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石老山を行く

2015年49日 くもり 昼ごろには晴れの予定。
きょうは相模湖近くの石老山へ。
娘の登校時間より30分ほど早く出発したのだが、春だというのにまだまだ寒い。
冬用の恰好でJR相模湖駅からバス乗車。以前半ベソで下山してきた嵐山を横目にしながら石老山入口停留所に到着。

桜も散りはじめた町並みにうっすらと雪化粧をした山々。とても4月とは思えない。
道標もしっかりわかりやすいので迷うこともなく入山。
沢から上って行くルートだが、コケむした大小様々な岩がゴロゴロとあり足元が非常に悪い。

顕鏡寺を拝むこともなく通り過ぎ、しばらくすると見通しの良い歩きやすい尾根道へと変わる。
曇天ながら所々で見える景色が美しい。
すぐ近くの山々に咲いている桜が、まるで髪飾りをつけた女性のようだった(欲求不満か?笑)。

かなりの急斜面だが杉や檜にかかる雪化粧が美しいので疲れも感じず、普段のイヤなことも忘れさせてくれる。反面、その溶けた雪が時々降って来るのが冷たく、そして痛い。

どこの山でもお約束といえる急斜面を上りきると石老山(702.2m)に登頂。設置されているベンチテーブルは積雪でそのままでは座れない。その雪質はパフパフ・・・までとはいかないもののフカフカ。たしかに標高が高くなるにつれ、木々から落ちてくる溶けた雪が少なくなっているのを実感していた。

この場所から映える丹沢山稜、きょうは快晴ではないものの風情のある光景を目の当たりにできたことに感謝。自分が健康でいられるうちにあとどれほど美しい写真が撮れるのであろう。

立ったままの昼食休憩を済ませ、早々に先を急ぐ。私には娘の夕食の支度があるのだ(笑)。
しかし、予め用意しておいた等高線の地図の見落としで、予期せぬコブ山(小さなピーク)が数箇所あった。どこに足を着地したら良いのか分からないほどの急斜面の岩が行く手を阻み、思うように進めない。まさにこれが岩山の実体なのであろう。

冷静に息を整え、焦らず自分のペースを乱すことなく、今までの経験や失敗を省みながら前を行く。臆病者の自分を克服するのだ!

第二目標地点の大明神に到着、残念ながら天気予報に反して晴れ間はなかった、ゆえに写真は割愛。

きょうのここまでのルートで岩場や玉砂利、平面や急斜面、尾根や沢など様々な地質・地形の上を踏んだことに気付く。まるでこの山のルートそのものが初心者向けのテキストのようだ。

そんなことを実感しながら最後の難関、沢場。
安定しない、というより荒れて登山道と呼べるのか疑わしいほど足の踏み場の難しいルートに出会う。

何度もバランスを崩して倒れそうになる。きょうほどトレッキングシューズの役割を実感した日はなかった。歩きにくいのでローカットのトレラン用シューズに買い替えようと思ったが、帰宅後、シューズ足首部分にある細かな擦れ跡をみると自分の浅い考えが恥ずかしくなる。

無事、登山道を出て近くのバス停にたどり着くが、次のバス到着までちょうど1時間。待つほどの余裕はない。JR相模湖駅まであの半ベソをかきながら下山した嵐山沿いに徒歩。

今回も反省点はたくさんあります。
前日の降雪を計画に取り入れてなかったので雨同様の対策が足りなかったこと。
帰りの電車内でひとり反省会をやって飲みすぎ、帰宅後に娘の夕食準備に遅延が発生したこと、など。


景信山 ファミリーハイキング

2015年67

午前7時、ゲリラ的に登山することに決定。
晴海登山会(仮称)の本部長親子と8時半の待ち合わせで向かったのが景信山(かげのぶやま)。
乗り気のしない娘を褒美で釣る典型的なやり口、この手口はあと数年ももたないであろうが。

京王線高尾駅下車で小仏バス停へ。想像ほどの混雑でもなく、エサ釣り(詳細は内緒)で一生懸命歩く娘。
娘はこれまで高尾山2回、御岳山1回、今回が4回目の登山となる、しかも今まではリフトやケーブルを使ってある程度のところまで上がっていたが、景信山はもちろんない。
おだてて、またおだてて・・・疲れない足の置き場や呼吸法をアドバイスしながら一歩一歩。

