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もくじ…

【プロローグ】

− 皆さま、はじめまして。恵りょう子です。

 

【恵の生い立ちと学生時代】

− めぐみという女誕生

− めぐみの保育園時代

− めぐみの小学校時代

− めぐみの中学校時代

− めぐみの高校時代

 

【母と幻の父】

− 凄まじく自立した母

− 写真の中だけの父

 

【恋愛遍歴】

− 1度目の結婚と離婚

− 中絶を経験した恋

− 友達の価値観でした恋

− 男友達

 

【結婚生活と心理学】

− 結婚生活と心理学との出会い

 

【エピローグ】

− 皆さま、また、お会いしましょう。


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めぐみの保育園時代

 

そもそも、私達親子は長崎市内で暮らしていたが、

父と母が別れる事になり母の実家の島原に引っ越した。

 

めぐみ1歳の時である。

 

家から歩いて10分程の保育園に預けられ

私の島原生活がスタートする事になった。

 

母の実家は、大変な田舎で、

近所は畑が広がり、牛小屋まであるような場所だった。

 

子供は川でずぶ濡れになって遊び、

野山を駆けまわっているような所だった。

 

当時の事は覚えていないが、

昔のアルバムなどを見ると、

黄色いたんぽぽ組さんの帽子を被った私が写真に収められている。

 

幼少期の記憶をたどると

一番鮮明に覚えているのがピンクの帽子でサクラ組さんだった時だ。

 

サクラ組さんは、年長さんで5歳だったと思う。

 

◯◯ごっこという遊びが非常に流行っていたが、

私は、◯◯ごっこをする意味がよく分かっておらず…。

何故、子供に交じってこんな遊びをしなければならないのか?

非常に理不尽に思った事がある。

 

自分も子供のくせに子供をバカにしている所があった。

 

『自分は、周りの子どもたちとは違う…

周りの子どもたちよりも優秀で賢いのだ。』

そんな事を思っていた記憶がある。

 

 

そんな、おませな少女であった私だが、

ただ1回、保育園の昼寝でおねしょをした事がある。

 

保育園では、おねしょ組なる隔離された布団があって、

その布団で寝る事は、大変屈辱的な事だった。

 

そんな中、私は、おねしょをしてしまったのである。

 

周りの子どもたちをバカにしていた私がおねしょをした…。

 

大変、恥ずかしく、死にたい気持ちになった記憶がある。

 

案の定、次の日から、おねしょ組の布団に誘導され、

おねしょ組の子たちと一緒にお昼寝をするハメになったのだが…

彼らは、おねしょ新入りの私の横で容赦なくおねしょをするのである。

 

いまだかつてない屈辱に憤慨しそうになる心をおさえて、

幼い私は、その場を耐えた。

 

「早くおねしょ組から卒業して…普通のお布団でお昼寝をするぞ!!」

私の目標は、案外、早い段階で達成され、

晴れて私は、普通の布団でお昼寝が出来るようになったのだが…

 

人生はそう甘くない事を痛感する…。

 

園児の1人が言ったのだ。

「めぐみちゃんこっちで寝るの?おねしょしない?大丈夫?」

 

ここで、私は、世間の厳しさを思い知る事となる。

 

1度失敗してしまうと、世間から疑惑の眼差しが送られる事を痛感するのである。

 

 

その後も、半年程は『おねしょのめぐみ』というレッテルを貼られ、

事ある毎に、他の園児からおねしょをネタにされる事となり。

大変、不快な思いをする事となる。


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