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「 えーっ!男の子の顔が まくらになちゃったの? どうして? 」と はなちゃん

「 やっとみつけたのに かわいそう・・ 」と ゆめちゃん

ゆめちゃんも はなちゃんも びっくりしてしまいました

「 その男の子はね まくらがあんまり きもちがいいものだから ひとりじめにして 
ずっとひとりでねてたんだよ そうしたら まくらが顔にくっついてね
『 ねこども 』という おばけ人間になったんだってさ 」

「ゆめちゃんも はなちゃんも なかよくしていないと
『 ねこども 』になってしまうよ 」

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「 『 ねこども 』はね いじめられないために 人のいないところで あそぶんだよ
でも さみしいから ときどき人里にでてきては またかくれてしまう 」

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「 おばけでも人間でもないから いつもひとりぼっちで なくんだよ
いつかおなじ『 ねこども 』にであうまでね 」


はなちゃんは ゆめちゃんの たいせつな おともだち
ゆめちゃんは はなちゃんの たいせつな おともだち

『 ねこども 』になって ひとりぼっちになるのは とてもこわいと おもいました


「 ちょうだいっていって ごめんね ゆめちゃん・・ 」と はなちゃん
「 ううん わたしも ひとりじめして ごめんね・・ 」と ゆめちゃん

ふたりで ごめんなさいを いいあって
なかなおりをしました 


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「 はなちゃん いっしょに おひるねしよう 」

そういって ゆめちゃんは おしいれの中から まくらを二つもってきて
「 はい 」と 一つ はなちゃんに かしてあげました

「 ゆめちゃん これ はなちゃんが つかってもいいの? 」
はなちゃんは ゆめちゃんが やさしいので とても うれしくなりました

ゆめちゃんも はなちゃんも 
なきまくらの おなかに かおをうずめて おひるねします

それをみていた おばあさんも ねむくなってしまって
なきまくらの おなかに かおをうずめて おひるねします


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みんなで なかよく おひるねをしていると
お父さんと お母さんが 帰ってきました


ゆめちゃんも はなちゃんも おばあさんも 
とても きもちよさそうに おひるねしているので

お父さんも お母さんも とても うれしくなって
にこにこ にこにこ わらいます


まくらたちも なんだか うれしそう
しあわせそうな ねいきは まくらたちの ごちそうです


この本の内容は以上です。

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