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市川;ぼくもそう思ったんだよね。

 

   なにせ、鍼灸治療ってなにか

 

   その事例ってほとんど知らなかった。

 

 

べに:わたしも知らない。

 

 

 

市川:ここで世界保健機関(WHO)の

 

   調査データがあるんだ。

 

   鍼灸治療についての。

 

 

べに:どういうの?

 

 

市川:鍼灸治療の適応症について。

 

   43の病症について、鍼灸治療が

 

   臨床経験に基づいて適応であると発表しているんだ。

 

   その病症をここに載せるね。

 

 

 ・神経系疾患

 

  神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・

 

  自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・

 

  神経症・ノイローゼ・ヒステリー

 

 

 

 ・運動器系疾患

 

  関節炎・リウマチ・頸肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・

 

  五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷(骨折・打撲・むちうち・捻挫)の後遺症

 

 

 

 ・循環器系疾患

 

  心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

 

 

 

 ・呼吸器系疾患

 

  気管支炎・喘息・風邪および予防

 

 

 

 ・消化器系疾患


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  胃腸病(胃炎・消化不良・胃下垂・胃酸過多・下痢・便秘)・

 

  胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

 

 

 

 ・代謝内分泌系疾患

 

  バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

 

 

 

 ・生殖・泌尿器系疾患

 

  膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

 

 

 

 ・婦人科系疾患

 

  更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

 

 

 

 ・耳鼻咽喉科系疾患

 

  中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・

 

  ちくのう・咽喉頭炎・扁桃炎

 

 ・眼科系疾患

 

  眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

 

 

 

 ・小児科疾患

 

  小児神経症(夜泣き・かんのむし・夜驚・消化不良・

 

  偏食・食欲不振・不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・

 

  耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

 

 

 以上になります。

 

 

べに:ふぇ~、たくさんあるね。

 

市川:そう、身体の病気についてたくさんある。

 

   かなり多種類の病症についてだね。

 

 

べに:そうだね。肩こりとかだけじゃなくて

 

   関節炎や動脈硬化症とかもあるね。

 

 

市川:眼球疲労や更年期障害もある。

 

べに:生理痛や冷え性もある。


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市川:心理的な病に関するところだと

 

   自律神経失調症や不眠

 

   神経症やノイローゼやヒステリーがある。

 

 

べに:ノイローゼやヒステリーとかもなんだ。

 

   ということは、体だけじゃなくて

 

   心に関わることでも

 

   ということなんだ。

 

 

市川:そうなんだ。

 

   体も、心も、という多種類に適応

 

   というところがポイントだと思う。

 

 

べに:いや~、初耳だわぁ。

 

   体も、心もかぁ。

 

   たくさんに種類に適応かぁ。

 

 

 

市川:鍼灸治療は健康保険も適応されていて

 

   安くなるからお得でもある(笑)

 

   一部の病症だけだけど。

 

 

べに:どんな病気に保険が効くの?

 

 

市川:こういうものなんだ。

 

 

 神経痛   坐骨神経痛など。

 

 リウマチ  急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの。

 

 腰痛症   慢性の腰痛、ギックリ腰など。


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 五十肩   肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。

 

 頚腕症候群   頚から肩、腕にかけて痺れて痛むもの。

 

 頚椎捻挫後遺症   頚の外傷、むちうち症など。

 

 という感じ。

 

 

べに:ほえぇ~。

 

   一部と言っても、でもあるんだね。

 

 

 

市川:そうなんだ。

 

   それでさ、でも一部。

 

   されど一部(笑)

 

 

   それでさ、

 

   鍼灸の歴史ってどうなんだろうって。

 

 

べに:鍼灸の歴史?

 

 

市川:鍼灸はいつからあって

 

   日本でどういう感じだったのかって。

 

 

べに:うーん、どうなんだろ?

 

 

市川:その要点をちょっと話す(笑)

 

   意外な歴史だと思う。

 

 

   鍼灸は中国が発祥で

 

   灸は、春秋時代の末、紀元前400年頃から

 

   戦国時代、紀元前403年から紀元前221年


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   にはあったと言われてる。

 

 

べに:今から2400年くらい前ね。

 

 

市川:そうだね。長い(笑)

 

   鍼を使うのが確立されたのは漢の時代。

 

   後漢の時代で紀元後250年ごろと言われてる。

 

 

べに:それじゃあ、灸から鍼になるのに

 

   約何年だ? えっと650年か

 

   けっこう年月が経ってるんだ。

 

 

市川:それで日本に鍼灸治療の技術やノウハウや理論が

 

   入ってくるのはいつだと思う?

 

 

べに:えー、いつ?

 

   さっき?(笑)

 

 

市川:まあ、今聞くから、さっきっちゃあ、さっきか(笑)

 

   まあぁ、日本に入ってきたのは

 

   遣隋使のころと言われてる。

 

 

べに:けんずいし

 

 

市川:けんずいし

 

   

べに:けんずいしって?

 

 

市川:遣隋使っていうのは

 

   日本が600年頃の飛鳥時代に、中国の隋の時代に、



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