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もくじ

なぜ正座とウンチ座りは超健康法なのか?

 

【もくじ】

 

●のうがき①

 

 

●のうがき②

 

 


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のうがき①

なぜ正座とウンチ座りは超健康法なのか?

 

【のうがき①】

 

●昔の生活を振り返って見えてくること 

現在66歳の私が子供の頃(大阪市長居町在住時)の食卓は、ご飯とみそ汁と漬物、それに魚の焼いたのがありば御馳走だった。

大根やワカメとタケノコの炊いたおかずなんてのは、何日も続く日も珍しくなかった。

カレーライス! それだけで喜んで何杯も食べていたものである。

そんな質素な食事でも元気で過ごしていた。

 

休みは週に一度の日曜日だけ。

「遊びに行く」なんてことも殆どない。

遊びは罰当たりな行為だとも言われていた。

今から考えれば随分窮屈な時代だったのである。

 

中学一年の時に、両親は初めて榊原温泉へ一泊泊まりで連れて行ってくれた。

温泉旅館の品数の多い夕食にとても感激したのを覚えている。

それからだ、私はホテル&旅館に泊まるのが好きになってしまった。

 

 

クーラーも無いし暖房は火鉢だけという暮らしぶり。

冬の朝、起きた時の股火鉢、お尻や太ももがとても熱くなり、とても快適だったんだが、怒られた。

身体にはとても良い健康法だと、今は強く思う。

畳敷きの部屋ばかりの家にはソファーなんてものも無かった。

小学5年生の頃(1961年)に初めてテレビが我が家にお目見えした。

畳が敷かれた6畳の部屋の角隅に据えられた白黒テレビ、家族の誰もが正座などして観ていたものである。

 

食事をする時も正座である。(食事時の正座は腸に良い、腸の血流が良くなる)

父親は胡坐座りで、ビール一本とお刺身があれば御馳走でり喜んで食べていた。

畳や座布団にじかに座ることが当たり前の時代であった。

 

子供時代は近所の友達と外で暗くなるまで遊んでいた。

家の近辺では、走り回ってチャンバラ、ビー玉、べったん、コマ回し、鬼ごっこ、缶蹴り…。

ちょっと足を伸ばして長居競馬場跡(現在は長居公園)へ行けば砂地の馬場を一周走ったり、馬場柵内にある池でザリガニ取り、陣地を作って土の塊を投げあい、相手が潜んでいる陣地を破壊する、戦争ごっこ(私は戦争ごっこが大好きだった)。

家の中ではプロレスごっこ、床が抜けんばかりの遊びをしていた。

 

この頃、腰が痛いとか、膝が痛い、股関節がどうのこうの、…、なんて子供はいなかった。

骨折した場合は接骨院に行っていたが、腰などが痛いからと言って整骨院へ行く子はいなかったはず。

(今では、整骨院や病院へ行く子が、どれだけ多いことか)

どこの家でも、同じような和式生活スタイルであった。

 

大学入学(1968年)と同時に堺市に転居した。

小さいながらも一戸建てである。とても嬉しかったものである。

6畳の洋間(初めての洋間)にテレビ、ソファー、テーブル(応接セットと呼ばれた)が置かれた。

多くの家でこのような生活様式を取り入れるのが流行りだった。

トイレはまだ和式の水洗トイレ。

 

食事は狭いキッチン(ビニールタイル床)にテーブルと椅子を置き、椅子に座って食べることに変化した。

テレビを観ながら食べたいとの事で、洋間で軟らかなソファーに座りながら食べることも多くなっていた。

食事内容も随分多種のおかずが並ぶようになった。

いろんな品物を沢山食べることが健康には大切だとの考えがあったようだ。 

だが、腸が弱い、喘息持ちの父には良くなかったと、今になって私の考えは明確になっている。

 

やがて私に子供が生まれ、その子を父はいつもソファーに座り抱っこしていた。

ソファーに座っているとラクな姿勢なので長時間座っていられる。

身体を動かさないのも良くない、膝の曲げ伸ばしもしない、股関節も固まったまま。

お尻への刺激も単調なままである。

 

脚が浮腫んで全身の血流が悪くなってしまっている。

腸の調子を始め喘息や脳にも良くない状態だったのである。

椅子やソファーに座ることで脚の負担が減り?脚が長くなる?なんて言われた事も。

だから、当時はソファーが身体に良くないなんて考えもしなかった。

 

