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市川:詳しく話すとちょっと長くなるんだけど

 

   でも、要点だけ話すとこういうこと

 

   なんだ。

 

 

べに:おぅ、要点ね。

 

 

市川:鍼灸って聞いたことがある?

 

 

べに:しんきゅう?

 

   うーん、あのハリを体とかに刺すような

 

   あれのこと?

 

 

市川:そう、鍼灸治療では

 

   体にあるツボに鍼(はり)を刺して

 

   治療するもの。

 

 

べに:それがなにか関係あるの?

 

 

市川:そう。

 

   その心理学者はその鍼灸治療での

 

   ツボを心理療法として使ったんだ。

 

 

べに:えっ?!

 

 

市川:ねっ、驚くでしょ。

 

   ぼくも驚いた。

 

   鍼灸治療って体を治療するものっていう

 

   イメージがあった。

 

   でもこれが心理的な病を治療する

 

   ことにも使えるというアプローチなんだ。


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べに:えぇ・・・マジすか

 

 

市川:それがマジなんす(笑)

 

 

べに:うぅぅぅ・・・

 

 

市川:そしてある方法を加えてやる心理療法。

 

 

べに:ある方法を加える?

 

 

市川:それはあとのお楽しみ(笑)

 

 

べに:えー

 

 

市川:まあまあ(笑)

 

 

市川:ぼくとして心理的にひん死状態よ(笑)

 

   半信半疑で

 

   でも試してみようと思った。

 

 

 

心理療法を試してみた

 

 

市川:その心理療法を試してたんだ。

 

   家でできて、1人でできて

 

   簡単にできる。

 

 

べに:鍼灸治療で使われるツボね。


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市川:そう、ツボ。

 

   ほかにもあるんだけど

 

   やってみる。

 

   心理的な辛さ苦しみ・・

 

   これでホントに回復するんだろうかと思った。

 

   半信半疑でやってみる・・

 

 

   トントン

 

   ポンポン

 

   トントン

 

   ポンポン

 

   ポンポン

 

   トントン

 

    ・

    ・

    ・

   2セットをやった。

 

 

   ぼくは思う。

 

   やってみたぞ・・

 

 

   ホントに回復するのだろうか

 

   静まり返る部屋

 

   目の前にテーブル

 

   そこのぼくは座っている

 

   そこにぼくの体が在る

 

   そこにぼくの心が在る

  

   ぼくは体や心がどう変化するかと


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   感覚を感じる

 

   それまであった苦しさや辛さが

 

   10が死

   9が死にそう

   8がかなり辛い

   7がなかなか辛い

   ・

   ・

   1がほとんど辛くない

 

   だとしたら、やる直前の心理的感覚は7だった。

 

  

   ぼくはぼくの体を心が

 

   どう変化するかを感じる

 

 

   ぼくは思った。

 

   いや

 

   感じた

 

   なにも辛さを感じていない・・

 

 

   えっ?

 

   ウソだろ?

 

   

   もしかしたら違うかもしれない

 

   もう一度、心の感覚を感じてみよう

 

   ・・・

 

   辛さを感じていない・・

 

   0だ・・

 

 

   ホントか?

 

   しかし、実際に辛さが消えている・・

 


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   たった2セット

 

   3分くらいやっただけだぞ・・

 

 

   まさか・・

 

   え・・

 

   

   でも、実際に心の辛さが

 

   直前になかなか辛い7あった

 

   しかし今、辛くない0

 

   という感覚だ・・

 

 

   え・・

 

   ほんとにこれだけで

 

   回復するものか・・

 

 

   んー・・・

 

 

   数分が経ったが

 

   心理的な辛さがない

 

   消えている・・

 

 

べに:ほんとなの?

 

 

市川:ぼくも自分に起きた瞬間

 

   自分に起きたにも関わらず

 

   信じがたい現象だと思った。

 

 

   でも自分の心の辛さがない



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