目次
はじまるまえのものがたり
Kenji Goto: Told the stories of ordinary people (2015年2月3日)
「 水 恋 」 (草稿)
『 (無題/下書き) 1 』 (@中学?の夢ノート)
『 (無題/下書き) 2 』 (@中学?の夢ノート)
『 (無題/草稿) 1 』 (@専校or社会人1〜2年?)
『 (無題/草稿) 2 』 (@専校or社会人1〜2年? : 創作同人誌『粗菜獲茶(ソサイエティ)』編集中☆)
「 水 恋 」 (1990年)
『 水恋 -SUI・REN- (1) 』 (1990.03.05.)
『 水恋 -SUI・REN- (2) 』 (1990.03.05.〜)
「 水 恋 」 (2009年)
 「水恋」 1 (2009年10月31日)
 「水恋」 2 (2009年11月2日)
「 水 恋 」 3 (2009年11月4日)
(後日譚)
『 (無題/草稿) 』 (@高校3年、もしくは素浪人?中☆)
人物小史/磯原 岳人 (2009年10月31日)
磯原岳人の物語。 (2014年9月30日)
ミーニエ・マリセの物語。 (2014年10月1日)
(借景資料集)
荘厳なる夜の庭 1 (2012年2月14日)
「私が夢で視た、イラクのあの仲間たち」…彼らが、つまり、「イスラム国」の、中核なのか… (2015年2月2日)
ほら、まさに、「ダウラ」。…夢で、聴いてた合言葉…。 (2015年2月2日)
「未来史学」資料…。 (2015年2月2日)
こういう残虐性はイスラムとは関係なし。イラクの軍人やいわゆる秘密警察の特徴。 (2015年2月2日)
本を隠す行為に対して、死罪という罰則を設けた。 (2015年2月3日)
Your Way is My Way. (2015年2月3日)
「まさか(笑)日本で、そんなこたーないだろ」とか言ってる場合じゃないよね。 (2015年2月5日 )
Let me GO TO KENJI’ s way ! (2015年2月6日)
【拡散希望】 GO TO KENJI songs. (2015年2月6日)
【補完】 GO TO KENJI ’s way songs. ~「東ティモール」独立の歌~ (2015年2月6日)
みんな、思い出すべきだ。【第一次世界大戦が、テロとの戦い、として始まった、ということを。】 (2015年2月6日)
(2015年2月9日)
(2015年2月9日)
震源地を拡大したら、長野原の白砂川だった…( ̄○ ̄;)  (2015年2月15日)
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はじまるまえのものがたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は じ ま る ま え の

も の が た り

 

 

 


Kenji Goto: Told the stories of ordinary people (2015年2月3日)

https://www.youtube.com/watch?v=gxEPV4kolz0
Billy Joel - Piano Man

bandeapart72 @bandeapart72
· 1月31日
Kenji Goto: Told the stories of ordinary people - via @Telegraph http://fw.to/WTiRCTU

bandeapart72さんがリツイート
後藤健二 @kenjigotoip
· 2010年12月1日
そう、取材現場に涙はいらない。ただ、ありのままを克明に記録し、人の愚かさや醜さ、理不尽さ、悲哀、命の危機を伝えることが使命だ。でも、つらいものはつらい。胸が締め付けられる。声に出して、自分に言い聞かせないとやってられない。

bandeapart72 @bandeapart72
· 1月31日
" でも、交通手段も乏しい危険地帯にどうやって入るのか――そう聞かれると、どこに行っても普通の人たちが毎日の暮らしで使っている道があると、彼は答えていた。人々が道を示してくれるのだ、と "/英誌論客が語る後藤健二さんの"記者魂"
http://bit.ly/1z2iORW



https://www.youtube.com/watch?v=hSq4B_zHqPM&index=5&list=RDgxEPV4kolz0
Billy Joel - The River of Dreams


『 (無題/下書き) 1 』 (@中学?の夢ノート)

『 (無題/下書き) 1 』 (@中学?の夢ノート) 

2006年11月5日 連載(2周目・最終戦争伝説) コメント (1)

 

 彼は写真屋だった。火事場や被災地、戦場かせぎをよくやった。
それは金をもうける為で、もうけた金で彼は秘境や奥地の少数民族を追い、時折故郷に戻ると思い出したように個展を開いた。
その日、彼は砂漠地帯の国境  交戦中の2国間の  をただ1人歩いていた。
 