父は、まずは腸を整えなければ、なんて考えたのだろう。

女性が訪問販売に来てくれる乳酸飲料を毎日欠かさなかった。

新製品が出ると、それに変えたりして、なんてとか腸を整えようとしていたようだ。

だが、そんなのでは効果が無いし、医師のくれる腸の薬などでも効果が鈍いようであった。

 

ある日、喘息が出て2~3週間入院し、退院してきたときには認知症が出ていた。

入院は寝た状態で白い天井を観ているだけだものね。

家に帰ってきて、数年そのような状態で暮らした。

薬の副作用で全身に皮膚炎が出たり、認知症で我々を悩ましてくれることも度々あった。

結局、ある早朝、心不全で亡くなった。

生活状況を変えてあげていれば、もっと人生を謳歌できただろうにと、今振り返って考えれば悔やんでしまう。

 

間違った健康法を取り入れて、それが正しいと思って継続してしまうのは実に怖い。

テレビのコマーシャルがジャンジャン流され、それが正しい方法なんだ!と脳裏にインプットされてしまえば、人はそのようにしてしまう。

欧米人の脚の長い、頑強で立派な身体を観て、椅子やソファーのある快適でラグジュアリーな生活が、そのような身体を生んでくれるのでは?と憧れてしまうが、日本人のルーツを考えて生活を見直さないと、とんでもないしっぺ返しを食らうことになる

 

 

 ●弱くなっている子供達

私が拳法道場をやりだしたのが26歳の時。

大学の拳法部上がりの指導は厳しいようであった。

でも、道場の子供達の身体もまだ強かった。

腰痛や膝痛、股関節痛なんてのを訴える子供達はいなかった。

運動神経も良く、地上回転などのアクロバティックな技をこなす子も多く居た。

 

何年か後になると、オズクットなる膝痛を訴える子が我が道場生にも出てくるようになった。

子供達の間で流行し成長痛だとか、なんとか言われていた。(これも原因は血流悪化)

でも、不思議なことに最近はそんな兆候は見られなくなった。

 

だが、現在では股関節の不具合、腰の不具合を訴える子が多くなっている。

激しい稽古をすると直ぐに、どこそこが痛いと言ってくる。

それに集中力に欠ける。

集中力が欠けるのは、体力が劣るのでは?なんて思ってしまう。

故障が起こりやすいのは血流が悪いからであり、体力も血流の良し悪しで左右される。

 

今の子供達は家ではソファーの生活が当たり前になっている。

正座なんてすることも希少である。

畳の間が無いなんてのも驚かない。

トイレは洋式トイレが普及し、和式トイレでウンチ座りなんてすることはない。

ウンチ座りが出来ない子供や大人も珍しくない時代である。

そのような座り方が生活でやらなくなれば、出来なくなっても仕方がない。

 

欧米人は、そのような座り方は昔からやっていないので、大きな身体弱体変化は無いはず。

だが、日本人はここ数十年で急激に生活習慣が変化し、脚やお尻の血流が悪くなってしまっている。

ストレッチや柔軟は健康に、血流改善に大切だと一生懸命にやる人は多いが、一日に一回か二回である。

それも大事だが、生活習慣の中で正座、ウンチ座りなどを取り入れることで、何度もそれらで体を刺激し、血流改善することが出来る。

 

脚やお尻の血流悪化は膝、腰、股関節などにも悪影響を与えてしまうのは勿論のことだが、全身の血流悪化を招いている。

弱体化は当然であり、疲れやすい、眠れない、持病が出る、痛む個所が多い、アレルギー体質、切れやすい、集中力が無い、鬱、…、など多くの症状が現れやすいのである。

 

●お尻や太ももの筋肉は最大の筋肉

お尻や太ももは人体で1~2位の筋肉の大きさである。

そんな大きな筋肉の血流が悪くなっている。

その部位で血流が滞っているのである。

知らない人が殆どだ。

 

それらの部位の血流を良くしてあげることで、多くの症状が改善していく様を見てきた。

腸が活発に動き、腰痛が改善し、膝痛が激減するなど。

例えば、太ももを使い捨てカイロで暖める電子書籍「太ももを暖めれば腸は強くなるを実践するだけでも大きな変化を実感できる。

日本人が生活の中で使ってきたウンチ座りや正座は、それら最大の筋肉を最大限に伸縮させてくれるストレッチでなのである。

 

 180度開脚が流行っている。

それも大事だが、出来たからと言って膝の痛みが消えるわけではない、少しばかりは楽になるかもしれないが。

膝の痛みを取り去るには、やはりこの方法が優れている。階段の二段下りも出来るようになる。

 

 


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