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エリカ☆ダイアリー181 本編

 

 

                エリカ☆ダイアリー181

 

 

ギャンブルに於ける不正行為、

 

あたし自身、

 

歌舞伎町時代、

 

パチンコ、スロット、裏カジノ、麻雀、

 

そういった賭博から、

 

多くの不正行為者を目撃している、

 

驚くことは、

 

不正行為する者は、

 

不正を不正として捉えていない、

 

お金を稼げれば、

 

どんなことをやってもいい、

 

ばれなければ、

 

なんでもする、

 

お金第一主義、

 

銭亡者一直線ってこと、

 

ひとりでやるのが難しいと、

 

ふたりで組む、

 

ふたりが難しいと、

 

三人でつるむ、

 

例えば、

 

ゴト師たち、

 

パチンコ屋内で不正行為をする面々、

 

あらかじめ、

 

誰かによって仕込まれた裏ロム、

 

仕掛け打ちによって、

 

いくらでも当たりが出る、

 

三発弾いて、

 

3秒休み、

 

そして三発弾いて、

 

5秒休んで、

 

チャッカーに入れると、

 

あら不思議、

 

当たりが出る、

 

これを繰り返して、

 

20万円ほど稼ぐ、

 

店側は訝るが、

 

あとの祭り、

 

また、別の人間がその台に座って、

 

同じ行為を繰り返す、

 

一日に100万抜かれると、

 

さすがに店側も気付いて台の点検をするが、

 

この裏ロム、

 

見た目ではわからない、

 

たまたま出たのかと裏ロム探しを諦め、

 

翌日、

 

また、100万抜かれる、

 

さすがに怪しいので、

 

プロの調整マンを呼んで点検、

 

ようやく、

 

データーが何らかの行為で書き換えられていることに気付く、

 

こういう不正行為は店員がからんでいるか、

 

天才ハッカーが裏にいるか、

 

夜中に忍び込んで書き換えるか、

 

これらのどれか、

 

昔、

 

お兄ちゃんが高校生ぐらいの頃、

 

パチンコ屋では、

 

数人が壁になって台を囲み、

 

磁石を使って、

 

玉を入れていたそう、

 

すごっく手間がかかる不正、

 

80年代らしいゴト、

 

それでも、

 

パチンコ全盛時代だから、

 

数人で10軒ほど回り、

 

一人当たり3万円ほどの稼ぎ、

 

ひとつのエリアではばれるから、

 

転々と関東エリアをさすらっていく、

 

すごすぎるゴト師集団、

 

(こういった話は、

 

今、まとめていて、

 

竹書房の編集者に読んでもらって、

 

連載しようかなと考えている)

 

不正行為、

 

つまりさ、

 

結局、

 

仕事のひとつともいえるかも、

 

麻雀で忘れもしないのは、

 

歌舞伎町の雀荘で、

 

盲人の方が打ちに来た、

 

盲牌で打てますからと、

 

牌をさっと触りながら並べ始めた、

 

その方が出親、

 

何か奇妙な音がしたけど、

 

あたしは見破れなかった、

 

いきなり、

 

盲人の方はみんなに言った、

 

「ああ、これは上がってますわ、

 

すんまへん、

 

天和ですわ、

 

それも、大三元、四暗刻のトリプルですわ、

 

48000点通し、

 

すんまへんなぁ、、、」

 

雀荘内はひっくり返るほどの大騒ぎ、

 

でも、

 

イカサマは実証できない、

 

全員、一瞬ドボン、

 

ヤキトリ、役満賞もついて、

 

一人当たり、70万、ふんだくられた、

 

その盲人の方、

 

「ほな、失礼します、

 

急ぎの用がありますんで」

 

と大金つかんで白い杖をついて帰っていった、

 

全自動で、

 

初めて来た店で、

 

一体どういう手口なのか、

 

あたしは家に帰るや、

 

お兄ちゃんに聞いてみた、

 

お兄ちゃんは言った、

 

「関西弁か、、、

 

名無しの権兵衛さんだなぁ、、

 

目無しは芝居、

 

手口かぁ、、

 

おそらく、

 

牌の総入れ替え、

 

昨日、別の人間の変装をして来店、

 

台からそれらの牌を抜き取った、

 

そのことに気付かなかった店側の責任でもあるが、

 

お前たち、

 

打ち手の油断でもある、

 

盲人、障害者、車椅子など、

 

ありとあらゆる方法で弱者を装い、

 

一瞬芸を決め、

 

大金を巻き上げる、

 

気付かなかったお前たちが、タコ、

 

それにつきるな」

 

悔し涙がほとばしったあたしは、

 

お兄ちゃんに聞いた、

 

「その場で、

 

お兄ちゃんなら、

 

見破ったの?」

 

お兄ちゃんは言った、

 

「ああ、

 

オレは家の外に一歩出た瞬間から、

 

誰一人信用しない、

 

どんなやさしい言葉をかけられても、

 

どんな事件が起ころうとも、

 

全て、

 

誰かの仕掛けだと思っている、

 

そうでなきゃ、

 

この人間世界じゃ渡っていけねぇよ、

 

その盲人、

 

名無しの権兵衛が牌を触れる前に何か言わなかったか?