意外とやるじゃん!って感じで遅いながらもすれ違う人たちと挨拶を交わしながら前を行く。もっと文句を言いながら登ると想定していたが(笑)。

ドリンク休憩数回、あれよあれよの1時間余りの所要で正午過ぎに見事に登頂。
「え!?もう頂上?」とか余裕のある娘の一言にプチ笑い。やはりエサが良かったようで(笑)

景信山(かげのぶやま、727.1m
ゲリラ的な登山の甲斐があった。湿度も低く、遠くの山々まで展望できた。



娘待望のアウトドアカップ麺、山頂は風が吹き肌寒いのでピッタリな昼食。時間もたっぷりあるので茶屋で買い足ししたり、子供はアイス、大人はコーヒータイムも。
facebookつながりの知人に声をかけられ、あまりの偶然にビックリな初対面シーンも。というより、よく私の顔がわかったもんだ)

当初はピストンで下山するつもりが、娘たちも元気なので小仏峠経由で帰ることに変更。上りの時が嘘のように下りは速い娘たち。(転んで膝こぞう擦りむいたのだ~れ?)

こんな感じで、記事にするにはもの足りないほどのあっという間のハイキングでした。

帰宅後も元気で、我が家で相方とゲームやらテレビやら遊んでいるほどでした。
頼むから明日元気に学校行ってくれよ~

明日から一週間のNGワード『筋肉痛』


高尾山で同窓会

2015年626日 曇りのち雨
本来、高校時代の友人K子とどこかの山でランデブーするつもりだったが、共通の友人が登山デブーするということで、集まった平日。
同行するのはそのトレランの女王K子、同じくトレラン&山岳の先輩にあたるジュリー・サタケ、初登山のデイヴィッド・オオイシの計4人。

待ち合わせ時間前にやる気満々でみんなを出迎えていたデイヴィッド。
一応、高尾山では先輩になるのでデイヴとコースを選定。

上り:岩ガレ場の2号路なだらがな3号路
下り:尾根伝いの稲荷山コース

兎に角しゃべりっぱなしの道中。もっと早々にバテるかと思いきや、なかなかのデーヴ。一年前の自分が恥ずかしい(苦笑)。

記事にするほどのことがないくらい上りは順調で、終始笑い声が山中に響いた。

2時間余りで山頂に到達。きょうは富士山の眺望ご機嫌ななめ・・・
みんな「腹減ったぁ~!」
登頂記念写真は後回し。昼食準備開始。

(撮影:K子)

私はソーセージとマルタイ棒ラーメンを、ジュリーはコーヒーとハーブティを振舞う。それ以外は各自持参のおにぎりなど。(写真なし)
久しぶりの再会ではないので募るほどの話はないものの、登山の話はてんこ盛り。本当に勉強になります!

下山開始前に四人で記念撮影。こんな日が来るとは30年前、だれも想像しなかったはず。

(撮影:どこかの学校の教諭?)

ちょっとその前に、リニューアルオープンしたばかりの高尾山ビジターセンターでちょっと・・・

ふざけてみた!

受付のお姉さんが「今でもそういう付き合いがあるのって良いですね」と。
もしかしたらそのお姉さんが生まれる前からの付き合いだろうが(笑)。

ちょうど雨も本降りになり、私にとってはようやく陽の目を見ることになったレインウェアとハット。
ゴアテックス素材といえども、この高温多湿では脱いだほうがマシということがよくわかりました!

下りは私が一番遅い!デヴの健脚には脱帽でした。



高尾駅近くの温浴施設で一風呂浴びて反省会。

左隣でバシバシ私を叩きながらしゃべりまくるK子。
うるせぇったらありゃしねぇ!


