッパ。

個人によって線引きは異なりますが、だいたい900年後半~1500年前半ぐらいまでが範囲に入ります。十字軍遠征、疫病の流行、目まぐるしい国々の併合・・・。闇の時代と囚われてもおかしくはありません。

その中でも、自然と共にしっかりと歩む人々の暮らしは、確実に現代の生活の基盤にもなりました。

 

そして、今。

 

中世ヨーロッパ時代の先人たちが残した「形跡」は、私たちの生活の、いたるところに垣間みえます。

過去の歴史だから・・・と、書面で終わるのではなく、活かし続けることが重要です。

 

ご自宅などでもちょっとした工夫でできる、中世ヨーロッパ時代の文化をそっと置いてみませんか?

 

 


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最終更新日 : 2017-02-26 20:10:48

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自然の恵みを愛でる ~室内装飾の項~

 

料理の試作をする関係で、ハーブやスパイス(香辛料)を使うことが多いです。

ただ、そんなにたくさん使うことがないので、期限がきてしまうものも少なくありません・・・。

 

そんな時は、空いたビン(ジャム等)に適当に詰めて、洗面所や玄関の端にそっと置いています。

ビンに入っているのは、育ち過ぎたローズマリーやミント、セージなど。

天日干しにしてからビンに詰めると天然の消臭剤になります。アロマオイルを垂らすと香りが広がりますが、できるならそのままの方がいいと思います。

 

塩(特に白い最良のもの)は、中世ヨーロッパ時代には大変貴重な物品でした。王族・貴族の宴会には欠かせないもので、塩の献呈式というのもあったほどです。

また、塩を置く位置から下座に一般の客人を配置していたこともあります。それだけ高貴な存在でした。

塩は身体の免疫力をあげ、殺菌効果をもたらします。またこれも消臭剤として使われています。魚の臭みを取る時には必要ですね。

 

お部屋の隅に置くのがベターですが、湿気を吸いやすく、固まりやすいです。

カチコチになった塩は電子レンジやフライパン等で加熱すると湿気がとれてサラサラに戻りますよ。 


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中世西欧料理をアレンジする・2

FOR TO MAKE TARTYS IN APPLIS(アップルタルト)

From Forme Of Cury 1390, England)

 


14世紀イングランドのレシピにあるリンゴのタルトです。

基本はリンゴですが、季節の果実を合わせて入れてもいいですね。

 

[材料]

洋梨 1ケ

リンゴ 2ケ(できれば紅玉などの赤いもの)

ドライいちじく 1/2カップ(少し細かくする)

カレントレーズン 1/4カップ(お湯にしばらくつけて油分を抜きます)

シナモン・クローブ・ナツメグ 各小さじ1/4

バター 大さじ1

砂糖(できればグラニュー糖) 小さじ1

市販のタルト型 1ケ


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蜜ロウキャンドル(Beeswax Candle)

 

自然にも優しく人にも優しい、ミツバチによる恵みのキャンドル。とても持ちがよく、記録によると6~7世紀頃に使われていた蜜ロウキャンドルが今でも残っているようです(たぶん灯せますがもったいない・・・)。

 

ロウソクは立てる時、キャンドルホルダーに固定したりロウを垂らしてくっつけるのが一般的ですが、蜜ロウキャンドルの場合は、少し底の部分を温めるだけでくっつきます。

夜間イベントでは、上記のように(食べ終わった後の)貝や、(拾ってきた)少し平べったい石などに立てていることが多いです。木や枝は風情があっていいのですが、さすがに燃えやすいので添え物的な感じで置いています。

 

ロウ自体もそんなに流れることもなく、すすが出にくいのが特長です。とかく、合成香料が苦手な方にはぜひおすすめしたいものです。

 



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