閉じる


書評3回目

私は経済学の基礎を学びたい。しかし「経済学」は、堅くて難しい学問のイメージがある。アダム・スミスの『国富論』から始まり、カール・マルクスの『資本論』等と高校の教科書でもなじみがあるが、実際に読み解いて理解するには、(あくまでもイメージの問題であるが)難しい。「経済学」というものが実社会にどのように役立っているかを知るための本を選んだ。身近な生活に落とし込んで理解したいのだ。でなければ経済学を慶応で学び、問題可決能力を養う事は真の意味で出来ないと考える。今回の課題に選んだのが、『サザエさんと株価の関係 行動ファイナンス入門』(新潮新書・吉野貴晶著)である。『○○経済学』等のタイトルよりも、『サザエさん』がつくとピンとくる。

第1話『「サザエさん」の視聴率で景気がわかる』から、第13話まであるが、どれも身近なことを経済に結びつけている。株式市場という、一見複雑で、なじみの薄い世界が、どのくらい人間の気持ちや季節といった情緒あふれる世界と関連しているのかをまとめている。

私がひかれたタイトルの『サザエさんと株価の関係』が書かれた第一話の要点は「サザエさん」の視聴率が高いときは株価が下落し、逆に視聴率が低いときは株価が上昇する傾向がある、ということだ。視聴率が高い=在宅している=外食などで積極的に消費していない構図を筆者は想像する。このような面白い実例が、13も続けられている。

 

なじみの薄い経済学も、このように身の回りのことに置き換えると興味深く学習できる。そうする事で、より実践的な学習が出来、世界で起こる経済の問題についてより身近に感じる事が出来、それに対し解決策を掲示出来ると考える。


なぜ慶応か?

私が今後会社を経営する事で必要な経済学やマーケティングの基礎を日本最古の伝統ある大学で学べるからである。今の仕事をしながら貴学で学んだ格式ある経済学に関する問題解決能力を身に着け、かつそれをどのように社会に役立てるかということまで学びたい。


この本の内容は以上です。


読者登録

xqzer1さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について