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~霧~

ぼく…の心が

霧で霞む……

 

 

もやもやと……

もやもやと……

 

 

掻き分けても

掻き分けても

霧はあざけ笑うように

ぼく…を包み込む……

 

 

ここはどこなんだろう…

 

 

ぼく…は今どこにいるんだろう…

 

 

もがきながら

どこかへ堕ちていく……

 

 

その先はどうなっているんだろう…

 

 

霧が晴れれば

はっきりする。

 

 

早く……

早く……

 

 

 

霧よ晴れろっ!!

 

 


~管理人~

森の中に潜むもの…

蛇やカエル

動物たち?

 

 

林の中に潜むもの…

小さい虫や

小鳥たち?

 

 

ぼく…の心に潜むもの…

悪魔や天使…

………………?

 

 

 

管理人さん!!

 

 

 

昔はいなかった管理人さん

 

ぼく…がどんなに遊んでも

ぼく…がどんなにはしゃいでも

誰も止めることはできなかった。

 

 

でも…

今のぼく…の心の中に

管理人さんがいてくれる。

 

ぼく…をしっかり管理して

危ない扉に鍵をして

「しっかりしな」

と声かけてくれる。

 

 

笑顔という名の

管理費払うから。

 

 

いつまでも

ぼく…を

守ってください。

 

 


~見慣れた景色~

見慣れた景色……

 

 

高層マンション。

工事現場。

トラックの列。

高速道路。

 

 

マンションと高速道路の

間から見える小さな空。

 

 

種類も関係なく植えられた木。

 

 

この木達は幸せなのかなぁ?

 

 

何処かから連れてこられた苗。

 

 

排気ガスだらけの空気と

排気ガスだらけの雨。

 

 

本当は空気も水も綺麗な山で

元気いっぱい育ちたかったんだろうなぁ…

 

 

高速道路の柱に

必死でしがみついてるツタ。

 

 

ビル風にピューピュー吹かれ

斜めになってしまった枝。

 

ぼく…達同様

必死で生きているように

感じてしまう……

 

 

それもぼく…には

見慣れた景色……

 

 

 


~ゴジラ~

今日ぼく…はゴジラになった。

 

 

平和に暮らしている彼らの家を

ぼく…は破壊しまくった……

 

 

彼らにも家族や兄弟がいただろう……

 

 

どれくらいの犠牲者が出たのだろう…

 

 

彼らの恐怖を考えると

夜も眠れなくなりそう……

 

 

ぼく…は嫌だったんだ。

こんな事したくなかったんだ。

仕方がなかったんだ……

 

 

許してほしい……

 

 

 

 

草むしりで犠牲になった

小さな小さな

虫たち……

 

 

 


~前世の記憶~

ぼく…は思う。

 

 

なぜ生まれ変わった時

前世の事を覚えていないんだろうと……

 

 

覚えていたら

都合が悪い事

苦しい事

辛い事

いっぱいあるのかもしれない。

 

 

でも…

それを教訓に

次の世界で生きられるのに……

 

 

同じ失敗はしなくてすむのに……

 

 

ぼく…はこの歳になって

自分がやりたかったことが

分かった。

 

 

回り道をしすぎて

まったく違う場所に出ちゃった。

 

 

もう手遅れ……

 

 

だから

次生まれてきた時

夢を現実にするため

記憶を残したい。

 

 

今から次の人生のスケジュールを立てて

短い人生を効率よく生きたい。

 

 

スケジュール帳持参で

生まれてこれないかなぁ…

 

 



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