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御岳山 ファミリーハイキング

2015年53日 憲法記念日。
好天に恵まれた下、2家族で東京の御岳山へ。
大混雑を予想していたので、不測の事態を想定してのなるべく行き当たりばったり計画。
案の定、JR御嶽駅を降りてからの山へ向かうバス停は、まだ8時を過ぎたばかりにもかかわらず結構な行列。
一昨年の秋に行った高尾山紅葉狩りの激混みの悪夢も脳裏を過ぎる。
なんとか並びながらもケーブルカーで上がり着き、あっという間に標高800m超え(笑)。
うーん、良い日和だ!
思ったほど混雑もなく、上り坂が苦手な子供達に私のストックを貸し、のんびりゆっくり自然観察。途中愚痴をこぼしながらも頑張って歩く歩く!

ロックガーデンといわれる巨岩のある沢は真夏でも子供達と遊べそう。たくさんの家族で賑わっている。シートを敷いて寝ている御年配方も。

 

 

 



長尾平という展望台まで続く尾根道のところでランチ。痛いくらいの陽射しがあるが、やはり青空の下でのおにぎりが最高!


時間もかなりあまり、ショッピングやらでもまだ時刻は1時半。
帰りの下山はケーブルとバスを一切使わず、舗装された登山道・林道を徒歩でJR御嶽駅まで無事到着。うちの娘のダラダラ加減がハンパなかったなぁ(笑)。
*****
でもこの山、かなり気に入りました。私が区立晴海保育園を卒園したあと、担任だった山好きな保育士の先生が皆を連れて来てくれた以来の登山だったと思います。

今、この記事を書いているのは房総半島までの移動中ですが、駅の階段の昇降をする度に筋肉痛で騒ぐ娘がウザい!


高水三山 「大きな山には登れませんが・・・」

2015年72日 雨時々曇り
自称『平日のマイナー低山マニア』は、メジャーな高水三山に行ってみた。
高水山、岩茸石山、惣岳山の三つの山の総称であり、それらを日帰りハイキングするのがメジャーな工程である)
JR
青梅線 軍畑(いくさばた)駅に着くまでの車中、窓の向こうに見える大きな雨粒。
お天道様と山の神様は私のことが嫌いなようで、今日も期待ハズレ。
今朝の時間帯天気予報は大当たりの中、まずは高水山を目指す。
軍畑駅で下車したのは私だけ。前日は大雨、今日は天候不順では無理もないだろう。まだ登山口までは2~30分歩くはずだがすでに蒸し暑い。ここまで来た交 通費などより、自分の身体のほうが大事。行かれるところまで行って、ピストンで下山するのがベター。頑張ってクリアしても誰も褒めてくれるわけでもない。 自己満足のみ。
そう考えながら何台ものダンプカーが通り抜ける車道の脇道を、すでに汗をかきながら上って行く。

「この山か!」地図とコンパスでこのピークが高水山であることを確認。この辺りでこの山を見ながら昼食して帰りたいなぁ・・・

雨上がりで濡れている葉や草を掻き分け、登山道を進む。メジャーな山だけあって、道標はしっかりあり、トレイルも踏み固められている。大した難所はないも のの、蒸し暑さだけはハンパない。この時点で高水山でピストン下山することを半ば決定。時間通り進めば正午前には登頂するはず。

標高が上がるにつれ、霧も濃くなってきた。もうモチベーションはゼロ。山ガールが「ご同行していただけませんか?」とか話し掛けて来ても、オジサンうちに帰るよ!かも。

約一時間半を経て登頂。
高水山(たかみずさん、759m、霧)。歩きやすい土質のピーク。展望は当然なかったが比較的広い休憩スペースには、小説を読んでいる文学青年が一人いた。
図書館代わりに来たその青年の傍らでランチタイム。

