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   したたり落ちる

 

   シャワーの滴

 

   体を流れる水の流れ

 

 

   であるならば自殺する可能性もありえる・・

 

   実際、ぼくは自殺する

 

   具体的な計画を考え始めていた・・

 

 

べに:えっ?!

 

   ほんとに?!

 

 

市川:うん

 

   まあね(笑)

 

 

べに:まあねって・・

 

 

市川:今振り返ってはそう思えるってことよ。

 

   実際にはほんとに

 

   心理的な症状としてこうなんだ。

 

   辛くてヤバい・・

 

 

   ぼくは思った。

 

   今、現代の精神医学では

 

   おそらく治癒できない

 

   しかしこのままでは

 

   ぼくは危ない

 


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   これは現代の常識ではない

 

   なにかとの出会いが

 

   なにかの突破口になるんじゃないか

 

 

   ぼくは片っ端から

 

   少しでも心が癒えるヒントになるものを

 

   常識外であるものであっていい

 

   むしろそここそが重要と思い

 

   探した、読みまくった。

 

 

 

出会った心理的画期的な療法

 

市川

ぼくはこれまで5000冊以上の

 

本を立ち読みでぱらぱらと

 

斜め読みを含めて読んできた。

 

15才から30才くらいまでで言えば。

 

 

べに

立ち読みでぱらぱら斜め読みって?

 

市川:別に本ってすべてを熟読しなくちゃ

 

   いけないってわけじゃないと思うんだ。

 

 

べに:どういうこと?


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市川:その本の内容がすでに読んだことがある

 

   内容に似ているなら、熟読する

  

   必要性が薄くなるでしょ?

 

 

べに:うーん、まあそうかも。

 

 

市川:それと、すべての本を読んでいるほどの

 

   時間がないと思うんだ。

 

 

べに:そうだね。

 

   すべての本なんて読めないね。

 

 

市川:だったら、数を当たって

 

   これはなかなか他にはないかも?

 

   という内容につながることのほうが大切

 

   だと思うんだ。

 

 

べに:数を当たる?

 

 

市川:そう。だって数を多く当たれば

 

   それだけ常識外の魅力的ななにかに

 

   出会える可能性が増える。

 

 

べに:うーん、そうかも。

 

 

市川:本の表紙ってその本のウリを書いてるじゃん。

 

   そして目次を見るとおおよその内容

 

   のおおまかなことが書かれてる。


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   そこを見て、たいして画期的な

 

   ことやなにかヒントになりそうな

 

   ことが書かれてないなぁ

 

 

   と感じたら、そこで終わりにして

 

   次のものを探すってほうが

 

   魅力的なことが見つかりやすいと思うんだ。

 

 

   それほど表紙と目次と斜め読みの段階で

 

   画期的でなさそうなその本を熟読するのって

 

   時間がとてもかかる割に、魅力的なことが

 

   見つかる可能性がとても少ないように思うんだ。

 

 

べに:そうかもしれない。

 

 

市川:だからぼくはそうやって探してきて読んできた。

 

   ちなみに15才から30才くらいまでで

 

   含めれば5000冊じゃなくて

 

   15000冊とかかもしれない。

 

   でも、表紙を見て目次を見て斜め読みだからね。

 

   

べに:えっ?!15000冊?!

 

 

市川:うん(笑)

 

   別にそれほど多いわけじゃない。

 

   1日3冊で、1年間で約1000冊

 

   それが15年間あって、

  

   1000×15=15000冊


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べに:いやいや、聞いたことないよ

 

   そういう読み方(笑)

 

   なかなかできることじゃない。

 

 

市川:そういうなかで出会った本があった。

 

   これは・・という。

 

 

べに:これは・・という・・

 

 

市川:心理学者の本で

 

   240ページくらいの

 

   いわゆる専門書の書籍。

 

 

   理論編と事例編があって

 

   かなり科学的にかかれていた。

 

 

   ぼくは全ページを読んだ。

 

   熟読した。

 

 

べに:これは・・というものがあったんだ。

 

 

市川:そう、かなり画期的に思った。

 

   事例もあり、科学的だと思った。

 

   でも半信半疑だった。

 

   ホントだろうか・・と。

 

 

べに:どういうものなの?



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