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人物紹介 3
大友家家系図
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用語集 3
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戦争芸術
戦争芸術 1
戦争芸術 2
戦争芸術 3
外交官達の戦場
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外交官達の戦場 16
水城合戦
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水城合戦 24
響灘海戦
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小金原合戦
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小金原合戦 38
門司義父娘会談
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用語集 2

大友家以外の国人衆

 

宇佐衆

 宇佐八幡宮の荘園領主を母体とした国人衆の集合体。

 現在の筆頭は佐田隆居で、宇佐衆は勢場ヶ原合戦にて大内家の方につき、現在でも大友家中ではその怨恨を引きずっている所が多い。

 

大神系国人衆

 鎌倉時代前から豊後に土着し、緒方惟栄などを輩出して豊後を支配していた一族。

 それゆえ、豊後の支配をめぐり鎌倉時代に下向した大友家と長い闘争を続けていた。

 小原鑑元の乱によって、一族宗家を束ねる家が滅亡・逃亡・引退に追い込まれた事で、一族としての統一行動を取る事はほぼなくなっている。

 

城井宇都宮家

 元は関東の名家で豊前国に根付いた一族。

 とはいえ、大友・大内にはさまれた結果勢力は衰え、分家の多くが大友・大内(毛利)へと独自の判断にてついている。

 宇佐衆筆頭の佐田家は城井宇都宮家の有力分家の一つ。

 

大蔵党一族

 筑前国に根を張る国人衆の集合体。

 藤原純友の乱鎮圧に功績のあった大蔵春実を祖に代々大宰府府官を務め、子孫は九州の原田氏・秋月氏・波多江氏・三原氏・田尻氏・高橋氏の祖となって繁茂。

 筑前国人衆に大蔵の血が入っていない所はないと言われるが、大内家や少武家などの守護勢力の下で弱体化。

 大蔵党は原田・秋月・高橋の三家の格が高いのだが、高橋家は断絶。一万田家より養子をもらう事で家を存続させた。

 それが高橋鑑種で、南伊予進攻に伴い高橋の名字は吉弘鎮理に移り高橋鎮理と名乗る。

 

姫巫女衆

 大友珠が作った遊女・歩き巫女を主体とした諜報部門。

 色仕掛けによる情報収集や後方での慰安などを任務とする。

 元甲賀くノ一を雇ってくの一部門を作るも、防諜まで手が回らず。

 女である珠姫の身の回りの世話をする事から戸次政千代などの武家の子女の入り、拡大している。

 

御社衆

 大友珠が作った野党や盗賊くずれを集めた戦闘部隊。

 弾除け兼案山子要員として雇い、悪ささせない為に銭と女で骨抜きにするので戦うと基本負ける。

 その中で優れた連中は抜擢して取り立てるので、やっぱり基本的に弱い。 


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用語集 3

大友の姫巫女七巻時の大友家加判衆の構成

 

大友義鎮  (おおとも よししげ) 大友家当主。

 

戸次鑑連 (べっき あきつら)  大友義鎮の陣代として大友軍を率いる。

臼杵鑑速 (うすき あきはや)  博多奉行として大友の外交を担当。

吉弘鑑理 (よしひろ あきまさ) 大友家の武闘派で国東半島の旗頭。

志賀親守 (しが ちかもり)   豊後南部北志賀家当主で豊後の内政を担当。

田北鑑重 (たきた あきしげ)  玖珠郡の旗頭で田北鑑生の弟。筑前方分。

一万田親実(いちまだ ちかざね) 新領地南予統治の全権を握る。

                父親である一万田鑑相は大友義鎮の寵臣だったが、

                粛清された。                

 

大友珠             大友義鎮の娘。

                右筆ゆえ発言権はないが、大友義鎮の加判を管理。

                実質的参加者として発言権が与えられる。

 

角隈石宗(つのくま せきそう)  軍師兼大友義鎮の相談役。

                義鎮が訪ねた時のみ答え、加判衆でなく発言権なし。

 


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用語集 4


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戦争芸術 1

戦争芸術

 

「娘よ。

 孫の祝いを受け取るがいい」

 

 その報を指し手の一人は月山富田城を眼前に呟き、

 

「チェックメイトよ。

 おじいさま」

 

 もう一人の指し手は府内の復旧する町を天守から見下ろして吐き捨てた。

 

 

 

 

――西国の覇者を決める戦は、本当の大将無しで始められた。

 だから、人が駒のように動き、駒のように死んでゆく。

 そこに、倒れる死体や流れ出た血で染まる大地を指し手は見る事無く――

 

 

 

 

「やっと始めおったか。

 正行。お主には働いてもらうぞ」

 

「では、西へ?」

 

 同じ才を持つ若者に、老いてもなお知略盛んな謀将は凄みのある笑みで言い放った。

 

「東だ。

 織田の若造に話をつけてこい」

 


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戦争芸術 2

――西の戦に天下が動く。

 誰もがその戦を注視する――

 

 

 

「猿。

 ありとあらゆる手を使って、この戦を集めろ。

 何が起こったかを全て俺の所に持って来い」

 

「はっ。

 で、殿はいかがするので?」

 

 そう問うた猿顔の重臣を睨み付けて殿と呼ばれた男は笑う。

 

「出迎えるに決まっていようが!

 新しき公方と共に、京でな」

 

 

 

「一月、かの地で持ちこたえてもらいたい。

 分かっていると思うが、この戦次第で月山富田の……」

 

 船団を眺めながら、若武者は水軍大将乃美宗勝の言葉を遮った。

 

「分かっている。

 ところで……」

 

 浮かんだ笑みは自然体で、高野監物を討ち取った自負も見せずに淡々とその事を確認したのだった。



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