倉岳山 秋のはじまり

2015930日 晴れ。

次の日から天気は下り坂という。

良いタイミングで山梨県大月市の倉岳山へ向かう。
JR
中央本線梁川駅で下車し、徒歩で登山口へ。
これまで雨男、霧男など悪天を呼び込む私だが、今日に限って良い天気。
もしやお天道様が『今日が君の命日』とでも語っているかのように雲ひとつない青空の下、登山口から入り沢沿いの道を緩やかに登る。

無数の小滝のせせらぎだけが心地良く響き渡る木漏れ日の空間、倒木が放置されたままコケ蒸していて行く手を阻む登山道。岩に赤くマーキングされた進路を頼りに清流を十数回も渡渉しながら進んでいく。
用意した地図のとおり沢沿いから尾根伝いにコースが展開すると地質は変わり、急峻のキツイ坂道へと変貌した。
下車したJR梁川駅は標高290m、目的地の倉岳山は990.1m。計画では2時間ちょっとの工程だが標高差が700mもあるので一歩を踏むごとに高くなるのが身に染みてわかるほど。
比較的メジャーな山だというが所々斜面をトラバース気味に歩く細道もあるので小学生向きではないだろう。今回は山頂からピストン下山なので『帰りもここ通るのか!?いやだなぁ』、とそればかり考えていた。

その後も勾配は容赦なくキツくなる。ところで沢の近くで見つけた山栗はイガだけですでに中身はなかった。この辺りになるとさすがに登山者は栗拾いの余裕はないのか、小さな実を潜めた蒼いイガがたくさん落ちていた。残念ながら多くはすでに虫たちの食料となっているが。
その栗拾いにかなり夢中になり道中の疲れを癒してくれる遊びとなった。

そんな道草を食いながらでも定刻どおりに山頂へ到達。
息を切らしながら景色を見回すと、素晴らしい富士山の眺望。

倉岳山(くらたけやま、990.1m
日本に生まれて良かった~


九鬼山 鬼はいねぇか!?

2015108日 快晴。

山梨県にある禾生(かせい)駅から九鬼山を目指す。
この九鬼山は日本全国にある桃太郎伝説のなかで大月周辺の桃太郎話として語り継がれ、桃太郎が鬼退治にやって来た山という。

早速、中年桃太郎が鬼退治へ!

登山口から早々に無数の栗が落ちていて、これが先週登った倉岳山より大粒のものでウハウハ気分で集中力を欠く。大丈夫か?オレ・・・

薄暗く気味悪い樹林帯の急峻がなかなか一歩を踏み出させてくれない。登りにくいというより怖い。勾配がきつ過ぎて爪先だけで登っている感覚。

ガイドブックにはなぜか登山者の少ない山と書かれているが、急峻で見晴らしのないコースだからであろう。たしかに道中は本当につまらない。
それの証拠か「直登り」「新道」と分岐する指標があっても「直登り」のほうにはトレイルがなく、おそらく風化して消えてしまったのだろう。

途中休憩したいのだが適切な場所もなく、斜面の途中でビスケットやドライフルーツを頬張る。上って来た急勾配の道を振り返ると「オレ何のためにこんなことやってるんだか・・・」といつもながら考えてしまう。(苦笑)

傾斜が緩んだところに地図にはない分岐があり、天狗岩とよばれる展望の良いところへ少し下る。
そこから見た富士山の絶景!思わず「ウォーッ」と叫んでしまった。残念ながら11時を過ぎてしまっていて太陽の角度がちょっと高過ぎ。

元のコースへ戻り、さらに急斜面になる。すでに太ももがヤバい。
山頂直下の展望台の眺望。

素晴らし過ぎ!生きてて良かった。

九鬼山(くきやま、970.0m)鬼退治どころか誰もいない。
これではまるで私自身が鬼である。^^;

本日の昼食は親子とじ。持って来たご飯が冷たいので写真のあとコッヘルの中にボトン。
台風の影響か風がやや強く寒かったが、すっかり身体も暖まる。

下山は田野倉駅方面へ。急な岩ガレ場はかなり恐怖だったが、それ以降は歩きやすい土質で、疲れることはなかった。
結局、すれ違ったのは下山時に2名だけ。そのうちの一人は岩場を息を切らしながらよじ登り、首からぶら下げた一眼レフカメラをユラユラと左右に揺らしていた。

危険ですので登山時はカメラを首にかけるのはやめましょう!



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