 「わたしを呼びましたか  ヒトの子よ!!」
 顔を上げると 青く白くぼわっとして透き通ったものが目の前にあった。その色が何に似ているかと云えば すりガラス越しに見た誘蛾灯の光  が最も近いセンだろう。だがもちろん……
 彼にはそれが何だかわからなかった。
 
 
 「  興味深いことですね! おまえはわたしの姿を見、わたしの声を心で受けとめているというのに、普通のヒト族のように息を詰まらせたり、必要以上に瞳孔をを開いたり、口をあけ放しにしたり、しないのですね」
 
 「ヒトは水と火と風と土からできている。今おまえの体からはおまえの中の火のおかげで水がなくなりつつある。  水がなければ火は燃えつづけることができないから、ヒトは風と土とに還る。
おまえが言っているのは今ここで4つのものに還元することが何らかの理由で不都合だということですか。
 
 「  興味深いことですね! 帰ったら、大母様に尋いてみなくては」
 
 「わたしは“みず”ですが おまえのいう水とは異ります。ヒト族のコトバでは水の精霊  というのが最も近いでしょう。ヒト族の言う“水”とは大母様のことで、水と土からできている。わたしたち“みず”は大母様の娘ですが、水と光からできている。」
 
 
 

『 (無題/下書き) 2 』 (@中学?の夢ノート)

『 (無題/下書き) 2 』 (@中学?の夢ノート) 

2006年11月5日 連載(2周目・最終戦争伝説)

 

 彼は黙ったまま見つめていたが、やがて吸い寄せられるように抱きしめると唇を重ねた。水精は抗いはしなかった。ただ その淡い色の瞳の奥に光の渚をゆらめかせていて、彼がそっと離すと、たん、と
後に飛びさがった。周囲で光の輪が めくるめくばかりに きらめいていた。
 「なんですか? 今、わたしには あなたの心 が うまく解析できなかった。ハハがわたしたちに寄せる波に少し似ている気もしますが、もっと異質で、入り組んでいます。  それは何ですか。
 興味深いことですね!
 前にはあなたの心には、そんな熱くて制御のきかない感情は感じられませんでした。人間の感情というものは際限なく ふくらんでゆくものなのですか?
 教えて下さい。あなたがたは それを何と呼んで いるのです?」
 彼に答えられる筈もなかった。どうして口に出して云うことなどできるだろう。だが今は、水精の言葉の調子にもまるきり無邪気とは言い切れないところが あるようだった。
 驚き  それとても感情である。
 もしも彼女の好奇心というものが それほど強くなかったならば、困惑の表情さえ見ることができたのではないか?
 だが全ては彼の勝手な幻想にすぎないのかも知れない。
 成長につれ 精たちは“性格”が はっきりしてくると水精は云った。
荒々しい性格になる者が確かにいるのなら、優しさや弱さといったものを理解するようになることだってありえるかも知れない。
彼は待つことにはなれていた。
 
 
 

『 (無題/草稿) 1 』 (@専校or社会人1〜2年?)

『 (無題/草稿) 1 』 (@専校or社会人1〜2年? : 創作同人誌『粗菜獲茶(ソサイエティ)』編集発行中☆) 

2006年11月5日 連載(2周目・最終戦争伝説)

 
 なにかに魅かれ追われるように国を出た。
 幸い、メシのたねだけは確保してある。
 写真だ。
 戦場を撮り、クーデターを撮り、飢餓を撮り、たましいと獣たちを撮り  
 みずから硬質ガラスの一個の レンズ カメラと化して、彼は、さすらいつづけた。
 
 日本には彼のいるべき場所はなかったようなのだ。なにか  誰かが彼を呼んでいた。生まれたときから。精神(こころ)につけた、糸をひくように。
 
 運命と、ひとはそれを呼んだのかもしれない。彼は、どんなところでも、風と水からことばを得ることができた。
 
 
 
 
 
 ♪ 最期の一滴 あるいて二滴
   飲まずにゆくならみち教よう
   ひとにやるなら  
   たんと飲まそ。      ♪
 
 
 「変わった歌だ」
 カサカサに乾いた男は意識の奥でつぶやいた。
 

 
 
 
 
 


  北へ還る、南へ往く。

    むかしびと。


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