閉じる


<<最初から読む

11 / 43ページ

~操り人形~

操り人形……

 

 

 

ぼく…の頭に

突然現れた。

 

 

操り人形は

痛みを感じない…

 

 

操り人形は

感情を持たない…

 

 

操り人形は

何も考えず

操られた通りに

動けばいい…

 

 

時に人間は

痛みに悩まされ

感情に振り回され

苦しくて辛くて

どうしようも

なくなる時がある。

 

 

そんな時

操り人形でもいいから

無の状態になりたいと

ぼく…は思ってしまった…

 

 


~暗闇~

暗闇…

 

 

暗闇は好きですか?

 

 

ぼく…結構好きです。

 

 

真っ暗な中にいると

目を開けているのか

閉じているのか

分からなくなる。

 

 

その感じが凄く好き。

とっても楽な気分になる。

 

でもなかなか

真の暗闇にはならない…

 

 

だんだん目が慣れてきて

回りが見えてきてしまう…

 

本当の暗闇…

本当の本当の真っ暗闇に

自分を置いて

休みたい………

 


~食すること~

食べること………

 

 

それは生き物全てにおいて

必要な欲求…

 

 

生きていくためには

食べないわけにいかない。

 

美味しそうな料理を

美味しく食べる。

 

 

とても当たり前なこと。

とても普通なこと。

 

 

でも

ぼく…は

変な感情に

心がかき回されたことがある…

 

 

それも

異常なほど……

 

 

小学生の頃

とても厳しかった先生が

普通に食事をしていた。

 

 

その時ぼく…は

悲しくて

悲しくて

涙が溢れたのである。

 

 

別に特別

何かが

あったわけではない。

 

 

でも何故か

見たくないとまで

思った……

 

 

はかなくて…

切なくて…

 

 

ぼく…は混乱した。

 

 

何故そんな

感情がわいたのか……

 

 

今でもその光景を

思い出すと

悲しくなる…

 

 

きっと誰に聞いても

答えは出ないだろう。

 

 

 

あれはいったい 

何だったんだろう………

 


~瞬間移動~

ぼく…はたまに

瞬間移動する…

 

 

たまたま見かけた

ビルのオフィス……

 

 

一生懸命

仕事をしている人…

 

 

いつの間にか

ぼく…は

隣のデスクにいて

社内を見渡している……

 

 

たまたま見かけた

マンションの

エントランス…

 

 

外に向かって置いてある

赤いソファー……

 

 

ぼく…はいつの間にか

そのソファーに腰掛け

外を見ている………

 

 

今日もそう…………

 

 

バスから見えた

マンションに

瞬間移動していた。

 

 

いつもそう……

 

 

街中で

透明なガラス窓から見える

中の光景を想像し

ぼく…の意識は

飛んでいく………

 

 

ぼく…は瞬間移動で

色々な体験をする…

 

 


~言霊~

言霊……

 

 

昔からある言葉……

 

 

よく言われることだが

言葉は難しい…

一言で相手を地獄に突き落とし

また一言で天国に誘う……

 

人間はなんで

言葉を話せるように

なってしまったんだろう。

 

確かに

言葉がないと

不便だ。

 

 

言葉があるからこそ

自分の気持ちも伝わる。

 

 

言葉は

とても重く

強く

激しく

そして時に

優しい………

 

 

どんな言葉にも

魂が隠っていると

ぼく…は思う。

 

 

だからこそ

使い方を間違えると

大変だ。

 

 

飼い猫を抱いていて

ぼく…は

猫になりたいと思った。

 

 

話せない分

目で訴えて

思いっきり可愛がられ

甘えられる。

 

 

目だけでも

十分に気持ちが伝わる。

 

 

傷つく言葉は要らない。

傷つける言葉も要らない。

 

ただ大切な人な膝の上で

いっぱい甘えたい……

 



読者登録

ぼく…さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について