おにぎりと棒ラーメン、トッピングは我が家の冷蔵庫にあった竹輪とチーズ。我ながら最高の味&至福のとき。 
食べながら、ここでピストン下山するのと岩茸石山~惣岳山の尾根歩きを経て下山するのとの時間差を計算していたら、1時間ほどしか違いがない。食事休憩をしっかりしたことで心身ともに向上し、安易な考えではあるが三つの山を越えることに決定。

岩茸石山まで向かう道はなだらかで、霧さえなければもっと楽しいと思えるほど、と、思うのも束の間!
ピークの岩場はどこに足をかけて登れば良いのか判断できない。両手を使って凄い急斜面を三点歩行。ロープやクサリを設置しないのが不思議なほどの悪路であ る。しかも濡れていて滑る。これが逆から来るコースで下りだったら本当に泣いているかもしれない。ピークを越えない巻き道もあるのだが、せっかくここまで 登ったのなら!この先に山ガールがいるかも。やっとの思いで岩場を越えるも、最後の木の根の急斜面、本当に容赦ない!

 


岩茸石山(いわたけいしやま、793.0m、濃霧) 山ガールどころか誰もいない。当然、展望もなく達成感もない。曇り空の景色が水墨画に例えられるなら、ここは今、インク切れのプリンターが出力したA4用紙。

一休みもなく早々に下り出すも、やはり急峻。それは次の一歩を下ろすのに勇気がいるほど。
「山の神様、どうか下山させてください!夕食の支度がありますので」
祈りが通じたのかピークの下は比較的なだらかな尾根道が続く。途中、男女4人のパーティとすれ違う。会話しながら楽しそうだなぁ、オレはひとりで何やってんだか・・・

急登りはきつかったが先ほどの岩場と違い、脚への負担は少ないまま、最終目的地へ到達。

惣岳山(そうがくさん、756m)気が付いたら視界を遮っていた霧は薄くなってきていた。廃小屋と見間違えるほどの社があるだけの平地。展望なし、人影なし、達成感少々。
ここまできたらあとは下山のみ。有名な御岳山のアクセスポイントであるJR御嶽駅へ。

緊張が少し和らいだせいか、苦手な下りの足取りも軽い。歩きやすい土質のトレイルも手伝ってか意気揚々。霧は全く無くなったものの蒸し暑さが戻り始めた。ジメジメ、ムシムシ。これが下界へのアプローチである。

まだまだ、大きな山には登れませんが、小さな山からコツコツと!

*****

この時期に展望の良い山へ登るときっと後悔するのは必至だったので、比較的展望のない山を選び、高温多湿のトレーニングがてらトライしました。
正直、暑さで苦しいだけで楽しくはなかったです。再びこの山々を訪れたいかと訊かれたら「No!」と応えます。(登山道を切り開いた方々、申し訳ありません!)

 


大岳山(奥多摩三山)を行く

2015729

ことし20回目となる登山は、奥多摩三山のひとつ大岳山へ。
JR
御嶽駅を下車すると土砂降りの雨、すでにテンションダウン。
前日に大岳山の天気を確認したが登山適度はAで良好のはずだが。。。
「お天道様、ホントに私のことが嫌いなんですね」
通過点である御岳山周辺を散策してそそくさと帰宅しようと思いながら、バスケーブルカーを乗り継ぐと、なんとか雨は上がってくれた。
盛夏期、平日、天候不順となるとさすがに御岳山も人はまばら。GWに来た時が嘘のように閑散としている。
武蔵御嶽神社までの道のりも人と出会うこともなく、中年オヤジただ一人。まぁ、まだ時刻は830を過ぎたころなので仕方ない。

少しずつ日が出て明るくなり始め、計画通り実行することを決断。時々吹く風が涼しく、心の励みになる。

メジャーな山なので道標もはっきりしており、他の山を経由しない最短のバイパスコースを選択。余力があれば帰り際に鍋割山と奥の院を経由することにした。

御岳山周辺を過ぎると次第に勾配が急になり、たくさんのトノサマガエルが見送りに出てきてくれていた。

雨は降っていないものの、濃霧に囲まれ、50メートル以上先は視界不良。
それでもやる気を失くさなかったのは、トレイルがしっかり踏み固められていて歩きやすいのと、今までの単独行での経験で恐怖感に耐えられるようになったからかも。しかも前日にアルピニストの野口 健さんの勉強会を受講したことによりいただいたパワーもある!