 

いい香りがしますねぇとか、

 

何か言っただろ?

 

その瞬間、

 

お前たちは油断した、

 

目が見えないってことは大変だなぁって、

 

わけのわからない者に同情したのさ、

 

一巻の終わり、

 

命が盗られなかっただけでもよかった、

 

そう考えて明日から打ちな」

 

あたしはお兄ちゃんの言葉を聞き、

 

そういえば、

 

雀荘に飾られていた薔薇の花の方向を見ながら、

 

奴は言った、

 

「ええ香りがしますなぁ、

 

白い薔薇でっしゃろか、、、」

 

三人の視線が台から離れ、

 

赤い薔薇の花に移った一瞬、

 

奴は仕掛けたのだ、

 

天和大三元四暗刻、

 

親のトリプル役満、

 

何億分の一にしか和了できない奇跡の手も仕掛けなら可能、

 

不正行為も青天井、

 

きりがないことを教わった

 

 

                ☆

 

 

あたしは札を手にすると、

 

先ず、ゆっくりと繰った、

 

このサシの勝負、

 

もう運不運の神頼みではない、

 

どちらがどう仕掛けるか、

 

どうさばけるか、

 

何か大掛かりな芝居のような勝負、

 

周囲で息を呑んで勝負を見つめる面々も役者のひとりだろう、

 

千手観音もんもんさんは札をカットした、

 

空の上を一羽の鳥が横切った、

 

あたしは札を配った、

 

松、

 

松、

 

松、

 

あたしも松、

 

但し、

 

あたしの松には鶴がいる、

 

周囲はどよめいた、

 

千手観音もんもんさんは言った、

 

「姉御、さすがやな、

 

ええ度胸してるわ、

 

わしはな、

 

若い頃、

 

鉄砲松って呼ばれた、

 

松の木に隠れて、

 

抗争相手を待って、

 

出てきたところを狙い定めて、

 

チャカを抜く、

 

ようけ殺した、

 

数え切れんほどや、

 

わかるかのぉ?

 

姉御、抜くんやったら、

 

ここしかないわな」

 

と三枚目の松に、

 

1000ドル札を賭けた千手観音もんもんさんはタバコをくわえ、

 

火をつけた、

 

小さな炎が背後の空に映える、

 

一見、

 

空気感は穏やか、

 

でも二人の間には火花が飛んでいる、

 

実はあたしの仕掛けはここまで、

 

この先は、

 

げんを担いで、

 

自然流に、

 

神頼み、

 

札しか知らない未知の先、

 

そうとも知らない千手観音もんもんさん、

 

あたしの次の仕掛けに興味津々、

 

あたしはニコリと笑って、

 

一枚目の松に札を置いた

 

                    プエルトリコ☆おいちょかぶ10へ続く

 

 

                 和泉エリカ

 

鬼畜生、

 

ケダモノ、

 

ヒトデナシ、

 

頭カタワ、

 

政府奴隷、

 

そういう言葉を高江に集まってきた運動家たちも、

 

大阪府警、

 

機動隊員に浴びせている、

 

言葉の暴力の応酬合戦、

 

なんだか、

 

さみしいよね、

 

プエルトリコにもさ、

 

ものすごい荒くれどもは一杯いる、

 

だけど、

 

言い合ったら数秒後には殴り合い、

 

それでぐちゃぐちゃとなって、、

 

勝った方も負けた方も引き分けても、

 

スカッとして、

 

場は丸く収まる、

 

そういう南国気質、

 

沖縄だって、

 

南国なんだから、

 

殴り合えばいいんだ、

 

沖縄の知事VS安倍首相、

 

この試合なら、

 

相当盛り上がるよね、

 

賭け金もすごっく跳ね上がる、

 

全国中継でやる、

 

それとも、

 

オバマVSオナガ、

 

トランプが大統領になったら、

 

こういうことも現実化したりして、にひ

 

 

 


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