目次
まえがき
プロローグ
1 どっち付かずな平均値
2 「不良」ではなく、「やんちゃ」
3 雑貨屋
4 意外な業務
5 お金をもらいながら勉強する、幸せ者
6 星砂の招待状
7 天使って、ナンだ?
8 一般常識
9 ヘンな差し入れ
10 セックスの真実
11 幅広い視野
12 天使の夢
13 空の星砂
14 「おいで♪」
15 「昔の私」 VS 「今の私」
16 天使からのナゾナゾ
17 お金
18 空港初体験
19 空港初体験・その2
20 空港初体験・その3
21 空港初体験・その4
22 魔法のコトバ
23 聞かぬは一生の恥
24 聞かぬは一生の恥・その2
25 束の間の休息
26 神隠し
27 無知の極み
28 ピンコーン!
29 勝手にドキドキ!
30 時間切れ間近…
31 星砂って知ってますか!?
32 「冒険」ってのはさぁ
33 シンクロ
34 ヴァーチャル・デート
35 ヴァーチャル・デート・その2
36 巨大な秘密基地
37 優しく厳しい
38 五感を超越した魅力
39 切なさ
40 お金じゃ買えない幸せ
41 ランナーズ・ハイ
42 マツタケ
43 闇の中の闇
44 真の、満天の星空
45 プロセス
46 正真正銘の、プライベート・ビーチ♪
47 「Welcome♪」
48 器の大きい人たち
49 名前に「ユキ」が付くヒトたち
50 ブロロロロン…
51 ヒロさんとの知恵比べ
52 無数の枝分かれ
53 天使の夢 Ver.2
54 慎さん
55 ヒッチハイク講座
56 「ヒロさんの意識」
奥付
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まえがき

この作品は、長編サイズの恋愛小説です。

星砂の神秘にいざなわれた高校1年生の女の子は、

何もわからずに訪れた沖縄の地で、「真実の愛」を経験し…

 

対象読者は、高校生かそれ以上の女性です。

 


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最終更新日 : 2016-04-22 11:55:10

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プロローグ

当時、私は、

高校1年生になったばかりだった。

 

 

…こんな、

何の面白味も無いフレーズで物語を始めるのは、

とっても心苦しいことだったり、する。

それに、こんな出だしの小説じゃ、

文芸賞に100本応募したって、

最後まで読んでくれる審査員すら、一人もいないだろうと思う。

 

でも、

私がこの物語を綴るにおいて、

こういう、「何の変哲も無いフレーズ」から始めることには、

ものすごく、ものすごく、イミがあるんだ!!

 

私は、

「文芸賞の審査員」のために文章を綴るんじゃなくて、

私と同じような「何の変哲も無いコたち」のために、書きたいのだから…!

 

 


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最終更新日 : 2016-04-22 11:55:10

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1 どっち付かずな平均値

プロローグの冒頭文の、繰り返しになっちゃうけれど…



当時、私は、

高校1年生になったばかりだった。



私の高校は、

千葉県の市川市の、田舎のほうにある公立校だった。

…市川市自体は、

駅の付近ならけっこう栄えているのだけれど、

バスや自転車で20分も走れば、

かなりのんびりした、緑の多い住宅地。



大自然ってほどでもなく、大都会ってほどでもナイ土地の、学校。

秀才ばっかりなわけでもなく、不良ばっかりなわけでもナイ、学校。

どっち付かずな街。

どっち付かずな学校。



中でも、

私が編入された1年1組は、かなり、おとなしいクラスだった。

ガラの悪い男の子はゼンゼンいなくて、

ギャルっぽいケバい女の子も、ゼンゼンいなかった。



クラス会長を決める時も、誰も立候補者がいなくて、

「会長が決まるまで、オマエら帰れないぞ?」

って担任に言われて…

それでようやく、

背の高い男の子が、「じゃぁ、やります」って言ってくれた。





そんなクラスの中でも、

可愛くて華々しいコたち同士は、

シンパシーを感じあって、グループを作る。

また、

スカートの丈を短くするのをイヤがるコたち同士も、

シンパシーを感じあって、グループを作る。



私は、「その、どちらでも無いグループ」に、属していた。

…つまり、

ココでもまた、「どっち付かずな平均値」だった。





中学の頃までは、

そんな「どっち付かずなグループ」って、

クラスに3人くらいしか、居なかった。つまり、少数派…。

なのに、

この学校のこのクラスでは、

「どっち付かずなグループ」に共鳴しちゃうコが、8人も居た!

これは、

クラスの女子の半数に達し、最も大きなグループだった。

…逆に言えば、私は、

更に目立たないポジションに、収まってしまった(笑)





なにしろ、

私自身が、「どっち付かずな平均値」だった。

ブスでは無いと思うけれど、可愛くも、ない。

当然、

男の子と付き合ったことは、それまでには、なかった。

特に目立つパーツもなく、

声がカワイイとかそういう救済策も、なかった。

…ただ、

地毛がやや茶色かったから、

脱色したりしなくても、

「髪色ステキだね♪」って言ってもらえることくらいは、あった。



勉強も、「どっち付かずな平均値」だった。

文系でもなく、理系でもなかった。

小学校の頃に一度、「オール3」を取ったことすら、あった(笑)

担任の先生は、多分、

目立たない私に個性を見出すことが、難しかったと思う。





…というか多分、勉強は、

数字以上に、ニガテだったと思う。

わたし、

「考える」っていう能力が、かなり弱いコだった。

だから、

国語や算数の文章問題が、かなりニガテだった。

暗記も、得意なワケではなかったけど。



ただ、

それなりに、「真面目に勉強」は、していた。普段も、テスト前も。

…すると、

テストで出そうな範囲が、なんとなーく、解ったりした。

テスト中も、

ふと目を閉じると、答えがまぶたの裏に浮かんだり、した(笑)

…コレって、カンニングだよねぇ…?





私は、

この回答方法を、「天使カンニング」って呼んでた。

「天使カンニング」は、

私が赤点を取らない範囲でサポートするくらいなものだった。

あとは、

クラス替えとかが上手く操作されているような感じが、

なんとなーく、してた。



「天使カンニング」は、

中学校の頃までは、誰も理解してくれなかった。

…せっかく勇気を出して、

自分のカンニング癖(?)を打ち明けたというのに…(笑)

それなのに、

高校に入って、「どっち付かずなグループ」に話してみると、

なんと、

8人中6人が、「あ、それ、わかるー♪」と、共鳴してくれた(笑)

私たちは自然と、深い絆を抱くようになった。





 




3
最終更新日 : 2016-04-22 11:55:10

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