雨上がりの岩場は滑って非常に歩きにくい。『滑落注意』の看板のある岩場ではクサリを片手に握りながら急峻をトラバースする。一歩間違えれば崖の下の腐敗物になる。

それでも、あれ?と思う間に山頂に到達!所要2時間10分(休憩込み)。なぜか今までで一番の達成感があり、思わず「やった~!」と叫んでしまった。

大岳山(おおだけさん、おおたけざん、1266m889hPa、曇り)
1000
メートル超えは丹沢の大山以来3ヶ月ぶり。しかも単独行での最高地点自己記録更新(笑)。
絶景は案の定無かったが、雨が降っていないだけマシと思うことにする。

今日の早めのランチは、
『マグロの血合い肉のガーリックソテー、自家製ピクルス添え』
今回も棒ラーメンは持参したが、2.5リットル用意した水がすでに半分飲んでしまっているので下山時を考えてやめた。代わりにスーパーで買ったおにぎりとアンパンを主食に。
いろんな虫が頭上をブンブン飛び回りながら食べていると、あとから次々に登頂者がやって来る。
学生らしき若者たちが息を切らしながら握手を交わしている。美しい姿だ。

下山の道中であの『滑落注意』の看板地点で思いっきり転倒、自分でも原因がはっきりしない。気が付いたらコケていた感じ。立ち上がろうと地面に手を付き身体を起こすと数十センチ先は断崖絶壁だった。
「山の神様、あなたも私のことが嫌いなんですか?でもいつかきっと解っていただきます」

帰りは鍋割山奥の院を通るコースで下山。いずれの地点も表示があるだけで何もなく、ただ急峻で脚がガクガクになるだけ。

こんど、先月登山デビューした高校時代の友人に「あそこの鍋割山は鍋焼きうどんが有名だよ!今度奥さんと一緒に行ってごらんよ!」とデマってみようかと思う。彼なら丹沢の鍋割山と間違えて山より団子目当てで行くかも。
 ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

*****

P.S.
この記事を書いている今、転倒したときに強打したと思われる尾てい骨の激痛と闘いながらキーボードを打っていますイテテテ
明日出勤できるかなぁ。


雲取山までの道(1)七ツ石小屋まで

ことしの15日、試しに登った陣馬山。

その雄大なパノラマの眺望に魅せられ、山歩きの素晴らしさを実感。

東京に生まれ育った者として東京都の最高峰である山を目指したいと思い、地味なトレーニングを日々重ねてきた。

「これは絶対必要」と、いらなそうな道具と装具を消去法でザックに詰め込んでいく。
これに当日、飲料水となまものを入れると17kgとなった。

偶然にも私が減量した重さと同じ!(笑)

10
18日、娘を実家の母に預け、JR奥多摩駅~鴨沢バス停へ。
今夜の停泊先の七ツ石山の中腹にある七ツ石小屋までの標高差は1,000m超。
重いザックを背負い3時間で上る予定。

地図で予めイメージトレーニングしていたとおり、急坂はないが地味に長~い坂道が続く。道は整備されていて想像以上に歩きやすいのが何よりの救い。日曜日ということもあり多くの下山者とすれ違う。

途中、何度か小休止や食事休憩をし、止まることのない汗と荒い呼吸をしながら、予定通り七ツ石小屋に到着。

笑顔で迎えてくれた小屋番の通称コイさん。帳簿に必須事項と翌日の行動予定を記入。
汗が引いたあと、用意したサブザックに撮影機材を放り入れ、今日の最終目的地である七ツ石山へ向かう。

この小屋から先は結構な勾配で、ようやく本格的な登山となった。
30分ほどで到着した山頂からは明日目指すことになる『東京都の最高峰』雲取山と紅葉の美しい景色があった。

七ツ石山(ななついしやま、1757.3m)。どうでも良いが単独における自己最高地点更新。
しばし、座ってボーっと雲の流れを見ていると、雲取山がいないいないばぁをしているようだった。

小屋に戻り、小屋番のコイさんと談話。生米を持参すれば薪ストーブで炊いてくれるサービスを受け、もう一人テント泊で利用しに来たベテランの単独ハイカー(女性)を交え、暖かいご飯を頂戴しながら山の話で盛り上がった。みんな首にヘッドランプをぶら下げて。

私は初めての1泊登山なのに対し、ベテラン女性は日本百名山制覇、小屋番のコイさんは単独登山時に雪道から滑落、骨折してヘリ救助を受けるなど、じつにたくさんの知識とアドバイスをいただいた。
そのコイさんは先月からこの小屋を受け持ったばかりの人だが、(翌朝聞いた話だが)こんなに盛り上がった夜は初めてだったようで、自らの赤ワインを振舞ってくれた。

消灯時間も近付き、みんなで外に出て星降る夜空を見上げる。

一生忘れられない


雲取山までの道(2)東京都の最高峰へ

20151019日 七ツ石小屋。

夜明け前の5時に雲取山へ出発予定。
小屋番のコイさんは私の朝食のため4時から昨夕炊いたご飯を温め直してくれている。
コイさんが自分のコーヒーをお裾分けしてくれ、天井に吊るされた微かな電球の灯とお互いのヘッドランプで昨夜の談話の余韻に浸った。
コイさん「あんなに楽しかったのは初めてなもんで昨夜は興奮して寝付けなかった」
私「私は熟睡はなかったけど久しぶりに8時間も横になりました(笑)」

ご飯、サバの缶詰、梅干という簡単な朝食を済ませる。
昨日のサブザックに飲料水と防寒着を加え、コイさんに小屋に戻ってくる予定時刻を告げ、4:50 見送られ小屋を出た。

ヘッドランプの照らす視界は想像以上に狭く、足元を気にするのが精一杯。
前方をストックで突いて確認しながら一歩一歩慎重に歩く。山肌の反対側を照らしても何も反射しないので断崖であることは容易に判断できた。
地を踏む足音と緊張のため荒くなっている自らの呼吸音以外は何も聞こえない闇の世界。
岩を乗り越えたり、痛んでいる狭い木橋を渡る時は本当に怖かった。
そんな道中を尊敬する植村直己先生の著書の言葉を何度も思い出しながら自分を勇気付けて歩き続ける。

コイさんの言うとおり、5時半ごろには空が明るくなり始め、今までそっと見つめてくれていた星は次々と消えていった。
緊張感が次第に溶け、進む先方のルートがようやく見えるようになると東の空の下には山々の稜線が映えている。
ペースもようやくいつも通りに。

樹林帯が開けた西側の稜線のやや上に白いものを発見。
「おお~っ!!」

雪の帽子をかぶった富士山である。
慌ててザックを下ろし、三脚を設置。長時間露光撮影で何度かシャッターを切った。

美しい!オレは幸せ者だ!

東側の樹林の隙間から赤い光が差し込むご来光前後、富士は時を刻むごとに色を変えていった。
途中何度もザックを下ろしては三脚撮影を繰り返していたのでなかなか先へ進まない。

目的地に近付くにつれ、勾配はきつくなり、岩のザレ場が多くなる。それでも富士は西側でずっと見守ってくれているので心強い。

空がすっかり明るくなったころ、雲取山山頂で一夜を過ごした登山者たちが次々と下山しすれ違う。気さくな人は私に話してかけてくれたり。

6:55
 登頂に成功。しつこいようだが単独における最高地点自己記録再更新。

雲取山(くもとりやま、2017.1m、快晴、802hPa、8

『やればできる』

私の第二の青春はまだ始まったばかりです。



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